7月11日  日曜日

9時起床。

今日は娘の誕生日だ。

……階段からペタリ、ペタリ、ペタリと足音
……枕元で吐息
「パパぁー!!
 4サイちゃんで〜す!!
 おはよーございます!」。

娘、「もう4さいだから……」
と『ミルミル』と『アサイー』ジュースと全部飲もうとしている。

「それに4サイだから、
 きょうセンキョにいかなきゃだめなんだって
 ママにいわれてんだよぉ……パパぁいっしょにいく?」だって。
早ぇよ選挙権は。


家族5人で小学校へ投票に。
「4さいだから、もうしょうがっこうへいけるんだよ!」と娘。
「投票所」の体育館は子供の入場は禁止。
前は良かったのに……。
娘「4さいのひとでもだめなんですか?」とガッカリ。
妻と交互に投票。
待ち時間、大人の文化祭、老若男女いて賑やか。


子供の入場禁止になったのは今回からなんだけど、
杓子定規で不満も噴出だが、互いの子供をあずけたり、
老人が「見ててあげますよ!」とか、
ママが「うちの子と一緒に遊ばせてますよ」
などと声を掛け合う様子は、
とても良かった。


TwitterのTL上の報告を見ると――。

子供の入場禁止は、都下全域でもなく、「小学生の入場禁止」です。
どうやら前回、小学生の投票があったからみたいです。
幼児は入場できるみたい。(と正確ではないけどアバウトに)


『サンデージャポン』。
角田弁護士が
「賭博って何が悪いんですか?
 過去、芸能人、スポーツ選手でも永久追放までされた人はいませんよ……」
などと。
コメンテーターで黒鉄ヒロシに続いて本質論。
確信犯だと思うが、裏で言うより、とても大事だ。

そう言えば、先週のキラ☆キラで、僕も競馬コーナーで、
「さぁ、博士はどこに賭けますか?」と聞かれて
「しかし、これは競馬賭博とは言わないんですよね?」
と一言混ぜておいた。


持論を言うと、
各論とっぱらって(黒い霧事件の永久追放の話とか)、
サッカーをはじめ、公営ギャンブルが存在できるのなら、
これだけ財政難ななら野球も相撲もブックメーカーのように、
公営ギャンブルにしたら……と、極論ではなく、
誰もが思っててテレビ以外では語っている話。

RT @sumidab僕が言いたかったのは、
 大昔の判例のいう「健全な勤労意欲の維持」という賭博罪の
 立法理由は特別法で公営ギャンブルを認めてしまっている今、
 もはや維持できないということです。
 暴力団は賭博開帳図利や組織犯罪処罰法で、
 重く処罰すればいいのです。

 角田弁護士ご本人の意見。



12時半、千代田ビデオスタジオ入り。

NHK BS−hi『総合診療医ドクターG』収録。
司会:浅草キッド。
ゲスト:高橋英樹、松本伊代、三船美佳。
ドクターG:酒見英太先生(洛和会音羽病院)

僕は、この番組の司会者ながら、
まさに身を持って入院し、病名が決まらず、
リアル・ドクターGを経験した。

病み上がりの身としては、身に染みる番組だが、
長時間の立ちっぱなしでもあり、体力的には不安もあり。
心して現場に。


一本目の「病名」の推理。
今回の僕の病気に極めて近いところ。
自分でも思い当たり、申告していない症状などもあり、
興味津々で展開を眺めていた。

一本で二時間半回しているのも毎度のことだが、
病名推理という一点に特化したカンファレンス(話し合い)、
毎回、推理する研修医は注射なしの真剣勝負だ。

地上波放送の時は反響も大きかったが、
この番組の特異性、公共性を考えれば、
いっそのこと大相撲の代わりに流せば良いと思うほど。

本番前、右指の麻痺や右目角膜の不調など、
不安材料だらけだったが、
八時間近く集中力を持続出来るのは自分でも嬉しかった。
永遠に続くような延長戦、
ドクターGの職業的こだわり、主張、
他に気を置く暇もない妥協しない現場は、むしろ清々しい。


