3月27日  火曜

 朝9時、大泉学園、東映撮影所。
 スズキ(同居人)には、送らなくて大丈夫と言いつつも、
 朝早すぎて、高速乗り越し、迷い道して到着。

 『出張タイムショック』ロケ。
 特番用なので、今回も中山秀ちゃんも一緒。
 「昨日も朝まで深酒だよ」と言いながら、いつもの笑顔。
 ホント、元気だわ。

 ドラマ『はぐれ刑事純情派』撮影現場へ。
 14年目に突入の大阪、朝日放送制作の長寿番組。
 配役も、ストーリーも、セットも、すべてが地味ながら、
 特に関西地区では、高視聴率をいまだに記録している。
 藤田まことさん、ケイン・コスギ、ぼんち・おさむさんらと。
 100万円、取っ払いのこの企画、
 損失補てんに目先の金がほしいのは、藤田さんではないのか?
 そのネタだけでイジリ放題と思うのだが"。
 スタッフに口止めされながらも、
 俺が、そのことを口にするたびに、藤田さんが、
 「なにを、この小癪なガキめが…」って顔で見つめるのが、
 個人的にオモロ。

 昼には終了。7分咲きの桜を見ながら
 ドライブがてら遠回り。

 ネタ書き、3ヵ年計画・プロジェクトN、書き進み。

 英語会話ディ。恥ずかしがるな、と言い聞かせながら。

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3月28日  水曜

 『スネークピット・ジャパン』へ。
 タイ式縄跳び。以前よりスタミナ続かず。
 風邪が長引いたのと喫煙の影響大だと思う。
 もはや一からやり直し。
 腹筋、背筋など。

 昔、たけし軍団だった佐竹チョイナ来宅。
 引越祝いに、何故か電源タップ。
 相変わらず佐竹らしい。

 中野通りの桜を見物。
 新井薬師まで散歩。
 中野ブロードウェイ。散策。

 サンプラザ横の「イル・ファスネーラ」、
 知人の就職祝い、パスタもリゾットも超美味。
 店員に極真戦士。

 21時東京駅集合、『タイムショック21』ロケ、
 最終のやまびこで福島県郡山へ。
 ロケバス、山中へ1時間移動、

 せっかく、この出張タイムショック号を作ったのだから、
 いっそ「女ののど自慢」のような
 ワケありの出演者を集めた「夜のタイムショック21」
 をやったらどうかなどと企画案を考えながら"。
 実際、考えれば考えるほどオモロくなるのだが"。

 「松林閣」、未明に到着、宿泊のみ。

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3月29日  木曜

 早朝、7時起床。曇天。
 福島県会津板下町、人口2万人、
 この不況下で助成金も打ち切られ、夏祭りの危機、
 そこで我われ、出張タイムショック号が参上した。

 前振りの町紹介映像、
 「肉の荒堀」で町の特産、馬刺しをいただき、
 朝から、「曙酒造」の酒蔵で大吟醸、いただく。
 まさに福島名物、
 ♪朝寝、朝酒、朝風呂大好きな、小原庄助さん状態、
 
 昼より、時の番人の妻、カイヤ合流。
 ワイドショーの渦中の人であるが、
 テレビのキャラと違ってまったくもって気さくな人。

 14時より、あいにくの、ミゾレ交じりの雨の中、
 商工会、メンバー5人がタイムショックに挑戦。
 4月とは思えない、寒空の悪天候のなか、
 子どもたち含めて町中の声援で盛り上がった。
 変な表現だが、
 こういう時間を、
 ああ、空しくない…。空しくない。って思う。
 単純でありながら、こういう旅先のロケ気分の
 気持ち良さをどう伝えれば良いのか?
 例え悪い環境(天候)でさえ、
 ホント気持ちの持ち方しだいではないか。
 宿で赤江くん(玉袋)と露天風呂。

