7月26日  土曜日

10時起床。『アサイー』ジュース。

次々と宅配便。おかげで目が覚める。

お取り寄せ。
水沢うどんの釜玉セット。
伊勢乾物、フリーズドライあおさに、海老味噌汁。

14時、炎天下、ウォーキング。
中野の『あおい書店』まで。一時間。
東京ポッド許可局』、聴きながら。

17時半、テレビ朝日へ。
草野☆キッド』収録。
草野仁、堂真理子アナ、一緒。

1本目、磯山さやかプロデュース、
『グラビアアイドルに学ぶ格言』 

ホリプロ磯山さやかの後輩・田代さやか
41歳のグラビアアイドル・桜井美晴、
一時間7万アクセスのblogグラドル・森下悠里、
腋毛アイドル・矢吹シャルロッテ、を紹介。

グラビアアイドルの主治医、磯山曰く、
グラビアアイドル人口は、2万人とか、
その生き残りのため、
実に多種多様の生態系が生息しているのだな。

                    
2本目、
『ダメ人間に学ぶ格言』
千原ジュニア、ダブルブッキング、ハイキングウォーキング。

ジュニアは、ダメ人間収集家ではあるが、
今、過密スケジュールのなか、よく出てくれるなぁと感謝。

ダブルブッキング。
『SRS』の「にてんのか!?」出場芸人でもあるのだが、
二人ともに、人間としてのダメっぷりをカミングアウト。

ハイキングウォーキング。
十八番のコーラ一気飲み、徳川15代将軍、
及び、ブーブークッションネタに。

ブーブークッションは、あまりものくだらなさに、
草野さんも、笑い転げていいた。
よくあんなネタに気がついたものだ。

帰途、ウォーキング。
一時間40分、新宿中央公園まで。
びっしょり汗をかく。

帰宅後、荷造り。
今回の長旅に備えて、いろいろネットを試してみるつもり。
スカイプ&ロケーションフリーを試してみる。
果たして上手くいくのか。

『27時間テレビ』を見ながら、出来るだけ、起きておく。
朝6時、さんまさん、殿、中居くん、のコーナーを見終えて、
力尽きる。

《 大麻所持容疑で作曲家・渡部伸隆容疑者逮捕 》
《 多治見で38・9度 観測史上最高続々 》
《 星野監督激怒! 五輪野球は延長11回でタイブレークに 》



7月27日  日曜日

10時起床。

スズキ秘書運転、
13時、成田空港へ。

見送り隊を含めて、皆さん、集結。

TBS『第二アサ(秘)ジャーナル』ロケ。

キッド、江口さん、
TBS・志賀ちゃん、小林くん、
林本マネ、スタイリスト・広瀬さん、メイク安田さん、一行。
最少人数のロケ。

K-1慣れしている我々には、最小スタッフだが、
英語も堪能で単身、海旅ロケの多い、
江口さんには、かつてない大人数のロケとか。

満を持していた、『RIMOWA』SAMBAの旅行鞄も
最初の旅に出かける。

成田『すし遊洛』にて食事。
女子組、林本マネと一緒に。

林本マネは、
マネージャーとしては初海外ロケ。
しかも、アメリカ初上陸とか。

ノースウエスト航空、15時25分発。
約11時間のフライト。
利きすぎる冷房を考えると、長袖を持ち込むべきであった。

DVD落としの27時間テレビを見ながら、
加治将一著『あやつられた龍馬』(祥伝社)、読了。




当然、俺が読んでいる、
猪木本『アントニオ猪木の謎』の著者であるが、
この本も話題になり、当たっている。
竜馬=グラバーの手先=フリーメンソン説は何度も語られてきたが、
史実としては、いかがなものか?もあるが、
トンデモ陰謀史観側の最新の証拠固めの本の趣。

