6月11日  水曜日 

TBS12時入り、
『アサ秘ジャーナル』収録。

スズキ秘書の運転で。
その間も追い込みで資料読み。

与謝野鉄幹の孫である、与謝野馨さん。
そのお父さんが、
世界的に著名な外交官で、
当時、テノール歌手の藤原義江に並んで、
「日本の2大美貌」と呼ばれていたとの話、オモロ。
小杉隆さんが、49歳でトライアスロン完走した話、
なども驚愕。
この人たちは、ホントに体力がある。

大阪から、作家の柳田くん、
2度目の見学に。
前回の俺の忠告を聞き入れ、
自分の存在を消しながら、
番組と政治家を注意深く観察しておった。

一本目、落選議員の集い。
赤坂、「庄屋日本海」

3人とも、東京都選出、自民党の文部大臣経験者、
当選6〜7回のベテラン。
しかも平成12年、森政権時の落選組。
まさに選挙を戦争に例えれば、
「君、死にたまうことなかれ!」の3人。

元・衆議院議員、島村宜伸、69歳、
元・衆議院議員、小杉隆、67歳
元・衆議院議員、与謝野馨、65歳

3人共に、70歳近いにもかかわらず老いてなお元気。
全然、しょぼくれてないし、パワフルでエネルギッシュ。
引退、隠居しようなんて気がさらさらない。
猛烈なタッチワークで喋り捲る。

2本目、参議院会館へ移動。

高市早苗議員、推薦の「超かわいい」議員。
自民党参議院議員。世耕功成氏、

高市さん、俺たちに会うと、
「『お笑い男の星座』読んだよ、あれは面白かった!
芸能界も大変なんやねぇ〜」と。

高市さんと世耕さんは
和歌山の小学校時代の一年先輩・後輩、
そして派閥も森派の二人。

世耕さんは40歳、
俺と同い年。見た目も政治家にはみえないし、
普通に雑談話で意気投合できる。
元NTT社員、国会議員髄一のIT通。
議員の平均年齢は高齢化しているので、
国会内のIT知識は、
当然、一般社会に比べて相当遅れている、
もし、IT関連の政策の需要がなければ、
議員になることはなかったと。
国会にも隙間がある〜ということだ。

終了後、開放感に浸る。

炭火焼料理、『GANJUUYAA』へ。
柳田くんを連れて。

豆腐のあっさりサラダ
明日葉の辛味和え
ひよこ豆・トマト・アンチョビサラダ
ウニと豆腐和風ゼリーのせムース
まぐろホホ肉炭火焼
海鮮のグリル
漁師寿司(かじき、メダイ、はまち)
海老とブロッコリーのパスタ

来年、2月の北野記念日の話をしながら。

DVDで『ソプラノズ』、第5話。
柳田くん、横で眠りながら……
娘と大学面接旅行に行きすがら、
裏切り者を見つけ、ケジメをつける〜
この回の脚本素晴らしい。

《 NASAが無人火星探査車の打ち上げ成功 》
《 猛虎がGひと刺し!片岡が延長十回劇的サヨナラ打 》

6月12日   木曜日

9時起床。
チヨイナ来宅。

『ド・ナイト』、収録。2本取り。
16時半、品川「クリスタルヨットクラブ」へ。

本番前、テレビナビ取材。
『ド・ナイト』について。
テレビ雑誌では一番乗り。

一本目、上原さくらゲスト、

湯浅さん検証VTR。
「朝生」の出演シーンや
日米要人と面談する証拠写真など。
オモロ!
もっともっと発掘して小出しにしたいところだ。

リッチマンは、
(株)エイエスピー 青木社長、
コロッケ社長、
今回の大盤振る舞い。
コロッケチェーンの出店権利を提供、
さらに、当座3ヶ月の生活費60万もキャッシュで。
これは画期的、
なぜなら人生そのものをプレゼントしているのだから。
お金を扱う番組ながら、偽悪的にならない方が、
シフトアップも可能だ〜
とかねてから思っていたのだが……。
その趣旨にもバッチリ合致。
それにしても、社長のポジティブシンキングは素晴らし。
ゲストのさくらちゃんが、
「これビデオで何回も見よう!」と言っていたぐらいだ。


2本目、ゲスト、さとう珠緒、

ウイークリーグルメ、「船場吉兆」、
カリスマセレブ・横田仁美、
新キャラに期待。

リッチマン、ロイヤルシステム株式会社、
ブランド王、森田社長、
テレビで御馴染みの名物社長ながら、
主婦が主体の時間帯なら、十分通用する社長なのだが、
メガトン打線が続く、この『ド・ナイト』では、弱い。
急遽、本番中に生電話、
大盤振る舞いの新記録目指して、
品薄のケリーバックをゲットする。
こちらの思いつきでも、
すぐに臨機応変、展開できるスタッフワークになっているので、
実に、気持ちよし。

《 読売が4億9千万所得隠し…東京国税局、寄付と認定 》
《 松原のぶえ、離婚決断「別々の道を歩んで行こう…」 》
《 巨人・ペタジーニが左ひざ検査のため米国へ 》


6月13日   金曜日

山梨放送、『ガンバLAねっと』へ。

8時45分、新宿駅集合。
中央本線「あずさ」で。
冨永マネと。
高原へいらっしゃいよろしく、
風景を眺めながら。

松井の取材のため、NYへ行った、
ダンカンさんの代打で一年ぶりの出演。

塩澤アナと一緒に3時間、
時間を感じないまま、気楽にお喋り。
赤江くん(玉袋)は、そのまま、居残り。
俺も、当初は石和の馬場さん宅へお泊りの予定だったのが、
急遽、我が家でイベント決定したので……。

帰途、中央本線「かいじ」で。

中野新橋で久々に「幻のキムチ」、
キムチ各種とチジミを購入。
この店のポスターにパラダイス山元であったが、
何か関係があるのだろうか。
そう言えば、パラダイス山元の会員制餃子の店は、
どうなったのだろうか?


