11月6日  木曜日

8時起床。高野豆腐朝食。

原稿書き。「テレビジョン」、有栖川宮事件で。

13時、事務所。
PHP出版「21」の取材。
「濃厚民族」『お笑い男の星座2・私情最強編」に関して。
本の販促取材は、
どんな媒体、何を差し置いていて受けると決めている。
サラリーマン雑誌に対し、極めて真摯に熱烈に語る。
編集者だって、活字の仕事なのだから、
言葉が届くに決まっている

「ザ・テレビジョン」編集部米沢さん、打ち合わせ。
今度は、テレビジョンの連載の 「テレビ野生時代」のコラムが
単行本化されることに。
もはや、書き飛ばしだと思っていただけに、嬉しい申し出であり、
担当者にアイデア、やる気、信念あって良し。
俄然、俺もやる気に。

16時、六本木ヒルズのテレビ朝日へ。
ド・ナイト』収録。
今回から六本木ヒルズでの収録に。




借景ながら、後ろが吹き抜けなので、
会話が流れていく。
ロックフェラー湯浅のジョークが
ますます寒々となるのが、オモロ。

一本目、相田翔子ゲスト。
初対面だが、失言待ちするまで、
長々と追い込むことが必要なり。
リッチマン、寿司、『(株)喜代村』、木村清社長。
大盤振る舞いの、まぐろ一本。豪華極まれり。

2本目、インリン・オブ・ジョイ・トイゲスト、
リッチマン、『野村獣医科病院』院長・野村潤一郎、
野村医師、スタジオでもヒール人気。

帰途、冨永マネと、神楽坂、「マチス」へ。
安西水丸さんと会食中、ピーチ塾。
星座祭りの大盤振る舞いのチケット手配のお礼と御挨拶。
そのまま、俺、居残り。
安西さん、実にナイーブな語り口。小心な文系美大生の趣。
不良番長と大人しい優等生の奇妙な友情の構図。
ずっと見ていたいが、腰痛の身なので、長居出来ず、
お二人を、用心棒、野良犬など黒澤映画の話しながら、
昨日の、曙 vs サップ戦は発表は寝耳に水の話題しながら、
四谷まで送る。

帰宅後、マル秘映像ビデオ見ながら、晩酌。

《 曙がプロ格闘家に電撃転身!大みそかにサップと夢対決 》
《 長嶋ジャパン、松坂の熱投でアテネ五輪当確 》
《 米「グリーン・リバー連続殺人」の48人殺害男 司法取引で終身刑に


11月7日  金曜日

9時起床、まだ腰痛なおらず。
持病とは言え、ここまで長引くとは……。
自分の今までの経験、治癒までの予想を超えている。

15時半、築地のハドソン本社へ。
さくまさん、土居さんと対談。
「桃太郎電鉄12、西日本編もありまっせ〜」発売記念、
「SPA!」プロモーション取材。



最近は、さくまさんと一時ほど会わなくなったが、
ノース塾へ行く途中、ほぼ毎日のように、
さくまさん宅を通り過ぎるたびに、遊びに行って話をしたくなる。

15年目を迎える、『桃鉄』シリーズではあるが、
俺がゲームの方をプレイする時間はほとんど無くなっている。
そういう意味では、取材を受けるには申し訳ない。
にも関わらず、この「桃鉄・サガ」」は、
年々、俺の人生観に強く影響を与えている。

さくまさんの日記や、それに付随する仕事のスタイル、
プロ意識、家族観、グルメ薀蓄などが、メディアミックスしていて、
桃鉄因果鉄道の旅であり、一つのさくま式人生ゲームなのである。

しかし、人生観とは何か?
例えばグルメって、ただの情報じゃないんだ。
他人より美味いものを食べる優越感じゃない。
その幸福感を分かち合う、分配の精神なのだ。
ゲームに流れる思想性、サービス性などと言うものが、
根本的には、人間性に根ざすことを、桃鉄は教えてくれるし、
これは、ゲームに関わらず、創作全般に、言えることなのだ。

