12月1日  金曜日

9時起床。
アサイー』ジュース&もずくスープ

タケシと一緒に松浦歯科へ。 

タケシも虫歯治療、
その後、俺を待っている間は、
しまじろうが歌う、シーチャックの歌を言い聞かす。
公共の場では、シーと指を口に当て、
口にチャックをすべき〜という趣旨の歌なのだが、
この曲を大声で歌いだし逆にうるさい。

高円寺のフリーペーパー『SHOW-OFF』の連載、
「高円寺キッド」で取上げた、高円寺のフィギュアショップ、
8−STYLE』の写真撮影。

13時、スズキ秘書運転、品川、新高輪プリンス入り。

SRS』ロケ。
国際館にてK−1GP記者会見。
セーム・シュルト、アーネスト・ホーストにインタビュー

そのまま『SKY PerfecTV!』広報誌、撮影、取材。
4ページ分でたっぷり。
最初は2人、コンビでインタビューに答え、
その後、個別に質疑応答することに。

途中抜け、同じホテルで『Hanako』取材、
来年、流行るものベスト3をあげる。
ジジ・ババブーム。
(ジジ・ぶぅ&がばいばあちゃん)
こちらは数行の記事ではあるが、
省エネすることなく、加圧トレーニングまで力説、説明。

再び、SKY PerfecTV! 雑誌、一人で応答。
昔のホットドッグプレスのスタッフとのこと。
サブカル話に反応良く、盛り上がる。

『東京一週間』が、恒例のラーメンGPを掲載。
毎年、書いているが、ラーメン記事の中で、
最も公平性があり、権威があると思っているもの。
家用、持ち歩き用と2冊を購入。

その影響か、ラーメン旅へ。
品川のラーメンマップを吟味しながら、
無化調ラーメンの名店、中延、『多賀野』へ。
以前に特製カップ麺で食べたこともある。
18時から開店と同時に行列、ひっきりなし。
メニューも多種多様。

豚鴨つけ麺。
粟国塩ソバ

全て、手の込んだ仕事ぶりで、満足。

19時、フジテレビへ移動。
『SRS』収録。
明日のK―1GP 東京ドーム大会、煽り。

西山茉希、関根勤、三宅正治、谷川貞治一緒。

メーク室で、関根さんと話し。
娘さんの話や、UFCの話など。
そう言えば、最新のUFCを見ていない。

お台場より首都高帰宅。

風邪っぴきのため、ランニング出来ない分、
子供と一緒に水道橋映研を連日。
ふりかけ食べながら。

『エピソード1〜ファントムメナス』、
最後まで観了。

改めて、子供の反応を横目で見ながら、
またストーリーを噛んで含めるように見るわけだが……。

スターウォーズの新シリーズは、
第一次大戦から、国際連盟が崩壊し、
国家主義が台頭、第2次大戦へと向かう、
世界史の流れを下敷きにしているのは、よく知られている。
が、その分、子供には、4〜6シリーズに比べれば、
複雑でわかりにくい。
元老院やら、銀河共和国、通商連合らの言葉がわかりにくい。
しかし、それを取っ払ってみても、
アナキンという少年目線がある限り、
3歳児の子供を、2時間20分を釘付けにするだけのアクション、
キャラの宝庫でもあるなぁ。

HDDチェック。
『報道ステーション』(木村拓哉生出演)

『ワイドスクランブル』
先週に引き続き、
夕刊フジの俺の連載、夕刊キャッチアップに今週も登場。
大和田獏さんも好反応。

《 2006年の流行語大賞は「イナバウアー」&「品格」 》
《 自民党が片山、佐藤両氏を“処分”へ−衆院経産委の採決を無断欠席 》
《 ホストが女性客酔わせ乱暴−歌舞伎町の有名店、3人を逮捕 》
《 向井亜紀が腎臓摘出手術受けていた…ブログで報告、経過良好 》
《 日ハム・岡島レッドソックス入団!松坂との最強リレーでゴジラ倒すぞ 》