そして、本日、
「THE HIGH-LOWSがやってくる、ヤァヤァヤァ!」
と言うことで、
我が家は、朝から大歓迎ムード。

俺の人生のなかで、
B'zが好きって人は、
今まで一人として現れたことはないのだが、
甲本ヒロトに関しては、
次から次へと熱狂的な信者が現れる。

その最もたるものが、我が家のスズキ秘書である。

自分が無毛症なのも、この日を実現するための、
運命だったと言うのだ。
もし自分に毛が生えていたら、
きっとごく普通にサラリーマンになっていた。
でも、浅草キッドの下に来た。
そして、この浅草キッドの家にヒロトが現れ、
自分が面会出来るのは、神の導き、運命だと言うのだ。

スズキ秘書の場合、本来、自分がコレクションして、
部屋にデコレーションしているものを隠す作業、
「ヒロトに気持ち悪いって思われたくないんで……」と。

本日の趣旨は、岡山県出身の夫婦で集まる会である。
スズキ秘書は、その資格がないので、
「金曜日までに結婚しろ!」と厳命したら、
同じく参加希望の冨永マネと一時的に結婚しようとしたほどだ。

そして、甲本ヒロトは、俺たちが同時代に生きている人間で
そんじょそこらの政治家なんて比べものにならないほど、
言霊を持って、同時代人に影響を与え続けている奴なのだ〜。

そこで、スズキの参加資格として、今日一日の日記を詳細に、
「2万字インタビュー」になるほどに書くこと。
しかもテープなど回さないことを指令する。

井上きびだんご夫妻が、まず来宅、
甲本ヒロト夫妻を待ち受ける。

と、今、甲本夫妻と書いているが、
「甲本夫妻って、俺の日記に書いても大丈夫?」
と聞いたところ、
「全然問題ないよ」と。

で、書かせた、スズキ秘書の日記があんまり可愛らしかったので、
その他、スズキの聞き逃したヒロトの発言は思い出しつつ、
カミさん、井上くんなどの記憶も補足しつつ、
この日の記録は、そのまま、スズキ目線のまま転載することにする。
(と言っても、短縮版だが……)

本日、水道橋さんからの指令が下る。
「ヒロトの言葉に価値があるんだ、聞き逃すな、心にメモれ、
 そして人に伝える、意志を持って、後々に残せ!
 お前には、そういう意味があるんだ」と。

18時過ぎ、この日の会(岡山県人会〜夫婦交流編)の
セッティングをしてくれた、
グレートアントニオ代表の井上きびだんごさんが来宅。

きびだんごさんは、甲本ヒロトとは、プロレス・コンサート・釣り仲間で、
驚くことに、ザ・ハイロウズのメンバー5人と一緒に
コンサートに行ったことがあるという。

19時頃、甲本夫妻が高円寺に来るわけだが、
どうやってくるのか、きびだんごさんと相談。
博士邸に駐車場があるなら車でくるが、
ない場合、路上駐車はいやなので、電車という選択肢もある、とのこと。

そもそも、甲本ヒロトを
通勤ラッシュの中央線に乗せるわけにはいかない。
(ちょっとでも嫌な思いをしてもらいたくない)
そこで、博士邸の車をコインパーキングへ移動。

玄関を出たところで、
車が博士邸のガレージに駐車しようと、
方向転回しているところに出くわす。

というわけで、本当にヒロトさん(以下・ヒロトで)
がやって来た。
2階のキッチンには、博士の奥さんが作った色とりどりの料理が並んでいる。
準備は万全だ。

玄関のドアが開いたようだ。
はっきりとは聞き取れないが、明らかにヒロトと分かる声が聞こえる。
うわ〜〜〜〜!!
ヒョコヒョコ部屋に入ってくるヒロト。

「ヤア!!」
当たった!! 第一声は、ボクの予想通りだった。
やっぱり、「ヤア!!」だ。
それから、お互いのご夫婦の紹介、
お土産を受け取る。
奥さん「愛知から帰ってきたときのお土産なんですけど」
博士「ああ、ツアーで行ってたんだ?」
ヒロト「うん」

水道橋さんがヒロトに尋ねる。」
「料理、作ったけど、大丈夫? ロックスターは好き嫌いあるんでしょ」
「何でも食べるよ、肉も食うし」
「最近、ウチは野菜中心なんだけど」
「野菜中心かぁ、いいねぇ〜〜〜」
「どうみても、菜食主義者の体してるもん」
「そんなことねぇよ」

ヒロトはいつもの自然体だが、
水道橋さんは、タメ口で喋るのをやや照れながら、ぎこちない。
そりゃあ、相手はヒロトだもん……
で、水道橋さんとヒロトは隣り合わせ、格闘技の話題から
「この前の、PRIDEは観たの?」
「うん、生では見れなかったけど、PPVで観たな。良かったなぁー」
「良かったねぇ〜」などと。

「そういやあ、君もジム通っているんだって……」と
U―FILE CAMPの田村潔司についての話題になる。

水道橋さんとヒロトがよく出くわしていたのが、RINGSの会場だった。

そういえば、今日、ヒロトが来るにあたって、
田村が主宰しているジム「U―FILE CAMP」の創設期に
会員(No.2)だったヒロトと、同じくジム創設期に、
インストラクターをしていた大江慎さんに、
事前に、ちょっと良い話が聞けるかもしれないと思い、
ヒロトと面識があるのか、聞いたところ
「だれですか? その人」
まったくピンと来てない様子。
「元ブルーハーツのボーカル
で、
 リンダ・リンダとかトレイン・トレインを…」
とわかりやすく説明してあげて
「あ? ああ、あのキ@@@みたいな人ですか? 会員だったんですか? 
 ボク知らないですよ! ボク、そういうの全然だめなんですよ。 
 前、キックの目黒ジムで練習したとき、
 ARBのキースも目黒ジムに通ってたんですよ。
 でもボク全然知らないから、
 『あのオジサンも結構頑張ってますねぇ』って言って、
 『バカヤロー、キースだよ!』って先輩に怒られたくらいで」

