10月11日 木曜日 【SPIDER対談と映画LOOPER】

5時、MacBook Air起床。
バーン!で目覚めて起動。

即仕事。

朝から『藝人春秋』にかかりっきりで遅れていた
ブログの『悪童日記』を今日に追いつく。

GREAT3を聴きながら。
『藝人春秋』のときは、
静かに音として鳴っているのだが、
日記執筆だと歌詞まで聴こえる。


今日は朝から、
長男の発する
「パパ!いってきまーーーす!」

女の子らしい
「パパぁ、いってきます」

発音ハッキリしない
「いってきぉぉーす!」
と元気な3連発を聞けて気分良し。

この一言の調子だけで
子供の体調やら学校で何かあったか
親ならわかる。

そして挨拶は身を守る鎧だ――。


【詳しい人にお訊ねしますが】

iPhoneで音楽聴く時に歌詞表示 出来ないけど、
ウォークマンは歌詞表示が出来ると聞いたけど今でも?
ダウンロードの時に指定が出来るかしら?
それともどんな既存の楽曲でも?
(SONYからの楽曲だっけ?)
iPhoneのアプリでそんなサービスないかしら?

とTwitterで尋ねたら、皆さんからアドバイスを頂く。
ありがとう。

iPhoneでも出来るのね。
岡村ちゃんの歌詞を一つ一つ理解するのに、
ずっと歌詞カードを打ち出していた
アナログの俺が馬鹿みたいだ。


NHK『あさイチ』で紹介された「干しえのき」
早速チョイナが作って持ってきてくれたが、
これ完全にするめの味。
癖になるし食感はいいし、大人はイケるよ!!
これなら中野市JAから段ボールで届いても、大丈夫だ。


『藝人春秋』を書きながら、
頭の中にTHE HIGH-LOWSの『十四才』が流れていて、
ずっと止まらない。
そして、このPVを見続ける。

十四才/↑THE HIGH-LOWS↓: http://t.co/UIgXvmJh

今日対談するので、
日テレ土屋さんの『ライフビデオ』DVDでようやく視聴。
一篇15分のもの。
ひとりの一生を描いたVTR。

全く思い入れすらないアカの他人ながら意外にもグッと来た。


12時、新宿駅で、
『Dropkick誌』のジャン斉藤編集長を拾って
車の中で編集会議をしながら、移動。

ジャン斉藤くん、
「そろそろ雑誌が限界なんですよ」と。
彼がほぼひとりで雑誌を作るその姿に共鳴しつつ、
この方法も、あの方法もあるとの雑誌論。
わずか1時間程度で、
誌面以上のいろんな企画が立ち上がってくる。


汐留・日本テレビへ。

『Dropkick』誌、日テレ土屋さんと対談取材。

今回もマット界とは全く関係ない企画で、
「全録レコーダーSPIDERの何処がスゴイのか」第2弾。

一般ユーザー用のSPIDERのデザインが
明日、公開されるのだが、
ダメ元で、SPIDERの製造元の有吉社長に直電、
急遽、日テレに来社して鼎談することに。

有吉社長も、以前から土屋さんに、
お会いしたかった様子。

土屋さんが受付に電話。
「これから有吉さんが訪ねて来るから通して」

受付「有吉さん?猿岩石の有吉さんですね」

土屋「猿岩石なんて今時やってねぇだろ!」


土屋さんとSPIDERについて。

今から2年前、
初めてボクの部屋で SPIDERを見た土屋さんが
「う〜ん。これは立場上、見なかったことにする!」
と言った話から。
二人でテレビ論を延々と。

そこへ有吉社長が最新SPIDERを持って到着。
操作と機能をデモ。

土屋さん「やっぱ、これ凄すぎる、怖いわ!」と。

何故かプレレス格闘技雑誌のDropkick誌で
ボクが展開している企画の第一弾は、
こちらで読める→http://t.co/TShpUAms


土屋さんはテリー伊藤学校出身だ。
だからこそ、お見通しのことが数々有る。

既得権なんて関係ないよ!
ものつくりをする人は皆、平地で実力で勝負するもんだ!
50歳超えたら後進のためにも、道作りをしなきゃいけない!