12月2日  土曜日

9時起床。
『アサイー』ジュース&もずくスープ。

中野坂上、「ジーゲスクランツ」で、
東原亜希ちゃんのマネージャー、藤田さんにお土産。
Wiiの入手をお願いしたのだ。

K-1GP、東京ドーム大会。

SRS』収録。
西山茉希、白鳥百合子一緒。
選手の入りの模様、パドックに見立てて実況。

セロのイリュージョンの舞台裏など目撃。

和室楽屋で待機。
井上きびだんご君、来訪。

藤原紀香姫、大友康平さん、優勝予想インタビュー。

K−1 WORLD GP 2006 in TOKYO決勝戦
2006年12月2日 東京ドーム 観衆54800人

リザーブファイト
○ ピーター・アーツ(1R KO)武蔵 ×

GP準々決勝
○ セーム・シュルト (判定) ジェロム・レ・バンナ ×

○ アーネスト・ホースト (延長R 判定) ハリッド "ディ・ファウスト" ×

○ グラウベ・フェイトーザ(1R KO)ルスラン・カラエフ ×

○ レミー・ボンヤスキー (判定) ステファン"ブリッツ"レコ ×
 ※レミーが負傷し準決勝に進出できず。
  敗れたレコもドクターストップで、リザーバーのアーツが準決勝へ

リザーブファイト
○ レイ・セフォー(1R KO)メルヴィン・マヌーフ ×

GP準決勝
○ セーム・シュルト (判定) アーネスト・ホースト ×

× グラウベ・フェイトーザ(2R KO) ピーター・アーツ ×

スーパーファイト
○ バダ・ハリ (判定) ポール・スロウィンスキー ×

GP決勝
○ セーム・シュルト (判定) ピーター・アーツ ×

例年以上に好試合の連続。
俺、本命・シュルトの優勝予想的中だが、
"昔の名前で出ています"
ホースト、アーツ、の活躍がドームを沸かせた。

個人的には、バダ・ハリの試合に注目。
彼のための階級を作って欲しいほど。

試合はホットだったが、
開場は何処からか、冷風が吹き込み、
途中より、明らかに風邪、ぶり返す。

試合終了後、引退のホースト、
2連覇を飾ったシュルト、
シャワーを浴びた後のインタビュー。

深夜より、六本木「香妃園」打ち上げ。
「男祭り」の無い、年度末のため、
フジ格闘班的には、今日が、皆が集う最後になるかも。

実況アナ軍団、清原さんと久々にお話。

中華料理の後、締めは、名物の鶏そばとカレー。

フジの実況陣の新メンバーに元ニッポン放送の福永一茂くん。
五味隆典とラジオ番組をやっていた方。
すっかり意気投合。

Kー1と同日に有明で開催されていたパンクラスの大会で
スネークピット・ジャパン」の井上学くん、見事勝利、との報を受ける。
嬉しい!ぜひ、このままフェザー級のベルト奪取へ突っ走って欲しい。

冨永マネとタクシー朝2時帰宅。

《 任天堂「Wii」に人、人、人…行列客だけで事実上の“完売” 》
《 会食の伊研究者から放射性物質検出−元露スパイ死亡事件 》
《 6万人サポーター歓喜!浦和レッズ、14年目で初の年間王者 》
《 フィギュアNHK杯・進化し続ける16歳!浅田真央が世界新V!》


12月3日  日曜日

9時起床。
二日酔い。さらに風邪がぶり返したよう。

しばし、伏せる。
風邪引いて以来、あまりに体がなまってきているので、
スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」へ。
スズキ秘書に揉んでもらいながら、柔軟体操。

大江慎先生、モモ先生と共に、マイちゃんとも交流。
カミさん、文ちゃんも合流。

ジムの望月竜介選手が、
来年1月4日の全日本キック・後楽園ホール大会で、
全日本スーパーウェルター級王者・山内裕太郎とのタイトル戦に
挑戦するとの事。今から楽しみ。

