12月1日  水曜日

『高田笑学校』も終了し、気分的には早々と新年。
6時半起床……早すぎるだろう。
キッチンで寝ていた北郷を起こし、
最近お気に入りの永谷園の『おみそ汁の大革命 野菜いきいき』。
とにかく驚くほど具沢山でありながら、39キロカロリー。




16時、芝公園ST、
BSフジのパイロット番組、
「マイノリティー・コンベンション」収録。

名倉潤、福元英恵アナ司会。
なぎら健壱、春風亭昇太、橋本志穂、
石黒彩、佐藤仁美、一緒に。

楽屋、なぎらさんが持参の、年代ものの光学カメラ、
さらに俺の最新のサイバーショットに、興味津々の昇太師匠。

日本の地域ごとの風習、文化、訛り、
あるいは、風変わりでありながら、少数派は形成している、
個人の行動、習慣などの、マイノリティー(少数派)に着目した番組。
パネラー、それぞれ県別出身者に別れ、
その地域のマイノリティーぶりを弁護。
パイロット番組だけに、呼ばれた出演者も、
コンセプト理解しないままになりがち。
単なる奇人、奇行では、少数派にはならないのだが、
流石に、なぎらさん、本人は変人なのに、
趣旨の理解が早く、コメント的確なのが印象的。

合間、出演者の煙草喫煙率の高さにやや驚く。

六本木、テレビ朝日へ。
年末特番「卑弥呼の館」打ち合わせ。
占い師番「朝生」的番組。
スタッフ勢ぞろいで本格的に。
事前リサーチ優秀なのに感心。

帰途、山手通りで、宅配バイクお兄さんの足踏み、
しばし足踏み。

プレゼントで頂いた、
リトル・ジャマー ミーツ ケンウッド」の演奏、
たぶん、貰わなければ、その良さを理解出来ず、
一生買わないだろうから、ありがたし。
晩酌しながら、見ているだけでも楽し。

今日より、復活、ホームテスト80点。

《 「チョ〜気持ちいい」流行語大賞が決定 》
《 国士舘大サッカー部員、15歳少女集団淫行で活動自粛 》



12月2日  木曜日

7時起床。豆乳青汁。
スズキ秘書運転、大阪へ。

行きがけ、「小泉純一郎〜血脈の王朝」読みながら。

KTV、『2時ワクッ!』山本アナ、藤本アナ、
早坂好恵、岩井志麻子、宮崎哲弥、オーケイ、金村義明、一緒。

●流行語大賞、
●風邪予防作戦。岩盤浴、ミルキーうどん、ホットビール、
●おかしな法律、ユニーク校則。
●宮崎哲弥コーナー、悪女を語る。
●キッドコーナー、賽銭箱から手が抜けなくなった男、などの話題にコメント。

関テレ、10Fへ移動。
『関西版ぴあ』の取材、この一年振り返りの事件簿。
編集部のゴリさんインタビュアー。
一年総括の漫才明け、そして、各誌で振り返り対談後なので、
赤江くん(玉袋)と、今更のネタ話がするのが恥ずかしい。

新大阪駅、兄と待ち合わせ。
いろいろ実家書類にサイン。
実家へお土産にと、俺のお気に入り、焼き鯖寿司など。

東京駅からの帰途、
四谷駅にて、「スープストック」で、
オマールエビと蟹のスープ、ハンガリアングーラッシュ、サムゲタン、
そして、PAULのパンをお土産及び夜飯に。

ホームテスト80点。

佐野眞一 著「小泉純一郎〜血脈の王朝」読了。




佐野眞一は、同じく宰相であった、
小渕恵三を描いた、「凡宰伝」、もオモロすぎるのだが、
この本もまた期待に違わず。

この本は小泉を語るのに、本人ではなく、3人の人物を取り上げる。
「総理秘書官」飯島勲、「小泉内閣の生みの母」、田中真紀子、
「総理の姉」小泉信子、
この3人を徹底取材し、三人の人物論を通じて、著者が得た結論は、
『小泉純一郎の加熱人気は、目くらましではないのか。
 国民は小泉の幻影に踊らされていただけではないのか』
ということだが、この展開、結論への道筋は、
毎度、お馴染みの佐野眞一節である。