そんな話を互いに共感を込めて語り合う。

土屋さんと。


SPIDERのソーシャル機能。

岡村ちゃんが絶賛していたが……。
ボクも遅ればせながら使い始めてみたが驚いたなぁ。

これ今、30人規模くらいで回しているけど、
これが一般販売で万人規模になったら、テレビ視聴の革命だ。


対談終了後、
試写会までの空き時間、
Nマネ、スズキ秘書も未経験とのことで、
六本木の『香妃園』へ。

名物の『鶏煮込みそば』『海老そば』を食す。
いろいろと懐かし。

名物『鶏煮込みそば』


車中、
『たまむすび』の町山智浩さん解説
『LOOPER』を聞き返して予習するが、
余計こんがらがるようなストーリー(笑)


19時、六本木シネマートへ。

『LOOPER/ルーパー』試写。

現地点で町山智浩さんが、
「2012年のNo.1映画」と言い切るだけあって、
ハードルは上がりまくりだったが……。

タイムトラベル物はいかにストーリーテリングから
その齟齬を忘れさせることが出来るかどうかだが……。
ラストぶったまげた。
忘れることが出来るよ。撃ちぬかれた。オモシロイ。

『LOOPER/ルーパー』の話、
試写初日だから見た人まだ少ないだろうが
密かに語り合いたいほど。

どうしても80年代、邦画の旗手だった、
あの人が映画化しようとした、
あの漫画の原作を、
この監督なら大傑作で撮れたであろうことを想起してしまう。

何故、ブルース・ウイルスの配役なのか不思議に思うが、
見ているうちになるほど!
と映画的記憶が反映されるので意図的なのだなぁ。

映画の興奮が続いて眠れないよ。



10月12日 金曜日 【ニッポン・ダンディ金曜日始動】


よし起きるか!
目が覚めたら3時半だった。

ファンに頂いた消しゴム版画がなかなかに愛おしい。
サインなどに使わせてもらおう。
しかし大師匠を差しおいて(笑)なのだが。

ファンに頂いた消しゴム版画


歌舞伎について予習。

明日は、名古屋の御園座で初めての歌舞伎も待っている。
ボクは、この歳まで、歌舞伎と言えば、
グレートカブキか、カブキロックスくらいしか見たことがない。

正真正銘、歌舞伎童貞を破るのだ。
勘九郎襲名披露。
宮藤じゃないからね。


皆、起きてきたのでリビングへ。

「マスターいつものスクランブル エッグ!」

息子「もうやってない。飽きたから」
とポケモンゲームを続けている。
仕方なく自分で。

「ママ、コーヒー!」
「今、運動会の衣装忙しいから!」
とインスタントで。

嗚呼、あの『小野家のモーニングの奇跡』
と言われたあのお店は、もはや我が家には無いのだ。
栄枯盛衰。


小説版『アイアン・スカイ』(高橋ヨシキ著・竹書房文庫)
<あとがき>だけでも素晴らしいフレーズがある。

メル・ブルックス
(ナチのパロディ映画を作り続けたユダヤ人コメディアン)

 ヒトラーやムッソリーニに言葉で対抗しても無理なんだ。
 あいつらだって口は立つんだ、
 だから言い負かそうとしても無理なんだけど、
 コメディで対抗したら、あっちは"ぐう"の音も出ないだろう

物語も読み始めたら、コチラも面白い。

見た人に興味深く書けば、
米大統領は映画の役名ではなく、
サラ・ペイリンその人なのだ。


今日から始まる、
MXテレビ『ニッポン・ダンディ』金曜日は映画番組になる。
ワンコーナーの紹介ではなく、
ほぼ全編を一本の映画で通すつもり。

今日は『アイアン・スカイ』
来週は『希望の国』
再来週『ザ・レイド(The Raid)』
……とラインナップも決っている。

地上波で映画番組が少なくなっているが、ここで勝負する。

そもそも、この番組は、
完全に町山影響下の番組なのだ。
と書いていたら、アメリカの町山智浩さんからツイートが。

【RT @TomoMachi 12月中旬に帰国しますから
 その時によかったら出演させてください】

やったぁ!!そこに合わせて特番組みますよ!!


WOWOW『ハリウッドエクスプレス』を視聴。
映画のボックスオフィスを確認するには、
これが一番かも。
しかも、これWEBでも視聴可能とのこと!
WOWOW考え方が進んでいるなぁ。

しかも、実は当時放送していたショウビズより、
一週間情報も早い、とのこと。

WOWOWに出来ることなら、
地上波も頑張らなくては。


『TV Bros』、
岡村靖幸さんとの対談が最終回だった。
最後は、
「岡村ちゃん、俺達、もう終わっちまったのかな?」
「バカヤロウ、まだ始まってねぇよ!」
と付け加えれば良かった。
「土壇場立って胸を張れ!」と。