結局、収録が終わったのは20時前。
この長き収録には、
ゲストの御三人さんも驚いただろう。

現場は本日の参院選も動向も一切関係ない。
医療用語一色だ。
スタジオを出ると外は暗闇。
待ちくたびれて「4さいちゃん」も車でぐっすり。


結局、予定していた、
娘との4歳誕生日、原宿デートは中止。

帰途、『世界の山ちゃん』の手羽先をテークアウトして、
自宅でお誕生会。

娘、最初は寝起きで泣いていたが
「もう〜な〜にもおこってないよ。だって4さいだから〜」
と残った涙をためながも、笑顔で四本の蝋燭を吹き消した。

娘の寝顔を見ながら、
ふと『父として考える』(生活人新書)の東浩紀のまえがきを思い返す。


我が家の祭りは終わったが、
参院選開票の祭りが始まった。


開票特番、各局ザッピングだが、追っかけ再生しながら、
横番組を同時間で追っかけできる『SPIDER』がサクサクと大活躍。
デジタル版が出たら、もっと高性能になるだろう。
テレ東の池上さんのエグい問答に笑った。


そのままワールドカップ決勝を見るまでの体力は今はなし。

右目の疲れも意識し、
深夜26時就寝。


《 参院選。民主党が44議席の大敗。自民党が改選第一党に 》
《 みんなの党「独り勝ち」!渡辺代表「驚異です」 》
《 イニエスタが決勝点。サッカーW杯はスペイン初優勝で幕 》
《 相撲・TV中継、賜杯もなし名古屋場所が開幕…大入り記録途切れる 》

 


7月12日  月曜日

7時起床。

今日は、右目も右指の麻痺も比較的良好。
昨日は、右指の震えがひどくて、小さな振動、
まるでバイブレーションのように揺れていた。
指差すだけで「トンボがとれそう」なほど。

確実に往年のドクター荒井、
性感マッサージ師に転職できると思った。


9時半発、のぞみで大阪へ。

13時55分『情報ライブ ミヤネ屋』生放送。

司会:宮根誠司、森若佐紀子(読売テレビアナウンサー)
コメンテーター:
池田健三郎(経済評論家)、
春川正明(読売テレビ解説副委員長)、一緒。

前半、東京のスタジオに、
原口一博、江田憲司、石破茂、
ゲストに招いて東京から中継。
主に、政策論に終始、
専門用語どティテールにはまっていく。
シフトチェンジができなくて時間切れ、
宮根さん明らかに悔しそう。珍しい。

スタジオ戻ってタレント候補の話に。
谷亮子について。
谷亮子が選挙の目玉になったため、
民主党が改革の党に見えなくなった。
個人戦では勝ったが、
団体戦では負けに導いた最大の理由だと思う
……などと意見。


本番中、選挙の「風」の話になったが、
菅直人が総理になったとき、
反小沢を旗幟鮮明にして高支持率だった。
あの時、
選挙も幹事長交代でやりなおします!
ヤワラちゃんの公認を外します!と言えば良かった(もとは勝谷誠彦案)
何故なら、ヤワラちゃんは日本の宝ですから!と。
きっと小泉政治のような風が起きていた。


選挙一色の中、短く名古屋場所のニュースも。
春川さんに
「これだけ財政難なんだから
 サッカーみたいに相撲も野球もtotoにしたら?」と話すと
「相撲も野球も『道』だからダメ」と。
「相撲はわかるけど野球はアメリカ産だから『道』じゃないでしょ」
……などと居酒屋の定番会話。


楽屋でキム兄と話。
松本さんの様子など聞く。


新大阪駅で、ユニクロで下着購入、
京タコを久々に持ち込み、
やっと『タマフル』の二週前から聴ける。
日常に戻るとなにかと追われる。

ポッドキャストの
『ザ・シネマハスラー』の『ACACIA』
猪木信者としては
「猪木だからこそ、
 もっと映画が壊れていて欲しかった」と思うのだが……
果たして、
放課後DA☆話1・2』が補完していて堪能した。


ACACIA』は、
アントニオ猪木主演 ×辻仁成監督で、僕も早々に見たのだが、
辻仁成監督は普通に下手で、もっと壊れているものだと思ったし、
猪木はもっと演技も出来ないし、何も把握していない、
猪木でしかない、という映画の体をなしてないものを期待していた。

