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 5月11日  金曜

 『タイムショック21』ロケ。
 朝7時起床。早い。
 8時出発、いつもは、眠気運転が怖くて、
 スズキ(同居人)に送ってもらうのだが、
 それでも、今回は小旅行気分。
 新宿の入り口までは、殺人的便秘渋滞なのだが、
 首都高、京葉道路は実に快適、快便。
 片道2時間半かけて、千葉県、横芝敬愛高校へ。
 ま、車のなかは、一瞬たりとも退屈していないが。
 
 テレビ朝日、石井希和アナと一緒。
 初対面と思っていたら、学生時代に会ったことがあると…。
 どうやら、聞いてみるとヒロミチ・ナカノ先生のところで、
 アルバイトをしていたそうだ。

 この学校は、昨年まで男子校だったのだが、
 今年より共学になった。
 今後の女子学生誘致のため、
 女子便所を、改装、新設、
 大理石張りウォシュレット付きのゴージャスさだ。
 それに較べて男子便所は、据え置き、汚れたまま、
 まるで海の家の便所だ。
 なんとか、男子便所も綺麗なウォシュレット付きにして欲しい。
 それには資金が必要だ。
 その願いを適えるために、はるばる、
 タイムショック号がやってきた。

 前フリを撮影。
 いざ、本番に。
 と言うときに、なんと吹けよ風、呼べよ嵐って具合に、天候激変。
 そして、しばらく待ったが、なんと中止に。
 「悪天候のなかこそ、ロケの醍醐味!」
 と食い下がってみたが、
 決定はくつがえらない。
 竹山さん、杉村さん、福島さん、番組スタッフも沈うつに。
 そして、いつも色黒の顔をして、
 サモア人の祭りのように明るい、
 名物ディレクターの河野くんは、
 まるで、膝の故障で立ち尽くす、曙のようだった。

 カイヤは、ここまで、はるばる来ただけ。
 楽屋で、誰が雨男? 雨女だ?って話に、
 「カイヤ、君が雨女だ。
  なぜなら、あなたは、私生活が嵐のようだ」
 とベタなアメリカンジョークをカイヤに言うと、大受け。
 初めて、カイヤに英語で受けた。嬉し。

 岡田マネージャー運転で、帰途に。
 途中、ドライブインで岩ノリ、さしみワカメ買う。
 昔、「スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」へ来たことがあるって、
 女の子に握手を求められた。

 一旦、帰宅。

 23時半、ANB 『虎ノ門』へ。
 朝まで生どっち「芸能人で誰が一番強いのか?」討論。
 すっかり、このコーナーのレギュラーになった。
 
 今回、楽屋が、出演者全員一緒。
 出演者の一人、寺門ジモンさん、
 ケンカが一番強いのは、自分だと申告している。
 この前から、そういう寺門さんを“変”だと思っているので、
 今回はじっくり、聞き込む。
 受け狙いでもなく、3時間に渡る、自分最強説の大演説。
 かなりの「変人」であることがよくわかる。
 寺門さんは、自分の変人ぶりが、出演者芸人およびスタッフを
 引かせまくっていることを知ってる。
 だから、中途半端なところで自粛して止めている。
 もし、この振れきったところで、語れれば、相当ショッキングだ。
 「未来ナース」があったら、即、波乱万丈コーナーで、
 たっぷり、語りきってもらっただろう。

 世間が知る、寺門ジモンのイメージは、 
 きっとスニーカー・腕時計・たまごっち、
 モデルガン・オオクワガタ採集・料理研究・トレーニング
 などの凝り性ぶりなのだろうが、 
 しかし、いずれもその趣味が日本一をムキになって言う。

 「肉体をここまでの限界に持ってきているのは
  俺とヒクソン・グレイシーぐらいだ」

 こういうシャレになってないことを本気で思い込んでいることが、
 実は、俺たちには興味津々で、いじり甲斐のある人になっている。
 この人はまるで大山倍達総裁のように24時間、
 「こいつともし闘ったら、どうやって息の根を止めるのか」
 考えている。
 だったら、格闘家になればわかりやすいのだが、
 しかし、職業が、お笑いなのに…ってことだ。
 実は、拳銃や兵器に関する興味も、最強を目指すが故なのである。
 「もし、相手が毒ガスを使ったら?」ってこちらの質問に…
 「もちろん想定してるよ。
  ポルシェのトランクにガスマスクが積んでるもん」
 などと。(マネージャーに実話と確認)
 ダチョウ倶楽部の実は、“変”ぶりは研究に値する。
 竜さんが一番、普通の人なのだ。
 しかも、これに加えて、南部さんがいたのだから。
 
 新喜劇の石田靖さんとも初対面であったが、
 プロレス好きで、すっかり俺たちと意気投合。
 延々と、寺門話を転がし、
 楽屋中が、すっかり寺門さんに夢中になる。
 そして、全員の総意は、
 「寺門さん、今日は主役です。今日こそ爆発してください!」

 本番、いとうせいこうさんが、お休み。
 勝ちゃん司会。よゐこ、サンプラザ中野、
 蛭子能収、立河宣子、石田靖、寺門ジモン、
 一時間の討論。最後は…
 「寺門さん、正直言って、確かにケンカは強いけど、
  本番は弱いわ」で、オチ。
 あの3時間を共有しただけに、非常に残念。