そんなことがあったので、
「Uファイルには何回か通ってたなぁ」と話すヒロトに、
「当時、インストラクターだった大江さんに聞いたら、
 覚えてないって言ってました」と初めて会話に割り込む。

「あ〜田村君にしか教わってないからなぁ」とのこと、
どうりで面識がないはずだ。

ちなみに、田村は岡山出身、
水道橋さんも、ずっと応援していたし、
ヒロトも親しくなって、実家のおすし屋さんに、行ったことがあるようだ。

その後、春一番やプロレスラーの高野拳磁と仲良くしていた頃の話。

春一番が、まだ元気だったころ、ヒロトの家に来てはロングドリンキング、
朝食まで食べて、ヒロトが仕事に出掛けるのを見送りしていたことも。

その頃、ヒロトが体験した、ウソのような人助けの話が盛り上がる。
きびだんごさんの「あの時、凄かったですよねぇ」という振りで、
ヒロトが、笑いながら話しだした。

高野拳磁、原タコヤキさんたちと夜中に海釣りに行った時のこと、
「こんな夜中に人ひとりいない場所で、
 なんか事故起きたら誰も助からないよなぁ」と会話しながら、
ポイントに向かってたら、暗闇の中で「うぅ…」といううめき声。
何ごとかと思ったら、おじさんが
防波堤と停船してた船の間で人間橋を描いていた。
どうやら船から地上へジャンプするのに失敗した模様。
このまま、見落としたら、確実に、海に落ちて死ぬ状態。
その場にいた高野拳磁が、
オヤジの首根っこを、ムンズと掴み引き上げたので、
事無きを得たが、あれは一体なんだったんだ? と。

それにしても、信じられない漫画のような状況。
※ちなみにヒロトはこのおじさんのことを
 「ノビおじさん」と命名したらしい。

ヒロトいわく、
「助かったオヤジ自身が、職場とかで話しても
 誰も信じてくれないだろうなぁ(笑)
 そんな、シチュエーションで、
 助けてくれたのが、身の丈2メールの大男なんて!!」

「そういえば、最近、高野拳磁みないねぇ」と博士がふると
「しばらく会ってねぇなー」と。
 行方をくらましているという説があるが
「あいつなら(あの身体なら)、すぐ見つかるはずだけど(笑)」

しばし、水道橋さんの奥さんの手料理に
「おいしい!」を連発し舌鼓を打つ。

にんじんとこんにゃくのひじき
JJ風サラダ
しらたきのたらことザーサイ和え
ゴーヤチャンプル
豚肉の紅茶煮
「幻のキムチ」とチヂミ

ツアー談義。地方の名産品が食べれる話から。

ツアー移動中に訪れた新倉敷駅前のラーメン屋の話。
スタッフが
「倉敷の『ヌー』っていうラーメン屋めちゃくちゃ旨いですよ!」
ってゆってたので、行ってみると
「『ヌー』じゃなくて『又一』(またいち)って名前だった」

一時間後、ジョーダンズ・三又さん登場。
座持ちの良い人いないか?ってなると
最近必ず、水道橋家に登場するのが、三又さん。
常につっこまれるボケ役で、水道橋さんのお気に入り。
だが、今日は、妻帯者あるいは岡山人でなくては駄目なはずだが……
どうしても「来たい」と志願していたのだ。

それは、今日のお昼に電話したときから、
説明できないヒキの強さから始まった―。

「今日の夜、水道橋さん家にヒロトが来るんですけど…」
「うっそ〜ッ! うっそ〜ッ!」
となんども聞き返してくる。

三又さんって、そんなにヒロトが好きだったけ?
と、こちらも不思議に思っていると、興奮気味の三又さんが
「ちょうど、昨晩、高校時代にイッチバン仲が良くて、
 いつもつるんでいた同級生のセイジって奴と、
 久し振りに飲んでたんだけど、そこで、
 ずーっと、ヒロトの話で盛り上がっていたんだよぉ〜」
そして衝撃告白が!
「セイジは昔、ヒロトの弟子っ子をやっていたんだよ」と。
そんな凄い話あるだろうか?
弟子って言う意味がよく分からないが、それは凄い。
「うわぁ〜、この話、ヒロトにして〜!!」

ちなみに、セイジさんとヒロトは、今でも
ちゃんと連絡をとれるような、良い関係が続いているのだとか。

そんな三又さんが登場!
初対面でありながら、いきなり飛ばす!
「ヒロトさん聞いて下さい!
 実はぁ〜 オレの高校時代に一番つるんでいた…」
と言いかけたところで、水道橋さん
「その話、もうしたから(笑)」
「ええ〜〜〜?!」
一同笑い

ヒロトによると、セイジさんは、弟子ではなく
ブルーハーツ時代のローディーで、ホントに“イイ奴”だった。とのこと。
そして、カッコ良かったらしい。
ヒロトの奥さんも「メンバーよりモテてたもんね(笑)」

三又さんのセイジ話はつづく。
「当時、ヒロトってどうなの?って話になったんですけど、
 セイジが言ったので印象的だったのが、
 『やっぱりヒロトは、スゲーよ! たくさん漢字知ってるよ!』って
 このあと、すッごい凹んだんですよ! 『漢字かぁ〜…』
って」

すっかり酔って来た水道橋さんがヒロトを絶賛はじめる!

