7月1日  金曜日

6時前起床。
結局、1時間睡眠……。

本日より、一足早い夏休みに。
子供、間がいいと言うか、運良く、熱下がり、
予定通り、家族旅行決行に。

スズキ秘書運転、
カミさん、子供と成田空港へ。

当初は、俺、自転車で向かうと言い張ったが、
さすがに、この距離は、まだ無理だ。

家族旅行――。
振り返れば、俺が子供の時、
父親は、家族旅行に決して参加しなかった。
しかし、親への甘え癖が、あまりなかったせいか、
俺が子供心に「寂しい」と思ったことは一度も無く、
そんなものだと思っていた。
それでも、今でも、母親は、そのことを恨みがましく思い出す。

親になってわかるが、
母親と子供だけの旅は、
子供に手がかかり、肉体的にも大変だ。
母には、その苦い記憶があるのだろうな。

そんなこと思い出しつつ、
旅行の間、ちゃんと荷物や子供の面倒みてやるつもりでいたのに、
空港で、子供を抱いているとき、 下手に捻ってしまい、
俺、深刻な背筋痛が発生。

立ち往生して、しばらく脂汗流すが……。
とうとう、俺の荷物までカミさんに背負わせ、
結局、足手まといになってしまう。
全く、なんたる申し訳ない事態か。

しかも、顔ばれしている相手には、
自分は手ぶらで、嫁に荷物も、子供も持たせる、
なんたる、傲慢な旦那に見えたことか。

10時発、JAL便でグアムへ。
今回、全てマイル使用のエコノミー旅であるが、
隣が一席、空席の上、機内持ち込みのパソコンのDVDで、
『Mr.インクレディブル』を見ながら、子供寝込み一安心。
空路3時間、グァム着。

俺はグアム島へは初めて。
確かに近いがイミグレーションは面倒。
空港からホテルへのタクシー手配が大幅遅刻。
ホテルが不備と言うより、
現地の人たちのルーズさ、その後も、再三、悩まされる。

ヒルトン・グアムへ投宿。
最初に予約した部屋がネット環境など悪く、
すぐに部屋をアップグレード。
ネット無ければ、旅行も行けないのが現実。

俺の背筋痛、子供病み上がりなので、
当初の予定を変更し、ゆっくりすることに。

夕方、プレミア・アウトレットへ。
モンゴリアン・バーベキューなど夕食。

子供と風呂。
DVD落としで、
TBS『バース・ディ』亀田三兄弟シリーズ、
東山くんナレーションの『ZONE』路線が継続。
この亀田親子追っかけシリーズ、
俺の今、一番好きなドキュメンタリーなので嬉しい。

『Mr.インクレディブル』を最後まで。

《 「危険を上回る価値がある」野口聡一さんついに宇宙へ! 》
《 「不成立なら必ず解散」首相が党内反対派を強くけん制 》
《 これで3回以上…いしのようこが空き巣被害 》
《 杉田かおる離婚否定も夫婦関係崩壊 》


7月2日  土曜日

朝6時起床。
旅先でも『バカーポ』原稿など片付けつつ入稿。

子供、まだ鼻水模様で、プールと海は断念。
部屋でのんびり。

昼、DFS(デューティ・フリー・ショップ)・ギャラリアへ。
タクシー代金もDFS持ち。
しかし、ブランド店も、俺もカミさんも元々興味なく、
文字通り、素通りのウインドー・ショッピング。

アンダーウォーターワールド水族館。
どこの水族館も自慢することだが、
ここもまた世界一の水中トンネルを誇っている。
上海で入った水族館より、
一年を経て、子供の認識能力、大きく高まる。
あっちこっちから、子供たちの、ニモだ!ドリーだ!の声。
『ファインディング・ニモ』の存在は大きいな。

『ゲームワークス』で急流下りのシュミレーションゲーム、
3度も待たされた、ミニ・アイマックスシアターなど。

ホテルへ戻り、
12Fのテラスから水平線見つめながら文庫本を読む。
根が出不精なので、俺などは、これだけでも気分良し。

古本屋で見つけると、こつこつ集めている、
『ちくま日本文学全集』(るび、【注】の入り方など親切丁寧)
その中から、芥川龍之介篇、『鼻』なんて読むのは、
教科書以来だ。