19時、半蔵門のMXテレビへ。

『ニッポン・ダンディ』金曜日。

MCは、元・日テレの関谷亜矢子さんが一緒。
モーリー・ロバートソンがレギュラー。
映画コーナーの講師は高橋ヨシキさん。

そして、毎回、変わる外国人枠に、
初対面のロシア人とドイツ人。

ロシア人の外交交渉に乗り出してきた、
政府要人ぶりの風貌に笑う。

リハーサルで初めて出演のハンサムドイツ人に
「ドイツでは戦後、ナチスを描いた映画は公開になりました?」
と聞くと……。
「チャップリン……とかいう人の映画が……」
と言ったので、
即座に「駄目だこりゃ」と思う。

嗚呼、何処の国でも、
誰もが映画を普通に見ているその前提ではないのだな。

Twitterで、
@iijjiji:さんが今日の放送を要約してくれたので、
以下引用。


【アイアン・スカイ】 

高橋ヨシキ
『この映画は実はナチスを批判するというよりは、
 現代アメリカ批判というか、
 現代アメリカ風刺になっているっていうことが、 
 一番ミソだと思うんですけど。
 例えばホワイトハウスにいる大統領、
 映画だと名前が出てこないんですけど、
 明らかにサラ・ペイリンですね。』

『月面ナチスの言うことを上手く換骨奪胎すれば、
 選挙戦に使えると、サラ・ペイリンが思い付くって話なので、
 要はナチス が使っていたプロパガンダ戦略というものが、
 今のアメリカの選挙戦や政治で用いられている手法と、
 寸分違わないということを描いている。』

『事実上、選挙の時にポスターをやったり、
 ラジオをやったり、映画も用いたりと、
 政治にメディアを大量に持ち込んだのは、
 時代性もあって、
 ナチスの時はちょうどそれと合致してたんですよね。
 そこを(この映画は)上手く突いたと思います。』

水道橋博士
『こういう風にナチスを描くことに対して
 抵抗はあると思うんですけど、コメディアンの人とかは、
 よくこの"ナチを笑いものにする"ってやってきましたよね?』

高橋ヨシキ
『メル・ブルックス(コメディ映画の巨匠)が良い事を言ってて、
 ヒトラーやムッソリーニに言葉で対抗しても無理なんだ。
 あいつらだって口は立つんだ、
 だから言い負かそうとしても無理なんだけど、
 コメディで対抗したら、あっちは"ぐう"の音も出ないだろうと。』

『強権的な支配階級とか、政治家というのが、
 ユーモアのセンスが足りないっていうのを茶化し、
 ギャクで対抗しよう、とうような心意気があるんだと思います。』



MXテレビ『ニッポン・ダンディ』
他の外人に意見を求めるところが知らなかった。

結局、高橋ヨシキさん、モーリー・ロバートソン、
ボク(あるいは、いつももう一人くらい)と
少ない人数で語り合う方が論がスッキリする。
というのがよくわかった。

今回、
『ナチス映画電撃読本』(別冊映画秘宝)を資料で読んだ。
マニアックかと思いきやそんなことはない。
初心者でも一からナチス映画の変遷がよくわかる。

後記に、この本の企画は8年前にも出したが、
故・石井慎二社長から
「俺の目の黒いうちは絶対にナチスの本は出させない」
と叱られた話しも。

『ナチス映画電撃読本』表紙


第一回目、
ヨシキさんやモーリーは素晴らしかったが、
残念ながら、他の外国人が機能しなかった。

終了後の打ち合わせで、
強く不満を申し上げた。

ボクとしても、ここまでダメ出しするのは珍しい。
でも、この番組だけは、自分が率先して、
絶対、番組として成功させる気概でやっている。

このツイートをお気に入りに。

【RT @yuasaryohei: やっぱり最近No.1の驚きは
 「日本の年間映画興行収入1800億円は、
 紅しょうがの市場規模より小さい」ってことかな☆】

教訓。
誰もが映画を見ているのが当たり前だとか、
自分のやっていることが大きなことと思ったら、
大間違いなのだ。



10月13日 土曜日 【御園座で歌舞伎】


5時半起床。

『ぷれサタ!』生放送で名古屋へ。

今日は次期紫綬褒章候補、
現代ギャグの名人・井戸田潤師匠の新作が見れるし、
その後、御園座で勘九郎襲名披露が見れるし
甲乙告げがたい新作、古典の至芸なのだろうなぁ。
特に現時点で井戸田くんには期待しています。


