1月11日  火曜

 マキタスポーツと共に二日酔い。
 結局、半日使い物にならず。
 スポーツ報知新聞芸能欄一面に
 『水野晴郎、私はホモではない』の大見出し。
 この見出しの大きさといい、
 内容といい、
 今年一番の大ニュースではないか!!
 しかも、今でも二人の女性と交際中とのこと。
 猪木ワールドも凄いが、
 水野ワールドもたいへんなことになってる。
 いったい何処の誰が、水野さんをホモだとか思っているのだ?
 
 1 月11日付け スポーツ報知より


   水野晴郎インタビュー

物腰の柔らかさと制服好きで長年、“ホモ疑惑”をささやかれていた
映画評論家の水野晴郎さん(68)が、スポーツ報知のインタビューに、
「全くの誤解。今でも彼女がいますから」と全面否定。
しかも彼女が2人もいて、
1人は人妻だというショッキングな告白も飛び出した。
水野さんにとって
「やっぱり女性っていいもの」なのだろうか。(聞き手・浜田信夫)


―結婚されたことはないですよね。
「しようと思ったことはあるんです。
 でも25歳で母が死に、父は早くに亡くしていたから、
 ボクと弟3人に妹1人が残った。
 一番下の妹とは15歳以上離れていた。
 きざですけど、自分には弟たちを育てる義務があると思ったんです」

―結婚しようと思ったのは何歳ですか?
「24歳ぐらいから同せいしていたんです。そのころは考えていた。
 ただ、当時(1956年)の月収が1万5000円。
 弟たちを生活させることと結婚は両立できないと感じた。
 それでもう結婚はしないと決めてしまった。
 今になると子供がほしいなと思うね」

―恋愛経験はどれくらいあるんですか?
「8〜10人ぐらいとつきあったかなあ。
 29歳で映画会社の宣伝部長になって、
 アルバイト原稿も多くやっていて収入が増えた時は、
 ふたまたをかけたこともあったし、女優さんと親しくしたこともあった。
 弟たちのことで結婚しないと誓ったけど、
 それを利用して遊んでいたのかもしれない」

―結婚するとしたら?
「米国の映画に出てくるような、
 アットホームな家庭にあこがれていました」

―どのような女性が理想ですか?

「恋愛は素晴らしいなんて特に思わない。お互いに信頼できて、
 何でも腹を割って話せる人がいいと思っています」

―うわさで男性のほうが好きというのを聞いたことがありますが…。
「そんなバカなことあるわけない。言いたいヤツには言わせておけばいい。
 分析するとボクが米国の警察官の制服マニアだったり、
 映画で山下奉文大将の役をやったりしたことで誤解されたんでしょう。
 今でもつきあっている女性はいるんだから」

―それはどんな方なんですか?
「2人いるんですが、1人は水商売で、もう1人は人妻です。
 もう30年ぐらいになります。でもこの年ですし、
 しょっちゅう(肉体)関係を結ぶわけじゃなくて、
 いわゆる茶飲み友達ですよ」

―でも“不倫”にはならないんですか?
「考えたらそうかもしれないけど、相手のご主人も知っていますし、
 『失楽園』のようなドロドロした関係じゃない。
 そういうこと(SEX)もしていないから。
 ただ、ボクは独身なのに仲人を頼まれた7〜8年前、2人いっぺんに
 声をかけてしまい、結婚式場に2人が来たのには参りましたね。
 お互いに知り合いなので修羅場にならずに助かりましたけどね。
 こんなこと話すのは初めて。いいのかなあ」

 今夏に新作公開 「シベリア超特急2」
 〇…水野さんが96年以来4年ぶりにメガホンを執った
 「シベリア超特急2 満州怨霊篇」が今夏公開される。
 前作は若者を中心ビデオで人気となったカルトな作品。
 第2弾はシベリア鉄道がされたために、
  乗客が宿泊したホテルで密室殺人事件が起いうもの。

 ◆水野 晴郎(みずの・はるお)
 1931年7月19日、岡山・高梁市生まれ。68歳。
 54年から20世紀フォックス映画に5年間勤め、
 59年から10年間は日本ユナイト映画の宣伝部長として活躍。
 70年以降は映画評論家となり、
 日本テレビ「水曜ロードショー」(現金曜ロードショー)の解説も担当。
 93年に「母の愛・そして映画あればこそ…」で
 第13回日本文芸大賞を受賞している。