新ゲーム、新たに西日本編、俺の地元、倉敷の物件に、
虫取り紙工場が追加。
それは、俺の親戚の会社なのだと、さくまさんに報告。

フジテレビ移動。
SRS」収録。東原亜希一緒。
「PRIDEミドル級GP」直前スペシャル。
高田延彦統括本部長、
ワンナイ収録合間の小池栄子一緒。

腰痛ますます悪化。
実は、明日、小池栄子と開催予定だった、
武誕生3ヶ月祭および授乳記念日を延期することに。
忙しいところをわざわざ予定組んでくれた、
彼女には申し訳ない。

あまりの俺の腰痛醜態ぶりに、
高田延彦さんから、「にんにく注射」で有名な、
六本木の「平井クリニック」紹介受ける。
そう言えば、畑山戦を、隣で観戦したことがあった。

10時半、六本木、冨永マネと一緒に平石クリニックへ。
探しあぐね、 約束の時間に大幅に遅刻しながら辿り着く。
痛み止めのブロック注射。
名物、にんにく注射と。
お待たせしたのに、ご機嫌でジョーク連発の先生。




帰宅後、北郷来宅。
一緒に子供をあやす。
姉の子供を乳飲み子から面倒を見ていた経験がある北郷は、
子供と同化するのが早い。
「赤ん坊とイルカと一緒ですね〜癒されますね〜」と笑顔で。

漫画家、新井英樹さんから、FAX。

《 ついに!田中真紀子さんが拉致問題批判 》
《 「日本は共産主義」首相民営化強調 》
《 国保滞納450万世帯−過去最高、失業増など影響 》
《 長嶋ジャパン3戦全勝で五輪切符獲得! 》


11月8日  土曜日

朝8時、子供と一緒に起床。
本日、武、誕生3ヶ月目、東京に来て一ヶ月目。
よく、あっという間とか言うが、俺の実感は、時間が経たない。
一刻も早く喋ってくれ!との気持ちが強すぎるのだろう。

腰痛のため、子供を抱けないので、二人で寝床でゴロゴロ。
それにしても、 このしんどい腰痛の苦しみも、腐りきることなく、
彼が居てくれるから、どれほど軽減することか。

新宿駅、南口より、特急あずさ55号に乗車、
甲府、石和へ。

車中、偶然、石井光三社長と一緒。
もう72歳、大声で喋り捲り、相変わらず精力的。

甲府駅に、石和の馬場さんがいつもの笑顔でお迎え。
用意してくれた「甲府・治次郎」のおいしいカツサンド食べながら……。
さる高校へ着。
学園祭で、なぎら健壱さんと一時間のトークショー。
中田英寿を育てた教頭先生がご挨拶に。

出番前、赤江くん(玉袋)の親友で、
整体の開業医のテッちゃんが揉んでくれて、
腰痛、かなりよくなる。

しかし、体育館に集まった高校生の態度の酷いこと……。
先生の苦労が偲ばれる。

それでも、3人、 一時間に渡って、
前向きなお話するところは、大人なり。




送りの車、宮ちゃんの双子の子育ての苦労話。
自分が父親になったおかげで、こういうお話にも、
俄然、興味沸く。

帰京後、「ピエトラ」のオーナー、石原さん、
中野ブロードウェイ、矢田さんへ、 『PRIDE』招待状を渡す。

スズキ秘書、カミさん、武と共に記念日行事として。
はるばる調布の「たけちゃんにぼしラーメン」へ。

有名行列店であり、俺は2度目。
ラーメン、平打ち葱ラーメン、塩わさびラーメン。
定評あるお店であるが、実に美味い!!
我がベストのひとつであり、とにかく大満足。

俺の出産記念、武・手ぬぐいと、
お店の武・丼を交換トレードを申し入れ、
実に気持ちよく、了承していただく。
「この手ぬぐいを巻いてお店に出ますよ」と店主。

帰宅後、「日経エンターティメント」連載「本と誠」原稿。
高橋がなり・つんく♂著「てっぺん」で。
とにかく毎度のことながら1600字に収めるのに、一苦労。

「影武者」REVIEW:映画瓦版)、3日間をかけて、DVDで終了。



1980年作品。22年前に劇場で見て以来。
当時は、時代的背景など何にもわかっていなかったのだ。
文字通り、絵に描いたような戦国絵巻。動く油絵。
この映画から、あの着色した黒澤コンテが始まったのだ。
メーキングもたっぷりだが、
勝新降板事件はサラリとしたもの。
ラスト、血の色が、絵の具的なのは、
当時は制約があったのかな〜と思う。

