3月16日  火曜日

5時起床。『アサイー』ジュース。

しかし毎日早起きだ。
スケジュール建込み、数珠繋ぎで原稿書いている暇がない。

7時、タクシー迎えで、赤坂の『国立国会図書館』へ。

Tokyo Boy』新企画、「東京キニナル調査部」収録。
国会図書館はずっと以前から来たかったが初めての来訪。

国立国会図書館』は、誰でも利用可能と聞いていたが、
18歳以上という(原則的に)年齢制限があるのも知らなかった。
親子連れというわけにはいかないのだ。
しかし都会の真ん中で巨大な建造物で多くの人が集いながらも、
静謐な空間という厳かさも素敵だ。

B8の書庫、資料保存課の修復作業や、
収集部の分類作業まで見せて貰う。
僕は本や紙へのフェチがあるので、
全ての行程がセクシーに見えウットリしてしまう。
転職まで妄想していたら国家試験の年齢制限は、30歳までだった。

国会図書館に非実在青年問題はない。
東スポもエロ本も官報も平等。

番組の企画で、
国会図書館で石原慎太郎の画集『十代のエスキース』を見たのだが、
これだけドローイングの絵が描けて、
マンガに理解がないのが不思議な気がするのであった。

『太陽の季節』の初版も見る。
かつての発禁本としての『蟹工船』も。
だったら石原慎太郎の『完全な遊戯』の初版本も出してもらおうとしたが、
そこはそれなりに空気を読んでやめた。

「非実在青少年」は
「昭和の慎太郎刈り」ブーム以来の
「平成の慎太郎狩り」じゃないかと呟く。


移動、浅草へ。
二本目:キニナル観光名所『浅草・浅草寺』編。

現在、瓦張替などの50年に一回の改修大工事中なのだが、
その全貌を見て回ったが……。
これが記録的に面白いロケであった。

住職の案内で今まで一般には非公開の伝法院の日本庭園を見学。
将軍家光が愛でた回遊式庭園の池から望む借景に、
まだ半分の墨田区の「東京スカイツリー」が覗くところなど最高だった。

浅草寺の境内を解説付きでめぐり、
そして御本尊を拝む。

645年に御本尊、観音様を秘仏にして以来、
1400年誰も見たものがいない。
戦災で避難するときも本尊を入れた厨子をリュック形式にして避難したが、
その時も、中を見たものはいない。

年間3千万人の浅草寺の参拝客の足を止めないまま、
仮説のテントで本堂を覆ったスタイルのまま改修を、
2年がかりで成し遂げる清水建設のチームに目を見張る。

改修中の本堂、テントの中に入って工事を見守る。
5〜8キロもある 巨大な瓦を外し、
スラブの上に宮大工さんが屋根の勾配、
そりなどに合わせた下地を木材で作り、そこにチタン瓦を葺いていく。
従来の5分の1の重量になる。

16工程に及ぶ塗装の塗り替え、金箔の装飾飾りを張り替える。
独自 のカーブを描く日本建築の屋根の曲線を、
かんなで削り出す宮大工の技術などなど、
テントのなかはアメージングな作業の連続。

浅草寺のこの平成の大改修は、
浅草寺のWEBサイトで説明、およびLIVE カメラで見ることが出来る。


終了後、移動。

赤坂の喫茶店で、『千原ジュニア枠』(3/30放送予定)
「たとえ場」打合せ。

さまざまな事象を例え話で語る「たとえ場」というコーナー。
こういうネタに関しては、
もともと持ちネタだったり、マニアックな発想はあるのだが、
テレビ的にストライクゾーンでないのはわかっている。
が、スタッフさんたちと会話するうちに、いろいろと見えてくる。
有意義な打ち合わせ。


そのまま、『プレイボーイ』誌のスタッフさんと共に、
カメラマンさんの車に同乗し、代々木『PTP』へ。
全チャンネル録画HDDレコーダー
『SPIDER』についての取材。

もともと、この企画そのものが、
僕のツイートが企画の発端になっている。

PTP』の有吉昌康社長とは初対面、ご挨拶。

有吉社長、籠屋さんを交えて、たっぷり熱弁。
この極めて画期的でありながら、
コンセプトをすっかり誤解されているマシンについて、
概念そのものから説明するのだが、
僕の理解が、ほぼ開発者の方々と同一なので、
一人喋りの長舌が申し訳なかった。