 18時、事務所、
 フラッシュ取材。
 PRIDEグランプリの見どころについて。
 デスクの本間記者が、
 プロレスについて精通していて、
 情報交換、話しているだけでも楽しかった。
 半蔵門に移動。RADIO@WEB収録。
 ゲストがつまみ枝豆夫人の江口ともみ姐さん。
 かっての軍団話を思いだし、話弾む。
 赤江くんと二人だと、
 生活パターンと共有時間が長すぎて、
 同じ話が多くて照れるのだが、
 一人、姐さん役が居てくれると、話しやすいものだ。
 そのまま、スタジオで「たかじんの胸いっぱい」、
 軍団ゲスト回でデジカメ取材。
 帰宅後、マキタスポーツのお土産、
 馬ホルモン。

 「視線のエロス」再見。
 「記憶は情熱をとどめておくことはできない」
 って台詞がいいね。
 そういうものだ。



 1月12日 水曜

 15時、四谷のスタジオ、
 スカパー、5分の映画紹介番組。
 「おまかせペーパービユー」収録。
 梨花の司会。
 「スネークアイズ」「視線のエロス」紹介。
 どうでもいいことだけど、
 たとえ5分番組と言えども、
 映画を無責任には紹介できないだろうと
 オレは思うのだが
 梨花は「スネークアイズ」を見てもいなかった。
 「だって忙しかったんだもん!」と。
 そういうものだ。

 『SRS・DX』を熟読。
 PRIDEグランプリに向けてこの業界はオモロ過ぎるのだが、
 全編、ヒクソンへのバッシングが目立つ。
 多事争論と言うより、偏向なほどだ。
 あれほどかっては持ち上げたのに、
 手の平を返したように…。
 グレイシー神話の崩壊やら、
 桜庭戦後の悪あがきなど、そりゃあ確かにそうなのだが、
 決定事項である「船木vsヒクソン戦」、
 の価値観までおとしめるのは、いかがなものなのか。
 悪しき内ゲバとしか思えない。

 テレ東でレギュラーやった時に、
 オレたちは反*****なるファンの立場は、
 いっさいやめた。
 だって、そういう態度こそがケツのアナが小さいことだもん。
 居酒屋レベルでなら良いのだが、
 せっかくの専門誌なのだ。
 ファン心理を代弁するにも重要だが、
 ファン心理を拡大し業界向上、
 爆発の方向に誘導してもらいたいものなのだ。
 嘘でも、と言えば語弊があるが、
 煽り奮い立たせても、盛り上げてくれ!



 1月13日  木曜

 大塚美容歯科へ。
 歯医者治療はこまめに通わなければ振りだしに逆戻りなのだ。
 何回この愚行を繰り返す。

 スズキとの連絡ミスで雨の中、
 大塚から池袋をテクテクと小一時間散歩。
 池袋で買い物。

 中野、「だいどころ」食事。
 早稲田受験の話。



  1月14日  金曜
 
 江頭2:50とドゥ・スポーツへ。
 江頭が帰った後もオレは居残り、一人で記録更新。
 汗を流した後タモリ倶楽部のカメラマン中島さん、
 江頭2:50らと、
 阿佐谷・福来飯店で食事会。
 このカメラマン氏、2回の離婚を経て
 7歳の娘を引き取り、カメラマンとしてハードな業界に身を置く、
 クレーマークレーマーな、身の上はさておき、
 昨日は年末の徳川の埋蔵金の打ち上げで
 飲んだくれ、
 朝6時に気が付けばルーまみれになって
 気が付けば24時間営業のカレー屋にいたらしい。
 仕事は熱心だが飲んだくれ。
 でも可愛らしい飲んだくれ。
 この人だけには、なんとか嫁さんを紹介したいものだ。
 我が家に席を移し、飲めや、歌えやが、話せやが
 朝6時まで。



 1月15日  土曜

 二日酔い、一日中、使い物にならず。
 朝、やけに時間のかかる手打ち讃岐うどん。

 身体に謎のジンマシン。
 アレルギー体質ではないオレなのに、
 こんなことは初めてだ。

 「お笑い男の星座」〜藤田参戦
 「SRS」原稿〜PRIDEグランプリ予想
 どちらも、1/30の同じ話。
 今やこの話以外のことを考えていない。


 1月16日 日曜

 「海の上のピアニスト」を見に行く予定が、
 時間が合わず流れ流れて、中止。
 その代わりに思わぬ懺悔タイムに。

 西新宿フリーマーケット、
 アイランドタワー内のスパイスロード、
 「ローズ・ド・サハラ」でアフリカ料理。
 だちょうの肉のたたき、わに肉空揚げ、ガゼール肉、
 羊の脳の空揚げなど。
 客は我々のみ。
 美味いが、なぜにこんな値段。
 行ったり来たりで再び新宿、
 ドゥ・スポーツへ行ったら日曜で時間終了。
 家までランニングして帰る。
 帰宅後、原稿。