夕食。東京でも一度も行ったことがない、
『トニー・ローマ』へ。

いつもは、ずっと一緒にいないので、 気がつかなかったが、
子供、 何度も、「パパと ジムへ 行くぞ!」を連呼する。
ジムに行く時に、歌のように節を付けているわけだが、
すっかり暗記したよう。
3文節、初めて語る文章ではないだろうか。

《 裏稼業はプロレスラー!米高校教師、うそ欠勤バレて辞職 》
《 曙、WWE参戦、国内プロレス白星デビュー 》


7月3日  日曜日

8時起床。7時間は眠れた。

DVDで『ドニー・ダーコ』観了。
CUT誌8月号の
『世界の映画オタク10万人が選んだ史上最高の映画ベスト100』で、
21位に入っていて未見であったので、
俄然、見たくなったが、
まるで、思春期の闇、夢の中のような映画。



カミさん、スパに行っている間、
子供と二人、DVD見ながら過ごす。

昼、子供の体調見ながら、
やはり、無理をしてでも行くべしと、
ビーチ及びプール&温水浴。
海とプールが隣接、上空は抜けるような青空、
水平線を見渡す絶景のなか、すっかり満喫。
子供を抱え挙げると、水色の水着が、空に溶ける。

背筋痛も、しばし忘れる。

カミさんから報告受けていたが、
子供、予想以上に、水を怖がっている。
昨年の夏から進歩なし。
浮き輪のベストをつけても一人になろうともしない。
未来の北島康介の夢、もう潰える。
夢想のなかの金メダルも、現実はただの金ヅチだ。
それでも、俺にすがりつく姿は可愛らしい。

無理矢理、抱いて、
ウオーターコースターから すべり降りると、
泣き出してしまった。

プールサイドで、カレーとピザ。

昼寝。子供3時間半も。

のんびり読書とDVD
『竜馬がゆく』4巻、
『本と誠』単行本化作業のため、中断していたのを再開。

『アメリ』観了。
これまた、CUT誌の66位の高評価で見る気になったが、
公開時、おしゃれ映画で喧伝したが、
やはりジャン・ピエール・ジュネ監督らしい変も満載。
『下妻物語』って、かなり『アメリ』を引用してんだな。



DFSから、JPスーパーストアーへ。
本日、カーニバルで遠回りとのことだが、
タクシー運転手の不親切にいらだつ。

薬や、お土産など買い込み、
ドラキュラ、Tシャツ見つけてニンマリ。

『鼎泰豐』の一字違いのニセモノ店で中華の夕食。
小龍包、炒飯、十分、美味しくて満足。
しかも、そのままホテルへ送迎してもらう。

子供と風呂。
カミさん、子供の寝かしつけの大変ぶりを見ながら、
ウォッカ呑んで就寝。

《 488日ぶりに公の場に!長嶋さん笑顔の復帰、ドームで生観戦 》
《 東京都議選・民主が第2党に!自民は微減で第1党維持 》
《 悪質リフォーム被害…3000万円分以上が架空請求? 》
《 貴の挑発無視!納骨でひさしぶりの顔合わせも兄弟無言… 》


7月4日  月曜日

4時起床。
時差(一時間しかないのに)ボケなのか。

結局、机に向かい、東スポ原稿仕事。
差し迫った仕事でもないのに、
なんてリゾートでこんなことやってるんだろう? と思いつつ。

横で眠る、子供、見ていると、
カミさん、20分置きに目覚めては、
ほとんど無意識状態のまま、
子供がベットから落ちないよう、直してやる模様。
まるで、太平洋ひとりぼっちの堀江謙一のよう。

『竜馬がゆく』4巻読了。



この本では、何度も切腹シーンは出てくるが、
武市半平太の最期は壮絶。
そして、司馬遼太郎のこの文。

武士の虚栄は、その最期にある。
切腹のことだ。どうみごとに腹を切るかが、
――おれはこんな男だ。
と自分を語るもっとも雄弁な表現方法であるとされた。
だから武士の家では、男の子が元服する前に、入念に切腹の作法を教える。
筆者は、日本人の死を軽んずる伝統があったということではなく、
人間の最も克服困難とされる死への恐怖を、
それをおさえつけて自在にすることによって
精神の緊張と美と真の自由を生みだそうとしたものだと思う。
その意味で切腹は単にそのあらわれにすぎないが、
その背後には世界の文化史のなかで屹立しているこの国の特異な精神文化がある。
その是非を論ずるのではない。ある、ということを知るだけでよい。
もっとも武士の切腹が「美」にまで高まり、
かつその例がもっとも多かったのは戦国時代と幕末であって、
徳川中期の泰平の世にはうとんぜられた。
扇腹というのがあって、短刀がわりに扇を腹にあてるだけで、
背後から介錯人が首を落としてくれた。
元禄の赤穂浪士でさえ、切腹の前夜、その仕方を知らず、
ひとに教えを乞う者があったという。
が、戦国、幕末といったように時代がたぎり、緊張してくると、
男というのは自分が男であることの美を表現そうとする。
この時代数えきれぬほどの武士が切腹したが、ことごとくみごとであった。