終了後、湾岸スタジオへ急行。
たけしのコマ大数学科』収録見学。
森社長、小橋マネと控え室、談笑後、
お目通りかない、祝辞とご挨拶。

出演者の竹内薫先生と初対面、ご挨拶。

高橋洋一&竹内薫『鳩山由紀夫の政治を科学する』(インフォレスト)は、
Twitter効果などあり、Amazonで品切れになったとのこと。
そりゃあ文句なく面白いもの。




西麻布で、殿と親方(タカさん)番組出演者会食。

フランスより「もっと俺を尊敬せい!」との伝言を受けていたので、
フランス人よりも、もっと正確に情熱的に殿の偉業を大いに語る。
僕の次から次への究極的な褒め方に、
「オマエねぇ、ヤラセでもそこまでの金は払ってないよ!(笑)」と。
超ご機嫌なお酒。
その姿を見ているだけでも幸せ。


《 中学生のいじめ動画流失「卒業記念のつもりだった」 》
《 不正献金問題で、民主・小林千代美議員が辞職意向 》
《 タイガー・ウッズ、4月開幕のマスターズでの復帰を発表 》
《 総合格闘技・柔道金メダリスト・瀧本が「気力の限界」で電撃引退 》
《 沢尻エリカ丁寧な言葉で活動再開会見、「6カ条の同意書」は撤回せず 》





3月17日  水曜日

6時起床。『アサイー』ジュース。
早いが起きる。
明日の息子の卒園式に行くためにも、
終わらせておかねばならない仕事をかたづけるのだ。


昨日、長男にランドセルが届き、一日中家の中で背負っている。
まだパンパン に膨らんだまま。
重荷じゃない楽しい未来しか詰まってないのだ。
その様子に自分の40年前にタイムスリップし感慨。
伊藤博文よ!この風習をありがとう。

ランドセルの色、今はカラフルだ。
「自分で選べよ!」とは言ったが、カミさん「一番目立たないから黒」と。
僕「違うよ。ストロングスタイルだから黒だよ」
と昭和の新日本イズムを発揮。子供もこの言葉に納得したよう。


明日収録の『浅草映画研究会』の課題映画、
ティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』を再々々々見。



この映画を口頭で語るのは無理だ。
結末はわかっているのに朝からミーニング・オブ・ライフの意味が
怒涛のように押し寄せ、想い出が交錯したまらない気持ちになる。
『ガープの世界』と並ぶ生涯見続ける映画。

『ビッグ・フィッシュ』を見るきっかけになったのは甲本ヒロト。
我が家にヒロトが訪れた時に、映画の話になり……
『飛行機でたまたま上映しててチラリと見ただけで、
これは絶対、奥さんと一緒に見ようと思い途中でやめ、
後日、奥さんと一緒に見て最高だった!』という体験談を話してくれた。

その後、この映画にまつわる僕の話は、
まるでホラ話のような出来事ばかりなのだ……。

ヒロトがビッグ・フィッシュについて話した日のブログ
 
そして、その4ヵ月後、ビッグ・フィッシュを長男と一緒に見た日のブログ
タケシが初めて最後まで見た映画なのだ――。
 

もっと詳しい話は別のところに書いたが……。

『ビッグ・フィッシュ』のパンフに、大橋美加さんが、
大橋巨泉を「ホラ話」の 父と見立てて、ビッグ・フィッシュを語っているのだが、
父と息子の物語を父と娘の関係から憧憬と共に語るところが、
なんとも胸キュンになる。
最近、娘のことばかり考えているせいか。

『ビッグ・フィッシュ』のストーリー展開に、
キャプラの『素晴らしき哉、人生』を思い起こすのだが、
これは影響下なのだろうか?