 1月17日  月曜

 近くの病院へ。
 ジンマシンの薬もらう。
 酒の飲み過ぎで体力が低下しているところに
 鳥肉のジンマシンとのことだが、
 自分ではそうは思えない。
 だって昨日は、鳥もダチョウもワニも食ったのに、
 なんともなかった。

 ドゥ・スポーツへ。
 ジムで一人で汗を流していたら、
 やたらと視線が合う中年男がいる。
 そういうことは珍しくはない。
 オレは有名人とは言えないだろうが
 中途半端な知名度があるので、
 物珍しくて、人にじっと見られることは、
 街中でも多々あることだ。
 
 ただ、スポーツジムなのに何故にこういう事態を
 警戒しなかったのか?

 で、この話は伏線がある。

 数年前の中学時代の同窓会で、
 オレは出ていなかったのだが、
 ある同級生が、
 「スポーツジムでたまに小野(オレの本名)を見かけるんだけど、
  無視をしたまま、声もかけてこない。芸能人になると
  変わるもんじゃのう〜(岡山弁)」と言うのだ。
 その同級生とは、22年も会ってない。
 もし、見かけたら向こうから声をかけて欲しいくらいだ。
 だが、ここ数年本当にオレの他人の顔の認識率が低くて、
 「どーも!」と声をかけれれても、
 あれ、誰だっけ?って
 わかってないことが、多いのだ。
 まあ、それでも、どうってことねぇですよ!
 と、思えばそれはそれでいいのだが、
 その同級生の話など聞くと、
 それは申し訳ないことだ…
 と、恥ずかしいかぎりだと…
 反省している面もある。

 この時もその話が刷り込まれていて、
 最初はただ、よくこちらを見ていている程度だったのだが、
 なにしろ、オレが移動するたびに彼もそこ近辺についてくる。
 かなり広いジムなので、偶然でも、
 これほど、近くにピッタリくることはあるまい。
 そのうち、
 「ああ、たぶん知りあいかもしれない」って思いはじめた。
 「また、オレ忘れてるんだ…」
 「で、何か話すキッカケが必要なんだな…」
 なんて思い始めて、
 こちらから、
 「どうも」ってな加減で会釈とも挨拶ともつかないような、
 さりげない、微笑みたいなものを投げかけてみた。
 あちらも、微妙な笑みを浮かべていた。
 「ひょっとしてテレビのスタッフの人なのかな?」
 なんて思いつつ、
 プール横のシャワールームに移動。
 シャンプーをつけて、
 シャワーをとった瞬間…
 一人用に区切られた、そこに…
 ヤツがいた。
 「ひえ〜!」
 って心で叫んだ。
 が、この時、なんかあまりの驚きに、
 そして「ぼっけー、きょうてい」(岡山弁)恐怖に、
 腰がぬけてヘナヘナと座り込んだ。
 何といえばいいのかわからんが、
 助けを求めるべきかどうか、
 一瞬で考えた。
 「助けて〜」と大声を上げる。
 (この場で騒ぎになるのが、恥ずかしい。)
 「あれ〜!」と叫び声を上げる。
 (どう考えても「あれ〜」じゃねぇだろう。)
 とにかく、なんでもいいから、わめく、でなければ、殴る、
 なんていろいろの選択肢を一瞬に考えながら、
 オレがやったことは、
 オレがやってしまったことは、
 相手の肩を押えて、落ち着け、落ち着け、となだめ、
 なぜだか、人差し指を口につけ
 「し〜っ!」ってやっていた。
 何故だ?
 相手の顔にも、????が…。
 そして何ごともなかったかのように
 シャワールームを出て、
 なにごともなかったかのようにプールで泳いだ。

 でも、オレはなんであんな行動だったのだろうか?
 と反芻しながら…

 女性が電車でチカンにあっても、
 声をあげられない、
 そういうものなのか?
 