しかし、『放課後』の橋本会長の技解説、
コンバットRECさんによる脳内補完方で成立した。


今日の朝はカミさんが
「つかこうへいが亡くなったよ」と起こされた。
で、カミさんが『娘に語る祖国』(光文社文庫)を読んでいて、
第一章が「親より先に死んではいけません」で、
「かわいいおまえが4歳になった」で始まる。
まさに偶然、我が家のその日、娘の4歳が昨日だった……。


参院選開票翌日、W杯の決勝の翌日で、
今日のつかこうへいの死去の扱いは小さい。
が、僕的には80年代、絶大な影響を受けた。

何度も書いているが『お笑い男の星座2』の序章は、
『つかへい腹黒日記』(角川書店)のパロディをやっている。



『お笑い男の星座2・私情最強編』(文藝春秋)を出版した時、
東京ドームのリングサイドで見城徹さんが激賞してくれて
「君たちをみくびっていた」と謝ってくれた。
その時、僕は
「あの本の最初の作家と編集者とのやりとりは『腹黒日記』ですよ!
 だから見城さん本人ですよ!」と言ったら驚いていた。


数年前、殿に
「つかこうへいと今度、対談するんだよ」と言われた。
僕は驚き
「漫才ブームの頃、
 『俺だって言葉知ってたら、つかこうへい位のことやってんだよ』
 とおっしゃってました……。
 でもその頃、つかこうへいはスタジオボイスで
 『テレビに出る漫才師は猿だ』って言ってました……」
と伝えてしまった。
殿は
「ふ〜ん、そんなこと言ってたんだ……。やめた!会わない!」
と言って仕事を断ってしまった……
もし実現していたら、その対談は見に行ってただろう。

当時のつかこうへいは、インタビューの受け答えは、自分以外を認めず、
役者も漫才師も悪しざまに見下した。
おもねることを一切言わなかった。
30年後、ビートたけしも同じく自分以外を認めなかった。

RT 亡くなった方の話なら、もう少しいい話だしてやるもんだよな…
 これは、いい話ですよ。
 80年代初期のつかこうへいの劇作家の才気に、
 漫才師として嫉妬していた殿。
 そして30年後に会おうとした、つかさん。会わなかった殿……。


両方が素晴らしい。
 二人が同時代で会わずとも意識しあうほどの、
 互いに天才であったことがわかる話です。


そう言えば、似たような、殿語録には――。
「水道橋、今度、宮崎駿ってのと、ロッキンオンで対談すんんだけど、
 となりのトトロって何が面白いの?
俺、全然わかんないんだけど……」
「殿、殿が『トトロっていいねぇ……』って言ったら殿じゃないですよ!」
「そうかぁ、じゃあいいなぁ。やめちゃおう!」

RT 世紀の対談をみんな博士が潰してんじゃんw
 ほんとにそうなんですよ(笑)。
 でも、こういう瞬間に何度も立ち会っている。
 もっとあるはず。だからこそ殿。


つかこうへいで一番好きなのは『寝盗られ宗介』だった。
芝居は(芝居全般見ないのだけど)ご本人演出のものは、
ついに一度も見ることがなかった……。

1983年の『蒲田行進曲』のTV版、
銀ちゃんが沖雅也、小夏の大原麗子、ヤスが柄本明(最高!)。
もう一度見たいんだけど……。


もう何十年も前の話。
つかこうへいは演劇は「風に書いた文学だ」という意味のことを言っていた。
だから、ビデオ化はしないと。
それは、ずっとそうだったのか?
僕の漫才が、 一回きりで市販したこともないのだが、
いつもその言葉を思い出す。

つかこうへい死去の反響が小さいのに驚いていたが
『つかへい腹黒日記』が入手困難って?
あんな妄想日記エッセーの最高傑作がぁ?