ジプシー・ウェイで散髪。

明日にマラソン特訓ロケに備えて走っておく心算だったが、
その気力もなく、とにかく伏せる。養生あるのみ。

HDDチェック。
『サンプロ』(ホリエモン、森喜朗生出演)
『スタメン』(浦和レッズ優勝)

本日も水道橋映研。
『エピソード2』に突入。
エピソード1より10年後――。
その設定を、あの小さな子供が、
(ヘイデン・クリステンセン演じる)
アナキン・スカイウォーカーに成長したことを、
何度も場面を止めて、写真と照らし合わせて教えながら。

養命酒。

《 同居祖父の11万円をニセ札とすり替え…21歳の孫を逮捕 》
《 ホリエモン、逮捕後初のテレビ出演!生放送で言いたい放題!》
《 KGB元職員が関与の可能性…容疑者絞り込みと英紙が報道 》
《 野田聖子ら造反組議員11人の復党決定へ…自民党紀委員会 》
《 ネットに事故死児童の写真を無断掲載…遺族が小学校教諭を告訴へ 》


12月4日  月曜日

9時起床。
予想通り、風邪のぶり返し。
確実に、発熱気味だが、
熱を計れば、そのまま弱気になる。

11時、新木場のレストラン『ウッドラーク』入り。
GetNavi』取材。
風邪薬を飲むため、カレーを食べながら。
「GetNaviアワード2006」ライフスタイル部門」の
ノミネート商品を採点。
俺は、グーグルEARTHを推薦。
既に、任天堂、Wiiを手にした赤江くん(玉袋)が興奮気味。

12時半、新木場『ファミリーロッジ新木場』入り。

今日に限っては、短い移動ですらも、イライラ。

Tokyo Boy』収録。
「浅草キッド東京マラソンへの道〜40歳から始めるマラソン」
怒涛の特訓編ロケ。

都立『夢の島公園』へ移動。
谷川真理、一緒。

新春一発目、紋付袴に着替えて。
例年、都知事、テリーさんや、レギュラー勢揃いなのだが、
今回は、俺たち二人だけ。
全員参加でと言っておきながら、
結局、東京マラソンを走るのは、俺たち二人だけなのだ。

