10月21日  日曜

一日中、舞台前の軽いプレッシャーを隣人に、
果たして本番に間に合うのかと思いつつ、
漫才修正、そして自主練習。

何度、繰り返しても、
同じ不安に駆られながら……だ。
長年やっているが、漫才の舞台で、
本番前に一度も安心だと思ったことはない。
だからこそ、まだまだ、まだまだ…
これじゃあ、受けないぞと…
周囲に、ほとほと呆れられるほどの、
修正、推敲を繰り返すのも、常のことだ。
舞台前のこういう一日は、時間の流れが、日々と違う。

そういうイライラのなか、時間を見つけて、
お好み焼き「ぼちぼち」で食事。 

さらに現実逃避なのか、
異常に精力的に部屋模様変えを。


10月22日  月曜

漫才練習。
現在は、今までの芸能生活で
最も忙しいスケジュール。
どこにネタ作り、 練習時間を見つけることが出来るのか?
なかなか、難儀である。

そのなかで、スケジュールを、
なんとか、ずらしてもらって、
今日、一日空けてもらった。
でも一日空くと、逆にのんびりして、
非効率で、練習に飽きるのだ。

赤江くん(玉袋)とも、会って短く合わせ。
前回の高田笑学校、ちゃんと合わせたのが、
結果的に良かったので……。
イライラしないで、焦らることなく、なら、
煮詰まらず、 やれるのだよ。

これだけベテランでも、
まだまだ調整法を考えながら……なのだ。

気分転換に、EARTHで散髪。


10月23日  火曜

昼から、漫才練習。
新宿に向かう車のなかで 、
あんまり天気が良かったので、
途中下車。
まるで新人のように二人で、
新宿中央公園、芝生に向かって、
ネタ合わせ。
お互い、我を忘れてやっていると、気がつくと、
いつの間にか、人だかりギャラリーが拍手。

新宿高島屋、紀ノ国屋ホール、
「我らの高田"笑"学校 しょの14」
今回は、ピン芸人特集。
鳥肌実、そのまんま東さんが初登場。
しかも、俺はこの二人、
ある種、 このライブの席亭、高田先生に対して、
推薦人の立場もあったので、
舞台の出来も気になる。

鳥肌実、
そのまんま東、
清水ミチコ、
中入り、
松村邦洋、
浅草キッドの順。

鳥肌、お馴染みの自己紹介ネタ、
俺的には、自分の芸人生活のなかで、
舞台のふるまい、佇まいに於いて、
吹越満以来の、モノが違う〜ってくらいの逸材だと、
かねがね思っているのが、
何故だか、高田先生の前では相性が悪い。

実は、このライブに俺も、このネタ選択を推薦したのだが、
客席と舞台の間に違和感あり。
しかし、もともと、こういうネタだし、
こういう客の反響なのだ。
この違和感ら、徐々に鳥肌の世界を作っていくのだが、
しかし、この持ち時間では、
本人もピークまで持っていけない感じ。

本人は、 ちょっと不本意かも……。


続いて、東さん、
たけし軍団の先輩で、
たった、一人で 、ここに立つ事だけでも、
充分立派だと思っているのだが、
前半はともかく、
やはり、後半はグズグズに〜なってたな。


清水ミチコさん、ものまねカラオケメドレー、
何度見ても、
とにかく、これをやられちゃ、かなわないって位の、
実に、芸達者で、才能そのもの、見事なものだ。
だが、 これも、ミチコさんのライブではお馴染み。
もしかしたら、そう思う客もいるだろう。

松村邦洋、プロジェクトX、ネタ。
相変わらずの立ち往生芸、織り込みながら……。

な、わけで、トリに立つ、俺たちは、
ある種、きっちりと、隙のないパーフェクトな王道をやるべき、
「流れ上、絶対、外すわけには行かないな…」
と言い聞かしながら、舞台へ。

俺たち、予定時間大幅オーバーの25分、
「でてこいビンラディン、ハゲチャビン」
狙い通りのうねりありで、
予想より大きく受ける。
しかも、心理的にも余裕充分の舞台。
責任果たして一安心。


