8月11日  日曜

二日酔い。

「田中真紀子研究」立花隆著、読了。
議員辞職の日に発売になる絶好のタイミングの本、
立花隆の場合、真紀子を語ることは、
田中角栄論に通じる話だが、
今更ながら、金権政治家・角栄の体を通り抜けていった、
政治闘争のための「銃弾」としての、
お金の膨大な量に唖然とした。
そして、政治家の周りには、
本当に口封じのための「死体」がゴロゴロしている。
死屍累々なのも実感。

世論調査によれば、
真紀子さんを総理に!
と待望した人が、多数派でいるわけだが、
例え、この本がベストセラーになったとしても、
視聴率換算したら、1%程のことなのだなぁ。
どこまで影響力があるのか。

エアロバイクai、60分
新日本、G1決勝戦生放送見ながら、
両国からの生中継なのだが、
試合は、蝶野 vs 高山の決勝戦のみが生。
後は、ここまでの予選のVTR。
さらに選手の舞台裏、サイドストーリー。
高山善廣のぜんそく治療の姿には、目を奪われた。
最後は、リング上で、
恒例のおしくらまんじゅう。
マイクアピール。
でも、テレビもこの見せ方なら
プロレス問題なし、 未来ある。

義妹・なおちゃん来宅。
新中野、うなぎの名店『小満津』へ、
予約を入れて。うな重、
某元県知事も「いまどきまっとうな料理店」
と大絶賛の名店ではある。
もちろん文句ない美味ではあるが…。

ブライアン・デ・パルマの
『ファントム・オブ・パラダイス』
ビデオで。オールタイム、マイ・フェバリットの一本。
15年ぶりくらいだろうか。
28年前の映画ながら、いまだに意匠がカッコイイ。

《フミヤがハワイでブギーボードをしていて両腕強打、安静3週間 》
《ニコラス・ケイジ、プレスリー長女リサ・マリーと挙式 》


8月12日  月曜

マスクマンの収録予定が、飛ぶ。

いしかわじゅん「秘密の手帖」(角川書店)読了。

業界内交遊録エッセー、
江頭ちゃんのライブの打ち上げで、
高田先生に言われていた内幕本。

ちょっとした業界内有名人の話。
共通の知人。
チラリと俺の名前も出てくる。
こういうテーマのとり方でも、
本が出来るのだな。
全体を通して読むと、
微妙なテクニックが浮かび上がってくる。
感心。

麻布、NCV「生でGONG GONG」
ゲスト、週刊プロレス、佐藤編集長。
ターザンの弟子にあたる編集長なのだが、
普通にトークしたら、
我々に集中砲火を浴びせられるだろう。
今回は、エールを込めて。

エアロバイクai、
「がき使」松本家罰ゲーム見ながら。

家飯。
肉だんごとおくらのピリ辛スープ
小松菜の煮びたし
青梗菜ともやしのからし醤油和え

《西武・張、日本新28イニング連続奪三振!》

8月13日  火曜

「大変、大変」と寝ていたら、起こされる。

宅急便。
みうらじゅんさん、いとうせいこうさんより、
ありがた迷惑な50号の巨大な油絵が届く。

手紙が添えられ、

あなたはこのたび結婚とゆー
人生で最も幸せなシステムを
通過されたと聞きました。
よって、ここに
ありがた迷惑な品をお送りしたく思います。
作品名は『愛へのキックオフ』です。
周りの似ていない選手たちは
いとうせいこうが描き、
ロナウドという人は私みうらが描きました。
ハッキリ言って
僕はサッカーなどに興味がありませんが
そこは博士の結婚!
がんばって描きました。
一生、持っていてくださいね。
それではお幸せに!