機内は、バイオラバーベストを常時、着用しているせいか、
ほとんど疲れもなく、ほぼ、一睡もしないまま到着。

入国審査、何故か、一行の内、
一人代表で呼び出され、詰問される。

ミネアポリスの空港に、
元『アサ秘ジャーナル』の立ち上げスタッフで
現在・留学中の古谷さんお迎え。
NYから、飛行機を乗り継ぎ、はるばる、嬉しいサプライズ。
我ら、迷える子羊には、どれほど頼もしい登場であったか。
旧交を温める。

古谷さん水先案内人に移動を引率してもらう。
頼もしいことこの上なし。

トランジット3時間待ち。
カフェにて。携帯登録しながら。
さらに、古谷さんに空港内のLAN回線のつなぎ方を教えてもらう。

俺がビールを買おうとすると、
未成年だと思われ、パスポートの提出を求められる。
最後は、小林くんの子供だと間違われた。

古谷さんに、
俺が機内で見終えたばかりの、
27時間TVの6時間分のDVD落としをプレゼント。
まるで、旅先に文庫本を置いていくよう。

乗り継ぎまで3時間待ちをクリアーして、
12時25分発の便に乗り込む。

国内線は小型飛行機、
隣に大柄の外人さん、身動きできず、
ルイヴィルまでの3時間は流石に寝入る。

ルイヴィル18時45分に着。
時差は、14時間、サマータイムで13時間マイナス。

派手なイルミネーションの内装、外装、黒色のバスに迎えられ、
ドカドカ重低音を鳴り響かせ、ロック歌手気分で移動。

途中、アメリカの名物、スーパーである、ウォルマートへ立ち寄る。
物資補給。
驚くほど、広大な敷地に、生鮮食料品から、猟銃まで、豊富な品揃え。
全米を席巻するマーケットを目の当たりにして、
町山智浩さんのコラムで読んだ、
ウォルマートを告発したドキュメンタリー映画
『激安の代償』の知識が頭を掠める。

アメリカ政府が4人家族で、年収200万以下を
「貧困家庭」と規定しているが、
ウォルマートの正社員の平均年収は約200万。
週34時間働かされ、残業代はなし、組合はない。
しかも、健康保険もなく、
全従業員の8%が生活保護を受け、
半数が、福祉行政のお世話になっている。

つまり、ウォルマートの激安は、
地域の雇用確保の代償に、税金の補助で成り立っているのだ。
そして、非情なコスト削減の末、吸い上げた莫大な収益は、
地元ではなく、経営陣の懐に。
CEOの年収は、約30億。創業者一族5人が受け取る年収は、
それぞれ年間18億にものぼる。(2006年当時)


買い物をしながらも、そんなデータが頭をうごめく。

ようやく、宿泊宿の『Hampton Inn Bardstown』にチェックイン。

ホテルの横にあるメキシコ料理のお店で夕食。

見るからにメキシカンの店員。
メキシコ音楽が流れるお店なのだが、
林本くん、「これが、イタリアンですか?」と。
この後も、旅の間、再三の無邪気な林本節で、楽しませてくれる。
彼の周囲にいれば、ケンタッキー・フライド・ムービー級の喜劇の連続。

日付変更線を超えた移動で疲労困憊、
なにしろ、ビールも料理も手をつけず、
いち早く、バッカス赤江くんリタイアしたほどだ。
早めに解散。

自室に戻って、心配していたネット接続に成功。
スカイプも繋がるが、相手はスズキ秘書だ。
しかも、片側通行、これでは楽しみが半減(笑)。

《 「太田光を殺します」ネットで殺人予告の男を逮捕 》
《 プロ野球・200勝に王手!中日の山本昌が今季6勝目 》



7月28日  月曜日

ホテル4時起床。
早く起きすぎたが、もろもろ、ネットでチェック。

ビッフェスタイル朝食。
数々の洋食のなかで、わかめスープにほっとする。

着替えとメークを済ませ。
7時30分、蒸留所へ向けて出発。

体調的には、ジェット・ラグは確かだが、
スタッフは、少数精鋭、不眠不休の準備で時差ボケしている暇もないのだ。

現地で待ち受けていた柿本D合流。
別番組でアメリカに入って、そのまま、単身居残り連続登板。
徹夜仕事をものともしない、若さゆえの体力仕事なり。

ロケバス移動。
さすがに、ケンタッキーは、
別名、"ブルーグラス州"=牧草の一種であるナガハグサ(bluegrass)
が繁殖していることから)と言われるだけのことはある。
州の中央部レキシントン周辺には450以上の牧場があり、
多くのサラブレッドを育てている。

