8月26日   日曜

『スネークピットジャパン』
イチローの連続安打記録のように、
今日も、続けて行くつもりが、
ふと寝返り打っただけで突如の背筋痛。
息も絶え絶え。
やはりオーバーワーク。
家でじっくり治しながら……。
ゴロゴロと休日気分。

かわぐちかいじの『ジパング』、
今出ている4巻まで。

もちろん、バカ売れしてるし、
いまさら、そんなわかりきったこと、
書くなよ!って話だとは思うが、
いや、想像以上、これは骨太。
日本の映画の世界進出は、まだまだだろうが、
日本の漫画の最前線は、骨格、構成力、ストーリー、
こんな仕事を週刊ペースでやっているのだ、
これは世界一だわ。
すっかり、俺も1942年のイージス艦「みらい」へタイムスリップ、
ドラマチックだ、息を飲む。

『ゴーストワールド』のダニエルクローズの原作漫画の方、
いや、これ、台詞全部いいわ。

WWF特番『インヴェージョン』。ビデオで。

WWF対WCW+ECW軍、オースチンの裏切り劇。
試合の方も。ロブ・ヴァン・ダムや田尻の動き、
目を見張る。
しかしながら3時間は長い。

ついにWWFのテレビ東京地上波放送開始、
まことに喜ばしい……が、
それまでの扱いが不当に低かったのは、確かだが、
鬼の首とったかのように、
声高々にWWFに娯楽の全てがつまっている〜
みたいな風潮は、鼻白む。
WWFを語るに、根っからのWWFマニアじゃ、
ただのプロレスファンの延長じゃない。
「プロレスについてしか知らない奴は、
 プロレスについて何も知らない」
って何度も 言っているが、
他のジャンル、他の娯楽、他のサブカルを熟知、
比較、交えて喋れて、WWFが伝わるんじゃないの。

例えば、蜷川歌舞伎がWWFに影響受けたとか。
劇団四季がうんぬんってレベルに なるといいんだけどね。

『チャーリーズ・エンジェル』今ごろ、ビデオで。


8月27日  月曜

朝、おべんきょ、7日間計画、
2週遅れではあるが、ようやく到達。
まぁ、途中であきらめるよりは良し。

『吉華』で、バンバンジィ麺。
このお店、日本風の加工のない、
四川料理のオリジナルでシンプルなもの、
この夏、一番食ったかも。
 
16時半、天王洲スタジオ、
『火の玉スポーツ列伝』収録。
一本。5ヶ月続いたこの番組の最終回。

「プロ野球中継で30%をとる方法」
その前に、この番組が10%とる方法を考えろよ!
と、誰しもが思いつつ。
しかし、今回、Vが上出来。
俺達、プレゼンテーターで展開。
ダンカンさん、北野誠さん、飯干景子さんが批評。
 
スタジオで千代田寿司をつまみながらの
軽い打ち上げ。
さすがにスタッフの皆さん、終了は無念、残念がる。
しかし、俺たちにとっては、業界視聴率が高く、
誰からも適材適所と言われ、実力が発揮できる、
おいしい番組であった。
 
この番組、スタッフが用意する事前資料や、取材Vなど、
タレントに渡す前までのお仕事が、とても優秀だった。
今度はそれを素材にいかに面白くするか〜はタレントの仕事。
スタッフとタレントの良き、しのぎ合いが出来た。
今後につながるし、
たとえ終わろうとも、
テレビ番組は人との出会いが一番でしょう。

帰宅後、『ナンバー』の対談直し。
時間はかかるし、面倒な作業ではあるが、
「これは凄い!」「見違えるようですね」と、
スズキ(同居人)が、妙に褒めてくれるので
熱心に。
好きかも、こういう仕事。
 


8月28日  水曜

『TV Bros』、
『お笑い男の星座』原稿入稿。
ダチョウ倶楽部編完結。
あまりの好評ぶりに気を良くして、
伸び伸びになっていたが、
まだまだ! 単行本化の際には、
さらにバンバン書き足すつもり。

