『藝人春秋』特設サイト


12月11日  火曜日
【たまむすび、師匠に8ヶ月ぶり再会、芸能人の領収書】


6時半起床。
充電十分。
5時間は寝ている。

子供と一緒にファミマに行って、
ヴァンガードのカードを買って俺は朝おでん。

そして子供たちの登校を見送る。

俺ひとりで酵素・朝風呂。

↓Twitter↓
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Twitter RT @Higashinodesu (東野幸治)
『藝人春秋』読み終わりました。
読み応えのある数々のエピソードにニンマリしたり、
感嘆したり様々な感情が絡まりました。
早急に第2段お願いします。

(博士のコメント)↑第2弾で20年前、『まっ昼ま王』の楽屋で東野幸治が、
「もっとオモロくなりたい!」
と壁を叩いた日――を書きましょうか?
あるいは、『真っ昼ま王』の楽屋で、
我々の付き人だった似背大周(にせたいしゅう)の
首を絞めながら、
「似背くん今日からボクの弟子になれ!ならんかったら殺す!」
と言っていたのも良き想い出ですね。
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演出、テリー伊藤。
今田・東野と一緒に番組司会をつとめて、
視聴率※印だった『真っ昼ま王』を、思い出す。

↓Twitter↓
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Twitter RT @sakaiw99 (酒井若菜)
水道橋博士さん著「藝人春秋」が届く。
本は子供。タイトルが名前なら、 装丁は顔。
帯は人から貰った一番似合う一張羅。
それでやっぱり中身は「中身」。
人生初の一目惚れ。 読む前から面白い。

(博士のコメント)↑ありがと。読後の感想も是非に。
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『藝人春秋』の感想、数々、
ひとつひとつに感謝だが、
この文章も嬉しかった。

↓Twitter↓
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Twitter RT @KURATAMasahiro:
ちなみに水道橋博士の
「藝人春秋」を読んで驚いたのは、
内容の面白さはもちろん、文章の上手さだ。
必要な情報を的確に伝えるための
研ぎ澄まされた刀のような文体は、
当然もとより文才もあったのだろうが
熟考の果てに得たのであろう、
鍛錬された筋肉が持つ強靭さが感じられる。
あまりに気になったので、
本棚の「笑芸人」のバックナンバーに掲載されている
「草野仁」の回と、単行本の文章を比べてみた……すごい。
言い回しや改行の位置など、
こと細かに手が加ええられている。
中でも感嘆したのは時事性、固有名詞の扱いだ。
これらは「書籍」と残ることを意識し、
情報量は極力減らさないように留意しながら、
より普遍性の高いものに置き換えられている。
かつて星新一は小説の版を重ねるたび
「黒電話」を「電話」に修正するなど、
より名詞を汎用性の高いものに直していったという。
いくら連載記事があっても、
まとめただけでは「書籍」にはならない。
そこに一冊を貫くテーマと、
それを表すのにふさわしい構成、文章が必要だ。
「藝人春秋」は、おそらく膨大な手間と細心の注意を払って 、
連載記事(これはこれで極上のレベルだが)を
「書籍」にまとめあげた。
自分が雑誌と単行本の仕事に関わっているからかもしれないが、
本当に「藝人春秋」に関しては水道橋博士ならび、
その関係者に敬意を払いたい。
そして今年、改めて単行本を購入し、
同じように著者・スタッフに敬意を払いたくなった書籍がある。
それは町山智広の「映画の観方がわかる」シリーズなのだが、
この繋がり方はまさに梶原一騎や水道橋博士がいうところの
「男の星座」っぽいと、我ながら思った。(終わり)

(博士のコメント)@KURATAMasahiroさん。
『藝人春秋』への長文の論考ありがとうございます。
笑芸人との読み比べはご苦労様です。
お気づき頂き嬉しいです。
笑芸人→電子書籍版→単行本と何度も書き換えています。

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エピソードを一つ。
2刷が決まって、
ボクが担当編集に改稿箇所のリストを提出。

「これ誤植ではなく?」
「いえ改変箇所です」
「それでは本が成立しません。
 重版のたびに本を書き換えるのは文庫化の時とかです」
「……知りませんでした」

というわけで『藝人春秋』は、
いや本とは、ネバーエンディング・ストーリーなのです。


TBSラジオ『たまむすび』の
町山智浩さんのコーナー、先週分、視聴。
気になった、「シルバー・ライニングスと」いうことば。

雲の太陽の光を受けて白く輝いている縁の部分。
Every cloud has a silver lining.
(どんな雲も裏は銀色に光っている。
すなわち、どんな絶望の中にも必ず希望はあるという意味)
ということわざがあることから、「希望の兆し」といった意味。

いい言葉だ!