『週刊文春』
 「今週の必読」今度は北尾トロさんが『BORN TO RUN』を取り上げ絶賛。
 実は僕も漫才後40ページだけ読んで泣く泣く本を閉じた。
 理由は、この段階で年度を代表する程度の面白さではなく、
 史上に残るほどと思ったからだ。今、読むと仕事にならない。


「文庫本を狙え」で坪内祐三の取り上げた『プロレス暗夜行路』も注文。


金曜日にWOWOWで取り上げる映画
 『チャーチル 第二次大戦の嵐』のDVD見ているが、
 とにかく作品の風格も規模も凄い。


『情報ライブ ミヤネ屋』のVTRに目を奪われる。
 臨床心理士の方がエリカ記者会見を分析しているのだが、
 画面左上のちょうど臨床心理士の頭の部分に、
 「エリカ様の違和感」と小見出しが。
 テロップでは、
 「自然なものとは感じられなかった」
 「冒頭の部分の狙いじゃないかと私は思う」(赤字で強調!)
 もう確信犯としか思えない。

この臨床心理士の一連の「冒頭」発言には、
 長く僕のウォッチャーの歴史があるのだ。
 僕が臨頭心理士として分析を続けている。


14時半、タクシー迎え。
TBSへ。『第二アサ(秘)ジャーナル』 工場見学の総集編。
週イチのレギュラー回は最終回に。

61社分の工場見学、製品を物産展のように並べ一つ一つ喋っていく。
オンエアーは30分だが大いに過剰に語る。
4年弱続いているのだから、語る思い出は多々ある。

打ち上げまでの待ち時間、
作家の小林くんと「たとえ場」のネタ話。
ネタに照準を絞ってルールを作って、
お笑いの思考するのは楽しい。

赤坂『津々井』にて打ち上げ。
肉料理、流石に美味し。

でも予約の場所以上に、より広く使われるのは困るだろうが、
より小じんまりと密着して使うのはお店側も困らないのになぁと思う。
閉店の告げ方も……。

2次会「うさぎ」意匠が綺麗。
バーボンに酔って候。
小さなフックと心の蓋を開ける。
普段は「喋らない」と決めている話が、
次々と止めどなく出てくる。

テレビは「集団」で作るものだが、
極力そこにある「組織」を普段から意識して外しているので、
改めて「ボス論」は面白い。
一方はなんとも不可解であり、一方はなんともアナーキーなんだな。

現場の刑事長が「蓋をしていた情報」も面白い。

25時半、帰宅。
明日はどうしても卒園式に出席したいから、
もう少し起きてモロモロ片付ける。頑張れ俺。

Twitterにて指摘が――。

今日が甲本ヒロトの誕生日とのこと。
今日はまた偶然にも、ヒロトの誕生日に、
クロマニヨンズのライブDVD『MONDO ROCCIA '09.11.11』を頂いた。



『BRUTUS』の日本ロック特集でヒロトのことを
「僕が人の輪廻転生、唯一の生まれ変わりを信じる人」と書いたばかりなので。
この偶然も必然なのか。


《 辺野古ひき逃げ事故 米水兵の女を憲兵隊が逮捕 》
《 120年の歴史に幕…一般白熱電球の生産に幕 》
《 福岡の小学校卒業式の練習で教諭が「6年生は粗大ごみ」 》
《 スザンヌ リハビリ中のSB・斉藤和巳投手と熱い車内キス騒動 》
《 芸能人のIDとパスワード流出、ブログに侵入ホリプロ元契約社員逮捕 》



3月18日  木曜日

9時起床。ちゃんと起きられた。

10時、長男の幼稚園卒園式に列席。

2007年4月の入園式後、
昨年1月に第3子が生まれ、
今まで通っていた幼稚園に通園が不可能になり一度転園。
この日を迎えた。
子供たちが式次第を守りながら、
先生から証書の授与され母親の元に手渡す。
こんな儀式をイッチョ前に皆出来るようになったのだなぁと。

最後の呼びかけから大合唱のくだりは圧巻、
親御さんなら誰もが感涙ものの"幼稚園ミュージカル"だった。
まさか、僕、父親が小学校の卒業式の「呼びかけ」という
エロバカネタを十八番にしているのを子供は知るまい。

園を去る時、先生や園児が、
小学1年生たちの人の輪ブリッジ、花飾りのアーチの回廊を拍手で送られる。
まるで昨日見ていた『ビッグ・フィッシュ』のラストシーンだが、
園児たちには人生のファーストシーンだ。
既視感と大いなる未来感に揺蕩い目眩すら。

この目眩く感じは、俺の二日酔いもある……。


園児と親御さん列席の記念撮影、
「どうぞ」と皆に言われ、黒帽子、サングラスの正装のスズキ秘書も加わる。
どうみても孤児院を訪れたブルース・ブラザーズのダン・エイクロイドだ。
(と個人的に突っ込み北叟笑む)