 帰途、六本木交差点で、
 オフィス北野の社長、野沢さんとすれ違う。
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 5月12日  土曜

 道玄坂、渋谷FORUM 8へ。
 朝8時半入り。
 さすがに、寝不足で、
 スズキ(同居人)に送ってもらう。

 TBS『クローン・キッド』収録。
 3本撮り。
 なにわキッド上京、
 村川絵梨、田野あさ美、上原香代子、川田由起奈、
 この4人に新たな関門が、
 相撲82手、ひよこ分別鑑定士…。
 ひよこ鑑別士のおばちゃんと赤江くん(玉袋)の、
 やりとりが個人的には、オモロだった。
 
 彼女たちが、この理不尽や涙を思い起こす日がくることが、
 待ち遠しい。

 富ヶ谷、こうじんクリニック。
 『クローン・キッド』のP富田さん連れて。

 プラセンタ(胎盤エキス)の点滴受けていると、
 たまたま、顔注射に訪れた殿と面会。
 久々の拝謁であり、
 目の前にするだけでオタオタして舞い上がる。
 禁煙勝負をやっていたのを思いだし、
 「殿、僕のほうは、煙草やめました!」とご報告すると、
 「どうやってやめたの?」と。
 「禁煙シールを張って、これ以上、ニコチンを吸うと、
  とんでもない事態になるって、妄想を頭に植え込むんです」
 「もう、妄想ってところが、ウソじゃねぇか。
  だめだ、そんなんじゃあ、よし、煙草吸おう!」などと。

 「これから、小林と篤とカミさんと飯くうの一緒に来る?」
 という、誘いを、
 「すいません、20時から生放送があるので」
 とお断り申し上げる。
 行きたかったのは、言うまでもない。

 フジテレビ、『お台場トレンド市場』へ。
 3時間生放送。
 ボーティング(視聴者投票)でようやく、俺が、映画の切符をゲット。
 視聴者が見たら、何が当たったのかと思われるほど狂喜する。
 と言うのも、こういう株の取引、シュミレーションをやっているのだから、
 もっと、出演者の投資による喜怒哀楽が表に出れば良いと思っているのだが。

 戸上マネ、送って帰宅。
 家に北郷が来ていたが、相手をしている時間がない。 

 5月13日  日曜

 朝6時東京駅集合。
 前日より、ホーム泊まりこみの安原マネ、合流。
 早朝スケジュールになるとマネージャーも大変だ。

 6時35分発、こだま441号。
 豊橋乗換え、
 伊那路1号、トンネルと山の尾根をかいくぐりながら、
 絶景の山なかへと奥行く。



 長野県天龍村、平岡ダム周囲は、
 交通量も多く、
 不法投棄のゴミが村の環境を汚染している。
 子供達が始めた天龍ピカピカ大作戦の規模を拡大させるためには、
 資金は必要だ。
 そして、俺たち、出張、タイムショック号が呼ばれた。


村役場ロケ、
村長を訪ねて、村の賢者5人は決めてもらうことに。
 

 待ち時間、地元の学校の控室から、
 村人が集まる様子を高みの見物する気分は、上々。
 縁日気分になる。
 本番、野村アナ進行、時の番人の妻カイヤ、
 チェンジなしゴールデン出張嬢の小森麗佳と共に。

 5人目まで、
 ハラハラと盛り上がる展開で……終了。

 終了後も、取り残していた前フリロケ。

 ダム近辺を車で廻る。
 車中、安原マネと本の話。
 前から知っていたが、この人、見かけや日頃の言動にかかわらず、
 実によく本を読んでる。
 そして、そういう人しか見えてこない指摘がある。
 聞いているだけで、とても参考になる。

 豊橋まで車で、約3時間の移動。
 「母の日」で、母に連絡したら、
 大阪の親戚宅へ来ているとこのこと。
 明日からスケジュールが空くので、
 このまま合流するのもオモロと思って、算段してみたが、
 どうやらUSJに行くパックツアーのようだったので、断念。
 こだまで帰京。
 往復10時間の移動にすっかり「疲れた」連発の赤江くんだったが、
 いつもは、赤江くん以上に「疲れた」連発で同調の俺も、
 今日に限ってたいして疲れてない。
 昨日のプラセンタ効果なのだろう。

 移動の合間、
 『アー・ユー・ハッピー?』矢沢永吉(日経BP)
 『だめだこりゃ』いかりや長介(新潮社)読了。



 『日経エンターテイメント』で
 7月から、タレント本の書評を始めるので、
 タレント本、連続して読んでいる。

 帰宅後、元たけし軍団の佐竹チョイナが持って来てくれた、
 (『佐竹君からの手紙』(ビートたけし著・文芸春秋)という本で、
  北海道、ロシアへ渡って以来、北海道に懇意にしている人がいて、
  毎年、毛ガニとたらばカニが送られてくる。
  そして、それをいつも俺におすそ分けしてくれる)
 毛ガニにむしゃぶりつく。
 毛ガニの、ふんどしをパカリと外して、
 ズルズルズルと、かにミソをすすり、
 カニの身も独占。
 スズキ(同居人)と二人きりで食す。 
 贅沢なことだ。
 しかし、これも、最後の晩餐なのだ。

 明日から、地獄の断食が始まることになる。

 博士試練の3日間 5/13〜16 へ《 つづく 》

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