6月16日  水曜日

6時起床。
誰も起きてないので、
一人早朝シネマ「座頭市物語」DVDで。



初見。1962年の大映製作。
42年も前の映画だ。
ベースが「天保水滸伝」なのだな。
確かに、盲目のあんまが主役という、
勝新のキャラクター造成、強烈だ。
そして、作品も世評にたがわず、傑作。
しかし、このリメーク版を、自ら主演で作ろうと、
思えるところが、殿の凄いところ。
座頭市=勝新は、唯一無比と思われてるのに、
ある意味、寅さんのリメークを自ら主役で……
と言うようなもの。
殺陣、時代劇文法の掟破りなどと言われたが、
CGの血と音が入る分、北野版の方が、見せ場度高いか。

殺陣に、人を斬る、効果音が入るようになったのは、
黒沢映画の「用心棒」から、その後、あらゆる時代劇に
定着したと読んだが、
「用心棒」は、61年公開。
今後の座頭市シリーズには、入っているのか?


昼、カミさん、子供と散歩。
「炭火園」でテグタンラーメン、冷麺。

15時、千代田ビデオスタジオ、
Tokyo Boy』収録。

テリー伊藤、石原都知事、松村邦洋、
蛭子能収、原史奈、一緒。

メーク室、テリー伊藤さんと会話。
日テレで企画中の
元気が出るテレビのDVD版の話から、
浅草橋ヤング洋品店のDVD版の話に。
俄然、俺は乗り気。
浅草キッドセレクションでやりたいと申し出る。

本番中、都知事が
「小泉首相と年金法案審議中、
 官邸で、松ちゃんの純ちゃんの物真似の話をしたんだよ」と。
ある意味、凄い。

東京代理人最前線、
高額メニューだらけのレストラン、
東京未確認人。

帰宅後、晩酌、お惣菜食べながら、
早めに就寝。

朝3時に目が覚めると、2階へ。
アル北郷、京都から来客の柳田くんが夜更かし中。
そのまま、俺、加わり、
ウイスキー、ハイピッチで。
朝6時まで。
これは飲みすぎだとわかるほど。

《 ミスターに初孫!一茂に双子の女児が誕生 》
《 自民、比例代表に竹中平蔵金融・経済財政担当相を擁立 》
《 島田紳助 初応援演説で民主、自民批判 》



6月17日  木曜日

7時半起床。
さすがに、二日酔い。
と言うより、まだ酒が残ったまま。

日刊スポーツに、
紳助さんの参議院候補者への応援演説模様が。
「ぼくは民主党の支持者じゃありません。この党は駄目です!」
「でも自民党だけでは駄目。
 民主党が成熟して、
 レベルの高い2大政党で戦っていかないと……」
「こんなところで話したら仕事上マイナス」
「彼が落選したら僕は一生政治を語らない。
 僕の目は節穴やったということやから」

その語り口は、よくわかる。
毎週、「サンプロ」などやって、資料読みなどやっていると、
お笑いをやっている人間が決して、政治家に向かないこともわかるし、
かと言って、メディアに出ている人間が、
政治への無関心を助長したり、茶化すだけでは、より罪深いことも、
感じるに決まっている。


大阪へ。
KTV、『2時ワクッ!』山本アナ、藤本アナ、
早坂好恵、岩井志麻子、宮崎哲弥、オーケイ、一緒。

住みやすい都市ランキング、
寄生虫。

岩井さん、寄生虫話に、
「私は、大丈夫、あらゆる粘膜が強いから」とカメラ目線で。

『関西ぴあ』の「私情最強」コーナー取材。
最終回とのこと。
このコーナーから、
『お笑い男の星座2・私情最強編』のタイトルをとった。
編集のゴリさん、酔っ払いの暴漢に切りつけられ、
顎に大怪我をしていた。
人生、何が起きるかわからないものだ。


帰宅後、義妹のナオちゃん、来宅中。
お土産の、プリッツのさやえんどう味が劇美味!
さらにジョーダンズ三又も来宅。
子供の服や、
小山ゆう先生からの「あずみ」など持参で。

田代まさしさん、今後は人身事故の報。
なんとも、ついていない人生だ。

「ぼちぼち」のお好み焼き、納豆焼きそば、
の持ち帰りを囲んで。

北郷は、ファスティング中、しかも、最後の3日目。
うらめしそうに。
三又の芸能界交遊話、やたらとオモロい。

「ザ!情報ツウ」の
峰さん、麻木さんの「トータルワークアウト」の記録ビデオ見ながら。

昨日の二日酔いで、
体調悪く、流石に、一滴も飲まないで寝た。

《 植草一秀被告、無罪主張するも“裏の顔”明らかに… 》
《 西武・堤オーナー動く!1リーグ制へ急加速 》
《 熱い抱擁にキスまで…布袋寅泰と高岡早紀 W不倫発覚!? 》
《 田代まさし 今度は自動車事故 》