9時55分、東海テレビ『ぷれサタ!』生放送。

ゲストコメンテーター:
いとうまい子、井戸田潤、 憲俊、御一緒。

【おでかけ☆ランキング】
大須商店街 食べ歩きランキング BEST8

【旅人照英】
JR春日井駅。

毎回、オープニングで、
井戸田君がハイテンションでオモシロイ。

今日の特集を見ながら、
大須商店街のコメ兵、行きたくなったな。

番組終了後、
スタッフと共に先週特集した商業ビルの『ラシック』へ。

以前から番組推奨の
農場レストラン『伊賀の里モクモク手づくりファーム』で食事。
野菜 料理バイキングのお店。
品揃えディスプレイも味も素晴らしい!
今なら、どこへ出店しても成功しそう。

食事後、
サウナで一寝入りしようと、昼からビールを飲みながら。

そのまま『ラシック』内の、
北欧時計『NORDHIC FEELING』へ。

ネットで探す方がリーズナブルだが、
ウケと皆の期待に答えて、
デンマークの腕時計、ARNE JACOBSENを購入。

サウナを探して、
そのまま名古屋散歩。

道すがら『FRANCFRANC』へ。

以前、店舗デザインした森田恭通さんに、
インタビューしたことはあるが
お店に入ったのは初。雑貨が可愛らし。

娘、佐藤君、杉山君にプレゼントを。


白川公園でまったり。
この公園、
都会の真ん中だが広くて風通し良く気持ちいいなぁ。


ネットを見ると、
昨日のMXテレビの『ニッポン・ダンディ』が、
動画であがっていて、皆、賞賛してくれている。

実際、自分で見なおしてみると悪くないのだ。
自分の理想形ばかりが高くなっていたと反省。


結局、サウナで休む、と言っていたが、
散歩しただけで、名古屋の御園座へ。


16時より、夜の部。
「六代目中村勘九郎襲名披露興行」

人生初の歌舞伎観劇。

東海テレビスタッフと待ち合わせ、
本番前の勘九郎楽屋へ御挨拶。

本番前の楽屋にて

開演から20時20分までの4時間超え興行、
果たして初心者に理解可能なのかしら……
と不安も抱えつつ。

音声ガイドを借りて2階席へ。

まず『鬼一方眼三略巻き 菊畑』、
舞台美術に目を奪われながらも
頭の中は????マークだらけに。
設定、ストーリーの予習もしていなかった。

しかし、
親切丁寧な、音声ガイドを聴くうちに歌舞伎のお約束や
時代背景などがわかってきて次第にのめり込む。

約1時間で幕25分の休憩。

御園座の名店街を回る。
番組でも紹介したこともあるが、
飲食から服飾までここは一つの街だ。

「襲名披露口上」15分。
吉例顔見世もありオールスター揃いなのだが、
そのありがたさの理解がまだ出来ていない。
歌舞伎役者のその口跡の良さに感心。


昔、ANNでボクが見よう見まねで、
ボクの芸名を水道橋博士から名前を変えて、
「二代目亀頭白之助襲名披露式」
をやったことがある。
己の若気の至りを思い出す。
その後、芸名は戻した。


再び30分の休憩。
地下の池波正太郎さんも愛したと聞く『おでんの 清富』へ。

客で一杯だが事前に予約済み。
北岡P、岩田D、伏原P、藤本アナと一緒だったが
皆、観劇慣れしている様子。

美味だが皆30分内で食事を済ませるのが、
客の様式美。


再び客席へ。

『義経千本桜』
この演目は予習してきた。

『義経千本桜』〜「道行初音旅」「川連法眼館」の2幕。
事前に設定、筋も把握していたためか、
音声ガイドの見事な導きなのか、
2時間が短く感じるほどにジックリ見入った。

この大舞台に出ずっぱりの、
中村勘太郎改め中村勘九郎の伝統を担う魅力も、
その身体能力の高さも、初めてなのにひしと感じた。

「面白いじゃん!」

口上の時の舞台美術が金子國義先生の画であったが
2年前に金子先生と対談する際に、
歌舞伎の舞台美術に惹かれていく様を興味深く読んで
いたのでそこも眼が行った。
どのシーンも静謐で完璧な一幅の絵が、
美しい役者の所作と共に動いていく様は
福岡伸一先生の「動的平衡」という言葉を思い出した。


結論。
50年日本で生きてきて歌舞伎童貞の俺が、
もうすぐ改築、見納めとなる名古屋の御園座で
6代目中村勘九郎襲名披露であり、
初体験から観客的快感があったことは
実に幸福な出会いであった。