スタッフ、今までの俺の日記のマラソン部分をコピーして台本に。
自分のことながら読んでいたら、なかなか面白い。
ゲット・スポーツ風のインタビューに一問一答。

ユンケル飲み干し覚悟を決め、ジャージに着替える。
走るのは、9日ぶり――。
それどころか、この9日間、普通の運動すら、ほとんど出来ていない。



どのタイミングで、「今日だけは勘弁してくれ!」と言い出すか、
かなり迷ったが、
あんなインタビューした後、「出来ません!」とは言えない雰囲気。

結局、途中棄権を腹に走ることに。
と言うより、タレントって、こんなときでも走らざる終えないものなのだ。

若槻千夏や、飯島愛のように「休む」のは、よっぽどの例外、 特殊事情だ。

1kmコースを10周。
計10km、目標タイムは65分。

iPodnanoとnike+で音楽を聴きながら走り出す。

しかし、いきなり、風邪のため、鼻水、咳が止まらず。
最初の2周で既に棄権を考える。

途中より、完全口呼吸にしたところ、
なんとかペースを取り戻す。

汗が体から滲み出ると、だんだんと体が軽くなったよう。
〜と思い込む〜しかない。

苦しいながらも、今まで何度も走ったことがある距離と言い聞かす。
先月、のべ160キロ走っていなかったら、
完走は無理だっただろう。



最後の200メートルを全力疾走して、
なんとか、目標タイムを一秒だけクリアーする。

赤江くん(玉袋)は、ハイペース53分でゴール。
今回も、俺、周回遅れ、無抵抗ですんなりと抜かれた。

とても、あのスピードでは走れない。
現時点でも、3時間台ペースをキープなのだから、
相変わらず驚異のスピードだ。

俺、風邪でいつもより調子が悪かったと思ったが、
後からiPodでチェックしても、平均ペースはいつも通り。
能力的には、今は、このスピードが限界なのだろう。

距離=10.22km
タイム=1:04:59
平均ペース=6:22min/km

走り終えると、いくぶん、軽やかに。
ぶっ倒れることなく、汗が噴出し、
これで風邪も退散するかと思えたが……。

帰途、九段下『斑鳩』へ。
『青葉』インスパイア店として開店から7年。
進化を遂げて、『東京1週間』のランキング、
しょうゆ部門で、ついに1位に。
すっかり、ノーマークになりそうなところ、
進化を続けたきたよう。

流石に、行列待ちで入店。

らー麺、
海老味噌らーめん四川風
 

風邪のため、海老味噌の方がグッド。

18時過ぎ、帰宅。

カミさんからの報告。
タケシ、本日の体操教室、
赤の玉は、止まれ、
青の玉は、進め、と教えられたのに、
一人だけ違うことばかり繰り広げ、
壁に激突して、先生と参観の母親たちの失笑を買っていたとの事。

それを聞いて、スズキ秘書、
「独創的でいいですねぇ」と。

水道橋映研、タケシと一緒に。
ふりかけ食べながら、『エピソード2』を観了。

子供には、元・ジェダイの騎士である
ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)の立場を説明出来ない。
しかも、クリストファー・リーが「ロード・オブ・ザ・リング」に出演しているので、
子供、ますます混乱する。
その分、途中、中だるみするが、
ジェダイ騎士団が闘技場に突入、クリーチャーの動きと、
ヨーダとクローン兵士も加えて大乱戦には釘付けに。

とにかく最後まで見てくれると、こっちも達成感がある。

養命酒、既に2本目、晩酌に就寝。

《 清二、猶二の堤兄弟が100億円訴訟!西武グループ再編で損害 》
《 ライバルに明暗…佐藤ゆかり氏に処分、野田聖子氏らは復党 》
《 警視庁が近未来通信を一斉捜索−詐欺容疑、被害は400億円 》
《 芸能界に波紋!石原真理子が男性遍歴暴露…俳優ら実名で9人 》
《 ひげ剃った小笠原!入団会見でスッキリ「巨人の顔」へ変貌 》
《 高原ハットトリック!ドイツ移籍後初、歓喜の独り舞台! 》
《 アジア大会・北島、屈辱晴らす金メダル!男子100平泳ぎ 》


12月5日 火曜日

7時30分起床。9時ののぞみで名古屋へ。
タクシーで一路、中京テレビ。

中京テレビの局舎に行くのは、10年ぶりくらいではないか。
昔、『キスミスチック』というレギュラー番組をもっていた。
実に久しぶり。

『怒って!あきれて総決算2006 中部の事件簿』収録。
(愛知・岐阜・三重・山梨・新潟・富山・静岡・長野・福井・石川にて12/24放送 )