 
座談会。
東さん、本領発揮。
ボケっぱなしで、 みんなに、つっこまれる。
松村邦洋にさえ、
「はじめて、突っ込みましたよ」と。

読者より感想文

打ち上げ。
明日の仕込みありなので、顔出しのみ。
ほんとは、ゆっくりしたいところなのだが……。
で、帰って、明日の資料読み。

そう言えば、この日、浅草キッドの唯一の弟子である
ハチミツ二郎社長が主宰していた、
芸人組織『トンパチ・プロ』が解散宣言したとのこと。

この芸能界で、会社ごっこが通用するはずもないことは、
俺自身、もう分かっていたことである。
でも、若いってことは、それを諌める声に耳を貸さない。
そういうことをチャンレンジしなければ、気が済まない。
そういうものなのだ。
でも、 万が一の確率で成功することだってないわけじゃない。
だから、ずっと不干渉で通していた。

主力メンバーであった、
マキタスポーツと二郎の殴り合いが、
本日のロフトプロスワンで繰り広げられたらしい。

言ってみれば、
芸人として、スタートライン以前の、
友情や、裏切りや、孤立など、俺も経験した道である。

後輩が 同じように続くのは 、
それは芸人の通る道だからだ。
そんなところで、感傷に浸る暇はないんだ。
いつだって、この道は、その後なんだ…。

昔は、俺たちも切実に漫才だけがウケたかった。
舞台だけが、証明の時代があった。
でも、今は、漫才ウケたって、その美酒に浸る暇がない。
もう、明日が来るんだもん。

10月24日  水曜

朝8時、TBS「アサ秘ジャーナル」、
赤坂TBS局内で、前振り収録。

料亭・隅田川で対談収録。
ふと気がつくと、余り時間に、プライベートな話、
ついつい俺、江口さんに相談してるな。

1本目、衆議院副議長、渡部恒三。
昔、小沢一郎党首の新進党時代には、
あの独特の福島弁で
テレビでコメントをしているのをよく見たものだ。
高齢だと思っていたが、
石原都知事と同い年と聞いて驚いた。

2本目、柿沢弘治。
東京都の下町のケネディー。
都知事選での敗北がお馴染みではあるが、
政界渡り鳥を続けながら、
現在も 衆議院議員、
でも、正直に言えば、
ハンサムでダンディー、
話は理路整然としているが……
話を聞いていても、そこが物足らなかったりする。

品川移動、イマジカへ。、
『Tokyo Boy』3本収録。
ようやく読み終えた 「国家なる幻影」に、
石原慎太郎都知事からサイン貰う。
「で、君は名前は何?」……と、
案の定、都知事、俺の芸名は知らなかったな。



ストリートミュージシャン、
第4回、映像コンテスト、
現代、ロボット最新事情、

タカラのおもちゃ版のPINOを貰って帰る。
ピノキオをモチーフのロボット。
こういうオモチャに無関心だったのだが、
これがなかなか良く出来ている。

壮絶に眠たいにもかかわらず、
それでも朝3時まで起きっぱなし。


10月25日  木曜

16時、事務所。
TBSラジオ、ディレクター砂原さんと打ち合わせ。
そのまま居残り、
岡田マネと、マキタの件、話し合い。
 
新宿パレス東映、どっこいサブを連れて、
映画「GO」へ、
確かに快作である。

そして窪塚くん、すれっからしの俺が見ても、
スクリーンに映える映画スターである。
でも、原作縛りがあるからしょうがないが、
結局、恋愛映画であったことが、
ちょっぴり残念。
しかし、映画の台詞で、
「(ビリー・ザ・キッドなんて)知らないよ!
 浅草キッドなら知っているけど」って出てくるのは、
ちょっとドキッとした。


「すし政」でさぶと寿司つまみながら、
「寿司 vs とんかつ」を考える。

10月26日  金曜

朝、早起き、
テレビジョン原稿入稿。

グランドアーク半蔵門、
「ベストギア」連載取材、
テーマ、清掃用具、
赤江くん(玉袋)寝坊で一時間待ち。
編集者が、「虎の門」の熱烈ファンで、
番組裏話などを披露。

小学校で、1300m 水泳、

23時、六本木センターへ。
ANB 『虎ノ門』生放送へ。
司会、尾身としのり、
「朝まで生どっち?」
今回の議題は、
「 寿司とトンカツ無くなったら生きていけないのはどっち」

寿司派:俺、くりーむ上田、龍虎、周富徳、
トンカツ派:玉袋、勝俣州和、蛭子能収、

実は、事前アンケートでは、全員が寿司派であった、
にもかかわらず、一時間、話をもたすのは、大変。
トンカツ派、奮闘だな。

「視聴率、取ったりトラれたり」
片平なぎさスペシャル vs 石田純一、長谷川理恵二人旅、

内村プロデュースメンバーが、
新人の お笑いゲートに挑戦していた。

朝4時終了。

 

