5月1日  土曜日

カジノ最後の夜のため、
昨晩よりのルーレットの徹夜状態、
眠気フラフラで、ホテルのロビー集合。

昨年に続いて、炎のギャンブラー、
乾坤一擲の「専哉一夜」物語は、
出発直前まで続いたそうな。

それにしても、ホテル内でやっている、
シルク・ド・ソレイユの「О(オー)」なんて、
見ないままであったのは、もったいないことだ。
ま、我々以外は、毎年のことで、皆、見てるからだけど。

ラスベガスのマッカラン空港へ。
カジノ帰りの日本人には、
赤字で、「真っ赤らん空港」と呼ぶべき。

しかし、我々、全てのカジノの負けは、タイソン招聘ギャラだと
思えば、悔しくもないだろう。


中継本隊は、そのまま東京へ。
SRS』部隊は、永盛さん、サブちゃん、
東原亜希、我々、冨永マネのメンバーで、
ラスベガスより、ロサンゼルス空港へ。

トランジットの空き時間も
24 =TWENTY FOUR シーズンU」を。
アメリカでは、一般的なスタバのコーヒー牛乳美味し。

ロサンゼルス空港より、ロケバスに乗り込み、
グレイシー家の長男、
ホリオンの経営するグレイシー・アカデミーの道場へ。

道場隣の、シーフード・ビュッフエ、「オオナミ」で食事。
永盛さんが、カニの間接をバキバキと折りながら、
しゃぶりつく、その姿は、まるで格闘技、
「カニ食いグレイシー」と銘銘。
食事を終えると、すぐにトイレを駆け込むサブちゃんは、
「ベンザ・グレイシー」である。
眠気覚ましに、たわいもない、言葉遊びに興じる。

やがて、ホリオンに通され、
道場に隣接された、グレイシー・ミュージアムを
ホリオン自らの解説で見学。

壁には、グレイシー伝来の
カルロス・グレイシーとエリオ・グレイシーによる
デモンストレーションの絵。



その家系図は、まるでアムウエイの組織図の様。
皆、大家族であり、ホリオンにも、9人の子供。
どの家系でも、大家族スペシャルが放送可能だ。
この全ての家族が、グレイシー柔術に関わることになるのだ。

70年も前、前田光世が、ブラジルに伝えた、
“柔術”を一家で引継ぎ、
その格闘技の優位さを伝えるために、数々の他流試合を、
決行してきた、そのグレイシー・チャレンジの歴史。
数々の異種格闘技戦を報じる、
年代物の新聞記事を前に、
「父、エリオは、ペレの前から、
 ブラジルのアスリートのなかで、国民的英雄だった」
とホリオンが胸を張る。



展示されたほころびだらけの、小さな胴着は、
幼い頃のホリオンが、父・エリオに着せられ、
また、そのホリオンの息子たちに着せられたもの。
そして、今後、子孫へと、代々受け継がれていく、
タイムマシーンだ。



そして、ミニチュアのオクタゴンも。
1993年、UFC大会を開催し、
グレイシー柔術を、世界にアピールして、
世界の格闘技の潮流を決めた、
一つの発明である。

そして、「リーサル・ウェポン」のビデオ見ながら、
ホリオンのビ出演シーンを探し出す。

鉄骨がむき出しの広い道場に場所を移すと、
実物の金網のオクタゴンが置かれていた。

その中で、ホリオンの3人の息子がスパーリング中。
18歳、20歳、22歳、
グレイシーにしては、皆、体格が大きい。



彼らは、もう、いつでも、プロの大会に、出撃できるとのこと。
「兄弟で誰が一番、強いの?」
の質問に、3人は、それぞれに自分だと言い張り、
父、エリオンは、「いや、私だ!」と言った。
その会話の矜持の美しいこと。



父親を交えて、4人が並んだ佇まい、
家族の肖像の、 神々しいことと言えばなかった。

今まで、ホリオンに対し、グレイシー一家の商売を握る、
番頭さんってイメージであったが、その見方が一変する。



撮影終了後、今日の"家族の絆"の強い感慨を記念して、
幼児用の胴着とTシャツを買い求める。
これが、我が家のタイムマシーンとなって、
長い年月を旅するかもしれない。



