4月2日  月曜

 朝早起き。

 『サロン・ド・ビカ』で散髪。
 その間、そのまんま東さんの新潮社刊の小説。
 『空を見ろ、ゆっくり歩け』。
 新潮社から純文学告白小説と言う事で、
 「ホントかよ」って部分で失礼ながら実は見くびっていた。
 しかし、これはどうあれ
 東さん自身が書かざる終えなかった小説である。

 東さんがあの事件で謹慎期間の時期、
 7歳のときに生き別れたままの父親探しをする物語である。
 個人的には、やはり、芸人になること、たけし軍団になるってことは、
 ある種、親はいらない、 家族は捨てるって、
 選択でもあったことの、あの気分を思い出す、
 最近読み返した、1986年当時、俺の日記のなかで、
 たけし軍団に入って、ストリップ小屋のフランス座へ行った頃、
 親から
 「正芳、小野家の墓には入れないぞ、無縁仏になってのたれ死ね」
 と言われたとの記述も出てくる。
 俺ですら、当時は何も悪いところの無い親を憎んでいた。
 なんだか、そういうあの頃の自分の気分を思い返しつつ、涙ぐむ。
 のだが、読んでいるのは、「そのまんま東」本なのだ。
 そんな事情をしらないから、なにをこの人、
 美容院で感涙してるんだろうと、
 お店の人に訝られた。

 中野ブロードウェイで、本を買い漁り。

 「スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」で軽くコンディショニング。

 出前の中華と寿司、
 『タイムショック21』スペシャルを見ながら、ディズニー本。

.
. 
 
4月3日  火曜

 早朝、4時半起床。
 TBS『クローン・キッド』ロケ。
 朝6時、羽田集合。
 JAL501便千歳へ。
 目も覚めず、朦朧としたまま、
 ロケバス移動、雪景色のなか、
 富良野演劇工場へ。
 てっきり、田中邦衛が住む、山小屋を想像したのだが、
 いったい、誰がここまで来るのだろう?
 と思うほどの立派な劇場である。

 移動の間もVAIO。
 なんと随行の橋詰マネも俺達と同じ、VAIO PCG-SR1Gを購入。
 オフィス北野、IT革命大臣を任命。

 劇場にたまたま、視察に訪れていたアミューズ・大里会長とお話し。
 たまたま、腰痛治療の話になって、
 さくまあきらさん話になった。
 立ち話を終えると、自家用ヘリコプターに乗って消えていった。

 アミューズの新人開発“鼻めがね”こと小島さんの案内で、
 合宿中のスクールの女の子を特訓ぶりを覗き見る。
 その後、面接。皆、健気で、可愛らし。
 まったく困難の無い楽しいロケ、夕刻には終了。

 女の子の素材は素晴らし、
 ありがちなどこにでもある、
 ごく普通の前向きな、スター誕生番組にならなければ、
 面白くなるだろう。

 打ち上げ「くまげら」。
 山賊鍋、美味。
 宿泊施設、ノースカントリー宿泊。
 部屋でポツンとしながら原稿書き。

.
. 
 
4月4日  水曜

 ノ‐スカントリーにて、
 6時半には起床。
 旅先では俺としては珍しく朝食食べに行ったら、
 赤江くん他、皆揃って居た。

 赤江くん(玉袋)と朝風呂、
 露天風呂を飛びだして、雪の中に裸に飛び込む。
 オモロ。

 毛がに2杯、倉敷へ。
 少女達にラベンダー・ガムをお土産に持たせ、
 北の国からを後にする。



 一面の銀世界で、合宿中の女の子も、清清しく、
 すっかり、心が洗われた後、
 車中、何故かターザン山本さんの話。

 最近のターザンの
 だめっぷりの晒し方はもはや尋常ではない、
 今日のような清廉な生活をしていたら、
 やたらと、どぐされた、ターザンの日常が恋しい。
 ターザンの日記が読みたくなってしまう。

 しかし、この日記を掲載しているHPが、課金制のため、
 読者が限定されているのは、
 あまりに惜しい。
 よーし、うちのHPで読めるようにしてやろうと、
 ここ富良野より、ターザンに電話をしたら
 「博士は神様だよオオオ!どんどん転載してくれ!
 日記だけじゃなく、全部転載してもいいよオオオオ!」と。
 バカか。全文転載したら、誰もお金を払って見ないだろうに。
 とにかく日記はこのHPに転載OKと言うことで、
 春の強力連載企画に昇格することになった。
 読んでくれたまえ。

 羽田から帰って、
 「スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」へ。
 クラスが終わってからの軽いコンディショニングだが
 短時間でも真面目に。
 ここでは、改編特番も、新ドラマも、
 球春、ペナントレースも一切、関係なしだ。
 いつ行っても、男たちが汗だくで、絡み合って、取っ組み合ってる。
 今度、アマチュア・バトラーツのタッグマッチにエントリーしたとか。
 俺の見知らぬ人も多数いてジムの練習生も様がわりしている。

 ビデオで「ここヘンスペシャル」
 ゾマホンのキャバクラ初体験など見ながら、
 SRS・DX原稿。

 『ダカーポ』No.466、俺たちの提案企画で寄稿もしてある、
 猪木特集、このなかで吉田豪原稿オモロ。

 佐野真一、長江朗の「誰が本を殺したのか」対談も、
 なるほど、そうかそうかの連続。

 『リトルモア』に、
 俺たちの『お笑い男の星座』著者インタビュー掲載。

『ダカーポ』No.466

『リトルモア』No.16




 
4月5日  木曜

 早起きして、テレビ朝日「スーパーモーニング」
 キリングセンスの萩くん腎臓移植レポートを。
 ま、一世一代の大ネタだけに、
 大きな番組にならなかったのは、他人事ながら残念だった。
 ま、生きて帰ってきただけで、偉業。
 元気が一番! なにより。

 早起きのおかげで、野茂のノーヒットノーランも生放送で目撃。
 渡米して、腎臓移植手術を果たす芸人も、
 これだけの偉業を果たす英雄も、俺にとっては等価値だ。

 新宿、ヨドバシカメラなど。
 夜、ロマンポルシェ、コレクターズオリさん?らの
 目黒川の花見に誘われる。
 しかし、大盛り上りと聞いていたのに、3人のみ。
 しかも、まだまだ肌寒し。
 まるで路上のホームレスではないか。

 掟ポルシェに、
 「4月から、暇になって良かったですね〜」
 と言われるが、そんなことはない。
 必死で時間は作っているのだ。
 でも、『エクスプレス』を気にせず
 木曜の夜に出かけられるのは、一年ぶりで嬉しい。

 偶然JAL嬢合流で「マタハリ」に場所を移す。
 ゾマホンを迎えて、乱気流に。
 女性達に「人生は甘くないよ〜」講義。
. 
 
博士の悪童日記<2001年4月上旬〜後編>につづく

最初

98年

99年

00年

01年

前回

次回



 

 

読み逃げ厳禁! 読んだら 感想メール を送りなさい! 目次に戻る