RT @sasayoshihiro 僕のつかこうへいの最高傑作は、
 TV東京大晦日狂気の企画「つか版忠臣蔵」です。
 これはDVDはもちろんビデオも廃版です。

 大大大好き!これ見たくて、その年帰省しなかった!
 我が家のどこかにVTRがある。
 『つか版・忠臣蔵』は、沖雅也の代役だった、萩原流行が良くて、
 今もスタジオで会うと、そのことばかりを思い出す。


本棚ひっくり返して、
1982年の『スタジオボイス』の殿インタビュー発見。
つかこうへいの表紙の号は、発見出来ない。



1982年の殿
「コンプレックスがあるんじゃないですかねぇ。新劇とかあのへんに。
 内容的にはオイラのネタを広げるとあのくらいは楽にいくんだよね」

「ただ言葉をしらないけで、言葉の言い回しを変えれば、
 つかこうへいの芝居くらいはやってますね」


つかこうへいの芝居の思い出――。
1997年6月29日の僕の日記に書いているだが、

『広島に原爆を落とす日』新宿サザンシアターで観劇。
つかこうへいが
「稲垣吾郎がここまでやるとは思わなかった」
と発言してるのを見て行ったが、
2時間40分字数に直して2万7千語!を喋り倒し。
この日以来SMAPを尊敬するようになった。


今日の『報ステ』でつかこうへいが、
ある政治家へ寄せた言葉について、
古館さんがネットで読んだ語っていたが
「記憶にある」と思ったら、俺がホームページで全文引用していた
(AERA版ではないが……)


5年ほど前、三又又三が演劇に目覚め、
北区つか劇団12期生に応募した。
そして我が家に来て、
「今までつかこうへいの本を、
 一冊も読んだことがないんですけど貸してください」
と言ってきた。
何も知らずして応募できることに驚いた。


『カンブリア宮殿』の孫正義特集を視聴。
実は俺が今まで、この孫正義のロマンに、
株式投資でどれだけ手痛い目にあったか。
しかし今は損正義だが、いつかは……といまだに思わされる。


《 「蒲田行進曲」の劇作家、つかこうへいさんが肺がんで死去 》
《 千葉法相、当面の続投了承も…政界引退へ 》
《 大相撲名古屋場所のダイジェスト放送、視聴率は12.4% 》
《 スイス 米に移送せずポランスキー監督を釈放 》


7月13日  火曜日

8時起床。
長男どじょうすくいみたいなポーズで
「行ってきまっせーー!!」と玄関を通り過ぎた。
一方、娘「おはようございます」と言ったら、
何故か照れてもじもじして
「おはずかします!」とはずかしがる。4歳なのに。


TBS、『別冊!アサ秘ジャーナル』収録。
国際部、「クールジャパン調査隊」
メーク、衣装整え、ロケバス乗って茨城県へ。

茨城『ケネディ電気』ロケ資料では、
地方のBOW的なものかとタカをくくっていたが、
街道沿いの店のデコレーション、
社長のビジュアル、底知れぬ人格、
台詞のコク全てがレベルが高すぎて、
とんでもない埋蔵量だった。

根本敬の因果鉄道に乗って、
都築響一の珍日本紀行を見ているような光景、
社長夫婦、ゆきゆきて神軍の奥崎謙三以来のつがいの妙、
電気菩薩。
社長の助平ぐあい、その間、セクハラ、
全てのキャラが奇跡的に揃っているガラパゴスぶり。
単純に基地問題で処理できない。


アサ秘ロケ、2本目は抜ける。
出演者が同じ事務所の3人で回している番組なので。
「ここは休んでください」と。
仕事人としては寂しいが善意な申し出と、ご厚意を受け入れる。


帰途、家の前の横断歩道を渡る、長男そして娘を発見。
普段から心配しているだけに、その姿に一瞬で脳内爆発。
一緒にいたカミさんを振りきって走りだしたらしい。


帰宅後
「もう小学校も幼稚園もやめて引越しする。
 パパも仕事をやめて田舎で暮らすから」と強く言い渡す。
二人共大泣き。
「パパだって小学校の時、事故にあったことがある。
 事故はなんにもなくなるんだよ」……と。
「いくら泣いても、もう決めた」と。