と書かれてあった。

ロナウドが、達磨を蹴っている
図柄はそれなりなのだが、
周りのトルシエや、ベッカムやら、
その他、わけわからない人選、
これが、めちゃ、へぼ絵なのだ。
朝からウキウキと嬉し迷惑。

俺には、お盆休みなどないのだ。
24日の高田笑学校に向けて、
漫才の夏になるのだ。
汗かきながら、焦るのだ。

テレビジョン原稿2本分。
『お笑い男の星座』原稿最終回まで。
バカーポ原稿も、先回りにして書きつつ、
そして、漫才原稿。
足に鎖と錘を結びつけ、
意を決して、一日パソコンに向かう。
ヤバイヤバイ時間がないと、心のマジック点灯。

新装のインド料理「サプラ」カレーセット。
値段設定良心的。

エアロバイクai60分。
『サンデープロジェクト』長野知事候補討論会
『マスクマン』宍戸錠見ながら。

《原巨人にマジック34点灯! 》

8月14日  水曜

朝、8時起床。『パワーバンク』ロケ。
意識朦朧、スズキくんの送りで。
麹町日テレ別館。
アンチパワーバンク、
善意以外のものを利用して
世直しをする企画。

ブランド女のチャリティーマラソン。
藤井アナ、山本アナと。

麹町で、ゴールシーン撮影の後、
エルメス、シャネル、グッチマニアの、
それぞれのブランド主義女性宅へ。

同居人が、マテリアルガールでなくて、
良かったな〜とつくづくと感想。

丁度、文京区音羽で終了。
ラーメン「ちゃぶ屋」へ。
2回目。
製麺所付きってところが、雰囲気。
イチロー似のマスターと会釈。
ねぎラーメン。大満足。

そのまま、日テレで『マスクマン』打ち合わせ。

松田さん、江頭2:50お祝い来宅。
一緒に食事。

ゴーヤチャンプルー
なすのしょうゆ炒め
蒸し鶏とくらげときゅうりの中華風
わかめとお豆腐のお吸い物

佐野文二郎画伯の、
漫才師カルタの絵、お祝いに。
めちゃ、嬉し。



資料の『いつみても波乱万丈』の稲川淳二編ビデオで。

8月15日  木曜

朝9時、起床。
今までの『マスクマン』で、もっとも、膨大な週刊誌資料。
今、稲川淳二テストがあれば、
間違いなく満点だろう。

悲惨だ、悲惨だ、悲惨だなぁ〜のリアクション芸人、
そして、怪談タレントの第一人者として今夏も売れまくる。
また工業デザイナーとしての顔。
さまざまなタレント業をこなす稲川淳二の記事の山。
そのなかで、ひとつの知られざる、家庭の事情。
田村章(重松清)名義の
女性自身「新シリーズ人間」の文章。
「稲川淳二の妻、難病の子育てを語る」

テレビではあえて触れることはないし、
コメディアンがオープンにする必要もない、
しかし、この家族の肖像に、胸しめつけられる。
横で一緒に読んでいた、妻も号泣。
いつも資料読みは、大変、面倒と、こぼすが、
只、本を読むだけではない得られない、
思わぬこんな瞬間もある。

15時半、日テレ入り。
『マスクマン』収録、稲川淳二、
怪談に備えて、スタジオで御祓い。
その後、箱の中身はなんじゃろな〜、怪談、
などのアトラクションを交えて、
たっぷり2時間半の収録。

しかし、オカルト体質などに、
かねてから疑問はあるが、
今までの人生で5回も、
死体、遺体、目撃体験があり、
実際、警察の事情聴衆を受けている稲川さんが、
何かを呼び込む霊感体質であることは間違いない。
死体目撃のその最初の体験も楽屋で聞いて、強烈。
本番でも、この話はリクエストした。

それでも、稲川さんは、いつもの腰低さながら、
気高く、毅然と、芸人らしさをまっとうしていた。
テレビに映るところ以外で、
俺たちは共鳴している部分があった。
出演者が、気持ちよく、精神的ストリップをさらし、
人生の銭湯で、お湯に使って、涙を流し、
さっぱりした顔をしてくれれば報われる。

終了後、稲川さんが、
俺たちのほうに歩み寄って、ガッチリと握手。

家飯。
こんにゃくとしし唐のきんぴら
万能ねぎと釜揚げしらすのにんにくドレッシング
牛スジとごぼうの甘辛煮

おいしかった。

漫才原稿に向かうのだが、
マスクマンの後遺症、
しばし、稲川の亡霊が頭から離れない。

《念願の「羽柴秀吉」の名で三上氏、長野県知事選出馬》
《多摩川のアザラシ「タマちゃん」衰弱危機》
《向井亜紀、体外受精失敗をHPで報告》


つづく

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