ミュージアムは、 予想以上の収穫、
なによりカメラが伝えるもの以上のものを、俺に心に残し、
有意義な撮影だった。

撮影終了後も、
ホリオン、上機嫌で、手品の数々を披露してくれるが、
これが、プロ並みの腕。
全然、トリックがわからない。


帰途、皆、うたた寝のなか、
ロケバスの後部座席で、
亜季ちゃんと、子供の映像見ながら 思いを馳せる。

ビバリーヒルズの豪邸街を抜けて
ホテル「メルディアン」へ。

一休みして、ダウンタウンへ。
日本料理「KOI」へ。
本格的日本食ではなく、
粉っぽい味噌汁が出るようなところだが、
とにかく、セレブ風の人たちで大盛況。

ホテル、心配していた、LAN接続に成功。

《 イラク人虐待が相次ぎ発覚…米英軍、拘束中に暴行 》
《 また一人…西川きよしも国民年金保険料未納だった! 》
《 欧州連合(EU)に10カ国加盟 25カ国体制に 》



5月2日  日曜日

ロケ休日。
9時集合。日曜日なので、ショップも閉店が多いので、
タクシーを飛ばして、サンタモニカへ。
HOLLY WOODの看板を窓越しに見ながら。

レストランテラスで、チキンサラダなどを食事。

こちらのジャスコと思えるスーパーで、
自由行動ショッピング。
赤江くん(玉袋)と風光明媚な海岸へ。
海岸横の遊園地は、映画「ダークマン」が登場していたところだ。。
アントニオ猪木の詩、
『サンタモニカの朝』を思い出しつつ、
人生の選択肢を考え、強い感慨に浸りきる。
その一方で、この地を訪れた日本人なら誰もが陥る現象であろうが、
頭の裏側で、「♪来て、来て、来て、サンタモニカ〜」
と桜田淳子の鼻声の歌声が、 リフレインして、気持ち悪い。

しばし、専門店街を歩き続ける。
薬局入れば、ローカーボダイエット食品だらけ。

我々のリクエストでチャイニーズ・シアター前へ、タクシー移動。



もっと洗練された場所かと思っていたが、
ベタな土産物屋が並び、また開きフロアも多く、
まるで、浅草公会堂の前のよう。
ミニチュアのオスカー像を手に入れる。

永盛さん一行は、ユニバーサルスタジオ見学へ。
後から聞けば、
「シュレック」のパビリオンが秀逸だったとか。

帰途、ホテル近くの、ブランドショップが多々入った、
大型ショッピングセンターのビバリーセンターを散策。
子供、カミさんに土産物。

タクシーに分乗し、「YAKITORIYA」で食事。
「NUMBER」の関口会長との対談原稿、校正やりながら。
この店、思いの外、本格的な焼き鳥、好評。
永盛学園の定例ミーティング、
例によって、誰がデカイか、小さいかをこの地でも。

近くの日本人向けスーパー、ニジャマーケットで、
留学生の男の子から声をかけられる。
「いつもHP読んでます、昔から大ファンなんです」と。
実際、顔を知っている程度のファンではなかったので、
それは、こんなところで出くわせば、きっと驚くことだろう。
俺もそのまま、飲みにいきたいほど、嬉しかったよ!!

タクシー来るまで、酔いつぶれ、路上でゴロゴロ。

「24・シーズンU」見ながら就寝。

《 イラク人虐待 CIAの意向で常態化 》
《 安倍幹事長 年金法案を“強行” 》


5月3日  火曜日

10時ロビー集合。

むしろ、日本より充実していると思われる、
完全日本人向けスーパー、「MITUWA」で買い物。
食料品、ロゲインなど購入。
ビデオの棚で、「浅草キッドの浅草キッド」を発見。
旧友に会ったかのよう。