 帰途、ロケバスの中、雨が雪に変わり、
 雪模様に。



 車中、番組スタッフの一人が、
 「10年前、ニッポン放送の
 『奇跡を呼ぶラジオ』でバイトをしていました、
 また一緒に仕事ができて嬉しい」と。

 長くやっていると、こういうこともある。

 帰宅後、寝る暇なく、東スポ原稿、
 「いろもん2」
 の親方(ガダルカナル・タカさん)出演見ながら、
 最後の『エクスプレス』ネタ。



 3月30日  金曜日

 6時半、TBS『エクスプレス』、
 番組は存続なのだが、俺たちは最終回。

 番組外のところで、一悶着。
 近頃の若い奴は、叱られ方がなんと下手糞かと思う。

 @ 神田うの、顔面骨折  梅宮辰夫のベンツ発見  
 @ 新庄の一週間、発言集 西城秀樹、3億円披露宴?
 @ 笑芸人大賞・キッドvs 爆笑問題 etc についてコメント。

 一年間の登板。
 この番組、浅草キッドを生放送でしかも芸能ワイドショーで使うのは、
 危険だとか、冒険と言われていた。
 それを重々承知で、起用してくれた監督(使う側)の期待に答えたいと、
 一切手抜きなしの、一年間だった。
 やりっぱなし、はなしっぱなし、やりにげも、一切なし、
 だから終わりを迎えても、後悔はなし。



 あえてネタ出しまでして、
 手の内を晒し、言っていいいことと、悪いことの判断は、
 現場に任せた。
 あえて、面倒な方を選んでいる、
 このやり方には、俺達の中でも、是か否かの、論議は多々あり、
 フラストレーションもあり、
 また違うやりかたの選択肢はあるのだが、
 さまざまな制約とNGワードがある中で、
 そのなかで浅草キッドらしさを残して、
 担当曜日の数字をあげての、降板だけに逆に悔いはない。
 もともと、ショック療法のテコ入れにやってきたのだから、
 朝に違和感があるのは、当たり前なのだ。

 例えて言えば、3割30本打って、個人成績を収めた助っ人が、
 監督が変わって日本を去り行くような気持ちだ。
 しかも、外人待遇を要求せず、練習好きで、
 チームプレーに徹する、こんな扱いやすい、
 外人選手はいないだろうって自分では思う。
 それでも、波乱のない、おとなしい、ただ、感想を無難に言う、
 そういう番組のほうが、いいんだって思うのは、しょうがない。

 俺たちの周りで骨を折ってくださった、味方の皆さんに感謝。

 本日で「ニュースの森」に転勤になる、小川アナと記念撮影。
 最初は、きっと俺たちとは
 永久に分かり合うことはないと思っていた人なので、
 番組を通じて、最後はちょっとした友情や信頼感らしきものが、
 芽映えたのもテレビ仕事の不思議なところだ。


 感傷に浸るまもなく、
 小山マネ運転、幕張メッセ『東京ゲームショー』に移動。

 今日より3日間、
 3年連続になるハドソンブースで、
 5ステージ。
 朦朧としながら、こなす。

 司会のオネェさんが変わっていた。
 井上さんから玉川さんに。
 安めぐみちゃん、
 エースファイル、高橋名人などと。
 向かいでは、
 ビル・ゲイツがX−BOXの基調演説。

 ハドソンの人たちとも、3年目の付き合いになり、
 俺たちとは、和気あいあいだが、
 俺たちとしてはとにかく、ゲームショーに来る、
 覇気の無い、目の死んだ若者客には、
 相変わらず馴染めず。
 俺が、ビル・ゲイツなら
 「今までのゲームは間違っていた。
  ここにいる飼いならされた羊目とは違う、
  溌溂とした目の若者を、育てるゲームを作ります」〜って宣言するよ。
 誰もが思っているのだろうけど、
 このゲームショーの空間の不健康さ、不思議さ、非効率さ、
 それでも「変わらない」意志はどこにあるのだろう?

 さすがにクタクタになりつつ、
 ホテルFRANCSに宿泊。
 寿司食べて、セ・リーグの開幕試合を見ながら眠る。

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. 
3月31日  土曜日

 
幕張、ゲームショー2日目。
 10時より。一昨日以来の疲れも、昨晩のチャージで十分回復。

 ステージは同じことの繰り返し、なのだが、
 どんな悪環境でさえ、
 楽しんでやれば、楽しだ。

 特にエースファイルとは、
 エースファイルに俺自身が、
 なりきることにした。
 アイドル振り付けなど一緒にっやってると、
 楽しいかぎりだ。

 38にもなって、こんな体験が出来ると思ってんのか!!ムフフフ。
 
 佐藤江梨子などもゲストに。

 時空警察ベッカーのコスプレ娘の栗羽美来、
 カメラの放列に、シナを作って、
 真性Mとしか思えない、ふるまい。
 それを見て、赤江くん(玉袋)の反応も、
 真性Sとしか思えない「おメェ!」連発口調に。
 二人の反応がオモロだった。
 どこがゲームショーなのだ。
 単なる、まな板ショーじゃねぇかって思いつつ。
 