どこまでも続く、広大で、綺麗に刈り込まれた芝生に囲まれた道を行く。
豊かな"大草原の大きな家"だらけ。
ここには、サブプライムローンの爪痕は感じられない。
街全体が、巨大なゴルフ場のなかにあるような、圧倒的な豊かさと緑。

小一時間で目的地の工場に到着。

今回の現場は、大人の社会科見学 
〜Maker's Mark篇〜      

メーカーズマーク蒸留所は、
バーボンの故郷ケンタッキー州のなかで、
いちばん小さく、由緒ある蒸留所。
アメリカ合衆国の国定史跡に指定されている。
黒と赤を基調とする、美しいヴィクトリア様式の工場では、
創業以来のポリシーである、
「バーボンウイスキーは機械づくりではなく、人間により少量を手づくりですべき」
を守り続けている〜とのこと。

今回、この工場見学シリーズが見込まれ、
このバーボン製造工場からお声がかかったわけだ。



お酒つくりは、毎回、蘊蓄だらけで興味深い。
台本からの基礎知識の引用――。

まず、ケンタッキーの場所はどこか?

 【ケンタッキー州】
 ・日本からデトロイトを経由し、飛行機で14時間、
  アメリカの中東部にある州。
 ・面積は10,5000平方キロメートルで東京都のおよそ50個分、
  人口は420万人、
  最大の都市はルイビルで人口55万人。
 ・毎年5月にはアメリカ競馬の最高峰である
  「ケンタッキーダービー」が行なわれる
 ・ケンタッキー州出身の著名人にはモハメド・アリ、
  リンカーン大統領、ジョージ・クルーニーなど
 ・ケンタッキーフライドチキンの本社がある。



観光訪問者用のビジットセンター前に待機していると、
今回の案内人、長身でハンサムなアメリカン、
デニーが、手を振って迎えてれる。

この工場に日本のカメラがこうして取材に来るのは初めてとのこと。

バーボンのメーカーは、日本では、I.W.ハーパーや
ワイルド・ターキーやフォアローゼズなどが有名だが、
メーカーズマーク(Maker's Mark)とは、どういう会社なのか?




【メーカーズマーク(Maker's Mark)の歴史】

○1953年創業。
 1780年にはケンタッキーに移住した創業者の先祖が
 ウイスキー造りを始めており、さらに遡れば、
 16世紀からスコットランドでウイスキーを製造。

○バーボンの故郷ケンタッキー州の中で一番小さく
 歴史が古い蒸溜所の為、国定史跡に指定されている

○創立者は6代目のビル・サミュエルズ・シニア、
 現在の製造法を開発も彼が開発。

○現在の社長はビル・サミュエルズ・ジュニアで7代目。
 社名の由来は、現在の会長の妻が食器コレクターとして
 「メーカーのマーク(絶品)」を探し続けていたことから、
 ブランド名を考案。

○機械づくりでは無く、少量を手作りでつくるという
 ポリシーを創業から守り続けている。

そもそも、バーボン・ウイスキー (Bourbon Whiskey)とは?

