3月11日  火曜

9時起床。

バッチリ覚醒、朝飯もとらないで、そのまま机。
そして今日一日、一歩も家から出ることもなく、
結局23時までモニターの前からも動かず。
一心不乱に『お笑い男の星座』果てしなき流れの巣に。
あの小説のなかに集まったまま。

昼飯もモニター前で、ぶっかけうどん。

結局、
推敲、ついに70稿を超えたので、もう一段落。
と思うが切りがない。 止まらない。
いつも漫才台本を含めて、
この形式で一緒に作業している赤江くん(玉袋)は、
この頻繁なメールを使った原稿のやりとりは、
慣れているので平気だろうが、
他のモニターの人、特に新規の人は、
なぜこれだけ次から次へと原稿、
送られるのかわからないはず。
一人で走り出しているのも、重々わかっているのだが……。

しかし、俄然面白くなった。

ある章で、思わず物語に入り込んでいて、
モニターの前で涙ぐんだ。ポロポロ泣けた。

ワクワク読みつつゲラゲラ笑い、
ポロポロ泣く、喜怒哀楽を読者から引き出す。
最終的には「俺もやったるで〜!」
と高揚しているような気分になる、
その読後感、目指して。

この日記を読む人は、ぜひ期待して欲しい。
俺たち浅草キッドのライフワークである、
『お笑い男の星座2・私情最強編最強編』は、
前作にも負けない出来だ。
そして、もし、読んでいたないのなら
まず一作目を文庫で読んで欲しい。

株価が音を立てて暴落している。
どこまで落ちるのだろうか?
39年間、株など全く無縁で一切無関心だったが、
今は、「株式道場」やっているので他人事ではない。
なのだが、深刻になることはまったくない。
人に頼んで、馬券買っている様なもの。
こんなもん、外れるのが当たり前と思う。

疲れきって、晩酌、キムチ鍋のみ。

ホームテスト2、85点(86点)

《 <株価>終値ベースで約20年ぶり7900円割れ 》
《 島崎俊郎一家の屋久島生活、特番で甦る 》
《 著作権侵害〜小林亜星さんの逆転勝訴が確定。「編曲権」初めて認められる 》
《 米動物保護団体がタマちゃん捕獲作戦も失敗 》

3月12日  水曜日

6時起床。
「夢日記」を走り書きする。
「生島ヒロシ、元TBSアナウンサー、
 現、ファイナンシャル・プランナーが本日破産しました」と、
テレビ東京、WBSのキャスター小谷真生子が、笑顔で報道。
そして、生島さんは、空手着姿で記者会見して、
「こうなったら、裸一貫で格闘家に転進します!」と答え、
その姿を見て「着(ぎ)着てたら、裸になんねぇよ!」と
俺たちが突っ込んでいるって夢。
なんだ、これ?

それでもって再び寝て、8時起床。
しかし、さっき書いた夢日記はすっかり覚えていなかった。
ま、それが夢たる由縁なのだが。

ここまで連日、不眠不休でやっている、
『お笑い男の星座』2の推敲であるが、
最後の2章は書き下ろし。

そこが、どんどん膨らんでいる。
それがこれだけ大風呂敷を広げながらも、
もし仮に本人からクレームが入って、
使えなかったらどうなることかと不安もよぎる。
さらに自前では、事実関係を調査不能な箇所も多々でてきた。

こうなったら、とにかく突撃取材すべし。
躊躇も遠慮も要らぬと思い込む。

迷った末、思い切って、
最終章の語り部、「特に名を秘すМ」こと、
百瀬博教さんに諸事情をファックスしてみる。
すると一分と置かず、
「15時半に会いましょう」と速攻の返事。

『PRIDE』の怪人、
青山の「ドラゴンフライカフェ」で、
4月から始まる文化放送のラジオ番組の打ち合わせ中。

今まで、百瀬さん、
地上波では、年齢不詳、正体不明の透明人間扱いだったのだが、
この春より、テレビ東京でレギュラー『プラチナチケット』
が始まり、そして、ラジオもレギュラーが始まるのだ。