《 連立維持か、政権交代か?小泉VS菅 バトルに幕 》
《 マニラ空港の管制塔占拠−犯人の元空軍大尉ら射殺 》


11月9日  日曜日

9時起床。

第43回、衆議院総選挙。
自分が投票に行った選挙で、
今までで、最も興味を持っているのは、間違いなし。

曇り空、雨が降り出さないことを祈る。

近くの小学校へ家族揃って、投票に。
小選挙区、比例区の投票だけでなく、
最高裁判所裁判官国民審査投票もあるとは。
これは、皆、どうやって投票してんだろう?




まだ、腰痛治らず、
今日は、PRIDE、そして、朝2時まで仕事、
果たして、持つのか心配。

富ヶ谷、こうじんクリニックへ。
実に久々の、つぼ注射。
注射で根を上げたことがない俺が始めて、
「やめて!先生!待って!準備させて!」と悲鳴。
それだけ、腰回り、カチンコチンに筋肉が収縮しているとのこと。
そして、点滴1時間、じっくりと。

東京ドームへ。
待ちに待った、「PRIDEミドル級トーナメント」決勝。
東原亜希、森本レオ、一緒。
レオさん、リングサイドで見たくて、自ら志願しての出演。

百瀬楽屋で、俺が解説を書いた
「PRIDEの怪人」文庫版、頂く。

百瀬博教とは、何者か?
俺自身の身にも、今後、さまざまに巻き込まれ、
降りかかるであろう、 圧倒的な誤解と 先入観に向けて、
不退転の決意表明の渾身の6千字。
最近、自分が書いたものでは、最も力が入っている。

そして、俺自身が今後も様々なウオッチャーとして
常にキーワードになるであろう、
[命懸けの虚構」 vs 「保健だらけの現実」、
のガチンコ勝負とは何か?
文章好きには、ぜひ読んでいただきたい。


闘いのコロシアム、東京ドーム、
イルミネーションに彩られた、登場ゲートの威容、
観客の煽られた高揚感、
そして演出・進行、最高!!
桜をあしらった、VTRの出来も実に素晴らしい。

さて、未曾有の3局開催の大晦日決戦に向けて、
テレビ局を巻き込み、ガチンコ権力闘争の格闘技界。
その意味では、今回は、PRIDEは、
本家の本領発揮すべき大勝負だったのだが、
これが波乱に富んだ、奇跡のような神風吹く最強興行に。
映画やドラマでは、ここまでスペシャルな興奮を得られない。

そして、高田延彦劇場、
「去るものは追わず」と猪木に絶縁宣言して、
清原プロデューサーを巻き込んで、
フジテレビ、年末格闘技バトルに参戦宣言。

俺個人は、道義的にも、歴史的にも、
フジテレビ派であるだけに、
この進軍ラッパには、 我が意を得たりである。
内部から見ていても、今回、清原さんが満座で名指しされ、
匿名性を帯びた関係者から脱した意味は大きい。
この人のぶれない頑なな一途さが、
ここまで、このジャンルのまっとうさを引っ張ってきた功績は大なのだ。