「四川ラーメン」で食事。
俺と冨永は、麺は食べないで我慢。

高級住宅街の一画、ホイス宅へ。
プール、ゲストハウス付きの豪邸。
ガレージは、道場になっている。
思わず、赤江くん(玉袋)、プールに飛び込む。



女医の夫人、3人の子供達、2歳、5歳、7歳に囲まれ、
幸せな家庭で、子煩悩、良き夫に振舞う様子。
子供の送り迎えまで、ホイスが担当しているようだ。



一番下の子供のお気に入りは、
「ファインディング・ニモ」のようだが、
親父は、ファイティング・キモだ。



この、デレデレの家庭人が、
一度、リングに上がれば、
日本の英雄である、
柔道の金メダリストを、ボコボコにしたのだから、
とても信じられないことだ。

ブラジル直輸入のアサイ・スープ飲みながら、
ビデオで、大晦日の「男祭り」
ホイス vs 吉田戦を振り返る。
「俺は、このライアーを痛めつけたかったんだ!」
と刺激的な発言を連発。
PRIDEグランプリ2004の予想など収める。

赤江くん(玉袋)から、チョロQをプレゼント、
この贈り物には、子供たちが興奮。

子供の日の、こいのぼりや柏餅なども土産に。

帰途、再び、ハリウッドセンターで、ショッピング。
お姉さんが妊娠中の亜希ちゃんと、子供服を物色。
途中で、一人はぐれて、そのままホテルへ。

ホテル近くの韓国焼肉店で、最後の晩餐。
コーディネーターのヒトミさんらも一緒。
ヒトミさんバツイチの独身とわかると、
我らが寅さん、永盛園長のエンジンかかり、盛り上がる。

赤江くん(玉袋)部屋で、酒宴。
ウオッカ、いいちこ、ちゃんぽんで泥酔。
連日、酔っ払いの一週間、このまま、リービングラスベガスに。

《 ネプチューン堀内、睾丸摘出していた!!!でも子作りはOK 》
《 松原のぶえが空き巣被害!現金、貴金属ほか… 》




5月4日   水曜日

7時起床。二日酔い。
10時集合。チェックアウト。
サブちゃん、亜季ちゃんは、ノースウエスト航空で、成田へ向い、
我々一行は、JALで関空を目指す。

JALのラウンジで、
「24・シーズンU」15時間目あたり、
散々、映画や物語で見慣れた、"自己犠牲"のシーンながら、
(例えば、『アルマゲトン』でも、笑い飛ばしたシーンなのだが……)
15時間以上、この物語に埋没したせいか、
不覚にも、涙こぼれる。
しかも、場所柄、考えると恥ずかし極まりない。

空港内の「浜田」で、
我慢できず、日本食、うどん、そば、カレーなど。
まずいのだが、日本ものと、炭水化物に飢えていたので、
それなりに。

免税店買い物。
お土産、COACHで母の日のプレゼントなど。

JAL便で、帰路は10時間強。
持参した、「24・シーズンU」は、
16時間分、全て見終わった。

ディスクを入れ替え「新選組!」、
丁度、浪士組設立し、盛り上がったところで、
DVDプレイヤーのバッテリーもなくなる。

日付変更線を超えて、5月5日の大阪へ。
機内ショッピング、
今までは誰が買うのだろう? と思っていたが、
商品1割引、ポイント2倍の
JALカードの利便性を考えれば、
その売り上げも納得できる。
丁度、機内でJR とJALカードが提携したニュースを見ながら。

17時50分、関西空港着。
5月5日――。
毎年、日記には、「子供の日に子供のいない大人は……」
と書き続けてきたが、今年からは違う。
しかも、グレイシー・ファミリーを見続けて、
すっかり、子供シックなのだが、
大阪で待ち合わせの予定だったが、
子供、風邪を引いたため、断念することに。

帝国ホテルへ投宿。
一週間の不在のため、仕事は、追っかけてくる。
作家の柳田くん部屋を訪ねてくるが時間無く。
コンビニの食料と1週間分の新聞並べて、
バカーポ原稿、書き。

とにかく、日本に来て、一番、日本の良さを実感するのは、
実はウォシュレットだったりする。

4日
《 小泉首相、被害者家族を出迎えに平壌入りも 》
《 23年連続子供の数が減少…人口比、最低の13.9% 》

5日
《 米軍虐待で殺害か−イラク人ら10人不審死…司法省捜査 》
《 アテネ中心部で爆弾テロ!五輪開幕100日前の悲劇 》
《 家族帰国へ打開案協議−北朝鮮拉致で「突っ込んだ議論」 》


 

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