○トウモロコシを主原料とし、その分量は51%以上。
 そこにライ麦や大麦麦芽を加える。

○トウモロコシが多いほど甘みが増すが、
 80%以上になると「コーン・ウイスキー」と呼ばれることもある。

○アルコール度数80%未満で蒸留すること。

○発酵ののち蒸留されたアルコールは、
 必ず内側を焦がした新品のホワイトオークの樽で、
 62.5度以下で
 最低2年(厳密には2夏)以上、熟成される。

○ボトリングの際は、アルコール40度以上に
 調整しなければならない。

○さらに、これらの条件を備えていて尚かつ
 ケンタッキー州内で生産されたウイスキーを「バーボン」と呼ぶと、
 アメリカの法律で定められている。

○ 現在バーボンを製造しているのは、
 世界でたった12社のみ。
 全てケンタッキー州内で、
 現在100種類以上のバーボンが造られている。

バーボンが、ケンタッキー州のみで作られているとことは、
沢田研二も知らなかっただろう。

そして、原材料の主であるトーモロコシ畑は明日ロケに。

まずは、お酒作りの重大な要素である、
美味しい水を求めて、
デニーのTOYOTAに乗って、近くの風光明媚な湖へ。


【ライム・ストーン・ウォーターとは?】

○鉄分を含まない純粋な石灰質の湧き水を
 「ライムストーン(石灰岩)・ウォーター」と呼び、
 良いバーボンにとって必要不可欠な水。

○しかし、近年は水道水や川の水に切り替えられているのが実情。

○純粋なライムストーン・ウォーターを今でも
 使用しているのはメーカーズマークだけ。

○蒸留所敷地内にある湖からライムストーン・ウォーターが
 湧き出ていることと、小規模生産がこれを可能にした。


蒸留所に戻って、バーボン作りを、順を追って見学。

■スティル・ハウス内に入ると、そこには古い機械が…

トウモロコシ・冬小麦・大麦麦芽を粉砕するところから始まる。

これが、予想に反して、小さな古い機械。

【ハンマーミルとは?】

○厳選された穀物類は、細かく砕かれて製粉されるが、
 メーカーズマークで使われる製粉機は、
 ローラーミルと呼ばれる製粉機。

○現在のほとんどの工場では、ハンマーミルと呼ばれる
 機械式の製粉機であり、大量に製粉できるのだが、
 ハンマーで製粉すると、せっかくの原材料が焦げてしまって、
 バーボンの味が悪くなる可能性があるから

こうして丁寧に製粉されたトウモロコシや冬小麦は
続いてマッシング(モロミづくり)という工程に入る。

■製粉された粉は、マッシュ(モロミ作り工程へ)工程へ



先程製粉されたトウモロコシや冬小麦・大麦麦芽は
大きな樽の中に入れられていく。

○製粉した穀物類を、ライムストーンウォーターで煮る。

⇒これは製粉した穀類を煮沸して発酵可能な状態にする作業。
 普通の会社なら圧力釜を使って短時間で煮沸するが、
 蓋を使わずゆっくり煮沸するのがメーカーズマークのスピリット。
 このやり方だと、香りが損なわれることが少ないが、
 手作業なので経験と知恵が必要。

○穀物類を煮沸すると、糖化が始まる

⇒この段階の液体は糖化が始まるが、まだ発酵して
 いないので甘いジュースのようなもの。
 試飲してみるが、甘みがあるが、アルコール度もないまま。

○続いて、糖化した液体を発酵層に移し変え、
 サミュエルズ家に代々伝わる酵母(イースト菌)を
 加えて発酵させていく(サワーマッシュが完成)

⇒代々サミュエルズ家に伝わるイースト菌と、
 大麦麦芽が結びつくことによって、発酵が進む。

まるで地獄谷のごとく、大きな泡が吹き出す。

⇒糸杉と呼ばれる板を使って作られる樽の大きさは、
 12フィート(4.2メートル)で、
 約9300ガロン(約35340?)の容量。

味噌作りの時に見たのと同じ様相。

○この発酵層で20℃〜22℃の状態で約3日発酵させると、
 アルコール分6%の、スチルビアという状態になる。

この状態だと、アルコール分が6%だとビールと同じくらい。
バーボンは40%くらいなので、
つまりバーボンになるには、このモロミをぐっと濃くする必要がある。
つまり蒸留をして始めてあのバーボンのアルコール度数になる。