大泣きしている娘を無視して叱りつけるのは、
こんなにツライことはない。
息子を叱るのは平気なのに。
「本当に引越しする!」
と言い張りながら本気で泣けてくる。


RT 「くるまにはねられたら、痛い痛いって死んでしまって、
 パパとママとバイバイして二度と会えなくなるよ」と恐怖の説教をした。

 一字一句同じ台詞を言った。


3人で泣きながら声を合わせて
「もう一回、同じことがあったら、
 絶対、大好きな幼稚園も小学校も仕事もやめます!」と誓う。
……しかし、初めて見る俺の表情に本当に震え上がった娘と違って、
息子はきっと、またこういう心配が続くんだろうなぁ……。


一応、状況説明――。
息子が(信号のない)(いつも心配している)横断歩道を、
注意もせず走って渡っていた。
娘、その手前にいた。(カミさんから一人で離れていた)
それを丁度、車から僕が目撃して血の気を失った。


RT @sakumariko こういうことがあると心底震えますよね。
 どんな場所にいても絶対の安全はないけれど、
 親としてはギュッと締めておかなければ。

 もはや無限に心配性でおかしくなりそうです(笑)。

RT 私は小学生の頃、警官にすげぇ怒られた。
 飛び出してパトカーにひかれそうになったから。
 それからすごく気を付けるようになりました。
 しかし、あの時の警官は怒りすぎだと今でも思いますw

 いや、いい警官です。


夕方、目医者へ。
右角膜の異常、点眼液の差し方など、
一作日『ドクターG』を見て危惧した懸念など、
とにかくまとめて問題点を聞きに行く。

「治ってる。傷は残り一つ」
「レーシックの傷とは別」
「髄膜炎との関連はなし」
「顔面麻痺の時の右目の開閉異常の時の傷」
「自己血清点眼もヒアレインも回数制限なし」
と言うことで、
目に入れても痛くない、子供と目薬の話が続き、一安心。


今日、一日を振り返り、
もっと警告するために交通事故の映画を探す。
クローネンバーグの『クラッシュ』をチョイス(笑)嘘です。


『ガープの世界』のなかでガープが、
子供が通る道で乱暴運転するドライバーに超激怒するところが、
最も好きなシーンだが、今日はそれを思い出した。


RT 最も効果的だと感じたひとつは、
 自動車免許センターで見せるビデオかと。
 子を失った後、親がどんな想いをするか。
 あれは子供にも見せるべきかと。

 ネットにあるかな?


僕は免許センターのあり方に批判的なのだけど、
あの交通事故のVTRを強制的に見せられるのは意味がると思う。
そして、こういう日に、子供と一緒に家でもネットで見れるべき。
(だって、これは簡単なことだもの)
本当にないのかしら?
もしなかったら東京都の広報に書こう。


息子と一緒に『龍馬伝』28話。
『武市の夢』、ようやく一部の最後まで。
よくぞここまで辿りついたと感慨。

武市の切腹に、
一作日の『総合診療医ドクターG』の高橋英樹さんの話を思い出す。

『ドクターG』は長時間収録なので、
合間、合間、高橋英樹さんに個人的なインタビュー。

「英樹さん(『竜馬が行く』の武市半平太)は、
 今の龍馬伝は御覧になるんですか?」
「見てるよぉ!なかなかいいよ!」と。

「今はCGがあるからいいですね」
「でも、役者は生身だからね〜今『坂の上の雲』やってるんだけど、
 夏場の軍服は熱いぞぉ」
「でも、信長(大河の信長役)の最期はもっと熱いんじゃないですか?」
(顔をしかめて)
「ああ、あれは火事の中でやっているようなものだよ!ガハハ!!」
「今までで一番暑い役ってなんですか?」
「そりゃあ武将だな。ヅラもつけるし偉くなるほど暑いヨォ。
 なにしろ一番涼しくっていいのは、
 今も昔もなんたって遊び人だよ!」
これ名言!