「キミの歌は、20年後も残ってるよ!将来、教科書に載ってるよ!
 『人にやさしく』なんて、普遍的なメッセージだもん」
「そんなことねーよ、そっちだってちゃんと残るよ」とヒロト
「俺たちなんて、叶姉妹がどーとか、こうとか言ってるだけだもん、
 そんなもん、残らないですよ。叶姉妹が残ってないんだから(笑)」

水道橋さん、その後、ことあるごとに、ヒロトを絶賛!

2百年後も、残ってるよ
2千年後も、残ってるよ
2万年後も、残ってるよ
2億年後も、残ってるよ
2兆年後も、残ってるよ
2ケイ年後も…
言うたびに、ケタが上っているので、一同爆笑する。

「あんた、絶対、誰かの生まれ変わりだから、
 前世を見てもらった方が良いよ」
と博士が何度も力説。
「小野君もそうだよ、見てもらえば」とヒロト。
「……そんなもん俺なんて、しがない太鼓持ちですよ」に一同爆笑。

そして、ヒロトが、いかに後世に影響を与える人物か!
との身近な例えで、ボクが引き合いに出される
「コイツなんて、キミを神様みたいに思ってて、
 この前サインしてもらったフィギュアだって、
 いつもパソコンの横に飾って、うれしい、うれしいって。
 あの、あなたが書いた熊のフィギュア(ベアブリック)だって、
 仕事部屋と自分の部屋用に2個も買っててさ…」

「こいつ、無毛症なんだけど、
 毛がないからヒロトに会えたんだってって言って…」
「えっ、毛がないの? 剃ってるかと思った」
「まゆ毛は?(ないです) チンチンは?(ないです)
「じゃあ脇毛は?(ないです)
 へぇー、そういえば、マッチってホントにわき毛ないのかな(笑)」

水道橋さん、それでもボクをプッシュしてくれる。
「どっか遊びに行くんだったら、コイツも連れてってやってよ」
「はははは」笑うヒロト
「今日だって、一緒にシャワー入ったり、一緒の布団で寝てやってよ」
「はははは、シャワーなら良いよ(笑)、寝るのは嫌だけど(笑)」
「ねぇ、奥さん、大掃除とかに呼んでやって下さいよ、
 もう何だってやりたいくらい本当に好きなんですから!」

このときが一番焦る……。
そこまで念を押されると、ヒロトと奥さんが引いてしまう…と心配する。
せっかく、ファン丸出しじゃないポジションにいると思ったのに、
好きだと言い過ぎると、ヒロト夫妻との距離が広がってしまう…
ああ……でも、本ッ当に、ファンなんだから隠したって無理だな。

水道橋さん、
「実はね、ヒロトとスズキの話をね、文章にも書いたんよ……」ということで、
笑芸人vol.8を持ってきて、ヒロトに手渡す。
今まで、楽しげに喋っていたヒロトが無言になって、読んでいる
「あっ、ここは違うなぁ…」ヒロトがつぶやいた
「これってロッキン・オンの引用でしょ? これは誤植なんだよ
 このセリフを言ったのは、スティーブ・マーチンじゃなくて、
 マーチン・ショートなんだよ。ロッキンオンの取材の時、
 スティーブ・マーチンの話をずうっとしてたから、
 間違えて載っちゃったんだけど、これは違うんだよ」
と思わぬ本人校正までしてもらって良かった。


まだまだつづく雑談、
主に、水道橋さんがヒロトに訊ねるパターン

「そういえば、最近テレビに出てないねぇ〜」
「うん。二〜三年前に、メンバーと話してさ。
 もうTVに出るのはやめようって決めたんだよ。」
「事務所の人にキャンペーンだって言われるでしょ」
「だって俺たちが事務所だもん……自分たちの」
「ええ、そうなの……そいつは、羨ましいなぁ!」
「頑張ってもできないことは、やっちゃだめなんだよ!
 だって、テレビ局の人に『おはようございます』って言って、
 リハーサルして、カメラの前で歌うってことがダメなんだよ。
 テレビは好きだよ。でも出来ないンだあ〜。
 テレビに出ると人気もでるからいいことだとは思うけど、
 現場の人が、ロックを好きなようには見えないだあ〜。
 それがガマンできないんだよ」
「前は、ヘイヘイヘイとか出てたよね」
「うん。ヘイヘイヘイは、みんなで
『松っちゃんに会いてーなぁ』ってところから(笑)」


「自分でマネージメントをしているから、ローリングストーンズ、
 ポールマッカートニーのコンサートがある時は
 スケジュールを空けることができるんじゃ。
 ストーンズが来たら2ヶ月間、追っかけだけ、休みになる(笑)」

水道橋さんが「十四才」について訊ねる。
「「十四才」の"ジョナサン"って、何から来てるの?」
「あれは…… やっぱりカモメかな…」とヒロト。
「うひゃぁあああ〜」と、崩れ落ちるようにして驚く水道橋さん
「カモメのジョナサンなの? リチャード・バックの……
 へぇ〜そうなんだ。あれって流行ったよね〜中学時代だよね〜」
水道橋さんの反応にあわてた感じのヒロトが
「それだけじゃないよ、 ボクの好きなミュージシャンの
 ジョナサン・リッチマンとか…」
「ドン・レオ・ジョナサンは?」
「それもある!(笑)」と、ヒロト

そして、真剣に
「14歳の曲は、いくつかあるんだよ。
 今まで「フォーティーン」ってタイトルの曲とか、
 何曲かかいていてたんだよ、発表してないけど。
 その中のひとつなんだぁ。
 「ジョナサン」はいろんな取り方があるけど、
 一番は「かもめのジョナサン」だな。
 リチャード・バックは「イリュージョン」が最初で、
 「かもめ」は最初映画で見たんだよ。
 それから、14歳の時のイメージは定期的に襲ってきてたんだよ。
 その度に自分をリセットしてたんだけど、
 ある時、『いる』って思ったんだぁ」