以前、サントリーの白州蒸留所で習ったが、
ワインや日本酒・ビールは蒸留しないお酒。
1度蒸留する のが焼酎。
ウイスキーやバーボンは2回蒸留する。

2回蒸留される分だけあって二日酔いしにくい。

あ蒸留工程へ。そこには円柱の蒸留器が…

ここでさっきのモロミ(スチルビア)が、
2回蒸留されてバーボンの原酒が出来る。

【蒸留工程】

○高さ11メートルの円柱蒸留器がシンボル。
 ・先ずは蒸留器の上からモロミを流し、 
 ・蒸留器の下からは加圧された蒸気が上に流れている。
 ・落ちてくるモロミは蒸気によってアルコール分だけ気化され、
  蒸留器の上へ上げられる。
 ・気化されたアルコールは、蒸留器の上部で冷却機にかけられて、液体となる。
 ・さらにこれを【タブラー】と呼ばれる蒸留器で再度蒸留すると
  【原酒】が誕生となる


○2回蒸留する理由とは?
 ・そもそも蒸留する理由は、アルコール濃度を上げ、
  モロミからの雑味を取り除く、ピュアな原酒を作るため。
 ・1度目の蒸留ではアルコール度数約20度くらいまでしか
  上がらないため、再度蒸留する必要がある。
 ・蒸留器に銅が用いられる理由としては、硫黄化合物と反応して、
  不快臭を取り除いてくれるから

蒸留は2度されて、非常にアルコール分の高い原酒(ニューポッド)
が生まれるが、バーボンと名乗るには、
この原酒のアルコール分が80度未満と決められている。
蒸留することにって香りや味が洗練されるが、
メーカーズマークでは、この原酒を65度に設定して、
バーボン本来の味を失わないように努力している。

死亡の塔のごとく、蒸留を求め、上流、上の階へと昇っていく。
4階まで昇って、再びくだる。汗だくになる。

いつの間にか、屋外は大雨になっている。
天候が、変わりやすい。
メーカーズマークの人々は、芝生が育つと、喜んでいた。

休憩。
観光客用にも用意された、
トール・ゲート・カフェで昼食。
お婆ちゃんが作ってくれた、
伝統的なケンタッキー料理を頂く。
カントリーハムは、しょぱいし、
サラダにもフルーツがたっぷり。
なかなか、日本人には慣れないかも。

それにしても、緑に囲まれた、美しい建物にウットリ。




ロケ再開――。

何故この原酒がバーボンに生まれ変わるのか?
大型トラックから樽が下され、そこには屈強な樽作り職人が…

【バーボン樽の条件】

○バーボンと正式に呼ぶには、
 必ずホワイトオーク樽を使わないとならないって決まっている。

○ホワイトオークの樽は新品でなければならない。
  
⇒ここがウイスキー樽との違い
 ・ウイスキー樽では、最低でも必ず1度は何かのお酒を入れて使った、
  樽を使い、1度アルコールを飛ばす作業リチャーを行っている。
 ・ シェリーを保存した樽を買い上げたシェリー樽仕上げや、
  ミズナラやホワイトオークなども有名
 ・ウイスキー樽は何度も再利用するので、木の成分や香りがゆっくりと
  ウイスキーに染み出す為、熟成年数が必要となる

○バーボンでは新品の樽を使うので、木の成分や香りが
 非常に早く原酒に染み込み熟成がウイスキーに比べて早く仕上がる。

○バーボンを入れ終わった樽は、ウイスキーや、
 コーンウイスキー樽へと生まれ変わる。

樽から熟成後の出来上がったばかりのバーボンを試飲。


■バーボン樽が出来上がったら、熟成段階、 熟成庫へ。

古びた年代物の倉庫に樽が並ぶ、
この建物は1800年代後半のもの。

この熟成庫の中には大体4000樽が熟成されている。

1年で樽の中の液体が2〜3%は外に出ている。
これは通称"天使の分け前"と呼ばれる。

ウイスキーで12年物や20年物が高い理由がよくわかる。
熟成させればさせるほど、1樽の量が減っちゃう。
しかし、バーボンに限っては、ビンテージものがない、
しかも、年数が書かれていない。何故なのか?