たまたま「浅草キッドの浅草キッド」のプロデューサーでもある、
イーストの梅本さんが立会人。
どうやらラジオの構成に、どっこいサブが入ったよう。

ラジオのタイトル、
『サムライ・ソール』だったのが、
「そんなタイトルじゃあ、入れ歯が落ちるよ!
 もっといいタイトルないの?」と。
「『Free & Easy』の『ミッドナイト・シュークリーム』なんて、
 どうですか、深夜放送ですし……」
「そうだな。『ミッドナイト筍ごはん』なんてどうだ!、
 浅草キッドに対抗して『柳橋キッド』ってのもいいな」
などと。

ラジオ打ち合わせ終わると、
俺たちの原稿チェック。
しかも、目を凝らし、じっくりと。

ひょっとして、かなりのNG箇所があるのかと思ったが、
吉田豪がよく言うのだが、
『大物にNG無し』は真理、
NGどころか、全面的にOK。
それどころか、その場でペンを取って自分で校正を始めた。
それが、プロの校正の手によるような完璧な作成。
「不良だからこそ、校正(更正)は得意なんだよ!」と。
これもまた名言なり。

そこへ百瀬さんの大番頭の曾原さん加わり、
たまたま同席した花田 紀凱さんがご挨拶したり。

青山・百瀬邸に一旦戻り、
4月から始まるテレビ東京新番組『プラチナチケット』
の打ち合わせに、イーストのW中山氏。
「WA風が来た!」そして、ニッポン放送で二人とも顔見知り。

俺は、百瀬さんの経歴で、
「乾分を作りやすい体質を見抜かれて、
 独居房に入れられた」って件が好きなのだが、
そういう意味では、次々と百瀬塾、
塾生が生まれている感。

「百瀬博教・時間旅行」の非売品のDVDをいただく。

イースト経由。
『Free & Easy』の小野里編集長、すれ違い。

結婚のお祝いにと、
銀座の「新富寿司」へ妻と共に御馳走になる。

この間、ずっとインタビューしっぱなし。
誰でもそうだろうが、
百瀬さんに対し畏れ多く遠慮があるわけだが
こちらのビビリ、
そこを忖度してこちらが聞きたがっているネタを
的確に話してくださる。

今回、特に印象的だったのは、
『(特に名を秘す)Мさん』の連載記事に対し、
読んでいて、
「あれくらい頭いい人いないね!」と。
「あのフレーズは書けないね!」などと。
しかし、俺は、昔、PRIDEのDVDの解説を
収録した後、百瀬さんと二人きりで話をしたとき、
ほぼ、一字一句、あの記事と同じ台詞を聞いていたので、
そのシンクロぶりに関心してしまった。

サブカル界では、「М2」の宮台真司、宮崎哲弥として、
ユニットの連載などあるが、
この「男稼業界」で、この「М2」の対談、
読みたくてたまらないではないか。

一緒に居てくださった、曾原さん、
週刊宝石で連載していた、
『百瀬博教交遊録』から、俺は、すっかり御馴染みで
面識もあるのだが、今回、いろいろお話。

本当に、たまたま、偶然、隣の部屋に引っ越してきたのが、
百瀬さんとの交友の始まりだった〜などの話。
そして、今日一日の番頭ぶりに感心。
たいへんお世話になった。

銀座から、再び、百瀬邸へ向かう車中、
百瀬さんが秋田での逃亡生活で慎太郎さんと遭遇する際の話。
百瀬物語のなかでも、俺が大好きな話なのだが、
ポッキーを持って「もつとこあるよ」と言った逸話の
さらに後日談聞く。

そして、雑談話に出てきた、
(前回、『時間旅行』でボブ・サップに対して話していた)
秋田の平野政吉美術館所蔵の
藤田嗣治の絵「北京の力士」を
わざわざ画集から見せてくださる。
さらに、34年前、百瀬さん28歳、慎太郎さん36歳の時の、
秋田の平野政吉美術館で石原慎太郎氏と一緒に撮った一連の写真。
(これも桜庭和志と秋田に「時間旅行」でロケに行った時も写真紹介されていた)
この写真の枚数は尋常じゃない。
「こんな写真がどうしてあるのですか?」
「俺はこの頃、逃亡中だけど、写真屋に頼んで撮らせてるんだよ!」
などと。