水道橋さん、
「『十四才』は、今度、俺たちが書いた
 『お笑い男の星座』でも引用してる、ジャスラックに印税払うよ!
 でも、あの曲そのものがモチーフになってんだよ」と。
「キミは選ばれた人なんだよ。普通『十四才』なんて書けないよ!
 よく才能が枯渇しないねぇ?」
ヒロトが奥さんに向かって言う。
「しょっちゅう煮詰まってるよなぁ。
 『今度のアルバムは全部マーシーに頼もう!』とかよく言ってるしなぁ」
「作ったとき新鮮だった曲も、
 バンドで音あわせすると色あせて見えるんだぁ、
 そんなことの繰り返しだよ」


「談志師匠にこってるんだって」と水道橋さんが振る。
「談志=ロックンロールだと思うんだぁ。
 Nothing to loseを感じさせる。
 今はバンドをやってるけど、もしもうひとつ人生があったら
 16歳か17歳の時に全てを捨てて談志の弟子になりたかったくらい。
 談志をテレビで見たとき、やな感じが気になってた。
 自分も、バンドを背負ってるから違うけど、
 個人で出たら、人にやな感じがでるだろうな、って思ってた。
 だから気になるんだ。
 40周年でやめるっていったとき、マーシーとひとり会に行ったんだ」

水道橋さんから
「談志師匠のアレ知ってる?」
と98年に放送されたドキュメント番組
『感動エクスプレス〜立川談志の遺言状』のことを紹介。
「それは見てねぇなぁ」
「じゃあ、ビデオ送りますよ。
 また、それが良いんだよ、
 談志師匠がいかにカミさんがかけがいのないものかって話してさぁ…
 あれ影響受けてる……。俺ね、日記に全文引用したくらいいいのよ。」

このドキュメントを撮ってたカメラマンと
後にドラマ「浅草キッドの浅草キッド」で
一緒に仕事をすることになった話も。

「やっぱり談志師匠って、もう長くないじゃない…
 俺も、そばで見てみたいよ。
 自分の全てを放り出して、
 好きな人を追いかけるって気持ちが俺にもあるよ」と博士。

そして人物伝としては、「これを知ってる? 」
と山城新伍著『おこりんぼ、さびしんぼ』の話。
「山城新伍が、ずうっと、つきっきりだった若山富三郎と勝新太郎について
 書いた人物伝なのだが、それが最高(いい)んだよ!
 若山富三郎に惚れきってるの。
 ちょっと、スズキくん、取ってきて」と指令

「これがさぁ」とヒロトに差し出す水道橋さん
ペラペラめくるヒロトが
「オッ、ラインが引いてあるよ!(笑) ダメだ、見たら残る」
といい、「探して買うよ!」と。

「この本を、もっと世間に紹介したいがために、
 日経エンタテインメントで、タレント本書評の連載を始めた」
といったところで、
「その気持ちは分かる!」と嬉しそうにヒロトが同意して、
自身のラジオ番組の話をはじめた。

俺にも1曲どうしてもかけたい曲
(ジョフ・ゴダード(UK)の『SKY MEN』)があって、
ラジオ番組のレギュラーを受けたんだ。長崎の局で、しかもノーギャラ。
15分のコーナーで2回かけたくらい好き。
イギリスの曲であまりにもくだらないから他の番組では流れたことはない。
CD化もされてないし、国内盤もない。オークションで原盤を手に入れて、
それを聞いたとき、『バンザーイバンザーイ』って。
頭に描いていたのと同じサウンドだったんだ。
イギリスで買った原盤をCD−RとかMDに落とす、ってことをよくやってる。


その後、ロック談義にも。

ピート・タウンゼンドをヒロトが語る
ピートは、「10代のリアルな言葉をR&Rにのせた初めての人」
「MY GENERATION」=老いる前に死にたいぜ!
「I CAN'T EXPLAIN」=もやもやした想いを説明できないんだ!って。
アメリカでライブを見たとき衝撃的で稲妻がはしった。
ウインドミル奏法=猪木の卍固めと一緒。
手がちぎれてなくなってもいいんだ。
今死んでもいい。R&Rは自由。決まりなんてないんだぜ、って。

去年アメリカに行ったとき飛行機の中で雑誌にピートの記事があった。
「物識り博士の質問コーナー」みたいなのがあって、
ロック少年が
 「ピートは風車のようグルグル腕を回して、
  ぶつけたことはないんですか?」
解説者が
 「あります。それはフーの89年の再結成ツアーで、
  米タコマドームの公演で、
  彼はウンドミル奏法(腕を回してギターをひく)で、
  ギターの金具で、動脈を切ってしまい、
  病院に運ばれたことがあります。
  その時の様子を彼自身が語っているので引用しましょう。
って書いてるんだ。

(本人のコメント掲載してるんだけど)

 『あの時は痛かったー。痛いよ! それは猛烈に痛いよ。
  だけどね、たったそれだけなんだよ。
  痛いぐらいがなんだよ。
  ステージは自分で選んで立っている場所なんだぜ。』

それを読んで、ぞぉーとした。
それって’89年に、俺が見たステージだ、って思ったら涙が出た。
タコマドームの公演を、生で見ていたから!!

たしかに、あの時は、ピートが、腕をケガして退場、
アンコールは、メンバー三人でカヴァー曲を演奏。(ロジャーがギター)
翌日の新聞でも大きく取り上げられ、
「これから、どうするんだろう?」と思っていたら、
 ギブスにピックをつけて、ツアーを続けることが分かった。凄い!!

