7月21日   木曜日

7時50分起床。
起きたと同時に、眠気眼で自転車にまたがり、東京駅へ。
走っているうちに覚醒。
新聞配達の人たちの気持ちがわかる。

車内、最近では珍しく寝入る。
いつもは、新幹線内の冷房で、
体温調整に苦労していたが……。

これは自転車の効能だが、
実際、自転車通勤始めると、
冷房病など皆無になる。
エアコンなど外部的要因で、
体温コントロールする環境が多いから、
冷え性やら、冷房病やらなるのだと思うが、
自転車操業始めてからは、
体内ラジエーターが機能を取り戻し、全開。
「修行とは暑い、寒いの我慢です」との言葉もあるが、
今や、我慢知らず、は、顕著なのだ。


KTV、『2時ワクッ!』山本アナ、藤本アナ、
早坂好恵、岩井志麻子、宮崎哲弥、
オーケイ、金村義明、一緒。

本日も、楽屋に『千草』のお好み焼き&焼きソバ、
舌鼓。

気になるランキング。
アスベスト被害、
若貴問題、野茂解雇、などにコメント。
ニュースコーナー盛り上がり、テッちゃんコーナー飛ぶ。

キッド哀楽、焼肉のこだわり、
討論会、案の定の展開に笑う。

帰途、車中、『PRIDEオフィシャルブック』の対談、校正。

東京駅から、自転車操業、
遠回りしながら、
「サイキック」「ゴールデンタイム」聴きながら、1時間半。

『本業』、明日、正真正銘、最後の校正。
最終チェックに朝まで精を出す。

《 またロンドンの地下鉄で爆発…ブレア首相「重大で深刻」 》
《 フランス政府、大友克洋さんに「芸術文化勲章シュバリエ」 》
《 前コクド会長・堤被告は孤独な男…盟友・倉本さん出廷 》
《 不正再発行キーでベンツ盗難 小林薫も被害 》


7月22日  金曜日

8時起床。青汁豆乳。

14時、渋谷、ロッキング・オン本社へ。
自転車操業45分で到着。

Cut誌、「マイ・サウンド・ビジョン・ソウル」ページ撮影、
カメラマン、アートディレクター一緒に、
凝った撮影になるかと思えば、
近くの現場まで歩き、
手短にわずか数カットで終了。

インタビュー。松村さんと向き合って。
影響を受けた映画、
『太陽を盗んだ男』の話など。

15時より、『本業』最後の校正。

途中、カレーの出前ありながらも、
机から離れることなく10時間ぶっ通しの作業。
スズキ秘書、冨永マネ、門馬さん、松村さんのメンバー。
俺の本に関しての、粗探しのエキスパート、
スズキ秘書&冨永マネは、
重箱の隅をつつくような、間違い探しゲーム。
24時半、終了。達成感、到達感あり。

今回の本作り作業の教訓――。

この本、もともと単行本化は予定になかった。
さらに言えば、「日経エンタテインメント!」誌で
タレント本批評として「本と誠」連載を始めたのも、
依頼ではなく、俺の持ち込みであった。
山城新伍さんが若山富三郎、勝新太郎、兄弟を描いた、
『おこりんぼ さびしんぼ』
を世に知らしめたいことだけがモチベーションであった。

4年の連載終了後、ロッキンオンの編集者から、
ぜひ単行本に、と話があった。
それは、実に意気に感じる申し出であった。

そういう意味では、動機しだいで、
無から有は生じるものなのだ。
しぶしぶやる「仕事」ではない、
意気に感じる「仕事」は生み出せる。

連載原稿を単行本化する作業のなか、
いつもは、かなりの部分、お任せにするところを、
今回は、自分が枷を作り、作業量を膨大に増やした。
しんどい方、しんどい方へ、自分でハンドルを切り続けた。
されど、皆、不平不満なく、一丸でついてきてくれた。
自分がイニシアティブとるべき時は、
3倍の荷を背負い、3歩先を歩くことだ。
荷が軽いまま、最後尾からの号令では、
本質的に人は聞いてくれない、動きはしない。
本作りの、最小人員で軌を一にして作業する過程、
しんどい、面倒も、終われば、実に楽しかったに尽きる。
そして、この本は、来る、8月8日に生まれる。




で、この本、何度も訴えていることだが、
「作家が、本を持って、町へ出て、宣伝しよう!」
のスローガンを実行するため、全力でパブリシティーやる。
50冊のタレント本を書評した本なので、あまたの切り口あり。
ちなみに、50冊とは、