しかし、今回、度肝を抜くのは、
総理秘書官の飯島勲を描いた「異形の秘書官」の章。

世襲が当たり前、特権階級ばかりの、この政界のなかで、
この人の生い立ちの哀しさ、業の深さは、
「狂い死にしてもおかしくない境遇」とまで書かれほど。
もちろん、読者にも、十分に同情に値するほどのものが伝わるが、
著者は、決して、この話しを、
苦労の末の成功譚、 知られざる美談としては綴らない。
その書き様たるや、むしろ、
その人格に著者が辟易としているほどであり、
飯島勲本人から、名誉毀損で訴えられたり、
怒られやしないか?と思うほどだ。

しかし、そんな甘っちょろい、俺の感慨も、
第4章にある、この原稿の雑誌掲載号を手にした、
飯島の行動に、吹き飛ばされる。
それは、誰しもが、まさか〜と立ち止まるほどの話しだ……。

いやはや、政治の世界に居る人、
権力の中枢にいる人は、常人じゃないです。

《 表現の可能性を伝えて…北野武監督が東京芸大教授就任 》
《 西武・松坂 更改前に来期オフのメジャー移籍を直訴 》
《 イエローキャブ野田前社長、傘下の子会社に移籍 》


12月3日  金曜日

9時起床。青汁豆乳。
昨晩、何度も目覚め、寝不足のまま。

13時半、麹町、日テレ、『ブラック・バラエティー』
中居正広、中島智子、司会。
石原良純、一緒。

今回、番組半年分の総集編だが、
相変わらずの打ち合わせも、事前準備もなしの脱力ぶり。

良純さんとは初共演。
俺とは同い年で、ほぼ同じ時期に結婚し、同じ時期に子供が生まれた。
それなので、勝手にある種のシンパシーを感じている。
本番中に「親父と一緒に番組、ずっとやっているでしょう?」
と振られ、しばし、慎太郎話。

最近、バラエティーに引っ張りだこの良純さん、
確かに、二世の慶応っ子らしい、伝法な言葉遣いと、
大真面目に発火し、ムキになるリアクションはおかしい。
その辺、中居くん、心得ていて、延々と良純さんイジリに終始。
その分、我々、ほとんど、話し足らないまま終了してしまった。残念!

青山・東、経由、サイバーショット講義、

サンボマスター新譜、「青春狂騒曲」、
聴くきながら、お台場フジテレビへ。

SRS』収録。
東原亜希、谷川貞治、一緒。
明日にひかえ、K―1GP直前情報、生対応。

楽屋の焼肉「叙々苑」弁当、
これが絶品もの。

DUO聴きながら、帰宅。

子供、いまだ風邪治らず、つらそう。
カミさんもすっかり看病疲れの様。

ホームテスト86点。

《 ニンテンドーDS、PSP発売…携帯ゲーム機商戦はじまる 》
《 ラムズフェルド国防長官を留任、保守傾向さらに 》


12月4日  土曜日

9時起床。

エアロバイクai、60分、330K、
西部警察の資料VTR見ながら。

13時、K-1GP、東京ドーム入り。
『SRS』収録。
赤江くん(玉袋)、腰痛のため遅刻。
東原亜希、初登場の工藤理沙、一緒。
武蔵優勝を祈願して、祝勝会の会場を準備したとの設定。

ドームの大会演出、年々、オーロラビジョンの精度が高まり、
ゴージャスなお祭り感を演出しているし、
心配された観客動員も、超満員で埋まった。

今回のGPは、主催者も、観客の大半も、
日本人初、武蔵初優勝待望へのムード大。

また、武蔵が、KO負けするのが想定しにくく、
判定で勝ちあがりやすいのが予想される山組みでもあった。

そのため、武蔵には、何も非はないことだが、
判定の武蔵、レミーへの贔屓目は誰しもが感じたであろう。
が、これが、いわゆる、ホームタウンデシジョンであり、
K―1だけが特別なのではなく、また、今に始まったことではない。
そして、そういう贔屓風も、気まぐれだ。
ホーストなど、むしろ、その追い風に当たっていた時期もある。
ガオグライなど、逆風を口にせず、圧倒的大差や、KOで結果をものにしてきた。