何年か前につんぼになって
アコースティックギターばっかりやっていたけど、
あの日は、エレキだった。


ピートを見ていたとき、
「ロックで、唯一やっちゃいけないことがある、
 それはカッコつけることだ!」
と、言われてるようだった。

その記事を読んだ次の日、ギターを買いに行った。


この辺から、水道橋さんがインタビュアーになって、
ヒロトが名フレーズを連発!
もう覚えきれないほどの量、
水道橋さんの奥さんがメモしてくれていたので、
いつか、公開されるだろう。

ヒロトがトイレに行き、
ふわ〜ッと一息ついていると、水道橋さんが
「お前、ヒロトを地下に案内してやれよ!」という。
こんな機会は2度とない
意を決して、トイレから出てきたヒロトに
「地下に博士の仕事部屋があるんですけど、
 見に行きませんか?」と誘う。
「おお、ええよ」と快くのってくれたヒロトと地下室へ。

「おおっ! うわ〜ぁ!」と
地下室にびっしり詰まった、ビデオ、本、雑誌に
感激、感心、そして、いい意味の呆れている様子。
ヒロトがポツリとボクに向かって言った。
「小野くんはね、脳で出来てるんだよ…」

サブカル本コーナーで、『究極プラモデル大全』を見つけると、
「スゲーなぁ、こんなもん出てるんだぁ、
 どこからだ? 宝島か? あ〜白夜か」
とページをめくりながら。

談志ビデオコレクション1ケースを発見すると
「これ、借りよ!」
「はい、どうぞ!」自分のものでもないのに、相づちをうつボク。

漫画コーナーで
小学館コロコロ文庫 ドラえもん「感動編」を見つけると。
「あっ、これ持ってる!」と。
思いきって、あの話を振ってみる。
「昔、ダ・ヴィンチで、
 ドラえもんの映画を紹介されてましたよね。鉄人……」
「『のび太と鉄人兵団』ね、あれ観た?」
「ハイ!」
「あれはね…」
と作品の本質について、神様とアダムとイブの話になぞらえながら
藤子不二雄の解釈を解説。
その話が難しすぎて、「はぁ〜」「ああ!」とか感心するしかないボク
(理解度20%のため、もう一度、見直すことを決意)

そして、水道橋さんがあまりに、
「こいつがファンだファンだ」と言ってくれていたので、
ボクのパソコンの横にある、
ヒロトフィギュアとベアブリック(血みどろヒロト400%)を
「これ、飾らせてもらってます」と、紹介。
ベアブリックについて「これ、イラスト通りに作ってくれたんだよォ」
ご自身のフィギュアに関しては「おぉ!」とだけ。
さすがに、自分がサインしているフィギュアを飾られたら、
しかも「これ見て下さい!」なんて言われたら、恥ずかしいだろうな。

大量に並んでいる、フーのコレクターズビデオを観て、
「うわ〜ロックパレストだ! (君も)キ@@@だねぇ〜」
「今度、ロイヤルアルバートホールのライブがCDになりますね」
「DVDで出てたやつでしょ」などと 
一応、案内を終えて、
「ええ、博士の仕事部屋はこんな感じです」
「オレ、食料さえあれば、この部屋で1週間監禁されてもいい!」と、ヒロト
階段を上る直前に、ビデオライブラリーについて説明

思いきって、話しかける
「浅草キッドの漫才って見たことありますか? 
 いま、20分以上のネタしかやってないんですよ」
「へぇ〜。そうなん。見たことねぇなぁ」
「もう、年に3,4回しかやらないんですけど、是非見ていただきたいです、
 ええ、今度、送ります…」
ドキドキ、話すのに精いっぱいで、ヒロトの反応は、覚えてない。
2階へ戻るヒロト。地下で余韻に浸るボク。

きびだんごさんによると、地下室から戻ってきたヒロトは
博士に「キミ、くだらない!」を連発。
「サイレントグリーンの世界だ」と。

いつのまにか、冨永マネージャーが渡し物を持って来宅と言うより潜入。
もちろん、その瞳はキラキラ。


水道橋さん
「子供にオカルトなんかじゃなくて、
 カルピス子供劇場とか見せなきゃダメなんだよ」
「そうだなぁ〜」と、ヒロト。
「でも、ラスカルって酷いんですよ! 知ってますか??」
とヒロトが納得してるのに、三又さんが切れ込む!

『あらいぐまラスカル』の話をする三又さん。
なんでも
「ラスカルって、一番最初の出会いが酷いんですよぉ〜
 木の上にいるラスカルの親子を見つけた子供が
 親に向かって、『あの熊ほしい!』ってねだるんですよ。
 そしたら、オヤジが『ちょっと待ってろ… ズドーン』って
 ラスカルの親を撃ち殺して、独りぼっちになったラスカルを拾って
 『はい、仲良くするんだよ!』って、それが、出会いなんですよ!」
ウソみたいなヒドイ話に一同、驚く
「エェ〜!! スゲェなそれ! 
 でも、そういえばエンディングも、なんで別れたかって、
 ラスカルが交尾がしたくて、森に帰ったからなんだよ(笑)」
さらにかぶせるヒロト。
「ある意味、面白いですねぇ〜ラスカルって!」
一同爆笑
ヒロト、楽しそうにうなずく。

そんな話をしていたら、「面白い話を思いだした!」と
ヒロトが、『テディベア』の名前の由来について話しだす。

アメリカの大統領だった、セオドア・ルーズベルトは、
動物愛護家で知られていたが、実は、趣味がハンティングで、
狩に出掛けたら、喜んで熊を撃つようなハンターだった。
ある日も、狩に出たが、収穫はなし。
それに、気を使った周りの人が、
一頭の子熊を捕らえて、木に繋いだ。「はい、どうぞ!」と。
それをみたルーズベルトが
「さすがにそれは撃てない!」と拒否(笑)。
それが美談になって、熊のぬいぐるみのキャラクターを、
テッド(テディ)という愛称で親しまれていたルーズベルトからとって、
「テディベア」として売られることになった。