黒沢年雄、丸山和也、室井佑月、パンチ佐藤、水野裕子、一緒。

中部地区のミニニュースを各局アナが紹介。
怒りをぶちまけるという企画。

静岡の111億円の無駄使いした、
高速船「希望」を、松坂の60億円と比べるスタジオ展開など面白い。

楽屋、ステーキハウス・キッチンリボンの弁当。
最近の地方楽屋ではbPの味。
風邪対策、滋養のため、赤江くん(玉袋)の分まで。

瀬古さん、伊予田さん、スタイリストの古賀さんら懐かしい顔ぶれと
旧交温める。

センターマイクの司会、仕切りは楽しいに尽きる。
特に黒沢さん、丸山さんなどの変則玉を扱わせてもらえると、
司会者冥利に尽きる。

風邪のローテンションを忘れて、
2時間半、ハイテンションで喋り捲る。
仕事の実感あり。

帰途、のぞみ、風邪薬飲みながら……。
『DEATH NOTE』を、いまだに読む。

帰宅後、東急で、風邪対策用、薬味、各種買い込み、
帝国ホテルのビーフシチューに混入。

タケシにせがまれて、
さくまあきらさんから送っていただいた『桃太郎電鉄16』を開封。



ついに、子供。桃電デビュー。
今まで、操作は出来ないので、見ているだけだったが、
今夜は、タケシ一人ととコンピューターと一人と対戦設定。

3歳児なので、
漢字や地図、物件や時間や一年の概念はわからないままだが、
すごろくの原則だけはわかっているよう。
コントローラーの使い方を覚え、一年をプレイ。
文字の分らない分、毎月、毎月の背景の絵などに反応。
子供目線に気が付くことも多いなぁ。

幻冬舎のPR誌『星星峡』2006年12月号に
『不細工な友情』の書評を寄稿したが、
ぜひ、日記でも紹介してくださいとのことなので掲載。
この一文をきっかけに、本の方を読んでもらうのが一番良いことだ。

【書評】
 『不細工な友情』光浦靖子・大久保佳代子
 不細工で儚くも美しい言葉の応酬
                       水道橋博士

光浦靖子は女芸人には稀有な"勝ち馬"だ。
テレビ界でブスキャラの婚期の遅れた"負け犬" 女として、
確固たるポジションを築く一方で、
デビュー直後から15年近くも売れ続けている。

大久保佳代子は、光浦靖子の輝かしい活躍の影で、
地味ではあるが、まるで光浦のB面、
"影武者""当て馬"の如く芸能界に棲息する。
現在も、芸人とOLの二足の草鞋を履きながら、
光浦靖子という腐れ縁に付かず離れず連れ添っている。

二人は、小学一年生以来、
30年に渡る友情を育む幼馴染みの同級生でもあり、
コンビを組んで15年来の愛憎相半ばする
職業上のパートナーでもある。
この二人が結成したコンビ「オアシズ」に流れる泉源、
地下水脈は、「不細工」と「お笑い」――。

そもそもの原点は高校時代。先生ウケも、男ウケも悪い、
「同じようなブサイク八人で徒党を組み、
いつも下品な笑いに包まれていました」
と語る女子グループ。
それを職業にさえしなければ永遠に続いていたであろう、
友情を投げ打ち、彼女達はコンビを組み、
お笑いの世界へと歩を進めた。
「女芸人は、股を開けば開くほど、笑いが取れなくなる」
と言うプロの世界の中で、 "不細工"であることで売り、
そして、見返りである"お笑い"によって救済されていく。

光浦は書く。
「私は、芸能界に入って本当によかったと思います。
ただでは起きない、これがどんなに私の人生を明るくしたことか。
ブサイクに生まれてきたことをずっと悲しんでいたのに、
今ではブサイクでお金をもらっています。
このルックスで、この時代に生まれたことを感謝しています。
ただ、いかんせん人に見られる商売をしていると、
キレイになっていってしまうんですよね
(ムカつく?でも本当にそう思うのぉ)。
負けず嫌いですから、
テレビでは誰よりもブスに映りたいんですよね。
でも、女でしょ? プライベートでは可愛くなりたいんですよね。
だから『最近キレイになりましたね』
と社交辞令的発言をメイクさんに言われると、
複雑な気持ちになるんですよ。
私の商品価値が落ちている?プロ意識がないってこと?
でも、正直、悪い気しない、って』と。
本書ではテレビでは見せない本音を丸出しにする。

二人の往復書簡である、この本の各所で自虐的に語られる、
"不細工"の役割、身の不幸が"お笑い"へと昇華される
アンビバレンツな日常は、
おかしくもあり、哀しくもある。