10月28日  土曜日

14時、五反田、
「タモリ倶楽部」収録(11/23 放送予定)。
「パンティーから女の子が透けて見えて来る
 〜私の下着全て見せます!!」企画。

エロ企画ならどうにでもなるだろう。
 
三上大和、ファンキー・モンキー・クリニックと一緒。
前半、二日酔いなのか、それとも風邪か、
俺、 ふらふらしていた。
しかし、相変わらず、タモリ倶楽部は楽しだ。

お台場、移動。
お台場トレンド市場』3時間生放送、
ボーティング2連勝。
赤江くん(玉袋)の車で帰宅。

帰宅後、明日の資料読み。


10月28日  日曜

15時半、TBSラジオへ。
17時半〜19時「浅草キッドの社会の窓」生放送。
生物テロ対策、テーマパーク問題、
「見出し丸出し」に、伊集院乱入、
ゲスト、写真集「罰」を出した林葉直子も。
だいぶん、良い調子になった。
まずまず。

帰宅、急遽、呼び出し、
非常識、凹む。



10月29日  月曜

日刊スポーツ、高田先生の連載に 笑う。

高田文夫の娯楽極楽お道楽〜157回

10月23日は、お待たせの「我らの高田笑学校」。
超満員のギャグIQの高い、笑いに関してだけは濃すぎる
客を前にし出演者一同、大緊張の中熱演。
ここに高田笑学校の採点表があるので、そっと公開。

浅草キッド  10点
松村邦洋   7点
清水ミチコ  9点
鳥肌実    5点
そのまんま東 追試

とある。
笑学校は東の通う早大よりもレベルが高いのだ。


 
グランドアーク半蔵門へ。
月刊アサヒ芸能エンタメ、連載対談、
そのまんま東さんと。
高田先生の文章を報告すると、
「そうか?俺は、キッドとタメ張ったって思ってたのに……」と。
相変わらず。
ゲスト、岡元あつこ、
事務所移籍のトラブル話、オモロ。
芸能界ってそういうことがあるのだな。
 
東さんと四谷の定食屋「みようが屋」
東さん、これから早稲田に行くとのこと。

水泳1500M、

ボーとしていて、気分転換に、
『天空の城ラピュタ』ビデオで15年ぶり。
浅草フランス座にいるころ、
仕事をサボって、赤江くん(玉袋)と
観にいって以来なのだ。

凹まず、立ち直れ!俺。


10月30日  火曜

MBS「たかじんのワンマン」へ。
朝から大阪往復。
北野誠、堀越のり、中田なおき、コニタンらが一緒。
いつも、たかじん節、拝聴でいつも終わるのだが、
今回は、
「芸能界ところてんでポン」なるコーナーつとめる。

楽屋で、『ぴあ』関西版取材。

珍しく、月末の約束どおりに、
ロコモーション高須さん、来宅。
佐竹チョイナからの差し入れ 毛がにを食べながら、
俺、「聞いてくれよ……」の酒。
高須さん、すっかり用件忘れてた。


10月31日  水曜


15時、高輪プリンスホテル、
「ロッキン・オン」社の兵庫氏と打ち合わせ。

晴れて、東スポ連載が単行本化されることに。
ちなみに、きっかけは、このHPの呼びかけであった。
「スーパー編集者は出て来い!」に反応してくれた。
それだけで、俺は、満足であり、
この意欲は、
この人が、編集者であり、 表現者であることの発露であるな〜
と思うのだ。
だから、何の注文もない。

そのまま、正装に着替えて、
ようやく概要を発表できるようになった、
スクウェア新作ゲームソフト、
『日米間プロ野球 FINAL LEAGUE』の記者会見。

ダンカンさんが、実況音声のシナリオを膨大な作業を作成したのだ。
ホテルの錚々たる舞台、
ずらりと勢ぞろいした、スター選手に、
すっかり飲まれてしまった。
よく考えれば、たかが俺より年下の野球選手、
どうってことないはずなのに。

古田、藤井、稲葉(ヤクルト)
小宮山、谷繁(横浜)
前川、大塚、北川、磯部(近鉄)
潮崎、デニ―(西武)
金本(広島)
川相(巨人)
林屋ペーパーさんも会場に。

SKY PERFECTV! のドラマ企画、話聞く。

夜、抱瓶で沖縄料理。

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