園から帰途、蕎麦屋さんで皆で食事。
一家正装して歩いているので、商店街、ご近所さんに
「卒園ですか?おめでとうございます」と祝福される。
これはこそばゆいのだが悪いものではない。

しかし、今春は長男の小学校の入学、長女の幼稚園の入園と続く。
目眩く桜吹雪のような毎日になる。

僕は40歳の晩婚だったので、
かなり遅れてやってきた親業だが、
親業にとっても人生の春なのだ。


15時半、青山・テレビマンユニオン入り。

洋画☆シネフィル・イマジカ
浅草映画研究会』収録。
中条省平、御一緒。
#19「ビッグ・フィッシュ」特集

収録の合間時間、ティム・バートンの資料読みしていたら、
僕自身が『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』グッズのコレクターであることを
すっかり忘れている事実に気がつく。
家にあるのが当たり前になっていた。
そう言えば等身大のジャックや、その生首が転がっているのだ。

数年前は代々木の『BANDIT』って専門店に頼んで、
ナイトメアーのスノードームもコンプリートで集めていた。
が、子供が小さいので、
カミさんが掃除に困る、割れたら危険、と言われてコレクション崩壊。
その後いろんな人にプレゼントした。
そう言えば前田日明氏にも。

しかし不思議なのは、
僕も長男も今、ナイトメアーへの執着が全くないことだ。
でも昨日、僕のいない間に『ビッグ・フィッシュ』を見ておいてと頼んでいたら、
魔女が眼球を取り出すシーンを見て子供、
「これってホラー?」と聞いたそうだ(笑)
もうジャンル映画として見てるのか(笑)


ティム・バートンについて考えていたら――。

世界で一番裕福で、カミさんが女優で幸せなオタク
という言い方をティム・バートンに対してするが、
ジージャンズ(キャメロン)vsゴス(バートン)という2大派閥もあるなぁ。

ジージャンズvsゴスの幸せ対決では興行収益でも、
アバターに続きアリス・イン・ワンダーランドが
オープニング記録を塗り替えつつあるのも興味深い。

本番収録。議論百出。

『ビッグ・フィッシュ』や『グラン・トリノ』や『初秋』の話などの、
父と子の話。
父語りはセンチメンタルになりすぎて口頭では出来ないものなので……
今回、なんとか平静を装いつつ喋った。


終了後、移動。

19時、お台場・フジテレビ湾岸スタジオ入り。
『ジュニア枠』収録。(3/30放送予定)

「たとえ場」という企画。秋元康さんと千原ジュニアと3人で。

番組内の一つのコーナーだが長々と例え続ける、例え合戦の様相に。
これでお酒を飲みながらだったらエンドレスで出来るだろう。

構成作家の高須光聖さん、秋元康さん、千原ジュニアに
春日太一『天才 勝新太郎』(文春新書)を(増刷分を頂いたので)献本。

今回の「ジュニア枠」の中で天才論のコーナーがあるので、
余計、ジュニアに「天才論」をするなら、「この本は外せないよ!」と楽屋話。
皆さん読んでいなかったし、評判も聞いていない様子にちょっと驚く。

テレビ現場に活字ベースの人が少なくなっているのを実感する。
その意味では『博士の異常な鼎談』、今日の回も、
佐々木俊尚『2011年新聞・テレビ消滅』(文春新書)をベースに、
実に活字主導な番組なのだ。
(それが「偉い」と思っているわけではない。そういう番組が「ない」という話)

そして今日の「例え場」で話をしていても、
秋元康さんの例えの見事さ、そしてニーズの高さは、
主に恋愛論好きの女性誌の読者に向けているのがよくわかる。
良い悪いではなく「それこそが視聴者だ!」と言われればそれまでだが……。


高速道路、自分運転の帰途、
TBSラジオ『アクセス』聴いていたら、生島ヒロシさんが生出演。
若者の悩み相談を受けていたが、
その思いつきダダ喋り感が凄いことになっていた。
こりゃあ定点観測する人が増えるはずだ。