【バーボン熟成の仕組み】

○ケンタッキーの気温は夏は高温で冬は寒く、
 1年で50℃近くも気温差がある

○この寒暖差によって新樽を使うバーボンは、
 木自体が呼吸を何度も行うため、熟成が非常に早く進む。

○バーボンは【オープン・リック式】という樽の並べ方をする。
 (上:3段 下3:段)が、上と下の段では熟成がかなり異なる

○さらに、気候差によっても熟成が異なるので、
 ウイスキーのように何年熟成すれば良いという基準はなくなる

○バーボンの規定であるのは、最低でもアルコール度数
 62.5度以下で2年熟成させれば良いという基準しかない。

○ちなみにメーカーズマークでは、上段が3年、
 下段が3年寝かしている。

○ちなみに、普通はこの樽の栓はポプラの栓をしている
 ポプラの栓は、膨張しやすく抜けにくい。
 つまり、 テイスティングするには不便で、
 結局、テイスティングがおろそかになってしまうんだけど、
 メーカーズマークは、硬くて膨張しにくい胡桃の栓をしているのも売り。

休憩、ギフトセンターで買い物。
イベントごとのラッピング・ボトルが可愛いらしい。
思わずお土産に。




隣接するバーへ。
デニーがバーテンダーになって、
バーボンの熟成年数の差をテイスティング。

バーボンの原酒、3年もの、6年もの、10年ものを飲み比べる。
6年以前は、すっぱさが残り、
6年を過ぎると、苦くなる。
それぞれ、舌の部位でわかる。
バーボンは、最もまろやかな6年物を出荷する理由がよくわかる。

「バーボンは長期熟成は意味がない」
とは言いつつも、I.W.ハーパーは12年ものが、出回っているのだから、
メーカーとしての特徴の一つなのだろうな。



デニーが、まるで『カクテル』のトム・クルーズのよう。

■続いて、ボトリング&ティッピングヘ。

こうして丁寧に作られたバーボンは、1本1本瓶に 詰められる。

まず、バーボンの規定では、このボトリングの際に
必ずアルコール度数40度以上で瓶詰めすることが決められている。

バーボンの液体の瓶詰め、
ここだけは、オートメーション化されているのだが、
今日は、残念ながら稼動しておらず。

メーカーズマーカーの特徴である、蝋封。
高温の赤色の蝋で、封をする、ディッピング作業場へ。

今日は、特別の色目のものを蝋封していた。

火傷を負わないよう重装備に着替えて、
バーボン入りの瓶をディッピングさせて貰う。

さらに、空き瓶の中に、
メッセージカード(ラベルの裏側を使って)を入れ、
蓋をして、蝋封、タイムカプセルを作る。

移動。

ロケバスの中、時差ボケなのか、皆、寝静まる。
まるで催眠ガスをばらまかれたよう。

ロケ史上、稀に見るほど、荒っぽい運転の末、
着いた先は、
ビル&ナンシー・サミュエルズ社長宅。
玄関から2キロくらいの道を進むが、全てが社長の敷地。
見渡す限りの土地の全てが社長一家のものなのだ。

まるで園遊会にお呼ばれしたよう。

一同、緊張の面持ちで、夫妻を訪ねると、

江戸切り子のグラスをお土産に、
ことのほか、喜んでくださり、ひと安心。

豪邸訪問、各部屋を廻る。

裏庭からオハイオリバーを眺望する絶景。
敷地が州境になっている。
今まで数々の社長宅を訪問したが、
大きさに関しては、ここまでのスケール感は、かってない。
終始、口あんぐり。

ここでも、バーボンを頂く。

20時、社長の行きつけの、パッツ・ステーキハウスへ。
200年の歴史と由緒のあるステーキ店。
バーでバーボンを一杯やったあと、
Tボーンステーキ、フィレ肉のステーキ、
蛙のフライ、ケンタッキーフライドチキンなどなど。