帰途、すっかり大物酔い。
たまたまファックスしたところから、
大きく巻き込まれていくのだが、
自分が濁流に飲み込まれる木の葉のようで、
つくづく……いやぁあ、面白かった!!
しかし、『お笑い男の星座』2的には、
そして、3に向けても、大いなる前進。

87点(87点)

《 北朝鮮がテポドン2発射準備と米紙報じる 》
《 阪神・伊良部、オープン戦で150キロ速球!貫録のマウンド 》

3月13日  木曜日

8時起床、
『お笑い男の星座2・私情最強編』
昨日の今日、百瀬語録を踏まえ、推敲。
テレビジョン原稿も『お笑い男の星座』の話。
バカーポ原稿。マイケル・ジャクソンで。

『お笑い男の星座』2、
どうやら、5月出版は無理で、今のところ7月出版とか。
一気にモチベーション下がる。

斎藤美奈子『趣味は読書。』(平凡社)を読んでいると、
読書をする人がいかに少数民族であるか、
書かれてある。
『もし日本が100人の村だったら、40人はまったく本を読まず、
 20人は読んでも月に一冊以下だ』とあった。
いやはや、本って読まないものなのだな。
出版不況で、
毎年、一億部づつ売り上げが減っているという統計もある。
しかし、こういうのを読むと、俄然、やる気がわく。
だからこそ、作家は、どうせ文字を書くなら、
俺が「手売りでも売ってやる!」って気概を持つべきだ。

16時入り。
SRSロケ、新高輪プリンスホテル、
『PRIDE』、タイトルマッチ調印式。
「ケビン・ランデルマン vs ランページ・ジャクソン」
この猛獣2人と俺たちとの絡み。
ジャクソンには、持ち上げられ投げられ、
ランデルマンには、脅され、
すっかり汗びしょびしょになる。
この冷や汗も、仕事の実感、感じる良い汗だ。
『ランデルマン vs ガンバルマン』
は、本来、若手芸人の仕事だが、
個人的には、もっともっと
窮地で、強度があっても大丈夫だ。

帰途、富ヶ谷『こうじんクリニック』。
点滴打ちながら越智先生とよもやま話。
このところの異常なほどのテンションと短時間睡眠は、
ここ、数ヶ月止めていたのだが、
再び飲み始めたプラセンターの錠剤効果なのだろう。

(「通販生活」で買った、メディカル枕。
 そして謎の布切れ、『バイオシート』の影響もあるかも)

ある意味、様々な人脈が出入りする、
この病院も実に「男の星座」の舞台なのである。
『お笑い男の星座』の文庫本、
どさっと置いていく。

四川料理「HAKURYUMON」
棒々鶏サラダ、マーボー丼、坦々麺

『百瀬博教時間旅行スペシャル』のDVD、
基本的には時間旅行の番組の採録だが、
特に横尾忠則さんの回はロングバージョン。

何が良いって、現代美術館の横尾忠則展でのお二人の会話。
そして、その圧倒的な絵。
この日記でも、この美術展の衝撃を俺も騒ぎ立てたが、
結局、見てない人にはなんにもわからない。
百瀬さんも、100冊近い、横尾さんの本を読破していて、
それぞれの絵に対して、薀蓄があるのも凄いことだが、
「横尾忠則といえばスペインの画家ダリの女房に一目惚れされて、
 SEXを迫られる程の日本男子であり、世界で唯一人だけ通用する
 レオナルド藤田(嗣治)をも凌駕する程の画伯なのだ」

と書いているほどの天才だ。
この回、ホントに見ていて飽きない。

赤江くん(玉袋)とメール交換。
行き違い、これまた定期的なり。

ホームテスト2、89点(87点)

《 K−1に隠ぺい工作指南…元イトマン常務を逮捕 》
《 オウム松本被告初の被告人質問−弁護人の問いに無言 》
《 NY原油価格が急騰、12年5か月ぶりの高値 》