『スネークピットジャパン』行ったら、
第4火曜日は休み。
そのまま、ジムの先輩の石井さんが営む、
『石井カイロプラティック』でマッサージ。

おべんきょ、ルーム2コマ。
アマレスラー、DJ先生。

祭囃子に誘われて、阿波踊りへ。
踊る阿呆にはなれないが、見る阿呆になる。

路上で、元・東京ダイナマイトの曽根卍と
偶然出くわす。
すっかり太っていたが、
今だに戻りたいとは言わない。
ま、みんな、自分の好きにやればいいんだ。

いざ、阿波踊り、本番の直前、突然の大雨、
漫画喫茶へ避難する。
阿波踊りは結局、中止に。

空模様を恨めしそうに見る、
子供達が可愛そうだった。

漫画喫茶で、モーニングの30号から最新号まで。
『ジパング』を読む。ようやく発売号に追いつく。

『風とマンダラ』もオモロだね。
漫画のなかに、
浅ヤン時代の俺たちや、立川流時代のダンカンさんとか出てきて、
びっくり。

出店で、ジムの先輩、梅さんと合流。

お好み焼き『ぼちぼち』。
今回美味かったな。
また、店先で宮戸さんと出くわす。



8月29日  水曜

どっこいサブ来宅。
サブ運転で、「クローンキッド」最後の収録へ。
3本分。
伊藤裕子さん、デストロイ子2号、3号と一緒。
 
TBS、会議室でミーティング。

キッド祭りの打ち上げのため、
自給自足を目指して、海浜公園で釣り。

その帰途、新宿の「みゆき」前で俺を降ろして、
収録現場に居ると、
連絡。
駐車場へ停める際、サブが俺の車を事故ったと。
 
相手にもサブにも怪我がないのが、
不幸中の幸いながら、
エアーバックが開くほどの衝撃であったとこのこと。
もしかしたら、俺の車、廃車になるかも。

事故は不可避だ。
そして責任は、運転している下のものではなく、
運転させている方、つまり俺が悪いものだし、
こういう事態を常に想定して、
必ず起こると、刷り込んではいるのだが、
さすがに気分は凹む。
ルー大柴さんを迎えての総集編収録中も、
どうしても心ここにあらず。
これくらい、
どうってことねぇですよ、
と思うようにしているのだが……。

番組最後を知らない、なにわキッドの4人、
村川絵梨、田野あさ美、上原香代子、川田由起奈、
は涙、涙。
この番組、毎回、こういうシーンに心洗われていた。

番組当初は、大きな目標がありながら、
番組が長続きしないのは、残念だが、
彼女らが、終わるわけじゃない。
誰から見ても、
逸材なので、今後、とてつもない大スターになって欲しい。
それが、この番組の遺産というものだ。

帰宅後、
サブ、スズキと 事後処理ならぬジコ処理、
手続き。

 


8月30日   水曜

サブ来宅。
保険屋手続き。
 
ここ数日、スポーツ新聞が伝える、
猪木 vs 橋本の確執が気になる。
連日の報道でも収拾がつかず、
本日、ついに『真撃』武道館大会。
こうなったら橋本にTEL。
と言っても、SRS・DXの橋本さん。
席を押えてもらう。

『スネークピットジャパン』へ。
一人だったので、ダラダラやっていたら、
夕方より、立ち技プロコースの大江教室始まり、
最後は、念入りに。
30分タイ式複合縄跳び。コンディショニング。
明日から、ジムは夏合宿。

スズキ(同居人)を連れて、
日本武道館、『真撃』へ。
赤江くん(玉袋)、ハチミツ二郎も合流。

大仁田参戦効果で3階席は満員。

俺は、試合よりも、猪木 vs 橋本の裏事情が気になる。
お忍びで来場のバトラーツ島田レフリー取材。
SRS・DXの谷川さん、柳沢さん、Show氏などを取材。
だいたい見えてきた。