休憩時間、スイートルーム(貴賓席)へ。
なぎらさんら、招待客、宴のなかで実に羨ましく観戦。
これは記念になることだろう。




11/9(日)PRIDE GP 2003 東京ドーム  観衆 6万7451人

■ミドル級GP決勝
 ○ヴァンダレイ・シウバ(1R TKO)ジャクソン×

■PRIDEヘビー級暫定王者決定戦
 ○A・ノゲイラ(2R 腕ひしぎ逆十字)ミルコ×

 ○桜庭和志(腕ひしぎ逆十字)ランデルマン×

 ○ヒーリング(3R チョークスリーパー)山本宜久×

■ミドル級GPリザーバー決定戦
 ○ダン・ヘンダーソン(1R KO)ブスタマンチ×

■ミドル級GP準決勝
 ○ヴァンダレイ・シウバ(判定3-0)吉田秀彦×

 ○R・ジャクソン(2R TKO)チャック・リデル×

 ○G・グッドリッジ(1R TKO)D・ボビッシュ×




吉田 vs シウバの死闘、
桜庭の逆転劇、ミルコの敗北は、ドームが揺れた。
ノゲイラが勝った瞬間、
PRIDEの怪人が飛び上がり、ぶっ倒れた。

舞台裏、桜庭和志、インタビュー。
ハラハラのスーパーマリオ。
その笑顔ったら、なかった。

そして、終了後、今回はPRIDE史上のベスト興行だっただけに、
これが大晦日だったらな〜と皆口々に言うほどであった。

後ろ髪引かれる思いで、終了後、TBSへ移動。

移動中、本日の試合に興奮気味の赤江くん(玉袋)の息子。
俺の言うことにも、「ハイ!」と返事っぷりも、かわいらし。


TBS「アサ秘ジャーナル」100回記念、収録。
開票速報受けながら、当選した各候補に電話。



番組としては、常連組みである、
荒井広幸、江田憲司、高市早苗などの落選はショック。
「チャレンジ3」と題した、
東京都選出の前回の落選議員3人は 全員当選。

スタッフは、不眠不休の徹夜仕事なのに、
俺たちの方が、事前準備不足で歯痒く、申し訳なくて仕方ない。
(……と思っていたが、オンエアーは、すこぶるオモロだった)

そして、選挙の結果も、
当初の200議席獲得か!の勢いがなりを潜めて、
民主党の伸び悩みにガッカリ。
実は、この総選挙とPRIDE大会の政権交代の話、シンクロさせた、
物語の書き出しを構想していただけに……。
投票率が戦後2番目の低さだったことにも驚いた。

帰宅、朝3時半、よくぞ、今日一日腰がもったと……。
北郷と酒飲みながら、なかなか寝付かれず。


《 自民党は単独過半数ならず、民主党が“比例第1党” 》
《 山崎拓副総裁“赤っ恥”、女性スキャンダル響く 》
《 真紀子さんが予想通り当選も、“秒殺”とはいかず 》
《 おたかさん敗北、自民新人に破れ落選も比例で復活 》
《 磯野貴理子、交際10年のゴールインに満面の笑み 》
《 不信感爆発!!ダイエー選手会が優勝旅行ボイコット? 》


11月10日  月曜日

ゆっくり眠るつまりでも9時起床。
結局、4時間睡眠。
腰を休めるために意図してもたっぷり眠れない。
これも課題なり。

昨日の選挙関係特番チェック。
特に日テレは、出口調査は、大誤報なのだな。

他人原稿の直し、俺自身のものではないのだが、成り行きで。
立場上、余計なおせっかいにならないか気にしつつも、
これは恩返しの想いで誠意を込めて。

『お笑い男の星座2・私情最強編』
増刷帯文を巡って、電話応対。

「ダビンチ」原稿、お勧め紹介本。200字×3、
アントニオ猪木の謎、グロテスク、テッペン野郎で。

スズキ秘書、てっちゃん仕込みの整体でやや復調。

某雑誌の取材依頼のメール、
理由あって自分で誠意をもって返信。

腰安静のため、 久々に睡眠薬飲んで、早めに就寝することにする
昨日のPRIDE、ビデオ見ながら、余韻に浸る。


《 拓さん副総裁を辞任、政界引退は否定 》
《 高市早苗氏ショック…奈良1区で4選ならず 》
《 テレ東はまた選挙特番やらずに高視聴率 》


 

読み逃げ厳禁! 読んだら 感想メール を送りなさい! 目次に戻る