それでも、武蔵が最終的に優勝すれば、
"終わりよければ全て良し"全てが相殺されるとは思ったが、
後一歩で、そこにも辿り着けず、禍根を残した。

しかし、放送側に居る、俺たちは、あら探しではなく、
美点を見つめろ!と自覚しながら観戦。

最もKO勝ちからは遠いと思われた、最軽量のガオグライが、
50キロ差のあるモーを映画「マッハ」のワンシーンのような、
フライングキックで、K―1史上に残る、美しいKOシーンを収め、
レミーのボタへの起死回生のダウン奪取もスリリングであり、
トーナメント外のリザーブマッチの、
アビティー vs グッドリッジが、K―1ヘビー級の本来の醍醐味を伝えた。

そして、レミーの一日12R、武蔵が闘った一日13Rは、
互いにGP史上最多のラウンド。
二人とも、極限の戦いでもあった。

第1試合 リザーブマッチ 3分3R延長2R
○ジェロム・レ・バンナ(2R1分3秒 KО)天田ヒロミ●

第2試合 準々決勝 3分3R延長1R
○ガオグライ・ゲーンノラシン(1R2分40秒KО)マイティー・モー●

第3試合 トーナメント準々決勝 
●レイ・セフォー(延長判定 0−3)武 蔵 ○

第4試合 トーナメント準々決勝 
●ピーター・アーツ(1R1分13秒KO) フランソワ・ボタ○

第5試合 トーナメント準々決勝 
○レミー・ボンヤスキー(延長判定3−0)アーネスト・ホースト●

第6試合 リザーブマッチ 
●シリル・アビディ(1R3分KO)ゲーリー・グッドリッジ○

第7試合 トーナメント準決勝 
●ガオグライ・ゲーンノラシン(延長判定0−3)武 蔵○

第8試合 トーナメント準決勝
●フランソワ・ボタ(判 定)レミー・ボンヤスキー○

第9試合 トーナメント決勝 3分3R延長2R
●武 蔵(再延長判定)レミー・ボンヤスキー○

終了後、武蔵インタビュー。
心身共に疲労の極限、
本当なら、コメントもしたくないところを、
ジョークを交えて、話しをしてくれる姿には、頭が下がる。

ドームを出ると、外は、嵐だった。

帰宅後、K―1本放送見ながら、カミさんと晩酌。

《 マイケル・ジャクソン被告宅「ネバーランド」、2度目の捜索 》
《 かつてない厳しい冬…NHK海老沢会長が4回頭下げ謝罪 》



12月5日  日曜日

8時起床。

元たけし軍団で、現在、東京ガス関連会社へ勤務の、
大栗くん来宅。
絵を飾れるよう壁に螺子打ち工事。

11時、赤江くん(玉袋)とタクシーで。
六本木、テレビ朝日入り。
『草野☆キッド』ロケ、2日目。

草野仁、佐藤寛子、一緒。

台風一過、気温26度まで上昇。
まさにロケ日和。

六本木ヒルズのアトリウムでオープニング、
和太鼓が鳴る中、半裸の騎馬隊と一緒に草野さん登場。
怪奇派レスラーもどきの一連のパフォーマンスに大笑い。

新趣向の、瓦割り、
草野さん、打ち合わせで、異議ありの表情、
さすがにNGかと思っていたら、
「すいません、3枚から5枚に増やしていただきますか?」だって。
「月曜日に『ワイド』の司会のとき、ギプスつけてやらないでくださいよ」などと。

今回の趣旨、大人のテーマパーク、
クサノ・ランド建設のため、人材スカウトへ。

ロケバス移動、ぎゅうぎゅう詰めの車内に乗り込み、
何一つ愚痴もなく、狭い座席に座り、
スタッフの質問に、事細かに語り続ける草野さん。
俺、後部座席で、その話し振りに耳を傾ける。

川崎中原区の中原廃工場スタジオへ。
裕次郎のそっくりさん、石浜ゆうたろうさん一緒。
一頃より痩せた様子、
その理由が、裕次郎により似せるため、
オーバーウェイトを心掛けたため、痛風になったとのこと。
笑った……。
舘ひろし役で登場、ゴム銃の達人、中山さんを紹介。
ゴム銃の世界、台本の文字では地味だが、
実際は驚きの連続、すっかり皆、夢中に。
この企画だけでも、番組作れそう。