「前から、百瀬博教さんと高橋英樹さんとの交友について、
 聞いてみたかったですけど」
「よく知っているねぇ、
 高校の先輩だからラテンクオーター時代には話してたけど、
 その後、彼があっち(獄)に行ってからは付き合いがないんだよねぇ、
 何かあれば話してあげるけど……ないんだよねぇ」

あれだけ長い収録で常にご機嫌で周囲に話をし続け、気配りする。

「66歳でホントに大きな大病ってないんだよねぇ。
 唯一、元気病かなぁ。ガハハハ」
と話される高橋英樹さんは正真正銘の大スターだった。


息子、
「リョウマデンもみたし、きょうのケンカのなかなおりに、
 いっしょにフロでもはいりますかぁ?」
「ケンカじゃないし、それは俺の台詞!」


夜、『イシイカイロプラクティックオフィス』の石井さん来宅。
育児中の三児の父先輩、
今日のことなど子供にどう言い聞かせるか相談しながら、
俺のリハビリプランも。


フランスの足長おじさんが、
北野武展のグッズを届けてくれる。
9月まで開催とのこと。
それまでに、なんとか行 けないものか。


《 大敗後初閣議。菅総理「内閣で一致して改革進める」 》
《 農水省など12省庁で、20億円の不正経理が発覚 》
《 W杯予想全勝のタコ・パウル君にW杯トロフィー授与 》
《 国内初。日産が、タイ産の「マーチ」を販売開始 》
《 相撲・元千代大海も賭博関与?特別調査委が調査 》


7月14日  水曜日

7時半起床。
こどもたち
「どうろにきをつけて、はしならいで、いってきます!」
と声を合わせ。
よしよしと思う。


10時、中野坂上集合
Tokyo Boy』収録。
「東京港を知ろう!」

ロケバスで天王洲へ。天気も上々。
なにより右目が久々に、久々に久々に!視界良好!
パソコンもフォントを上げてやっていたが、
これなら本で活字を読むのも再開できるよ。

山本梓、テリー伊藤さん、石原都知事、合流。

待ち時間、
ホント2週間ぶりの視界良好でトークも良好。

知事到着と共に出航。
元東京港湾局の川野さんが解説。

「今日の『Tokyo Boy』は、
 オープニングから石原都知事が『立ち上がっています』!」
が第一声。
そして東京湾へ。風強し。波高し。
聴きとるだけでも大変。
知事の毒舌。メキシコ湾の原油流出のように際限なく流出。




東京港クルーズ。
雲の上に勃つ石原慎太郎、太陽の季節に晴天、海。人工建造物。
もう十分それだけで絵が持つというものだ。





来年には開通する、まだ名称未定の臨海大橋のネーミング、
「たちあがれ日本橋」はどうでしょう?
と水道橋提案
「よく人が落ちますよ」と。

この臨海大橋、
2008年10月に、子供と一緒にキャンプした、
若洲公園で、レンタルサイクルに乗って、
橋桁を見ていたところだ。




テリーさん、都知事抜け、
山本梓と俺たちの三人で、臨海大橋(仮称)の工事現場へ。

最新建築技術を駆使した、巨大建造物の神々しさに見惚れる。
眼下に東京のパノラマ、
そして中央防波堤内側埋め立て地である「海の森」、
橋の上から見れば巨大古墳だ。



海の森構想は五輪誘致のエコ・アピールのため安藤忠雄が提案、
埋め立て地を日比谷公園の5、5倍を巨大な森にするプロジェクト。
27年後に完成予定だ。

僕は『広報 東京都』の「はかせのはなし」に取り上げたのが、
見たのは初めて。
俯瞰から見るとその巨大な森の回廊が都心を守る鎮守の森のよう。


海から見ても『海の森』はつくりかけの古墳だ。
俺「知事、死んだらここに弔われるのはどうですか?」と。
「いいねぇ!化けて出よう」


橋の上から見たら、2機の風力発電所の横に。
海の森は現代の古墳だ。
「ここに自由の女神みたいな石原慎太郎の銅像を立てたらいいのに」
「片手に風力発電所を持ってさぁ」
「目が瞬きしながら灯台になっている」
「慎太郎灯台」などと妄想。


東京タワー、恵比寿経由で帰宅。
スタッフとワイワイと『Tokyo Boy』、およびロコモーション昔話。
なんと石原政権下『Tokyo Boy』は、10年以上続く長寿番組だ。
都知事映像の宝庫。
僕の長年の都知事観察の話を一部披露。


「巨大慎太郎像にお台場のガンダムももってきて戦わせてさ」
「使徒が戦ってるみたいになってるの」


夜、上杉×岩上Ustream中継、
結局、最後まで見た。

RT【生放送中/拡散希望】岩上氏、上杉氏対談。
 (#iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh )

