5月21日   日曜

 家で沈むならともかく
 仕事場には、二日酔いで行かないって、
 自分で定めた戒律があるのだが、
 本日は、久々に猛烈な頭痛。
 昨晩、朝5時位から飲んでいたからな〜。

 「なんでも鑑定団」ロケ。
 「第2回 白黒つけます!もめてるお宝鑑定大会」
 杉並区和田の大学生生協会館で。
 御近所にこんなホールがあったのだな。
 5組のもめてる依頼人を解決。
 いい感じの家族が和気あいあいとしてて、
 司会をしていてもこころ和む…
 って言っても、
 いつものことだが、このロケ、
 OAは、ほとんどオレたちの会話使われないんだけど…
 そういうものだ。

 丁度、汗もかいて、酒も抜けたので、
 高円寺「蛇の穴・SPJ」へ。
 「浅ヤン」で御一緒していた中華料理人、
 ヤンさんと遭遇。
 なんとヤンさん、香港映画に出演するとのこと。
 上級クラスのスパーリングを横目に見ながら、
 こっちは基礎体力作り、
 終わるとヘロヘロ。

 大勝軒で付け麺。
 車修理。
 「お笑い男の星座」原稿書き。桜庭和志篇、
 いよいよ26日、ついに船木VSヒクソン戦。
 この試合、いかんでは、
 「男の星座」第一部も完結しかねない。
 (実際、出版予定、見えてきた。2社争奪戦になった)

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 5月22日  月曜

 赤江くん迎え。
 11時半、ニッポン放送、
 『ラジオビバリー昼ズ』に出演。
 将来のルーカス・ファミリーの南部虎太さん、
 たまたま写真集「格闘男」を持って御挨拶に。
 しかし、いつから、
 南部さんって、こんなに黒幕化したのだろう?
 我々、慶応ボーイ、高田笑学校、未来ナース話など。

 半蔵門へ。
 「ビートニクラジオ」取っ手だし収録。
 「経済のニュースが面白いほどわかる本」、
 著者、細川真宏さんを迎え、経済お勉強スペシャル。
 細川先生、まるで予備校生にしか見えない、
 貧乏臭い、いでたち。
 まだ、20代で億万長者なのだが、
 金ピカ先生とは大違いだ。

 終了後、B1「ピッコロ」で、
 雑誌ポポロの取材。
 「育て系の男」について、もとめられるまま
 コメント。
 長谷川京子嬢が出ていたので、掲載誌貰う。

 18時、再びお台場引き返し、
 フジテレビ「志村X天国」、
 7月放送分、トーク収録。
 志村けんさん、渡辺徹さん、島崎和歌子さんと。

 「アントニオ猪木自伝」を手渡し
 猪木教の布教活動を行なう。
 しかし、渡辺徹さんとオレは一歳違いとは思えない。
 なんたる貫録。そしてオレの貫録のなさ。
 個人的には、一度も話をしたことはないのだが、
 特番などで行くと、
 必ず、我々の芸風を理解しているコメントを
 振ってくれるので、ありがたく思っていた。
 また渡辺さんは、大物芸能人では珍しい、
 自作HPを持っている方なので、
 「掲示板が重すぎる!」などと指摘させていただく。
 その他、「玉袋酒乱エピソード」とか
 「辺見えみり交際希望」とか「オウム道場話」とか、
 どこまで使ってくれるかわからないが、
 のびのびとビールを飲みながらトーク、
 本格的に気持ち良く酔っぱらう。
 
 脇谷さん来宅。5分で即決。

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5月23日  火曜

 6時、起床。と言うより目が覚める、爺かオレ!
 早すぎるのだが、目が覚めたものはしょうがない。
 20日までのHP日記を更新。

 そこから、猛烈売れっ子作家のごとく、
 赤江くんとやりとりしていた「男の星座、桜庭和志篇」
 「SRS−DX」「オリコン」原稿など次々を入稿。
 曇天では、気乗りしないが、
 天気の良い、午前は仕事は、天に微笑まれ、能率上がる。
 「東スポ」も今のうちから、やっておかねば…。
 赤江くんと27日用、漫才台本にとりかかる。
 って気が付けば、夜なんだよ。
 一日中、PC仕事でもう、うんざり。ぐったり。

 夜、電気自転車に乗って、
 初台、代々木上原、代々木八幡、散策。
 富ケ谷のMIO BARで充電。
 往復一時間。
 朝4時、いつのまにか、
 電話をかけながら寝ていたそうだ。
 「話をしてたら、突然、声が聞こえなくなったから、
  脳溢血か、なんかで死んだのかと思った」と。

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 5月24日  水曜

 午前中、台本書き。

 船木vsヒクソン戦まであと、2日。
 にもかかわらず、
 巷では、船木vsヒクソンが盛り上がらないって話が、
 異常に盛り上がっているだけだ。

 まったく、屈折したマイナス宣伝だな。
 そりゃあ、船木がターザンの発言に
 「ドスを突きつけられた」って、
 昨今の17歳の犯罪とを一緒に語っているのを見ると
 いったいどういう読解力なのだと
 ?????だらけにはなってしまうのも、事実だが。

 だが、
 自ら貶め、ワクワクと盛り上がらないまま、
 自分を鼓舞しないで、リングを見つめてどうする?
 観客よ!船木ほど、オマエは(オレ)は偉い人間か?
 記号として、フナキと呼び捨て、語るのは自由だが、
 心の中で、オマエ(オレ)は偉そうに
 「船木」と呼び捨てできるのか?
 プロレスラーは、
 オマエ(オレ)の代わりにリングに上がるんだよ!!