さらに、全員で、『西部警察』を再現。
無類のアクション映画マニアの草野さんの大門団長ぶり、
似合いすぎて、かなり笑える。

俺、監督役で、あの草野さんに、厳しく演出。
打ち合わせで、このコント、自ら志願したのだが……。
「硬いんだよ!」などと言いながら、
自分がすっかり緊張して、硬くなっているのが、おかし。

次の現場への移動の間、
車中の草野さんの語りが、聞き物。
特に95年のオウム事件の際の報道の現場の裏側など。
とにかく、固有名詞と数字の記憶が鮮明で、
ディテイルに細かい語り口に聞き入る。
密かに、草野さんがメインだったら、
森達也の「下山事件」の映像化の番組など出来るかもと思う。
(昔から、上岡竜太郎さんなんかも
 迷宮入り事件について挑戦しているのだが……)

スタジオモーリス狛江へ。
クサノ・ランドの宣伝ポスター撮影に。
業界の巨匠、清水清太郎カメラマン。
着エロの女王、堀口としみモデルに。

ここでも、モデルが、役割とはいえ、
ため口で、失礼な振る舞いをするが、
我々がやり過ぎかと思って、心配しつつも、
草野さん、あくまで冷静、穏便、丁寧に対応し、
終了後も、「全然、気にしないでください」と気遣う。

ロケを廻っていて、
これくらい、人格者の大物は、今まで見たことがない。

今回もまた、気持ちの良いロケであった。
草野さんに、亀田3兄弟のDVD落としをプレゼント。

番組は、年明け、『ドスペ2』枠にて。1月8日放送。

終了後、スズキ秘書迎えで、
世田谷の千歳台5丁目にある、ラーメン「橙屋」へ。

この番地、俺が、東京へ来て最初に下宿したところ。
すぐ傍の青山大学の理工学部のビルも取り壊されていた。

その後、一人で車を降りて、サンボ&散歩&チンポ、

最寄の駅であった、千歳烏山の駅前など、約20年ぶりに歩く。
毎日、開店から並んで通いつめたパチンコ屋など眺めるうちに、
次々と思い出が蘇る。
あの頃、俺にはなんにもやることがなかった。
そして、何もやれる自信もなかった。
臆病で内気で、若者らしい覇気もなかった。
他人を妬む、荒んだ気持ちだけが募った。
ホントに、夢もチボーもない、金も彼女もない、
悲惨すぎる19歳から23歳だった。
あの頃の、荒涼たる自分を思うと、
懐かしさ以上に、惨めな思いに、涙がちょちょ切れる。

他人のことはいい! オマエがどうなんだ!
その内なる声に何度、怒鳴られたか。

あの下賎のドブ板生活の4年間があったから、
今の俺があると思うと、その長すぎたモラトリアムを称えたい。

甲州街道から、永福町へ抜ける。

みうらじゅん&安齋肇のラジオ『TR2』の最新回、
サンボマスターの新譜、エンドレスで。
息切れしながらも、計2時間で、我が家へ到着。



連日、サンボマスターのことばかり書いてある日記になってきたが、
今までは、読者から、
「博士が聴いている音楽についてとか、書かないのですか?」
と何度も聞かれるほど、そういうことを書かなかった。
それは、そういうことを書くのが、
まるで中学生日記のように青臭いから、
恥ずかしかったからではあるが……。

さて、その俺の心境にぴったりクロスした文章。

サンボ特集があるとのことで、バックナンバー購入した、
『クイック・ジャパン』54号のリードにあった。

買ってきたばかりの新譜を
ドキドキしながらプレイヤーにのせた。
その音楽と共にある時間がなによりも幸福だった。
そんなに、大好きだったバンドが解散して、
「もう、自分の青春は終わった」「今の音楽は聴けない」
なんてうそぶいて、「過去」に冷凍保存された音源だけを
この先ずっと聴きつづけることだって、ひとつの選択肢だと思う。
音楽だけは、何を措いても音楽だけは、
自分の耳が、体が反応できなものに聴き入ることは出来ない。
リスナーはその点に関してだけは、
決して"嘘をつくこと"はできない。
サンボマスターを聴いている。
嘘をつかずともよく、誰かの代わりでもなく、
ぼくは今日、サンボマスターを聴いている。
その事実が嬉しい。本当に嬉しい。(文・森山裕之)


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