24時半、帰宅。
『博士の異常な鼎談』に間に合わず。


《 クロマグロ全面禁止を否決!土壇場で日本への理解広がる 》
《 「小沢氏辞任が党内の主流」と民主党・生方副幹事長が要求 》
《 日本IBMグループ 史上最高4千億円申告漏れ 》
《 早乙女太一が所属事務所から独立へ…会長はショックで入院 》



3月19日  金曜日

8時起床。アサイージュース。

昨晩のナイナイのANNで、岡村くんが
「やりすぎを見ていて生島ヒロシ伝説が気になった」
生島さんに関しては「スーパーサッカー」の印象しかないとのこと
――というTwitterのツイート読む。

僕が語った『やりすぎコージー』での生島ヒロシ伝説、
途中カットがあるので、その分も披露したいので、
ペラペラのトークネタ、急遽変更に。

昨晩の『アクセス』でも青春時代を語る生島ヒロシさんが、
歌手志望やプロ野球志望を語っても、
一言も空手留学について語らないのが不可解だし天然すぎるのだ。
そこも踏まえて……。
ご本人に出演してもらえらば……と算段。


12時半、TBSラジオ入り。
13時、『小島慶子 キラ☆キラ』生放送。
小島さん休暇のため代打パーソナリティー、木村郁美アナと一緒に。

学習院出身オジキの一年後輩。小島組直径の構成員。
僕はTBS、朝の情報番組『エクスプレス』で共演。
番組の深夜版の『夜のエクスプレス』でインタビューしたことあり、
じっくり話すのは10年ぶりのこと。

番組トークテーマ『元○○。こんなトコに役立っています』。
元人妻ととして、木村さんの元旦那が制作にも噛んでいる、
辻仁成監督、A・猪木主演映画の『ACACIA』(6/12公開)にも言及し踏み込む。
木村さん、事前にNGもなく、いろいろ舞台裏、話してくださる。

ペラペラ。
急遽、生島ヒロシさんを押えていただき、スタジオ生登場。
「ヒロシ最強伝説」幻のベニー・ユキーデ戦を本人の口から検証する。
まだ60歳なのに生島さんのいい加減ぶり、
イジラレキャラが完成形であり、老成されているところがアメージング。

町山智浩さんがスタジオに。
昨日、ABCの殿特番に出演で来日中。
出番前、もろもろ短い時間で話。
僕からは殿新作話、
『BORN TO RUN』について、
そう言えば、町山さんから、
ウルトラマラソンの話は初めて聞いたのであった。

石原慎太郎と「非実在青少年」話などを振る。

非実在青少年問題の話をしていた時、
山口貴由『蛮勇引力』(白泉社)。
石原都知事をモデルにした登場人物が出てくるエロ?漫画。
町山智浩さんから頂く。

町山さんが編集者時代に小林よしのりと石原慎太郎の対談に
同席した話の逸話を聞き、
僕が石原家と 漫画についての話をした。
「石原慎太郎の10代の時の絵の線は異常にいいですよ」と話して、
ネットにある『十代のエスキース』のドローイングを見せた。
町山さん
「へ〜こんな絵を 描いていたんだ、知らなかったなぁ!しかし、これは……」と。
施政者の表現活動になんらかの痕跡はあるわけで……。




今日の町山智浩さんのコーナーは
「Faces of America」というルーツ探索番組。
ゲストの一人、スティーブン・コルベアは、
以前、町山さんが『コラムの花道』で語ったコメディアン。
このblogに紹介があるので是非。


今日の放送、代打の木村郁美さん、
小島慶子さんのガチンコのスリリングさとは違い、
こちらが完全主導権を持って試合を組み立て、
魅せるプロレスが出来るのが楽しかった。
リアクションが一つ一つ女子アナとして、
「間違っている」のも良いのだ。


生放送終了後、
構成作家のサトケンと僕が密かに対決している個人的なサブリミナル対決



無駄で無意味すぎる愛情表現のたまものだが今回は完敗。
まったく番七百九十八組に反映していない、
番組外でやっているところがバカバカしくて無駄で楽しい。





終了後、移動。
16時半、赤坂オムニバス・ジャパン入り。
WOWOWの新コーナー、『キッドプレミア』収録。
本邦初公開作の見所を紹介するコーナー。

TVムービー『チャーチル 第二次大戦の嵐』(4/18放送)を解説するのだが、
待ち時間に最後まで視聴。確かに超面白い!
リドニー& トニー・スコット兄弟製作総指揮で、
米HBO(2009年5月31日に全米放送)と英BBCが合作とのこと。
それだけどその風格はわかるが、魅力は戦場映画ではないところ。
言わば、在りし日の栄光、大英帝国版の『坂の上の雲』なのだ。