6月18日  金曜日

7時起床。

新規店、台湾料理、「雄旺」
卵とトマトの熱々炒め。美味い。

子供、「バイバイ」と、「いない、いない、バー」
を組み合わせた仕草を連発。
古今東西、なんで赤ん坊が、「いない、いないバー」が好きなのか?
それは、時間の連続の概念がないからだそうだ。

昨日、急遽、「Tokyo FM」で、
「ケインとアベル」の話をしてくれと、
リクエストを受ける。
読みかけで放っておいたのだが、
昨日より、再び読み始めたら、
とにかく止まらない。

上巻のアベルのシベリア抑留シーンは、
「映像の世紀」の難民シーンが何度も脳裏をよぎり、
胸しめつけられ、
アメリカ到着後は、
20世紀のアメリカ史の縦断する壮大なる物語に、
何度も、涙ぐみ、ため息つきつつ、
局への運転もスズキ秘書に頼み、
その間、ひたすら読み続け、本番寸前に読了。

17時、「Tokyo FM」、
題名も知らない番組だが、ディレクターに聞かれるまま、
「ケインとアベル」の魅力をマイクに語る。
読了直後で、まだジーンと余韻が残り、
やや、声上ずりながら。わずか5分程の収録だったが、
その分、久々に読書の醍醐味。

高校時代は、無聊に、徹夜で読んで、
その後、学校を休んだ。
なんにもやることがなかった。

妄想と物語りに、逃走し、
その逃走先でも、描かれる、その偉大なる劇的な人生に、
なんと、己の人生が平凡でつまらないものか、思い知り、
将来、自分がどうなるものかと嘆息したものだが、
この本を二十年ぶりに読了すると、
今、この文庫の帯を、自分が書いている、
その事実を噛み締めつつ、
自らの実人生の歩みも感じないでは、いられない。


18時半、フジテレビへ。
SRS』収録。
高田統括本部長ゲスト、
PRIDE ヘビー級GP直前情報。

本番前、高田延彦さんと子供話。
初めてのこと。
双子、夜も時間差でミルクをあげている話。
一人でも大変なのだから……。

いつにない、満面の笑顔。
「可愛いなんてもんじゃないですよ。
 もう、毎日、毎日、成長しているのだから、
 これを毎日、見ないともったいないでしょう。
 まっすぐ家に帰って、酒も減りました!」と。
俺と、同じ37年生れの42歳、第一子持つもの同士。
その気持ち、わからないはずがない。

帰途、「ゴールドジム」
「誰でもピカソ」お笑い居酒屋、
東京ダイナマイトの出演、見ながら。
60分、700K。

晩酌。崎陽軒、シュウマイ弁当。

《 県道を走っていた三菱トラックが突如炎上 》
《 林真須美被告が沈黙破り初供述…無罪主張 》


6月19日  土曜日

8時起床。

11時、渋谷ビデオスタジオ、へ。
チャンネル北野、
「完全袋とじ 浅草出版」3本収録。カバーガール3人。
藪下秀樹、マキタスポーツ、東京ダイナマイト、なべやかん一緒。

やかん、主演、主題歌の販促のため、
「へんちんポコイダー」の衣装着て。
同じ、永井豪原作でも、「キューティー・ハニー」の
サトエリはあんなに注目を浴びているのに……。

「スポーツ吹き矢」
「鉄道王クイズ」
「玉袋式ダイエット」の3本。

楽屋で、「ダイヤモンド・ザイ」の取材。
今月、ブラックマンデーから復調。
トップ街道を一人旅。

帰途、こうじんクリニック。
「13歳のハローワーク」、
村上龍氏のサイン入りで。



今や、幻冬舎を支える、大ベストセラー本、
この本の制作中、アンケート協力し、
龍さんからも、賞賛されたのだが、
結局、本には、アンケート企画そのものが、
没になった模様で、反映されなかった。

新宿ビックカメラ、ショッピング。
VAIO-U、
DVD、シチズンの電波時計など。

帰宅後、「ファインディング・ニモ」DVD観了。Review:映画瓦版)



いやあ、文句無く大感動!!
どうしても、あの可愛げのない魚、クマノミの顔に、
触手が動かなかったのだが、
さすがに、ハズレなしの、ピクシー。
今まで見たこともないような完璧なCGで、
表現しずらい、海の中を再現し、
海洋大冒険物語、
我が子、ニモを求めて、海底三千マイル、
感涙の父子の物語に。