 最初から見れるのかしら?再放送見る方法教えて。

RT 岩上さんのホームページから後からでも見れますよ。
 良かった、安心。

夜中、長いメール。


《 西日本で局地的に激しい雨。約17万人に避難勧告 》
《 元大関・千代大海も野球賭博か?週刊新潮が報じる 》
《 トヨタ車急加速はペダル踏み間違え?米紙報じる 》
《 日本振興銀行前会長・木村剛容疑者。銀行法違反で逮捕 》
《 大リーグオールスター。イチローは4年ぶり無安打 》




7月15日  木曜日

8時起床。青汁。


11時、タクシー出発。

12時、大手町・大和證券入り。
スカパー!ダイワ証券情報TV
徹底リサーチ!浅草キッド総研』収録。

前回(6月17日)この番組の収録後に入院したのだった……。

当時の打ち合わせや本番の記憶がない。
とにかく前後不覚で苦悶の中「無理だ」と思い続けた。
出演者スタッフにお詫び。


『Kitano par Kitano』(早川書房)、
フランス人のよる北野武の自叙伝。
読書前の予想、予断を大幅に超えて超面白すぎる!



フランス人キタニストのビートたけしインタビュー本だが、
通訳しているのはゾマホンなので、
いろんな誤解や表現の違いがあり、
そこも文句なく読みどころだが、
とにかく僕をして殿の知らない話がこんなにあるとは
(本人に確かめたい!)


冒頭の地文の翻訳調で笑い、
前半『たけし!』(講談社)を彷彿する語りが圧巻。
中盤、映画の評価は興味深く。
後半になるとゾマホンの主張がそのまま相俟じり
『監督・ばんざい!』的なカオスに包まれ、
天下の奇書となっていくのだった。

『Kitano par Kitano』読むと、
小林信彦的な間違った外国人の解釈という
漫才ネタを作ったことを思い出す。

タイトルは「笑点」だ。
TIME誌が笑点の特集を組んだという設定。

「日本の人気番組笑点は漢字で書かれたタイトルだが、
 英語のゴートゥーヘブンの略である。
 その証拠に出演者は老い先短い老人ばかり。
 その意味に於いても「笑点」は日本の高齢化社会の縮図だ。

 笑点はまるで旧弊した日本の保守権力・自民党の支配構造のようだ。
 この番組は権力亡者となった老芸人たちが、
 アルツハイマー型ボケ防止のためにジャパニーズ・ジョークを競い合う。

 笑点は本来地味で陰気な日本の老人に、
 色とりどりの派手な着物を着せ艶やかに装いつつも、
 その実態は、日本の風習である「姥捨て」をテレビ化した、
 命懸けのパジャマ・パーティーである」


〜というようなTIME誌に紹介された笑点ネタ。

勝手に漫才で使ったTIME誌の笑点の特集の架空の表紙。





このところ、いろいろ思い悩み、考え事をしていたら
……娘
「マツコ・デラックスで〜す。
 アイスクリームをいっぱいたべたぁ〜いの!」
とお腹を叩きながら意味不明の踊り。
考えすぎないようにしょう。


RT 今吉本から「ナインティナイン・岡村隆史休養のお知らせ」のFAXが。
 復帰時期は未定。
 RT 深刻な状態なのなぁ?

 最近、ずっと、岡村くんのことも考えていた……。

周囲に止められても舞台は張ってでも出たい、
芸人の生理は俺も痛いほどわかる。
しかし出ても、出なくても、
その後のフィジカルにもメンタルにも後遺症も続く……。
高田笑学校の漫才の日


『総合診療医ドクターG』で前回担当だった、
酒見英太先生とメールで資料交換、遠隔検診進めつつ。
僕もいろいろ考えどころだ……


《 「消費税、15%に段階的引き上げを」IMFが日本に提示 》
《 宮崎県、「口蹄疫疑い」の牛を報告せずに殺処分していた 》
《 西日本で大雨の被害続く。死者2名、不明者3名に 》
《 日本振興銀行。検査妨害はメールの消し忘れから発覚! 》
《 AKBの握手会チケットを盗難。転売した少年らを逮捕 》


 

 

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