今まで歌舞伎観劇を何度も薦められてきたが…。
今回はぷれサタ!に生出演した、
勘九郎さんの爽やかな好青年ぶり。
「初めてなら是非!」との言葉に甘えたが……
行って良かった。

良いLIVEの後はいつまでも同行の人たちと
話していたいところだが、
明日は幼稚園の運動会だ。

新幹線に飛び乗り帰宅。


車内、久々に買った雑誌『創』が相当面白かった。

「白夜書房・末井昭が退社した理由」

大谷昭宏さんの維新の会論などなど。
大川豊総裁の連載も続いているのだな。


結局、車内でも寝ないままに。
家に着いたらQJ誌が到着している。
ダウンタウンDX特集号。
……今夜も眠れない。

先日、出演した『ラジカントロプス2.0』が、
ネットにあがっている。
3ヶ月の限定だ。

【RT @kimikazu5uetake:
 水道橋博士がしゃべり倒す!
 ブログに記録しているにも関わらず波及した話が
 出る出るおしゃべり永久機関!
 予定の5分の1しか時間内でしゃべりきれない 
 今、博士の脳内は第二次青春期セロトニン出まくりだ
 http://t.co/5JvNDygz




10月14日 日曜日 【娘と末っ子の運動会】

今日は娘と末っ子の運動会。

4時半起床。

「こんな時間起きてるのは、
 漫画家と伊集院くらいだな」
とTwitterに書いたら一斉に抗議が殺到。

RT @nzm 小説家と書評家もけっこう起きてますよ。
RT @yutte38 乳飲み子抱えた母も起きています。
RT @takehirohiguchi 小説家も起きてます。

小説家とママとゾンビは夜中に睡らない。

リビングへ上がると、
朝も早っから娘と末っ子の運動会の準備が着々と。

「食べちゃダメ!!」
と早くも摘み食い注意報。
ボクはカラス扱いだ。

運動会のお弁当

フラフラの身を酵素風呂にじっくり漬かって、
鋭気を貯めこみ、
起きてきた娘に昨日フランフランで土産に買った、
可愛い〈カバ〉の貯金箱を進呈。

「今日一等賞だったらパパから賞金を入れてあげるからね!」
と娘と約束。

小学生の長男、
「じゃあ、ボクはお先に!」
とひとりでサッカーの試合へ。


朝9時から、娘の幼稚園最後の、
そして末っ子の幼稚園デビューの運動会。

近くの小学校の運動場を借りきって。
曇天で雨の心配あり。

大府から、お義母さんも参加してくださる。

末っ子デビューの年少走、
兄弟で一番競い合い嫌いの彼は、
よーいドンの号砲にも、どこ吹く風。
のんびり焦らずゴール。

ニコニコと笑っている。

いつも通り、誰とも争わない。
順位も気にしないボンクラぶりを全うするが……
絶えず笑顔なのが良し!

娘、年長の剣道のお披露目。
屋外で園児の剣道も珍しい光景。
娘は兄妹の中でも一番の負けず嫌いだ。

娘、日夜、防具を身につける練習を、
泣きながらやっていたが……。

園児が一列に並んで正座して
手拭いの結びから面をつけるまで全部自前で装着。
なかなか出来ない子もいて手間取るが、
その時間の長さに感動。

娘が剣を振る姿を初めて見たが、
なんという神々しさ。

親の方が涙ろうろう剣心だ。

娘の剣道のお披露目


年少、嵐の『ハダシの未来』でお尻フリフリダンス。
末っ子、大丈夫なのか?
長男、娘は踊り好きだが、
家でも「はずかしいよぉ」と、
ニコニコ笑っているだけで、
一度も踊らない末っ子が
人前でちゃんと踊っていたのでホッとする。


年長「組体操」は、なかなか複雑高度。
4段ものピラミッドを組み、
一番上に立つ娘の姿にハラハラ。


父兄綱引き大会。
俺、恥ずかしながら出場するも案の定、腰痛再発。

未就児童によるカケッコ。
我が家は、末っ子が入園するまで、
毎年此の部門に出ていたのでカミさん

「あ〜この6年間、このコーナーで見てるだけなのは初めて」
とお義母さんに言ってるところでシミジミと。


年長騎馬戦。
スズキ秘書が俺の代わりに騎馬に。
しかし、激しい当たりに、これもハラハラする。


ママさんの「よさこいソーラン節」
もう5年以上、この演し物を見ているが、
この伝統なき踊りの奇妙な発祥と
日本全土への普及について、
先日、都築響一さんと柳下毅一郎さんが
民俗学的考察していたので興味深く、眺めた。