ロスで、ホイス・グレイシーの子供が執拗に、
このニモを何度でも見たがっていたが、
これ、父子で見たら、ひとたまりもないね。

漫才、バカーポ原稿。

新規店の「いい菜&ゼスト」、お惣菜、晩酌。
イカとわきげの味噌和え、
牛肉入りひじき、
4点盛りサラダなどなど。

《 アルカイダ 米国人人質首切り殺害 》
《 週刊ポストが路線変更!ヘアヌードや〜めた 》


6月20日  日曜日

7時起床。
10時赤江くん(玉袋)迎えで、
「さいたまスーパーアリーナ」へ。
本日、開催は、「PRIDEグランプリ2004」2ラウンド。

今回は、念願のフジテレビで22時より当日放送。
中継スタッフ、気合入りまくり。
会場演出のチェックも用意周到。

『SRS』も収録。
今回は、勝利者インタビュー&お宝ゲットに。

我々の楽屋には、スタイリストのヒロセさんも。
PRIDE初観戦。
ニュージーランドから来日のグレンとも話。

入場記録の客席。
試合前から、盛り上がり、熱気、出来上がり方は、
空前ではないか。
会場がかもしだす、期待値の飽和感たるや他にない。

最前列に腰掛ける、俺たち。
このスペシャル・リング・サイドを確保できることは、
『SRS』の司会の座を降りた、
マーシーの事件を感謝しないではいられない。

そして、入場式で、沸点爆発。

第1試合
○桜庭和志 (判定 3−0) ニーノ"エルビス"シェンブリ×

第一試合から、桜庭戦。

前回の対戦は「夢の出来事」と話す桜庭は、手に枕、寝巻き姿で入場。
桜庭は、スタンディングにこだわる。
シェンブリの引き込みにもつきあわず。
途中、桜庭が、シェンブリに再三、投げかけた言葉が気になる。
今回、唯一の判定試合だが、
桜庭の試合だけが持つ、刷り込まれた嫌な予感∞死の香り≠ノ、
緊張感持続し、息も絶え絶え、
桜庭の試合だけに宿る、特殊なハラハラ感は、
他に比類なきものであり、
それを背負った桜庭は、宿命であり、
これがPRIDEの魅力の一つだ。

第2試合
○"ランペイジ"ジャクソン (1回7分32秒 KO) ヒカルド・アローナ×

ジャクソンは、本日が誕生日。まだ26歳だ。
シウバへの挑戦権をかけた、初対決。
アローナが公式で負けたのは、
RINGS、KOKでヒョードル相手に延長で、
判定負けしただけ、
とにかく劣勢の試合を見たことが無い。
しかし、鮮烈なKO勝ちも無い。
ある意味、困った強さの選手。
しかし、見てくれは、文句無くカッコいい。

試合は、予想通り、アローナがグランドで終始ペースを握る。
三角絞めで勝負に出たとき、手が絡んだまま、
ジャクソン、パワーボムでリングに打ちつける。
この一撃で、アローナは完全に失神。
PRIDE史上に残るKOシーン。

第3試合 PRIDE GP 2004 トーナメント2回戦
×セーム・シュルト (1回9分19秒 レフェリーストップ) セルゲイ・ハリトーノフ○

どこまで強いのか、測定不能の怪物、ハリトーノフ。
歴戦の雄、シュルトに、パンチ浴びつつも、
マウントポジションを易々と2度に渡って占める。
シュルトの長くすぎて、
うるさい腕を固めて、無防備な状態にすると、
セコンドから、上官の「やれ!」の指令に、
ハリトーノフは、当たり前のように、無表情でパンチを乱れ打ち。
巨人の顔が血まみれになり、レフェリーが試合を止める。
いや、完勝!強いのなんの。
きっと、テレビでは到底放送出来ない、凄烈な試合ではあるが、
ルールで守られながらも、
こういう原始的な試合が厳然と表出してしまうことは、
決して、PRIDEの問題点ではない、
(全ての試合がこうなるのは、問題になるだろうが……)
潜在的な恐怖の香りを観客に刷り込む、必要悪だろう。
だから、PRIDEは面白い。

第4試合 PRIDE GP 2004 トーナメント2回戦
○小川直也 (1回3分39秒 KO) ジャイアント・シルバ×

柔道時代からの、
小川の「悲壮」を珍しくテーマにした前振り映像に、
カメラの黒沢さんも、ジーンと涙ぐむ。
この前振り映像、
確実に、会場の雰囲気を一つにして、
小川の追い風となった。
会場中、小川応援団の様。

