7月21日  土曜

 10時半、渋谷ビデオスタジオ。
 チャンネル北野・浅草スポーツST3本収録、
 ギャランドゥ男性、心霊写真、防衛グッズ、
 アシスタントのHカップギャルに騒然。

 終了後、渋谷シネタワー、
 「千と千尋の神隠し」
 マキタスポーツを連れて、一時間並んで。

 夏休みの初日。
 昔だったら、絶えがたい、大嫌いな行列。
 しかし、耳をすませば…
 子供を連れた父親、
 中学生の友達づれ…。
 彼らの会話の無邪気で、
 いかにも、 夏休み的なこと、
 なんともスタジオジブリ的で微笑ましい。
 悪くない。退屈しなかった。

 映画、監督のイマジネーション暴走ぶり、あんぐり、俺、笑い出す。
 すごい!まるで制御していない、 おどろおどろしい夢映画。
  「トトロ」だと思って連れてきている、子供、ついてこれるのか。
 なにしろ、いきなり主人公の両親が、
 まるで可愛げもない リアルな豚に変えられてしまう。
 幼児は泣き出すだろう。
 巨神兵とか、アキラのエンディングとか、ダイダラボッチ とか、
 アニメ作家が好んで描く、溶けものキャラ競争、
 さらに 激化しているような気が……。
 それにしても、
 これだけの大作ながら、
 これっぽっちもマーケッティングを考えてない気がする。
 それなのに、観客動員記録を作りそうな、
 国民映画になるところが、凄い。

 パルコ3
 「猿の惑星展」へ。

 マキタスポーツとエロ話。
 いろいろ、私生活に変化のある、
 マキタに伝えてあげたいことは、
 多々あるのだが、
 ひたすら男の暗喩、エロ話。
 いったい、何を喋っているのだ。

 18時、BSフジ、
 本日は27時間テレビの開幕日、駐車場も満杯。
 フジテレビに車を停められない。

 楽屋にダチョウ倶楽部。
 「テレビブロス読んでるよ」と。
 「スイマセン、からかっているようで……」
 叱られるかと思ったら、
 「なに、言ってるの? 全部ホントの話、完璧だね」と。
 リーダーもジモンさんも。
 ジモンさん、さらに最強自慢。
 また一話、増えることに。

 『お台場トレンド市場』3時間生放送。
 今夜もボーティングで一勝。
 エレベーターで、菊川怜を目撃。
 OH〜猛烈!ホーと足を停めて、見てしまう。

 「猿の惑星」
 先行オールナイトを断念。

 

 7月22日  日曜

 朝10時、大塚美容歯科へ。
 神戸ラーメン正月屋、冷やしラーメン。

 「スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」へ。
 変則で25分、タイ式縄跳び。

 モヤモヤ、夜、行き帰り、生き返り。断念。

 

 7月23日   月曜

 11時半、都市センターホテルへ。
 「東京人」取材。そのまんま東さんと一緒。 
 社会人学生、生涯学習について。

 一応、早慶進学の二組にと言う話であったのだが、
 慶応の通信、 俺は休学中、玉袋は既に退学、
 と言うことで、東さん、独断場。
 「目標は、大学教授」と宣言していたが、
 それだけのことを、この歳でやっているのだから、
 恐るべし。
 学習欲は、食欲は性欲と同じモノと言い切っていたが、
 これだけの潜在的なパワーを以前は 性欲で発散していたのだ、
 そりゃあ、凄かったであろう。事件にもなるわ。

 最近は、しょっちゅう、東さんと仕事が一緒になるが、
 この太陽のように明るく、沈み込むところのない、
 このキャラクターに個人的にぞっこんである。
 ひたすら走り続け、
 ひたすら勉強しつづけ、
 なんにも文句をいわず、
 仕事では、 ひたすらボケつづける、
 この境地は、なかな出来るものでない。

 そのまま、グランドアーク半蔵門、
 「月刊アサヒ芸能」対談。
 そのまんま東さん、田代まさしさんと一緒。
 謹慎トリオの座談会。
 3組ともに謹慎生活があるのだ。
 9ヶ月ぶりの田代さんに面会。
 すっかり、痩せていて、まだリハビリ中って感じ。
 芸能人に甘いと言われることについて、
 これだけの代償があったと、言うオフレコ話。

 「テレビでフルスイングが出来ない」と言っていたが、
 それはそうであろう。
 何を言っても、無反省だと誤解される時期だ。

 京王プラザホテルへ移動、
 ベストギア取材。にっかぽっか姿に着替えて、
 測量グッズにコメント、

 歯、不具合で頼み込んで、大塚美容歯科、

 夜、桃太郎寿司。一人で。

 

 7月24日  火曜

 10時起床。
 12時発、こだまで大阪へ。

 車内、「スプートニクの恋人」村上春樹、
 読了。村上春樹の小説本読むのは 10年以上ぶりだ。
 今更、俺の言うことでもないが、もちろん、傑作。
 小説世界のレトリックワールド、確かに巧すぎ。
 しかし、こういう世界で、
 しばし物語に身を沈めて、心を浮遊させること、
 これは、少女趣味だと思う。
 何に比べて、少女趣味かというと、
 例えば「スネークピット・ジャパン」 で汗を流すことに比べて……。
 例えば「紙のプロレス」を読むことで血わき肉躍ることに比べて……。
 嫌いか?……ところが、俺、これが好きに決まっているのだ。
 困ったもんだ。
 