チャーチルは『第二次世界大戦回想録』で、
ノーベル「文学賞」を受賞しているわけだ。
つまり戦記の名手。
つまり、このドラマの台詞の台本作家はチャーチル本人なのだ。

チャーチル番組、ドレスデンの爆撃シーンは記録フィルムを引用。
その後の「戦争とは……」の独白などは歴史的な名台詞。
もちろん戦勝国の一方的な歴史観(そうでない歴史もないけど……)であることは、
百も承知なのだが。


終了後、移動。
20時、フジテレビ湾岸スタジオ入り。
ここのところ毎日来てる気分。

「K−1グランプリ2010横浜大会 事前番組」
西山茉希、優木まおみ、谷川貞治、山本優希、一緒。

楽屋。
覚悟決めてる件に、
こんなに虚無感なんて感じてて良いのか……と深みに陥る。

首都高運転。
あらゆるパターンを自問自答しながら結局、
こんなことで事故らないだけでも良かったとニッコリ。

帰宅後、
構成作家サトケンのお薦めポッドキャストを聴く。

『安住紳一郎の日曜天国』 
★ 2010年3月7日 サイマルの話「鰻マヨバーグ」
★ 2009年2月8日 「口が堅い男」


Twitterにて――。

僕のシンクロ映画評率のイチロー以上のBAOH!様(@baoh)
 『プリンセスと魔法のキス』は、自分に娘がいたら、ぜったい見せたくなるな。
 ――と。
 ここまで言われれば、絶対娘と行きたくなる。

 我が家は居間はディズニー・チャンネルを常時ついている場合が多く、
 最近、娘に一番効き目のある呪文は
 「悪い子だとカエルになっちゃうよ」という一言。
 映画の宣伝が刷り込まれているのだ。
 娘、震えながら「ゴメンナサイ!」「カエルにしないでください!」と言う。


《 日米密約実名証言 村田良平元外務事務次官が死去 》
《 初代S−1王者はノンスタイル!優勝賞金1億円の還元を約束 》
《 映画「なくもんか」ギャラ不払い…出演者のカンニング竹山らが提訴 》
《 広末涼子が接触事故、NEWS手越はタクシーに追突事故 》



3月20日  土曜日

8時起床。
食卓。子供たちディズニー・チャンネルに夢中。
『ウェイバリー通りのウィザードたち』の魔法にやられているよう。
カミさんから主役のセレーナ・ゴメスがいかに人気者か教えてもらう。


しかし父親の威厳だ。
声を大に「今日は『プリンセスと魔法のキス』を見に行きます!」と宣言。
大喝采で迎え入れられるかと思ったら
「いやだ!」「Gフォースがいい!」の大合唱に。
何だそりゃ?紫SIKIBU?
いつの間にかスパイアニマルと吉本に我が家が洗脳されていた。

「いいか、そんなネズミが喋っているような映画を見るんだったら、
オマエら全員カエルに変える魔法をかけるからなぁ!!」
と意味不明な説教。
娘だけかけより必死で
「いやだぁあ!パパぁ。カエルにかえないでぇ!」と涙目で懇願。

その後、娘と午前中ずっと遊んでいるのと映画に誘ったせいだろうか
「きょうからパパをおうじさまにしてあげるョォ」
「本当!(マジで喜ぶ)」
「でもずーっとぉイイコにしてないとダメなんだよ!」と申し付けられる。
ドッチが親かわからんが実にいい気分だ。


14時半、長男、長女を連れて、ユナイテッド・シネマとしまえんへ。
映画『プリンセスと魔法のキス』鑑賞。



一番小さいスクリーンに6割程度。
子供が映画館でスクリーンという魔法に、
飲み込まれていく瞬間を見守るのは親の醍醐味だ。
アバターの時代にディズニーアニメと言う伝統芸。