確かに不思議だ。
ヤンキー文化と通底するものがある。

家族で、御昼、
お弁当、食べているうちに雨がパラパラと降りだす。

年少親子のスプーンリレーのようなもの。
カミさん末っ子大真面目にやっていたが、
雨激しく降り出し、
いよいよ娘の幼稚園最後の年長リレーが心配に……。

雨脚強くなるが、園長先生、
「年長のリレーまではやります!」

いよいよ娘幼稚園最後のリレー。
80m一周の8人組リレーだが、
5チーム編成に1人選手が足らず
娘2番手と8番手のアンカーの2役をつとめる。

女の子でひとりだけの大役に抜擢されている。
親としても選ばれし恍惚と不安二つあり。

一周目で最後尾からバトンを受け……。
5番手から……弾丸ダッシュ。
学年最低身長ながら、
アラレちゃんのような、マンガの旋毛のような高速回転で、
3人を一気に抜き去り5人中2番に。
全力疾走で力尽きてゴールする……。

「よくやった!」
すぐに息を切らしながらアンカー8番手の列に加わる……。
応援するこちらも声枯らし、しかも、もう十分だ。

2週目はなくてもいい。
ここでやめて欲しいとも思う。

最後は2番手でバトンを受けたが、
トップに半周引き離されていたためか、
諦めムードも漂う。

それでもトップスピード緩めること無く、
最後まで全力疾走、
差をかなり縮めて、
そのままゴール!!

終始『運動靴と赤い金魚』のラストを見てるような、
身を焦がすような興奮。

今日はUFCもK-1もあったが、
スーパーリングサイドの熱狂であった。

「雨が降っても子供たちには負けられません!」
と園長。

各学年父母 と先生方によるリレー。
この幼稚園は周囲から軍隊幼稚園といわれるほどに、
運動に特化している。
それだけに父兄も皆体育会系の方が多く超ど迫力、
よくある運動会の「中年ズンド節」ではなく、
確実に部活エリート経験者による
世界陸上級の躍動感あるガチレースで白熱と興奮。

とてもじゃないがボクには無理……。


園子温映画の現場で知り合った、
パパ友の映画プロデューサーと、
身を小さくし互いに目をシロクロさせながら、
「お疲れ様です」と。

閉会式から一足早く、
お義母さんを中野に送って今年の運動会は終了。

既に記憶の彼方だが、
ボクの親も、
ボクの幼稚園の時はこんなに興奮していたのかなぁ……
と思いつつ日常に帰還。


長男もサッカー2試合終え帰宅。
運動会組もヘトヘト。
焼肉屋へ出向きじゅーじゅー。

とにかく一度、眠ろう。
明日もハードだが、
夜は運動会から文化祭だ。


谷川貞治さんが懺悔本『平謝り!』を出版するようだ。
10冊買います!

RT @SadaharuTany: 10月末に本が出版されます。
発売元は古巣ベースボール・マガジン社。
池田社長と昔、部下だった朝岡元格通編集長から話を頂きました。
有り難い! ぜひ書店に注文して下さいね。



10月15日 月曜日 【DATE!DATE!DATE!】

「佐野直喜は何回、リングネームが変わったでしょう?」
というクイズの夢を見ながら4時半起床。
変な夢だった(正解は4回)。

ここ1週間、毎日、早起きしているのに
今日のレッドブル提供、
宇宙からのスカイダイビングは生で見ていない。

津田大介のニコ生も。(録画したけど)
メルマガについての疑問を解消したかったな。


しかし、久々によく寝たな(6時間だけど)
いいや気合だよ。気合。
早く起きてでも、やりたいことがありすぎるんだよ!