朝から断続的に飲み続けたバーボンが廻ってフラフラに。

23時、ホテルへ戻る。
ネットの接続、またも不具合発生だが、
林本くんが、実に粘り強く対応し、開通。

《 平塚の通り魔、34歳女を逮捕!「他人道連れに」 》
《 郵便局 ローソンとFC契約でコンビニ経営 》
《 痴漢報道で植草元教授が勝訴 賠償110万 》
《 堀江被告の保釈認める 保証金6億円 》
《 たむけんスーツ姿で謝罪!焼き肉店で食中毒 営業禁止処分に 》



7月29日  火曜日

5時起床。
早めに起きて、「アサヒ芸能」対談原稿の校正。
ネットが繋がらなければ、「適当に任せた」でも済むのだが、
繋がれば、仕事が追っかけてくる。

朝食、持ち込みの伊勢海老の味噌汁にあおさを混ぜるが、美味い。

7時、ロケ出発。

8時半、キーンランド競馬場到着。
開催日ではないが、人の出入りは自由みたい。
ここもまた、緑に囲まれた広大な敷地、清澄な空気、
周囲に高層の建物がないので、余計、空が広く感じられる。

ケンタッキーダービーは、毎年5月開催。
かっては、我らが関口会長のフサイチ・ペガサスが、
優勝を飾った場所だ。
オープニングの前振りを収録。

移動、
トウモロコシ農園を経営する、トム&ジンジャー夫妻宅を訪ねる。
ここもまた、見渡す限りの大農園。
アメリカにUFOが到来したりするのも信じられる。

農園をバスで突っ切り、
これまた、何処まで続くのか、
わからないような、とうもろこし畑へ。

『フィールド・オブ・ドリームス』や、
『サイン』の撮影現場のよう。
バーボンの主原料は、トウモロコシ。

12時前、撮影終了。

ルイビル・ダウンタウンへ。昼食。
メーカーズ・マーケット直営のレストランで食事。

サミュエルズ・バーガーを食す。
ボリュームたっぷり。

赤江くん(玉袋)は、
アメリカで暮らす、同級生と合流。

俺は、林本マネとコーディネーター佐藤さんと共に、
モハメッド・アリ・センターへ。

まだ、出来て間もないせいか、
ネットで検索しても、日本語では、ほとんど訪れた人もいない。



あまり期待していなかったが、行って見れば、
2年前に出来たばかりの5F建ての巨大な記念館。
スケールで言えば、小樽の石原裕次郎記念館くらいはあるだろう。



豪華なエントランスを登って上階から順に見学。

数々の資料、写真ばかりでなく、
ドキュメント映像もホールで鑑賞することが出来、
現役時代の試合も、一試合ごとに、モニターで、
オンデマンドで見ることが出来る。



天井から、白いリングに映し出される、
在りし日のアリの映像もかっこいい。

館内は、修学旅行と思われる子供たちで一杯。

しかし、モハメッド・アリの
リヴィング レジェンド、
意匠となるアイコンとしての素晴らしさに見入る。



とても、一時間では廻りきれない。

ここのところ、深夜に、モハメッド・アリのポスターをネットで探したり、
モハメッド・アリの映画の話をしたり、
偶然にも、モハメッド・アリづいていたのだが、
まるで、運命的に呼ばれたように、ここに来た。
しかも、予想外の素晴らしさであった。



モハメッド・アリが、
史上、最も偉大なボクサー、"グレーテスト"なのは、異論がない。
輝かしい強さと、人を煽る、韻を踏む詩人としての言葉が同居したことが、
大衆を惹きつけてやまないのだ。
つまり、究極の文武両道の偉人なのだ。

お土産ショップも充実。
カレンダーや絵本、キーホルダーなど入手するも、
アディダスがモハメッド・アリ商標でスポーツウェアを、
大きく展開しているのだが、
日本未発売のものも多々ある、
しかし、Sサイズでも、日本人ではLに等しく、無念ながら断念。



江口さん一行と合流し、超巨大なショッピングモールへ。
全てが平屋で、距離が離れた、あっちこっちに点在。
途方もなく、歩かなければならない。
トイザらスで、子供服を買うだけでタイムアップ。