というお話を、一人で、一気にするヒロト。
面白い!っていうのか、とにかく楽しいよぉ!!
ふとしたきっかけで、談志さんの小噺を、紹介してくれた。

【精子の話】

何億といる精子の中で、リーダー格の奴が
「いいかぁお前達!
 こんなにたくさんいるんだから、自分じゃなくてもいいや
 誰かが子宮に届くだろう、なんて思ってたらダメだ!
 誰かが、やってくれると思っちゃダメだ!
 自分がやる!と思わなきゃダメだぞ!」
と他の精子達に意識改革をするように鼓舞する。
そんな精子のリーダー格にも、ついに出番がやって来た。
「よし、オレは一番最初に、子宮に到着するぞ!」と意気込むリーダーは、
うごめく精子たちの中で、なんとか先頭に立とうともがく。
そして、ついに先頭に立ったその時!!
うしろから声が聞こえた
「お〜い、それは尺八だぞぉ〜」

笑った。談志さんの話の面白さもあるが、
コピーしているヒロトの話し方、完璧だったと思う。
もう一度、生まれ変わるとしたら、
「談志の弟子になりたい」というだけある。


一段落ついたところで、プロレス裏ビデオ上映会へ。
昔「前田×アンドレ」の裏ビデオは見たことがある、というヒロト。
それは、水道橋さんに送ってもらった物だという。

「前田ってあんな人だよ、こんな人だよ、
 って言われてるイメージ通りのことをホントにしてるんだねえ」
それでも「前田は面白い!」は変わらないし、
前田への評価は変わらない。
だって前田はスゲーじゃん、今のPRIDEだって前田のおかげだよ。と
それは、最初にテレビで前田日明(当時・明)を見たとき衝撃、
vs ポール・オンドーフ戦の格好良さ、それが残っている。
そういえば… と、
ちょっと前に前田日明ととあるバーで遭遇した、というヒロト。
はじめ、向こうも気づいてないし、素通りしようと思ったけど、
あとから、「なに無視しとるんじゃワレ?!」って殴られたら嫌だから、
「どうも」って挨拶しにいった。のだとか。

「なに言われようと平気だけど、殴られたくねぇーなぁ。
 オレ、とにかく、痛いのはイヤだ!」と主張するヒロト。
「みんなイヤだよ、痛いのは!」とつっこむ一同。

「君ん所は、5.1chにしてないの?」と水道橋さん。
最近、来客した人への決まり文句になりつつあるこのセリフに、
「え?しとらんよ」とヒロト。

となれば、部屋の電気を消して疑似戦争体験していただくしかない!
例によって、5.1chサラウンドで『プライベートライアン』を観ていただく、
「うわ〜、すげー」すげーを連発するヒロト。
体育座りをして、上目遣いに画面を見るヒロト。
映画を観ているヒロト。そんなヒロトを見ている自分、
「まずい、まずい、これを人に見られたら、相当、気持ち悪いぞ」と気づく。

クワガタのお披露目
「日記に奥さんも来たって載せていい?」という博士に
「全然。隠してないし。でももうひとりいるよ?」というので、
何かと思ったら、
「ほらッ」プラスティックのケースに入ったクワガタを指さした。

どうやら、博士邸に来る前に、
中野の「ムシ社」で、クワガタを購入していたようだ。
ヒロト夫妻によると「クワガタにはそれぞれ、キャラクターがある」らしい。

水道橋さんが、丁度、二日前に「チャンネル北野」の収録で、
「ムシ社」を取り上げていたので、異様に盛り上がる。
そんな偶然ってあるだろうか…

マルクス・ブラザース、村上龍、NBA、三谷幸喜の話。

しばらく話し込んでいた水道橋さん、
ジーっとヒロトのことを観ていると思ったら突然、
「……あんた、ヒョードルに似てるね!」
「うぉー、オレもそう思ってたんだよ!!! 初めて人に言われたよ」
嬉しそうなヒロト。
「ボクも似てると思ってました!」ときびだんごさん
「うれしい!!!」がっちり握手するヒロトときびだんごさん。
「別にヒョードルじゃなくていいんだけど、格闘家に似てるってのが嬉しい!」
「ロシア系の血が流れてるんじゃないの?」
「いや、まったく普通の日本人だよ」

いつしか、同級生トーク
博士が中学んとき、渋谷陽一の批判文を投稿したことがある、
という話をすると「そうらしいなぁ」とヒロト。
(前回のスコラの対談で話してことを覚えているようだ)
「あの中学はそんなことばっかりやってるヤツばっかだった」らしい。

二人が通っていた、岡大付属中学はひと学年5クラスで、
ヒロトと博士は3年間同じクラスになったことがなかったはずなのだが、
ヒロトは、隣のクラスにいた水道橋さんのことを
「俺と似たような怪しいヤツだな」と思ってたらしい。
「友達いなくて、顔も名前も覚えてないヤツばかりだけど、
 小野君は覚えてたもんな」
「小野君は開襟シャツ似合ってなかったよー(笑)」

三又さんの親友、セイジさんの実家は
アンコをつくってる会社らしいのだが、
当時、「アンコの中を泳げますよ」と言われて、見に行ったら、
ホントに泳げるぐらいのアンコが入ったタンクがあった。
と言う話をしていたら、いきなりヒロトが歌を歌いだす。
「♪○○○○〜モナカ〜♪」
爆笑する三又さん。
どうやら、アンコを作っている会社の社歌らしい
「なんでそんなの憶えてるんですか!」と嬉しそうな三又さん。
歌を聞いて、セイジさんの実家の会社だ、と
ピンと来た三又さんも凄い。