朝、日記を整理しつつ、
『藝人春秋』を久々に俯瞰で眺める。

今日も祭りだ。
一日の時間配分を考える。

さぁ、まずはNHKへ。


8時15分NHK『あさイチ』生放送。
MC:井ノ原快彦、有働アナ。
ゲスト:山口もえ、ご一緒。

テーマ「もう一杯飲みたくなる! 主婦のためのコーヒー学」。

コーヒー特集面白かった。
ボクは40歳までコーヒーをほぼ飲めなかったので
今のコーヒー摂取量は、
個人的に異常かと思っていた。

嗜好品としての珈琲は、
煙草のイメージにも重なり苦くもあり
体には悪いものではないかという固定観念も長くあった。

が、そういう思い込みが払拭される。

番組ではコーヒー産業という捉え方はしていなかったが、
5年程前 コーヒー産業に迫るドキュメンタリー映画
『おいしいコーヒーの真実』が公開された。

この産業としての珈琲を見ても面白い。
何しろ一日2億杯が消費される、
原産品としての「珈琲」は
石油に次ぐ第一次産業の花形なのだ。


今日は、山口もえちゃん一緒。

「いつも変なんですけど、今日はもっと変ですいません!
 昨日、幼稚園の運動会で声が枯れちゃって」

「俺も昨日が幼稚園の運動会。大興奮しましたよ!!」

としばし運動会話に花咲く。

山口もえさんは、数々の天然ボケがお馴染みだが、
ボクが一番好きな話は、
清水ミチコさんと一緒に映画『キングコング』を
見に行って映画が終了後、

「清水さん、これって実話ですかあ?」って聞いた話。

今日はイノッチ楽屋を訪ねて本番前にお話。
放送合間にも。
坂口総理の話やV6の新曲と西寺郷太くん話、
篠山紀信展の話などを交えて。
とにかくカンポさんとは話が合うのだ。
「もし良かったら……」と今日のお誘いをしてみる。


『あさイチ』終了後、
娘、次男がNHKで合流。
昨日の運動会の振替休日。

代々木公園へスズキ秘書に預け、
その間、ボクは原宿の歯科で差し歯を調整。
終了後、
子どもたちのいる代々木公園へ向かうが、
横切れると思って原宿駅横から明治神宮へ。


鳥居を抜けて明治神宮境内へ。
初めて入って、ここまで境内が広大でとは知らなかった。
そのまま1時間巡回初参拝で汗びっしょり。

深い森林に囲まれ、
午前の日射しと木漏れ日、砂利道を踏みしめ
歩きながら都会の真ん中で、
思いがけないパワースポットに迷い込んだ。
抜け道は通じていなかった。

右往左往しながら、
なんとか再び、元の地点で子供たちと合流。

ビバリー聴きながら、
今日、最初のDATE先の紀尾井町の文藝春秋社へ。

文藝春秋ロビーで、
今回『藝人春秋』の単行本の表紙絵を担当してくださる
福井利佐さんと顔合わせ(お会いするのは2回目)。

超多忙でドイツで個展中のところを時間を割いて頂く。

昨今の装丁への俺の募る想いと、
夢が実現し気分はDATEだ。

文藝春秋ロビーにて

既に文藝春秋で、電子書籍で発表した『藝人春秋』を
テキストとは違う本=「紙の単行本」として、再構築する、
その理想像に
、今年の夏に静岡の個展に引き寄せられ魅入った、
福井利佐さんの圧倒的な切り絵がどうしても欲しかった。
http://t.co/sSkAUy4O

福井さんに本の全体像をお話出来て良かった。

その後、
福井さんも岡村ちゃんのファンのようで、その話も盛り上がる。
隣町に住んでいるのもわかった。


文藝春秋から赤坂事務所へ移動。
WEB本の雑誌、スタッフと、
メルマガについての打ち合わせへ。


合間に海南鶏飯の麻婆豆腐のテークアウト。
美味し。


赤坂事務所、今日、2個目のDATE。
担当者のふたり。
殿のご子息であるアッちゃんと、
その上司であるハラくん。
二人共、大学生のような風貌。

ボクの『水道橋博士のメルマ旬報』への意気込みに
気後れするかと思ったが二人とも、優秀であり、
好奇心に満ちていて素晴らしい。


「ターザン山本編集長時代の、
 週プロ編集部みたいな過剰労働になるよ!」
と言うと、
「やりたいです!」

ボクにとっては主君の若君との初仕事が本決まり。
ミーニング・オブ・ライフとして嬉しい。
御恩と奉公の心づもりで本気で取り組む。

よし。どうするか悩んでいたが……。
『水道橋博士のメルマ旬報』の発刊を決意。

11月上旬号から。
内容的にはボクが編集長の雑誌を作る発想だが、
既に膨大なイメージなのだ。


そして今日3度目のDATE先へ。

SHIBUYA AX、
岡村靖幸LIVEツアー『SPORTS』。

入口前で待ち合わせ。
カミさん&長男タケシ、
坂口恭平総理、九龍ジョー総理秘書官、
押切伸一さん、イノッチとスタイリストさん、
Nマネのメンバーで。

坂口総理は、この岡村DATEのためだけに、
わざわざ熊本から上京してきた。

「ヨーロッパで欝だったけど、もうグラデーション的にはあがっているから」
と明るく振舞っている。

イノッチは旧知の仲、
と言うより、芸能界で一番早く、
坂口総理の才能を見ぬいて接触していたのだ。

イノッチも親友のスタイリストさんと。

「突然だけど今日、熊本から坂口総理が上京して
 AXの岡村靖幸を一緒に見に行くんだけど、
 良かったらご一緒しません?」

その一言でイノッチもDATEの一日に。
ほんとフットワーク軽いよ!