そして、光浦が日常から小説への逃避を、
「私は、仕事という現実から解放されたら、
夢の世界に住んでいたいのです。
どんなに残虐な事件が起こりビビりまくろうが、
どんなに人の愛に包まれ涙しようが、
どんなに間違った行いに後悔しまくろうが、
全てウソだからいいのです。
ウソだってわかってるから、
己の感情を大放出できるのです。
だって現実は続くんですよ。
いちいち立ち止まって、左右の確認の連続ですよ。
私は正しかったのかしら?と悩み、後悔し、の連続ですよ。
小説の世界はウソなんです。終わるんです。
無責任に、その世界にどっぷり浸かり、立ち止まることなく、
ふりかかる出来事を受け止めればいいのです。自由なんです。
ムカつけば、ムカつきたおしてやればいいのです。
好きなら突っ走ればいいのです。
抱かれたきゃ、抱かれりゃいいのです」
などと綴る告白に文系男子の俺にはうっとりとグッとくる。

また、大久保佳代子はビートたけしへの偏愛を語り、
「ラジオの翌日、たけしが言ったネタを教室で
自分が思いついたかのように話していました。
『おまえの肛門から手突っ込んで、のどちんこ固結びするぞ、コノヤロウ!』
光浦さんを始め女子からは『佳代ちゃん、面白ーい』
と人気者扱いされ、
一方、男子からは憎悪に近い感じで嫌われていました。
でも全然へっちゃらです。
だって、たけしに比べたら本当つまんない、
ちんかすのような男ばっかでしたから」
のくだりに、思春期にビートたけしに心酔した、
不細工系男子の俺は、彼女に友情の念を禁じえない。

一章ごとにキーワードで語られる互いの評価も、
阿川佐和子と壇ふみのような、自嘲的な親近感ではなく、
互いを刺し違え、心の傷の瘡蓋(かさぶた)を
剥がし合うような辛辣さであるが故、
歪な関係性でありながら互いの必要性を再確認し合う、
奇妙な"共依存"を果たしている。

不細工な器量、不器用な私生活、不躾な性欲、
その筆致は見事なほどに赤裸々であり、
時に痛々しいほどに"モテナイ"被害妄想の無間地獄が続く、
二人の知られざる胸の裡は、
まるで負け犬女の乾いた砂漠のような、
荒涼たる風景にも見えるだろう。

それでも、二人語らいは、
互いへの抑えきれない愛憎の湧き水のように止め処(ど)ない。
しかも、そこは男子禁制、恋愛御法度、
見目麗しい男が、その天然の水を汲みに来ることすらない、
女二人きりのオアシス――。

時を遡り、長い人生の共有体験を振り返り、
行き交う手紙のなかの友情、
それは女芸人という男日照りの砂漠に浮かぶ蜃気楼のように
揺蕩(たゆた)う、不細工で儚くも美しい、
多情なる言葉の応酬なのだ。


それと、今、発売のFLASH EXCITING別冊『EX35+』には、
俺の4ページインタビュー
40代からの「脳内改革」と「肉体改造」が掲載されている。



この記事、異色なのは、書き手が、元パワーズの須間一彌さん
しかも、これがライターデビュー作。
その意味でも貴重、編集者の方など、こちらも機会があれば是非。

子供、今日は、昼寝が長かったせいで、カミさんの許可もあり、夜更かし。
二人きりで『草野☆キッド』を見る。
タケシ、マキタスポーツや、アントニオ猪木(にせもの)の登場に大興奮。

養命酒で就寝。

『草野☆キッド』DVD全4巻“変幻自在”のリリースが決定!

※12月21日発売
『vol.1「変」〈草野仁 最強伝説編〉』
『vol.2「幻」〈草野仁 チキン編〉』、

※来年1月24日発売
『vol.3「自」〈草野仁 初体験編〉』
『vol.4「在」〈草野仁 感動編〉』、

Vol.1のみ、全4巻収納可能の外箱(初回生産分のみ) 付き

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