3月14日  金曜

8時起床。

朝からまだ推敲。

今年の課題として、肉体改造を掲げ、
ジムとエアロバイクで、
1月は一日も休まず運動したのだが、
しかし500グラム落ちただけだった。

しかし、この一週間で、
「寝食忘れて」の言葉通り3キロ体重減。
推敲ダイエット一番効果的だ。
これから、何冊も単行本企画を抱えることにしょう。

15時、虎ノ門、テレビ朝日、
俺たち司会の新番組「ド・ナイト」打ち合わせ。
偶然、久々に雪竹さんとお会いする。

新番組の内容、
夜のワイドショー企画なのだが、
俺たちお得意の「社長シリーズ」などあるので、腕が鳴る。

会議室でノートパソコンに最近のメールを取り込むが、
全部読み込むのに50分かかった。
そりゃあそうだ、
本一冊分の原稿が飛び交っているのだ。
その間に、メールで、
『お笑い男の星座』の文庫が、
最近の文春文庫で、売上率ダントツで、
発売4日で増刷になること決定したと報告受ける。
よっしゃ。モチベーション上がる。

17時、フジテレビへ。
CX「アトムに魅せられた人々」(仮)。

御茶ノ水博士ならぬ水道橋博士としてコメント。
考えてみれば、御茶ノ水博士は、アトムの育ての親、
しかし、アトムががなければ、御茶ノ水博士も、
水道橋博士もないのだ。
つまり、俺こそが、アトムの申し子ではないか。
なべやかんと一緒の楽屋で。

「SRS」収録。
「『PRIDE25』直前情報」撮ってだし。
三宅アナ、長谷川京子、小池栄子、一緒に。
終了後、小池栄子と仲良く写真、楽屋で話。

家飯。なすとセロリの醤油炒め
菜の花としめじとささみの中華風炒め煮

ホームテスト2 87点(84点)

《 ザ・グレート・サスケが岩手県議選出馬を検討 》
《 東ハトが再生法申請へ−負債総額約400億円 》
《 23都道府県で30人死亡…人食いバクテリアの「劇症型A群――」を調査へ 》
《 「Shall we ダンス?」米でリメークへ 》


3月15日  土曜日

朝6時、ズバット起床。
一度も、ちゃんと見たことがない早朝番組、
みのもんたの「ずばっと!」
横につけっぱなしにして推敲。
対談相手の竹中大臣に対して、GDPの話になって、
「これだけ経済が悪いって言いますが、
 我々もそうですが、サラリーマンも、なんとかやりくりしてますし、
 経済が悪い実感はないんですよ」
「そうですよ、我々の0%予想を上回る経済の成長率はあるんです」と。
年間10億以上稼ぐ人が、サラリーマンと一緒じゃないだろうと、
思わず吹き出す。

『お笑い男の星座2・私情最強編最強編』推敲、
漫才にも取り掛かるので、赤江くん(玉袋)とのやりとり。

16時45分、赤坂TBSラジオへ。
浅草キッドのスポーツBOMBER!」生放送。
玉袋、『PRIDE』の話。
俺、ついに地上波進出、百瀬博教さんの話。
竹内香苗アナ、
TOEIC960点(TBS過去最高)、
竹内先生の そのまんま東に送る英語教室。

東さん、月間300キロマラソンで走りながら、
この英語の試験対策、
もちろん、大学の授業もこなしているわけだから、
つくづく、スーパーマンだ。

家飯。
マーボー豆腐
青梗菜の塩炒め

百瀬さん宅で借りた
御大推薦の、
ショー・ペン監督作品、
ジャックニコルソン主演、『プレッジ』DVDで。REVIEW:映画瓦版)
実に渋い演出、非ハリウッドながらペンの才能、確実に感じる。
これは、カリスマ監督になるのもわかる。

ホームテスト2.87点(87点)


《 米大統領、武力行使への決意改めて強調 》
《 <連続交番空き巣>東京・町田で2件 ビデオテープなど盗まれる 》
《 黒澤「七人の侍」ハリウッドで再びリメーク 》
《 Jリーグのトトゴールで1等の当せん金が初めて1億円だった 》

 

 

 

読み逃げ厳禁! 読んだら 感想メール を送りなさい! 目次に戻る