第1回 矢沢永吉 『アー・ユー・ハッピー?』

第2回 いかりや長介 『だめだこりゃ』

第3回 長嶋一茂 『三流』

第4回 小林よしのり 『ゴーマニズム宣言』

第5回 吉田豪 『男気万字固め』

第6回 山城新伍 『おこりんぼ さびんしぼ』 

第7回 飯島愛 『プラトニック・セックス』

第8回 えなりかずき 『えなりかずきのしっかりしろ!』

第9回 田代まさし 『マーシーの大法則』

第10回 ミスター高橋
      『流血の魔術、最高の演技 すべてのプロレスはショーである』

第11回 松本人志 『シネマ坊主』

第12回 ゾマホン 『ゾマホンのほん』

第13回 杉田かおる 『すれっからし』

第14回 大槻ケンヂ 『リンダリンダ・ラバーソール』

第15回 近田春夫 『考えるヒット』

第16回 みうらじゅん&伊集院光 『D.T.』

第17回 ゴージャス松野 『千代本三代目』

第18回 荻野目慶子 『女優の夜』

第19回 向井亜紀 『16週 あなたといた幸せな時間』

第20回 なべやかん 『筋肉の達人』

第21回 アニータ 『わたしはアニータ』

第22回 田原総一朗・節子 『私たちの愛』

第23回 ボブ・サップ 『サップだす』

第24回 山田かな子 『せんせい』

第25回 サンプラザ中野 『株本』

第26回 高倉健 『旅の途中で』

第27回 Oka-Chang 『アイロニー?』

第28回 佐野眞一 『東電OL殺人事件』

第29回 つんく♂+高橋がなり 『てっぺん』

第30回 哀川翔 『翔、曰く』

第31回 関口房朗 『金持学』

第32回 野中広務 『老兵は死なず』

第33回 加賀まりこ 『とんがって本気』

第34回 大竹まこと 『結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ』

第35回 杉本彩 『オーガズム・ライフ』

第36回 ガッツ石松 『ガッツ伝説』

第37回 角田信朗 『悔しかったらやってみぃ!』

第38回 諸星和己 『くそ長〜いプロフィール』

第39回 堀江貴文 『プロ野球買います! ボクが500億円稼げたワケ』

第40回 島田紳助 『いつも風を感じて』

ブレークタイム「博士が選んだ5冊」〜出版会に物申す〜
 ■ ウディ・アレン/バイオグラフィー

 ■ シネマ’90

 ■ 昭和の劇 映画脚本家・笠原和夫

 ■ ナンシー関 大全

 ■ みうらじゅんのマイブーム・アート

水道橋博士が寄せた解説
 ■ 大槻ケンヂ 『のほほん雑記帳』

 ■ Q.Q.B. 『中学生日記』

 ■ 岩井志麻子 『東京のオカヤマ人』

 ■ 百瀬博教 『プライドの怪人』


あとがき
 ■ ビートたけし 『たけし!』



今まで、お付き合いのない雑誌編集関係の方も、
是非よろしく、と業務連絡。

さすがに疲れて、自転車は置き去りに。

帰宅後、枕元には、
『お笑い男の星座2・私情最強編』の文庫本が……。(8/10発売)




これもまた、膨大な作業量を込めた結実。
テレビと違い、長く読み継がれ、世に残ることを思えば、
刷り上ったばかりの、この本が、どれほど愛おしいことか。

単行本から、さらに微調整しているので、さくさく読める。
ぜひ、夏休みにでも、読んでほしいものだ。

『タモリ倶楽部』、風俗特集の大汚れぶり、
O・Aチェックしてから眠る。

《 ロンドン南部でテロ関与の男1人逮捕 》
《 TUBEのボーカル前田が暴力団関係者のパーティーに出席 》
《 わずか1年半…奥菜恵、藤田晋氏とスピード離婚 》


7月23日  土曜日

9時、テレビ朝日入り。
朝方、喉痛、風邪模様。

3本撮りで、スタミナ切れ心配、
いつもなら、こじらすところだが、
ユンケル飲んだら、すぐに回復。
しかも、その後は、元気一杯、
我ながら、超回復と言ってよいレベルだった。