ウォルマートへ。
改めて、安さと巨大さを実感。
PIXARのキャラクターもの、
アメコミの派手な子供の衣料を買ってしまうなぁ。

18時半、
古い煉瓦作りの建物が並ぶ一角。
OLD TALBOT TAVERNにて夕食。
直訳すれば、古いタブロット風の居酒屋。
200年以上も前の創業の老舗。

志賀ちゃんに、沢木耕太郎の『バーボン・ストリート』の話。
志賀ちゃんは、昔、沢木耕太郎が、
フォアマンの復活戦をレポートするドキュメンタリーを見て、
テレビ業界に入りたい、と思ったそうだ。

志賀ちゃん、江口さん、ヒロセさん、安田さん、林本マネと一緒に。

クラッシックなケンタッキー・フライド・チキンを味わう。
初めて食べた、フライド ・グリーン・ トマトも美味。

ホテルに戻り、再び、不具合発生のネットを林本が繋げる。
プロバイダーとしては、実に優秀。
スカイプが繋がり、久方ぶりに子供たちの顔を拝めるのだが、
片側通行なので、醍醐味にかける。

ロケーションフリーにも成功。

荷造り。

《 ベネチア映画祭に「アキレスと亀」「崖の上のポニョ」など3本 》
《 プロ野球・楽天失速 借金10で最下位ターン 》
《 不倫疑惑のフジテレビ渡辺和洋アナ生放送で謝罪 》



7月30日  水曜日

6時起床。
味噌汁とあおさで朝食。

7時半、ホテル発。
11時5分、ルイヴィル発国内便に搭乗。

飛行時間1時間半でデトロイト12時36分。

デトロイト空港、
乗り継ぎで立ち寄るだけだが、
これが超巨大な空港で、なかなか見もの。

A、B、Cの3つのコンコース、合計で122のゲートもあり、
Aコンコース中央部から地下のトンネルで連絡され、
このトンネルが「光のトンネル」呼ばれ、虹色に変化する。

また、この長大なターミナル内を移動する旅客を搬送する、
ExpressTramと呼ばれるモノレールが走っている。

免税店の他、アメリカの自動車会社のアイテムや、
モータウン・レコードのグッズ販売などあるのだが、
もっと品数充実させれば良いのに……と思ったなぁ。

デトロイト発、成田空港へ。
飛行時間12時間。

DVD落としで半年分の『ショウビズ』
最近の『ガリベン』『Qさま』など見ながら。
『カネと野望のインターネット10年史』(井上トシユキ著)を読了。



《 戦闘機まで動員 韓国が竹島周辺で防衛訓練 》
《 ボクシング世界戦、内藤が10回劇的逆転KO後、亀田が乱入 》
《 イチロー、3000安打達成!「張本さんの顔が浮かぶ」 》


7月31日  木曜日

夕方、帰国。
成田着16時20分。
予定より、一時間も早く到着。

成田で、迎えがくるまでの待ち時間、
控えていたラーメンも再開。
思わず、しょうゆラーメンに飛びつく。

スズキ秘書迎え、タケシも一緒。
夏休みに入ってから、大府へ。
そのまま、病気療養していたまま、
会わないまま、実に12日ぶりの対面。

スタイリストのヒロセさんも同乗、
旅の疲れをすべて癒す
タケシ・トークを繰り広げながら帰宅。

帰宅後、久方ぶりのタケシとトレーニング。
流石に、トレーニングがない日常を知ったので、
面倒な様子をいろいろ、楽しみを提案して説得。

それでも、無理やりやらすことは最悪。

このトレーニングは、毎日、毎日、愚直にも続くのだ。
子供が飽きるのは当たり前だが、
大人は、一日たりともサボってはいけないのだ。

ニュース番組、新聞を5日分一通り、目を通す。
『アメトーーク!』の自転車芸人。

さっそく、メーカーズ・マーカーのバーボン深酒。
すっかり、この味の虜になっている。

《 “福田首相の賭け”内閣改造1日断行へ 》
《 プロ野球オールスター戦・オヤジパワーだ山崎武 金本からMVP奪取 》


 

読み逃げ厳禁! 読んだら 感想メール を送りなさい! 目次に戻る