セットリスト

1.5!モンキー
2.どぉなっちゃってんだよ
3.カルアミルク
4.(E)na
5.alfa inn
6.ア・チ・チ・チ
7.Vegetable
8.聖書
9.愛の才能
10.家庭教師
11.イケナイコトカイ
12.いじわる
13.あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
14.だいすき

アンコール#1:

15.Peach Time
16.Come Baby
17.聖書
18.マシュマロハネムーン〜セックス
19.Lion Heart
20. (Nineteen)
21.Super Girl

アンコール#2:

22.友人のふり
23.真夜中のサイクリング
24.メドレー(家庭教師 〜 Shining〜Vegetable)
25.Out of Blue


LIVEの途中から、
『WOWOWぷらすと』終わりの、マキタスポーツも加わる。

カミさんは岡村ちゃんを見るのは初めて。
タケシは、今年の夏フェス、
夢の島での『ワールド・ハピネス』で
岡村ちゃん体験済みだが、
岡村ちゃんをホールで聴いたら、
ムスコどんな顔をするだろう? と思っていたら、
音があまりに大きいので
耳を抑えて怖がってしまった。
途中、帰りたがりそうにまでなった。

「オマエのために、『あの曲をやってください!』
 ってパパが頼んだから、
 絶対、やってくれるから、しばらく待ってて!」
と言い聞かす。

そして、中盤に、
『あの娘ぼくがロングシュート決めたら……』
が始まるとニッコリして、
『だいすき』の流れでノリノリに。


息子、夜更かしを避けて、
一回目のアンコール前、
門限21時の後15分で、このLIVEともお別れ。
パパが手を振り、ママと一緒にお帰り。


AX2階席では 様々な人と邂逅。
RO兵庫くん、ダイノジ大谷くん、
長井秀和くん、SPIDER有吉夫人、渡辺佑さんなど……。

しかし劇作家と詩人のお二人が、
カミさん息子が早退したボクのお隣席で
ノリノリだったのは感慨深い……
と打ち上げの岡村ちゃんもシミジミと。

2階最前列。
皆、実は踊りたくなるのを抑えるのに一苦労。
特に隣に座わり、
常日頃あまりに原始的な踊りをするので
注目されている坂口総理は何時踊りだすのだろうかと。

一階のスタンディングのお客さんが羨ましいほどの
ダンサンブルなステージ。
ピアノの弾き語りは大阪とは別だった。


終了後、楽屋へ。

岡村DATE、楽屋で記念写真。

記念写真


別会場で打ち上げ。

岡村ちゃんは明日に備えて、
最後までノンアルコールで。

ボクと岡村さんのエンドレス対談。
初対面の岡村ちゃんと坂口総理も、
岡村ちゃんの質問攻めにあっている。

岡村ちゃんは常にインタビュアーだ。

九龍ジョー、押切さん、祐さんという、
新旧サブカル作家の交流も。
3人は守備範囲が広く博識で話が合うだろうなぁ。

オブザーバーの渡辺佑さんと、
新規発刊の『メルマ旬報』の役割分担を確認する。
昼に電撃的に決まったアッちゃんとのお仕事、
夜に急速に進展。

そして、朝、帰宅中、
ラジオニッポン『ラジカントロプス2.0』で、
俺の岡村ちゃん話が流れていた。

明日は5時半起きで高知へ。

岡村ちゃん今日ツアー最終日。
セットリストもオープンOKになるから、
見た人の感想が楽しみだなぁ。

毎日が忙しいが楽しい。
こんなに平和で楽しいニッポンだけど、
こんなツイートも流れてくる――。

RT @yosimizu19:
瀬戸内静寂も、亡くなった大滝秀治も、
今の日本の空気が昭和の戦前の空気に似ていると発言している。
言論が統制された不穏な空気。
右傾化が静かに進む暴力の匂い。
世界経済破綻の兆し。
声の大きい強引な政治家の台頭。
何か、とてつもない事が起きそうな気がして怖い。

2011年 12年

 

 

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