 MBS「たかじんのワンマン」へ。
 USJ敷地内のMBSのスタジオ。
 北野誠さん、パンチ佐藤、早坂好恵らと一緒。
 夏休みらしからぬ、キャバクラ水商売話を延々と。

 帰途、車内、好恵ちゃんと話をしながら……。

 帰宅後、届けられた、「紙のプロレス40」、
 うじうじと恋愛に悩むことなく、
 趣味の良い、クラシックを聞くこともなく、
 レトリックに酔うこともなく、
 強さの旅人の物語、 ごくごくと読み込む。

   

 

 7月25日  水曜

 「スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」へ。
 井上貴子選手と二人きり。

 室温、40℃を超えているのではないか。
 ランニング・マシーン加える。
 スコールのような汗をかいたところで、
 集中豪雨のような大雨が降ってきた……。

 世田谷、TMCスタジオ、
 「ここが変だよ、日本人」収録。

 「ここがナゾだよ、アントニオ猪木」
 猪木擁護派として、
 たけし軍団から猪木軍団に鞍替えしての出演。
 小川選手、大槻ケンヂも横に。

 当日まで打合わせ出来ないままに、
 猪木様、台本も読んでいないとのこと、
 「好きなようにやってよ」とのこと。

 楽屋挨拶に行ったら、殿、
 「おまえら、好きなようにやれよ、
  俺はわかんねぇから」と。

 共に英雄なり。

 しかし、 殿と、猪木様とに挟まれて、テレビ出演。
 なんとも至高、贅沢なもんだ。

 スタッフいわく本番前打合わせの段階では、猪木様、
 「テンション低い」とのことで、心配したが、
 本番は、猪木節。
 いきなりの質問が、
「プロレスなんて八百長?」なんて質問なので、
 内心ハラハラしていたが、
 猪木様、 こういう挑発にも取り乱すことはない。
 さらにスタッフの思惑通りには、
 スタジオが不穏なムードにはならない。
 それは、当然のことだ。
 日本人ですら評価が出来ないほどの、国際的な日本人である、
 さらに思想家でありながら、世界を股にかける行動派 、
 そういう猪木様を、
 ここにいる外人たちは好きに決まっているからなのだ。

 スタジオ隅で猪木様を待ち受ける、ワンダフルのShowとアリーネ。
 外国人だらけスタジオの中で、ワンギャル、アリーネの美女ぶりは、
 大陸横断超特急並ではないか。

 殿、東さん、スタッフと、西麻生「Ken's Dining」で食事。


 テリ―伊藤さんから、サンスポに
 キッドの 漫才が激賞されていた、
 と言われて、サンスポ探したが、
 そういう記事はなし、このまま、迷宮入りかと思っていたら、

 帰宅後、メールで何通か、同様の記事が送られてくる。
 ありがたいことだ。
 以下採録、

 

 7/25 産経新聞 夕刊コラム 直言曲言

  「ツービート」17年ぶりに復活

 猛暑の東京のライブで久しぶりにツービートの漫才を聞いた。
 これは暑さに浮かされたイリュージョンではない。
 十二日に、 新宿の紀伊国屋サザンシアターでおこなわれた
 高田文夫プロデュースの 笑芸ライブ「我らの高田笑学校」で、
 ビートたけしとビートきよしの漫才が
 十七年ぶりに復活したのである。    
 十七年という時間をはさんでも、元コンビの息はぴったり。
 たけしの「毒ガス」もきよしの「よしなさい!」も健在であった。

 現在の二人のポジションの差が、
 さらに、ねじれを生み出して、 客席に爆笑の渦を巻き起こしていた。    
 事前のマスコミへのリリースもなく、
 プログラムにも 「なぞのコンビX」としか書かれていなかったので、
 客席にいた私も一瞬、目をうたぐったほどだった。
 熱帯夜のライブへ来たお客への
 素晴らしいプレゼントだということだろう。  
 
 この夜のライブでトリをとったのは、
 たけしの弟子の浅草キッドの二人組。
 笑いの同時代性という点で、
 完全に彼らはツービートをしのいでいた。
 たけしもそれには 気づいているはずだと思う。
 気づいているからこそ、 弟子と同じ舞台で
 十七年ぶりのツービートの漫才を 演じてみせたのだろう。  
 これは「時代を笑いのめす漫才」はおまえたちにまかせた、
 との師匠からの免許皆伝のはなむけにちがいない。  
 
 この浅草キッドと爆笑問題の二組は、
 漫才という芸の領域において、
 おそらく史上最高のレベルに達していると思う。
 二組に共通するのは、知性に裏打ちされた毒のあるユーモア。  
 ツービートたちがブレークした20年前のMANZAIブームでは、
 まだ、笑いはナンセンスを中心にしたものだった。  
 ざ・ぼんちの「A地点からB地点まで」も、
 B&Bの「もみじまんじゅう!」もブラックな批評性よりも、
 明るいバカバカしさの原点であった。
 ツービートにしても「赤信号みんなで渡ればこわくない」など、
 当時は毒ガスといわれたが、
 現在の浅草キッドや爆笑問題の毒にくらべればカワイイものだ。  
 現時点の笑いの最高峰、
 浅草キッドと爆笑問題の漫才バトルを見てみたい。
 クリスマスあたりに表現してくれないか。
           (ステージプランナー 藤原龍一郎 )


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