 帰宅後、テレビで山田邦子さんが作っていた、
 オリーブオイルとトマトとアンチョビだけのスープを作る。
 それに、グッチ流紳士やきそば、牛肉入り。
 美味かったのだが、これだけ油だけだと、
 せっかく、走っても台無しなのではないか?

 『ビートニクラジオ』放送。
 ターザン山本の回、名作ではないか。
 吠えまくるアジテーション!
 プロレスを語ってるいるようで、
 この人はアントニオ猪木的、
 どうってことねぇよの笑いながラ生きる
 生き方を語ってる。
 これほど熱き心を、出し惜しみなく
 みっともないほど、ムキにむき身でさらしている。 

 深夜12時を廻って
 ビートたけし53回目の聖誕祭。
 ロスの殿へメール。


 1月18日 火曜

 8時起床。
 もちろん、この時間では我を忘れてるている時様態、
 スズキくんの運転で9時半、お台場へ。
 未来ナースロケ。
 1月11日のあの衝撃的な記事から1週間。
 偶然と言うのか、図らずもと言うのか、
 この日、水野晴郎先生をブッキングしてあった。
 
 実は、我々、年末に水野先生をしくじっている。
 北野チャンネルライブで
 「シベリア超特急上映回ライブ」の席上、
 次回作「シベ超2」の出演決定記者会見も同時に行なった。
 ほんのカメオ出演と思ったいたのだが、
 水野先生が張切って下さって、
 とてつもなく、台詞の多い、イイ役を配役してきたのだ。
 台本を貰って困り果てた。
 本職の役者さんでもないのに、こんな台詞量のある、
 役はできない。
 しかもベテラン女優が多々出演するのだ。
 年末でスケジュールもないのに、
 都内ではなく2週間拘束されるのも、
 難しいことだった。
 マネージャーを通じて断ると、
 烈火のごとく怒られたそうだ。
 「自分から志願しておいて、
 しかも、脚本を書き換えてまで、
 役を作ったのに、断るとは何ごとか!」と。

 その話を聞いて、もう2度と水野先生とのお仕事は
 ないだろうと思っていた。
 
 しかし、あの1月11日の報知新聞の報道を
 放っておく手はないだろう。

 しくじり、いや、しく尻にプラス避けては通れぬ疑惑解明!

 前門の虎、後門の狼。
 と言うか肛門の狼。
 虎穴にいらずんば孤児を得ず。
 と言うかオケツに入らずんば…。

 とにかく現場へ。
 そこから、本日の緊急企画が始まった。
 果たしてホモ疑惑追及は出来るのか?
 
  オレの芸能生活のなかでも
 お笑いルポラーター的に言えば
 10年来の謎解きに出会い、
 晴れ晴れな、意義深いロケだった。

 2本目。
 ガッツエンタープライズへ。
 ガッツ石松、マネージャー金沢さん。
 京王プラザホテルへ。

 四谷センターへ。
 「リングの魂」収録。
 「クイズPRIDE1」と題した、
 50点先取のプロレスカルトクイズ。
 海砂利水魚、有田と一騎打ち。
 世間のイメージはともかく
 プロレスの記録には何の興味もないオレなのだが、
 それでも仕事は仕事だ。
 罰則は一年間のプロレス生観戦禁止。
 とにかく、試合内容が良くなくては話にならない。
 結果は実に拮抗、
 良い試合になって良かった。

 ハウス加賀谷が腎臓を壊し、一年間の休業との話聞く。
 ムムム。人生どこに落とし穴があるかわからん。




 1月19日  水曜

 ドゥ・スポーツ。
 半蔵門でRADIO@WEB収録。
 ゲストが、ネットアイドルの、伊藤雅代。
 
 高円寺4丁目カフェ、
 説教バンド・ロマンポルシェの掟ポルシェらとお酒。
 30代でだいたい同じようなことに興味があるからか
 珍しく話まくる。
 荻窪、やるき茶屋、
 帰宅後、何故だか目が覚えて朝6時起きで、
 原稿。




 1月20日  木曜

 トマト・オリーブ・アンチョビのドリア作る。
 あったかし、なのだが舌を火傷した。

 「トイ・ストーリー」吹き替え版。
 見ながら時間が経つ。
 子供がいたら見せたい映画ナンバーワンだろう。

 ドゥ・スポーツ、
 だが、完全にばてる。
 記録更新ならず。
 ハゲ鈴木にトラックを抜かれるのが悔しい。

 神代さん宅へ。


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