草野☆キッド』収録。
草野仁、堂真理子アナ、一緒。

トイレで草野さんから、
「『バカーポ』読んでいますよ!」とお話。

#19 「ネットの虎! 九州制圧編」
テレビ朝日・九州系列4局の局員を招待。
総集編VTRを見せ、ネットしていない局へ、
番販の売り込み。
総集編の見せ方の一つだが、
実際、ネットも次々決まり、
企画そのものも面白く、盛り上がる。

#20 「GOSA-1 グランプリ」
勝俣州和、ジョーダンズ三又、お宮の松

体感する記録の誤差を競う挑戦もの。
バラエティー界のスーパーサブ、勝ちゃん、
そのハイテンション、居るだけで現場の温度2度は上昇。
しかも、企画把握が的確、
しかも、ポジティブなベクトルに推進するので、
実にやりやすい。
しかも、スーパープレーを最後に決める。
泉ピン子さん曰く「テレビ界の貴重な財産」
と言われるだけある、本番に強い人だ。
罰ゲームの三又&エマニエル坊やも活躍。
エンディングは、想像しなかった、ミラクルであった。

収録中に起きた、震度5強の地震、
スタジオ内は、かなりの恐怖に。

#21 「東京横断ウルトラ草野クイズ」
草野さんの人生の道筋辿って、クイズ形式で巡るロケ。
ジョーダンズ三又、次長課長、堀口としみ、一緒。

テレ朝〜東大・赤門前
湯島天神近くの下宿先〜渋谷・NHK前、
渋谷・讃岐うどん『やしま』への道程。

NHK前での、草野さんの凱旋、街宣ぶりは見もの。

そして、『やしま』では、草野さんのNHK時代の先輩であり、
元、NHKのスポーツアナ、羽佐間正雄さんが最後に登場。
オリンピック実況11回の大記録を持つ、
伝説の“日本代表アナウンサー”
お二人の師弟関係トークが神々しい。

羽佐間さんが登場されるまで、
草野さんが話された、敬意の並々ならぬもの、
そして、羽佐間さんが話される間、
草野さんが、佇まいを正し、
聞き入る姿の礼節の美しいこと、うっとり。
まるでジェダイの騎士の伝統、
マンツーマンのバダワン(弟子)である。

23時30分、終了。
自転車操業、帰宅、24時。

フジテレビ『25時間テレビ』、タイムスキャン再生。
鶴瓶逃亡、ホリエモン・マラソン、
紳助、さんま、中居の『今夜は眠れない』から、
『真夜中の大かま騒ぎスペシャル』と面白く、本格的に眠れない。
朝6時半まで、見続ける。

《 関東地方で震度5強…交通機関まひ、首都圏は大混乱 》
《 エジプトで同時爆弾テロ…観光客ら80人以上が死亡 》
《 岡田眞澄が食道がん治療で入院…6月に手術、回復へ 》
《 不祥事続く神奈川県警、今度は副署長が自転車ドロ! 》
《 プロ野球・オールスター戦、新庄“黄金バット”で登場 》


7月24日  日曜日

10時起床。
寝不足でフラフラしながらも、
まだも、『25時間テレビ』を見続ける。
ビデオからHDDへの変更は、こういうことを可能にした。

ブリーフ一枚で逃げ回った末、
エンディングへの、鶴瓶さんの高らかに歌う大演説、
『スミス都へ行く』のジェームス・スチュアートのよう。
エンディングへ向け、泣き〜笑い〜泣きを巧み波状で畳み掛ける演出は、
超大作の映画を見ているようだ。
去年と比較すると……。
ただのフジテレビ自画自賛じゃないか……。などの論議は不要。
お祭りの熱気と、俺たちの仕事場所である、
テレビ賛歌、バラエティー賛歌を素直に共有。

その一方で、
『25時間テレビ』の裏で、マキタスポーツなどが出演した、
日テレの5時間特番、
『ものまね vs お笑い芸人 大激突SP』も、見もの。
確信犯的に負け戦を覚悟した、寄せ集めのキャスティング。
東京ペールワンなど初めて見た。
イジリー岡田の三沢にも笑った。

明日の『アサ秘ジャーナル』、3本撮り、資料読み。
感慨深いのは、加藤六月――。
我が地元、倉敷を代表する政治家。
しかも、本人が衆議院、兄の方は、県知事なのだから、
まるで、御国のお殿様、お代官様なのである。

小学生の頃は、加藤六月の選挙事務所の前を通って、
学校へ通ったものだ。
岡山の政治家は、江田五月、加藤六月と、
マンスリーな名前がつくものだと、子供心に思っていた。