 で、オレが常日頃、ネットの中でも、
 その姿勢と人間性を好ましく思ってる掲示板から引用。

 魂で論理を撃て!!!

 いよいよ今週末に迫ったコロシアム2000。

 よりによって船木じゃ乗れないねって人が多いのか
 イマイチ爆発的な盛り上がりに欠けるようだが、
 ちょっと待って頂きたい。
 よりによって船木が出て行くことには意味がある。
 何故って、船木誠勝こそ、俺達の眼によって
 俺達に育てられた俺達のプロレスラーなのだから。
 猪木・藤波・高田と繋がる純度100%プロレスラーの
 系譜を受け継ぐ船木に最後のグレイシー狩りを託そう。

 ドロップキックからの逆エビ…
 クラシカルなレスリングを指向する少年は 
 いつしか藤原教室、骨法、欧州修行を経て新生UWFへ。
 新生UWFでは船木が一番好きだった。
 U分裂・藤原組。なんだかんだ言われても
 船木と鈴木がいる限りU系は大丈夫と信頼していた。
 そして、UWF最後の扉を団体としてこじ開けた
 パンクラスの旗揚げ。

 全日本キックに乗り込んでのモーリス戦では
 抜群の勝負強さを見せ付けてくれたっけ。
 継ぎはぎだらけと言われた頃の船木は魅力的だったな。
 マチャドの道場に行っては極められまくり、
 リング上では奇妙奇天烈な構えで相手と対峙する。
 そんな船木から、おれの心が離れていったのはいつだったろう。

 リングスとの絶縁、マスコミは選別、
 淡々とした敗北、理解不能の言い訳…。
 船木の混迷が深まるたびに、
 一体何がやりたいのか、おれの疑問も膨らむばかりであった。

 しかし、時は流れ、5.26。すべてはこの日のために。

 「勝ち進むと、負けたくない気持ちが出て、
 対戦相手を自分で選定するようになる。
 それは、格闘家としては死んでいると思うんです」
 数年前の船木の言葉。この言葉を証明するための闘い。

 予想するに、船木はやはり不利なのではないか。
 語弊があるならば、ヒクソンを倒すに相応しい戦力を
 まだ証明していないとは言えるだろう。
 が、相手も人間じゃないか、超えられない壁などあるものか。
 人間は絶対に何とかなるのだ。
 逆にヒクソン側から見ればこれまでの相手と比較して、
 船木が最高の総合力を持っていることも間違いないだろう。
 船木も、前田が田村が見上げるリング上で
 負けるわけにはいかないよな。

 それでも勝てないのなら、俺達の手で勝たせてやろう!
 船木にあってヒクソンにはない最高の武器、
 それは俺達観客なのだから。
 古くは力道山VS木村政彦から近くは
 マークケァーVS藤田和之に至るまで、
 リング上で起こった奇跡は観客の視線なくしては
 決して起こらなかったことをヒクソンに教えてやろう。
 そして、15年間俺達の目の前で闘い続けた船木誠勝には、
 その奇跡を起こす権利がある。

 さあ、5.26はドームへ集おう!

 UWFの魂は、400戦無敗の論理を貫く!!!

 夕方、アメリカの田中正志さんとメールやりとり。
 誤解で、うまく真意が伝わらず残念。

 高円寺、またも体内、
 トイザラス衝動が収まらず、トイに走る。
 WWFものや、
 『スリーピー・ホロウ』の、
 首無し騎士の馬乗り像、ゲット。
 激カッコよし。
 村松さん宅、ゆらゆら帝国の「3×3×3」借りる。
 「清志郎信者の博士は絶対好きですよ。
 30代にはたまらないですよ」と。

 「蛇の穴・SPJ」へ。
 初の立ち技、初級コース。
 文字通り、手も足も出ない状態で、
 皆さんの足手まといにならない用、
 必死でついていっているのだが…
 それでも頭の中では、船木になったつもりで、
 隣の男を仮想、ヒクソンと思い込む。
 しかし隣で、バンバンと素晴らしいミドルを放つ、
 少年が14歳と聞いて、ガックリの2時間。

 へとへとになりながらも、ゆらゆらをききながら、
 朝まで、ああでもない、こうでもないと漫才台本。
 東京ドーム、船木vsヒクソン戦の翌日は
 新宿紀伊国屋ホールで、キッドvsあした順子・ひろし戦だ。
 オレを、鼓舞して、オレの試合をオレの中で盛り上げる!!!

 船木よ!ヒクソンよ!
 山のようにかまえてくれ、川のように続いてくれ、
 どこまでも いつまでも!!


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