試合開始と共に、小川は大外刈りからテークダウン。
あっという間にマウントを確保。
が、巨人も、一度は脱出。
再度、マウントポジションを取った小川は、
一気にパンチの連打。
レフェリーストップ。
試合後は、恒例となったハッスル劇場。
むしろ、営業トークがたどたどしいところもあるが、
もはや、何をやってもよし。
観客、総立ちで小川の勝利を祝福した。
小川、このPRIDEのリングにある、
神様の贈り物を、独り占め。
柔道時代にも、こんなシーンはなかったろう。

休憩時間、
ハリトーノフに初インタビュー。
秘密主義、堅物のイメージだが、
今回、ニコヤカに情報開示、
「お宝に北方領土をくれ」という、
ギャグも解する。

さらに、ジャクソンに噛み付かれ、殴られる。
ジャクソン、Tシャツに「巨根」の文字、
指差し、見せびらかす。
「強い」って何をやっても、許されるから良い。

第5試合
○吉田秀彦 (1回5分25秒 腕ひしぎ逆十字固め) マーク・ハント×


開始と同時に、吉田内股でテークダウン、グラウンドの攻防へ。
このまま、一方的な試合、
見るからに、未調整なハントが、すぐにタップすると思ったが、
ここから、ハントがストーリーファイターたる面目を発揮。
反転し、ハントが、なんとガードポジションを。
ロープ際の攻防からブレイクで、スタンドの攻防へ。
再び、吉田がテークダウンを奪うが、
またしてもハントがガードポジションを確保。
強いパンチを顔面に浴びながらも吉田は、左腕を死守。
最後は、一気に腕ひしぎを極め、タップを奪う。
吉田、途中で、肩を脱臼した模様で、
ぎりぎりのせめぎ合いの死闘、
予想以上に見事にかみ合った。
吉田の勝利者マイクは、数少ない友達として、
会場にいた、ガクトを紹介。
しかし、この会場には、ガクト・ファンは、少ないだろう。

第6試合 PRIDE GP 2004 トーナメント2回戦
○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ (2回30秒 回転式裸絞め) ヒース・ヒーリング×

プライド史上に残る名試合の再戦。
予想通り、寝技と打撃の攻防かみ合い、観客、大いに湧く。
ボクシング特訓の成果か、
ノゲイラ、ダッキングなどボクシングテクニック上達し、
立ち技でも危なげなし。
しかも、コンディショニングも最高、息もきれない。
2R、スタミナ切れのヒーリング、
を捕らえると、横井戦と全く同じ、スピニングチョーク。
あまりに芸術的フィニッシュ。


第7試合 PRIDE GP 2004 トーナメント2回戦
○エメリヤーエンコ・ヒョードル (1回1分33秒 腕固め) ケビン・ランデルマン×

ゴング直後、
ランデルマン・タックルで一気にテークダウンを奪い、
ランデルマンが先手。
しかも、バックをとると、ヘソで投げるバックドロップ。
この弧の大きさ、叩きつけられた衝撃に、
ミルコ戦の再来、これで終わった、と誰もが思った。
しかし、ヒョ−ドルは、何事もなかったかのように、
涼しげに起き上がると、
サイドポジションを確保し、腕固め、わずか93秒でフィニッシュ。
どんな頑丈な躰をしているのだ、

これで、4強順当に、決勝へ。

予定していた、小川直也のインタビュー、
バタバタして、結局、出来ず。

18時半には、終了。
座頭市のポスターではないが、
PRIDE、「最強、もはや、敵なし」
の言葉がぴったり、
決勝戦への過渡大会という、役目を考えても、
これほど、関係者の思惑通りに、
完璧、極まりない興行も珍しいのでは。

控え室で、横井宏考選手より、子供服、頂く。

赤江くん(玉袋)の車に、あっくん、テッちゃん、
スズキ秘書も同乗するが、
帰り道も、口々に「面白かったぁ!!」を連発。
いつの間にか、格闘技用語で、「オモプラッタ!!」に
変換活用しながら。

帰宅後、
PRIDE-GP2004放送当日オンエアーチェック。
会場の熱気を、そのまま、映し出す、技術、能力、
そして、経験豊富な実況。
さらに、編集のポイント、テンポも良く、
完成されたソフトになっている。
この点に於いて、フジテレビは、他の追随を許さない。
これが、世間に届かないはずがない。

長年、このジャンルを応援しつづけた、俺も誇らしい気分になる。

ウイスキー飲みつつ、
明日の資料読み、力尽きるまで。

《 ヤンキース松井、名門同士による歴史的一戦で、野茂から12号3ラン 》
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