ロッキード事件の折、灰色高官と名指しされ、
マスコミから糾弾受けるころの、無念な胸の内の資料多々。
当時、17歳の娘からの手紙など胸打つ。

『ぼちぼち』のお好み焼き、焼きソバ、持ち帰り。
子供、暴れても平気なので、のんびり。

子供と一緒に風呂。
子供、Mr.インクレディブルの登場人物を、
一人一人、言える様になり、
自慢気だが、それこそ、俺には、インクレディブルだ。

《 イラク、自爆テロや銃撃戦で45人死亡 》
《 またエジプト!男が所持していた爆弾爆発 》
《 相撲・朝青龍V5「最高」ガッツポーズ連発! 》


7月25日  月曜日

6時半、起床。
すぐさま自転車操業。
iPodに代わり、SONYネットワークウォークマンE-407落としの
電気×スチャダラ聴きながら。
さすがに通勤前で、快適に飛ばす。

8時、TBSへ。

一本目、ゲスト、経済産業省、中川昭一大臣。
3年前に続いて、2回目の出演。

現場には、阿倍プロデューサーの姿も。
珍しいというより初めて。

野菜ソムリエ、美味しんぼクイズ、などの展開で。


二本目、ゲスト、平沢勝栄。
葛飾へ移動。柴又駅前、寅さん銅像前で待ち合わせ。
平沢勝栄議員が、寅さん衣装に扮して、選挙区案内。
さすがに、東京都で、ナンバーワンの集票を誇るだけあって、
地元密着振りは、凄いの一言。

帝釈天参道を歩き、高木屋老舗で、草だんご、ところてん、
帝釈天境内で、おみくじを引き、
川千屋で、鯉こく、うな重の食事。
オビツ製作所で、海洋堂すら発注する、
世界一のフィギア技術を見て、
テクノプラザで、都議の応援演説を観戦、
銭湯、智光湯で、一緒に裸の付き合い。

銭湯、素っ裸になってバンザイ三唱でもろだし。
その姿を「カットしないでくださいよ!」と言い切る、
平沢さん、俄然、好感度あがる!

バス移動の間も、眠ることなく、スタッフと新作映画情報交換。
あれ見た?これ見るべきだよ!
など社会人になると、学生気分のこの手の話題が少なくなるものだが、
俺は、この部室トーク、この歳でも大好き。
趣味の合う情報通がいると、俄然、嬉しくなる。

三本目、ゲスト、
元・衆議院議員、元農水大臣、加藤六月。79歳。

加藤六月事務所へ。
終戦60年を振り返る、夏期講習のスタイルで、
陸軍士官学校出身であり、
元社会科の教師であった、加藤六月氏を講師に話を聞く。

「原爆を落とされても、負けるはずがないと思っていた」、
「18歳の自分より、さらに若い特攻隊を見送るのは感無量であった」
と、時には、涙を浮かべ、往時を振り返る、その語りに聞き入った。

終了後、楽屋で、明後日の
アサ秘ジャーナルロケ、打ち合わせ。

28日より、1日までK―1ハワイ大会のため、
スケジュールタイトに。

自転車操業、THE HIGH-LOWS聴きながら、1時間で帰宅。

スタッフの小林くんから、調達してもらった、
『R30』の宮崎哲弥。
『情熱大陸』の菊地成孔のビデオ。

奇しくも、二人ともに、俺と同じ42歳。

菊地成孔は、動いているところを初めて見たが、
文章と実物の顔や声がまったく違うのに驚愕、
また、そのジャズミユージシャンである本業の活動ぶり、
歌舞伎町在住、出自の話、
病跡学的自覚のもとに書かれる、膨大な日記、
など、おおいに興味深く、関心を持った。

『紙のプロレス』最新号、到着。



東京スポーツに8月1日から7日まで、
6日間、6回分、短期集中連載になる、
『博士の愛した偉人たち』を入稿。
今、ホント、よく書いているわ。

みうらじゅん出演、『サンクチュアリ/大人の聖域』見てから就寝。

《 日本道路公団・内田副総裁を逮捕−橋梁談合事件 》
《 杉田かおる、離婚調停申し立てていた! 》
《 フジ系25時間テレビ、瞬間最高視聴率25・4% 》
《 つば吐かれた!ベッカム戸田に激怒 》


 

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