アンコのプールで思いだした!
とヒロトが、弟の少年時代に話していた会話を再現。

ヒロトの弟が、ハンバーガーが好きで、
夢は「ハンバーガーのプールで泳ぎたい」だった。
(泳ぐ動作をしながら)
もぐって、1口たべて「ポイッ」、
(泳ぐ動作をしながら)
フィレオフィッシュを1口食べて「ポイッ」
(泳ぐ動作をしながら)
ビッグマックを食べて「ポイッ」
「あいつがそんなこと言ってたなぁ」と。

他にも夫婦の話しになると、
「夫婦喧嘩?するよ。喧嘩っていうか怒られてばっかり。
 表現者は家庭では闘わないほうがいいんだよ」
などと。


時計の針が、十二時半をまわったころ、
ヒロトが奥さんに言う「こんな時間か、そろそろ…」

ということで、お別れの時間がやって来た。
水道橋さん、そう言えば……と北野記念日の出演を依頼、
ヒロトは、「時間制限がなければ……」と。

それにしても
19時スタートだから、2時間後、
21時には終わっている思っていたこの夕べ。
それが、日付が変わるまで続くとは…

そして玄関での別れ際、
「またやりましょう」と水道橋さん。
「うん」とヒロト。
「今度、うちにも来て下さい」とヒロトの奥さん。
「ハイ!行きます!!」即答する水道橋さん。


ドアが閉まった。

普段に戻っても、みんな興奮していた。

プライベートでは、音楽の話をしたがらない、はずのヒロトが、
はじめた動機、大好きな1曲、影響を受けた人、などを雄弁に話してくれて、
雑誌のどんな2万字インタビューでも、ここまでないってぐらい、
深く、含蓄のあるフレーズを連発していた。

それにしても、
今夜、甲本ヒロトに、何度、ウーロン割りを持っていっただろうか?
何杯、持っていったか覚えてないけど、
ヒロトは、その度に言ってくれていた、「ありがとう」は、忘れない。

それにしても夢のようだ。
あこがれていたヒーローを、目の当たりにしていることの不思議さ。
ビートたけし、甲本ヒロト… おっと、浅草キッドもだ。

ちゃんとやってれば、道はつながっているんだ。

《 万景峰の荷物北朝鮮へ、貨物船2隻が舞鶴出港 》
《 「ローマの休日」グレゴリー・ペックさん死す 》
《 阪神浜中が右肩脱臼、前半戦絶望 》
《 【大相撲】無呼吸症候群の検査実施へ 》

6月14日  土曜日

7時起床。さすがに二日酔い。
甲本ヒロト酔いか。
スズキ秘書も興奮冷めやらず。
「昨日は、ここに、ヒロトがいたんですよね〜」
などと、首をひねっている。

ミートピアサヌキの肉うどん、

ソプラノズ、第6話。DVDで。
これで、第一シリーズは完結。
しかし、もう、すぐ次を見たい気分。

昼飯。盛岡冷麺と幻のキムチのジョイント。
美味い!

すっかりDVD鑑賞デーに。
「マトリックス」
一作目の方が、ルール、世界観がわかりやすい。
「東京裁判」
約20年ぶりに。長尺なので、じっくり時間をかけて。

江頭2:50来宅。
折り入っての話。

家飯。少なめに、キムチ炒飯で済ます。


《 プラント一式が北朝鮮に 固形燃料開発?万景峰号で 》
《 日本体操協会、新体操ヘアヌード掲載で抗議 》
《 ヤンキース松井、歴史的一戦で第6号!クレメンスは300勝達成 》
《 ボクシング・丸山がデビュー13連続KO 赤井を抜いて日本初 》


6月15日   日曜日

8時起床。

新宿、小田急、ビックカメラ、
スズキ秘書と。
DVD、ソプラノズ第2シリーズなど、
デパ地下散策。面白くて喜多方ラーメン、
「丸越」の漬物、などなど買いあさる。

DVDで「東京裁判」、引き続き。

今年は『出会いに照れるな』
の教えを実践している俺としては、
逆に言えば、俺に対しての『出会いに照れられるな』も。
同じこと。
本来、絶対、気が合い、仲間になるはずの人であっても、
互いの遠慮や照れから、疎遠なままってことも多々ある。

そこで、本日、清水宏さん来宅。
と言うより、今日より、2日間の民伯。
清水さんは、俺とキャリアの変わらない舞台畑のピン芸人で、
長く顔見知りではあったが、親しく話をすることがなかった。
その間、各所でとても俺を立てることばかりを言ってくれていて、
面映いし、ありがたいかぎりであるが、
今まで親しく話をすることは無かった。
前々回の「高田笑学校」の打ち上げで、初めて話し込み、
趣味も合うこともわかっていた。
ましてや、図々しかったり、礼儀知らずの人でもない。

そこでお互いのブランクを埋めるため、
いっそ、俺の家に泊まりこみ、一緒に暮らせば……と提案。

そして、この民泊の条件は、

芸歴、年齢も変わらないのだから、
ため口で、図々しく、まるで長年暮らす我が家のように振舞うこと。

清水さん、役者らしく、家に来た途端から、
「さ〜て、くつろぐから、短パン貸してくれる?
じゃあ、ビールでも飲みながら……なんかツマミある?」
ともう10年来の旧友のように自分で冷蔵庫を空け、酒を飲みながら……。

「丸越」の漬物
焼き鳥、みそかつ、
万能ねぎとしらすのニンニクドレッシング

しきりと俺に「何故そんなに頑張るか?」の問い掛け。
俺にしてみれば、舞台を連発する清水さんの方が、
よっぽど病的なほど、「頑張る」人なのである。

一緒にDVD、ビデオなど見ながら。
「東京裁判」
「アニマトリックス」
「GET SPORTS」、菊田選手などなど。


《 水銀発表で"風評被害" キンメダイなど価格急落 》
《 イチロー2安打!10試合連続安打で打率.337 》

 

 

 

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