車の中、長女は全てを理解出来たわけではなさそうだが、
長男は既に他の映画と比べながらプチ映画評を始めていた。


帰宅後、先日『通販生活』で取材を受けた、
「ゾッとする瞬間」についてのゲラ確認。
そう言えば、『月刊 文藝春秋』で柴門ふみさんが
『通販生活』の謎との記事を書いていた。
最初は美顔器からという歴史を含め、
何故にこれほどこの雑誌が社会派なのか?
の疑問にいろいろ納得できる。


『映画秘宝』の5月号。
 みうらじゅんさんコラムが「鬼に肉棒」というタイトルだったが、
 柳下毅一郎さんの宇多丸『ザ・シネマハスラー』の書評。
 このお墨付きぶりは「鬼に金棒」だなって思った。


『週刊ポスト』の「我ら劇場主義」という映画評の連載。
 いつも二人で3点満点の採点、200字程度の評なのだが、
 せめて5人位に増やすか10点満点、400字くらいしたら良いのに……
 と思ってしまう。
 星の数でしか見ない人もいるから。
 今週は『プレシャス』だが2個と2個半……。


18時、焼肉処『福べこ』で食事。
カミさんと長男のみ一緒。
珍しく父・母独占でやたらと甘えモード、この状況が嬉しい様子。
なるほどなぁ子供心。兄弟のなかの長男心ってあるんだな。


カミさんから聞いて絵本『おこだてませんように』(小学館)を
今日、映画の行きがけに音読したが、やはり感極まり無理。
良い絵本とは皮肉なことだが"声に出して読めない日本語"なのだ。

そう言えば、今日の娘キャバクラにたまらんツボがあった。

かくれんぼをしながらオニになって探していると、
娘、部屋の隅に隠れたまま
「オニさ〜ん!フミのかくれているところゼェッタイみつけないでねぇ!」
と大声で叫んでいる……。

今日は久々に娘の寝かしつけも。
布団をかぶって、恒例、夢の中での待ち合わせの約束。
「今日はどこで待ち合わせする?」
「じゃあ、おばあちゃんち!」
「もうそこは飽きたよ。いつも一緒じゃん。違うところにしようよ」
「いいよォ。じゃあぁね〜……」
「じゃあ、何処?」
「じゃあぁね〜……かざん!」
「かざん?」
「うん!かざんのイチバンあつ〜ぃところ!」
「かざんって火山のこと!?……」
「そう!」
夢の中とは言え、いくらなんでも……。
「今日は"人生最悪の日"じゃなかったよね?」
「うん!」
「映画も一緒に行ったし、パパ、今日一日は王子様だったし……」
「でもねぇ。パパがずっとイイコじゃなかったらクビになるからねぇ!」
「クビ?」
いやあ首かぁ…… まさか子供にリストラされるとは!ビックリ。


娘、寝かした後、長男と風呂。
さっきの話『火山と首の件』を「なんで知ってんだろう?」と訝って話すと
「それって、ぜんぶリロ&スティッチにでてくるよぉ!」と。
そうか舞台はハワイだもんなぁと納得。


22時、TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
いつもは、録音してから聴いているだが、「ザ・シネマハスラー」の
『ハート・ロッカー』評を生で聴く。
(by.初ラジコ。改めながら音質、鮮明なのだな。)
それに映画評も爆発処理が出来なかった俺のモヤモヤも鮮明に。


そして、確実に面白すぎるから封印をしていた本を開ける。

クリストファー・マクドゥーガル/近藤 隆文訳
『BORN TO RUN 走るために生まれた』
〜ウルトラランナーvs人類最強の"走る民族"〜(NHK出版)を解禁。

今、60ページ時点だが「信じられない!!!!!」を連発中。

以前、『コラムの花道』で町山さんが紹介し、
究極だと思われた「ウルトラマラソンマン」ですら、
この本の中では一つの伏線的な章でしかない。
(この本のなかで詳述されるわけだが……)

これからしばし、本の中に長〜い旅に出る。
あの小説(小説じゃないけど)のなかで集まろう!


《 執行部批判の生方氏が解任へ、枝野氏「ずれに気を付けなければならない」 》
《 風速16m超…陸自演習場野焼きで3人死亡、福岡では屋根直撃で女性死亡 》
《 地下鉄サリン事件15年 上祐氏設立団体関係者も献花 》
《 プロ野球・パリーグ開幕!日ハム・ダルビッシュ5失点開幕黒星 》

 


 

 

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