記者席で眠り呆ける、菊池隆さん、
完全に「脳死」しているぞ。

大仁田と戦った後の、大谷がマイクを持って、
「どいつもこいつも馬鹿にしやがって!」
は、客席の雰囲気にも言っているかも。

確かに、この窮地に 、
しかも、応援半分、半分馬鹿にして詰め掛けている、
観客にZERO-ONEは、
もの凄い興行を見せて欲しかった。
せめて言葉を。
なりふりかまわぬマイクアピールをしてほしかった。
波乱と予定不調和を期待している、
観客には、 なんとも物足らない、
残念な興行だった。
かましたらない、ここが正念場なのだ。

取材、それでも、まだ物足らず、
帰途、『紙のプロレス』編集部へ。
山口編集長一行が戻ってくるまでが帰ってくるまで、
吉田豪ちゃんと差し入れのカレーを食べながら、お話。

某とんでも説を延々と聞くうちに、その気になる。
お互いプロの聞き手だから、
自分もさまざまにプライベート個人情報をチョロチョロと晒しながら、
交換条件に吉田豪の個人情報を取材。

豪ちゃんから、ネットオークションで落とした、
北野インド会社の陶器を貰う。
ありがとう!豪ちゃん、君はMVPだよ!(ターザン風)

結局、朝3時まで編集部に居残り、よもやま話。
スマックガールのプロデューサー、
篠さんが現れる。

 

8月31日   金曜日

サブ来宅。事故処理。

タイガーマスクの文庫解説、東スポ、
テレビジョンなど、原稿4本、必死で入稿。

新宿。代車で運転。
渋谷UPLINK FACTORY
森達也展へ。



『スプーン』読んで以来、
気になっていた、テレビノンフィクション。
『職業欄はエスパー』、ようやく見る。
以前、テレビで断片的には見ていたのだが……。
冒頭、バトラーツの石川社長が写っていた。
『A2』も完成との事。
改めて、森作品、興味深い。
他のノンフィクション作品も見たかったが、
時間があわず。

代官山、「HIRO2」
山田シェフに招かれて。
高知産フルーツトマトの冷製カペリーニ
スズキと青トマト、白瓜のマリネ、コリアンダー風味
アケビとミミイカのフェデリーニ
仔羊のグリル
カツェッティ入り、白ポレンタとカタローニャのミネストラ
フルーツノガスパチョ
お茶のブリュレ(緑茶、ジャスミン、ローズレッド)
美味い。
カメラマン氏遭遇。

帰宅後、新宿ビル火災が。
なんたることだ。 大惨事だ。
嗚呼、これで、
大仁田のファイアーも、
ZERO-ONE火まつりも興行も
不謹慎になるだろう。
と、何を心配しているんだ、俺。

そして8月、夏も終了。
世間的には、史上まれに見る暑い夏だった。
が、そういう、しんどさは、まったく感じなかった。

風邪をひいたり、ウイルスかかったり、
財布落としたり、車が事故ったり、
人と仲たがいしたり、別れたり、
マイナスなことは、次々起るさ。
そのたびに凹む。
平気じゃない。
いいことばかりはありゃしねぇ。

テレビで見た、ザ・ハイロウズのヒロトが 歌う、
『14才』、
惚れ惚れしながら、見惚れてしまう。
なんとかっこ良い、晒し業、
人前で、なんとかっこいい、 同級生、
「39歳」なのだと 思ってしまう。
この姿に啓示を受ける人も多いだろう。

いっそ、俺も14歳にしてくれ!
ヒロトも俺も同じだった14歳に。
なんて思いつつも、
またリアルに歳をとっていく。

ヒロトを見ていると、
これだけ、人に届く術、存在が羨ましくもあるが、
マケテタマルカ、
俺だって、 やりたいことはやまのようにある、
そしてそれを残したい。

日記もHPアドレス変更と共に、
非効率と弊害解消のため、
打ち止め、
不定期のコラム化する話もあったが…。

ロックスターになれなくとも、
音楽で言葉を紡げなくても、
「これからも俺は俺で、不恰好でも、ダメでも、
お笑いでも、しょせん文字でも、
へっぽこでも歌う!やめないよ!」と
自分に言い聞かす。

例えば、こんな日記でも。終わらない歌だ。

博士の悪童日記<2001年9月上旬>へ

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