 幕張から18時に五反田バーゲンに向かうが、
 時間読みに失敗、
 その上、SONYの携帯の液晶が破損して、電話もかけられず。

 20時スタートの、『お台場トレンド市場』3時間生放送に、
 確実に遅れそうになる。
 気は焦り、スタントマンのような運転をしながら、道を急ぐうち、
 こんなことで、焦ってどうする??
 事故でも起きれば、すべては無じゃないか、
 どうってことねぇですよ! と猪木が語りかけ、
 迷わず、行くな!と、
 実に、落ち着いた気分で、5分前に入り。
 そのまま、メークも着替えもしないまま、生放送。
 今日で、アシスタントギャル軍団だった、カブッ娘、最終回に。

 ま、テレビのアイキャッチに起用される
 若い女の子集団はどこにでもいるものだ。
 しかし、今回は、15年この世界やってて、初めて見るような
 もう仕事を舐めてるとしか思えないような、
 理解不能な態度の女の子もなかにはいた、
 しかし、もう性格が顔に出ている。
 外ではさぞやチヤホヤされてきたのだろうが、
 せっかくキレイな顔や、キレイな体をしていても、
 なんにもならない、そしてそれに気がつかないで、
 このまま、同じように仕事をして
 …消えていくのだろうな。
 もったいないことだ。
 もしかしたら本の紹介を当てられるかと思って、
 毎週、熱心に、本を読んでいる子もいた、
 ホント、人、それぞれだ。

 深夜1時、再び、ホテルに帰還。
 

 4月1日   日曜

 ゲームショー3日目。ホテルで8時起床。
 携帯は故障中、VAIOは電源入らないなどの復旧作業。
 まったく、こんなもの無しでは生きていけないのか?

 テレビ、『いつみても波乱万丈』ゲストが、志村けん。
 番組冒頭、2月20日生まれの天才、7年周期説が…。
 もちろん、長島、猪木、志村の順である。
 俺たちが力説している説がこうして、世の中に浸透していくことは、
 嬉しい限りなのだ。

 連日、声を張り上げているので、
 すっかり、咽喉にポリープみたいなものが出来る。
 同じステージの繰り返しに辟易としながらも、
 ステージブースには、
 ホリプロスカウトキャラバン優勝の藤本綾や三津谷葉子らと
 顔見世アイドル達がとにかく入れ替わり立ち代り。

 合間に、ノイジーかつ狭苦しい待ち合いスペースで原稿書き。
 しかしVAIO PCG-SR1Gよ、
 素晴らしいぞ!オレに退屈な時は、一時もない。

 3年連続、3日間通しで登板した、アイドルグループ、
 エースファイルの4人組、
 もう一緒にパジャマ・パーティーやりたいと
 思うほど可愛らしなのだ。



 とくに、誰かゲームをやりたい人って言うとき、
 決まって、背伸びをしながら胸を張って「は〜い」と
 手をあげる姿は絶品なのだ、って俺は何を言っているのだ。

 いつもなら恒例の幕張砂漠のオアシスを求めて、
 コンパニオン巡りをやるのだが、今回は一切やらなかった。
 17時終了。

 ヘトヘトながら小山マネ運転で引き返し、
 渋滞で、のろのろ、イライラながらも、
 車中は、ペラペラ。

 19時、渋谷ビデオスタジオ、
 チャンネル北野・浅草スポーツST収録。2本撮り。
 マキタスポーツと一緒。
 東京ドイツ村、葉巻バーの2本撮り。
 逃げてしまったデストロイ子1号が、素顔で来やがった。

 22時、ようやく帰宅。
 ああ、今日は4月バカだった。

 博士の悪童日記<2001年4月上旬〜前編>につづく

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