そして、竜馬の軍艦操縦術に長けた様を、
時代を読む勘に例えた ところも面白し。

たとえば、六分儀で太陽や星をはかる。
それで天体の高さを知り、経線儀(経度をはかる器械)と天分暦によって、
いかなる大海のまっただなかでも、自分の居る場所がわかるのである。
竜馬は、こういう船の知識から天下を動かすこつを会得した、といっている。
つねに、時代の風力、湿度、晴雨を測定しさらに自分の位置を知り、
どうすべきかを判断した。

作家の植竹さんに借りていたビデオのDVD落とし、
今村昌平監督、『にっぽん戦後史・マダムおんぼろの生活』観了。

横須賀のバーのマダムが語る一代記だが、
最初から、あるゆるテレビ的なタブーを無視した内容。
二十五年間の戦後の記録フィルムとを交錯して語る。

今村昌平には、劇映画の数々の傑作と共に、
TV・映画ドキュメンタリーも一連の作品群があるが、
これは35年前の作品ながら、滅法面白い。
俺の嗜好のストライクゾーンで、すっかり堪能!!

8時、子供たち、お目覚めだが、
子供、咳込む様子、
大事とり、ルームサービスで食事。

そのまま、俺、原稿仕事。
カミさん、子供たち、
キッズルームや近くへ買い物。

14時まで、チェックアウト延ばしてから空港へ。
入国よりさらに行列状態のイミグレーション、
16時、JAL便。
iPodで電グル&スチャダラ聴きつつ、
機内、子供眠らず、あやすのに一苦労。




成田空港、スズキ秘書迎え、
帰途、明大前の『一風堂』でとんこつラーメン、すする。

帰宅後、新聞、雑誌のチェックなど。

《 3年連続最低額更新!国会議員所得平均2359万円 》
《 ネット初、ヤフーに指名手配広告!事件解決へ無償掲載 》
《 「宇宙戦争」が新記録!5日間で興収16億5000万円 》
《 新展開!花田勝氏が相続放棄(相撲) 》
《 NASA無人探査機 衝突体を彗星核に命中 》



7月5日  火曜日

4時起床……。これ時差ぼけなのか?
目覚めるのだからしょうがない。

HDDチェック。
『ブロードキャスター』(クフ王の墓、オモロ)
『サンデージャポン』(納骨生中継、テリー vs 山本KID対談)
『EZ!TV』(円周率8万桁暗記術)
『報道ステーション』(郵政民営化政局)

背筋痛、完治せず。
カミさん子供と、『石井カイロプラクティック』へ。
入念に揉んでもらう。

昼、『一蔵』で、冷やし麺。

安静にしつつ、
郵政法案可決の国会劇場を注視、
久々、見ものであった。
HDDチェック。
『HERO's 煽り特番』
『TVタックル』、『平成教育』
『SRS』、『アサ秘ジャーナル』 
などなど、溜まった番組処理。

DVDで、『パイレーツ・オブ・カリビアン』観了。
CUT誌で19位の投票無ければ見ることはなかった。
ちなみに、興行成績も、史上全米20位だ。
信じられない。
まず、この映画、 ディズニーの「カリブの海賊」のパビリオンありき。
中学生なら、文句無くはまるだろう。
ジョニー・デップの役作りに賛否両論あるだろうな、
と思いつつも、面白く見た。




夕食、海外で太り気味なので、野菜スープに。

深夜、『草野☆キッド』(ラウンドガール・オーディション)
見てから就寝。

《 わずか5票差で郵政法案可決!自民党内で51人が造反 》
《 郵政法案が否決・廃案なら8月中にも小泉内閣退陣か!? 》
《 「柔道一直線」「フーテン」の漫画家・永島慎二さん死去 》
《 ソフトバンク・城島メジャー宣言 異例のFA行使明言 》
《 宇宙事業資金?ライブドア堀江社長株大量売却 》


 

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