『水道橋博士のメルマ旬報』の連載
「博士の愛した靖幸」の4回目、
『高尾山DATE』編を書いて、
ウルウルしているうちにタイムアップ。

外仕事へ。
13時半、赤坂の事務所へ。

『朝日新聞』岡山版の取材&写真撮影。

『朝日新聞』岡山版の取材&写真撮影

元旦版。
岡山の変わった人たちのエネルギーについて、
社会意識として語るのだが、
ボクの場合、日本中、『別冊アサ秘ジャーナル』で、
クールジャパンとして見て歩いたので、
単純に地域的特性とは思えず、
言葉を尽くすうちに長々と取材になった。
タイムアップ。

TBSラジオ『たまむすび』へ。
ラジオブースの扉が開かれたところ、
招かれざる客が訪ねる設定。

伊集院光とエレベーターとすれ違い、
旧スタッフとわいわい。

先着ゲストの、ももクロと入れ替わり、
15時、スタジオへ。

山ちゃんの日。
赤江珠緒さんと初対面。

赤江さん、放送の合間にも『藝人春秋』の話だが、
本当に最後まで読んで下さって、
最上級に評価してくれるのが嬉しかった。
この本は、女子にも通じると自信になる。

『たまむすび』にて

町山さんのコーナー。
毎週、キラ☆キラでやっていた国際電話トーク懐かしい。

キャスリン・ビグロー監督作『ゼロ・ダーク・サーティ』。

ビンラディン暗殺作戦の映画化、
「この映画の前では『アルゴ』をライト級に過ぎない!」
と言い切るところ、町山節で期待感がMAXに持っていかれる。

『たまむすび』で情報解禁。
来年1月3日より、TBSラジオ、
『WANTED!!』(毎週木曜20時〜)で、パーソナリティに復帰する。
山内あゆアナと一緒に。

題名を覚えていなかったので、
「ウォンテッドって指名手配って意味でしょ。
 まだキラ☆キラの戦犯なんですか、俺?」
と思わず。

飛び出し移動で砧のTMCへ。
TMCに偶然、師匠がいらっしゃる。
『藝人春秋』を持参する。

「おお、その本、この間、
 爆笑の太田がやけに褒めてるから読みたかったんだよ! 
 なんかオレのこと書いてんのか?」
「はい、殿のお話も……」
「なんて書いてんだ?」
「それは読んでいただいた方が……」

丁度、そこへ先日、
ボクも共演したばかりの久本雅美さんが殿の楽屋挨拶に

「とのぉ〜! 先日はお世話になりましたぁ〜」と。
ボクに気がついて、
「あら〜! 博士も!!
 この間、もらった本読んだわ〜」

そして殿に向かい、

「とのぉ〜博士の書いた『藝人春秋』がもう泣けちゃって〜。
 もう最後の殿の一言、
 ◯◯◯◯◯◯◯が良くってぇ!」

楽屋に居た全員がズッコケた!
流れは完璧なコントだった。
一緒に居たガダルカナル・タカさん、
「ネェさん、今、一番言っちゃあいけない言葉言いましたね(笑)」


殿と別れて、
TBS『これが芸能人の領収書だ!』収録へ。

司会:ブラックマヨネーズ
パネラー:出川哲郎、薬師寺保栄、益若つばさ、
はるな愛、鈴木奈々、マギー、山田佳子、一緒。

番組的には第2弾。
総合演出のDちゃんとは長い関係。
この一段目の企画段階からいろいろ相談されていた。

『芸能人の領収書』から、
一人称VTRが潜入取材し、
意外なるプライベートを暴きスタジオトークへと導く。

薬師寺さんのVTRが期待通りに下衆で面白い。
久々にブラマヨと一緒だったが、
ハイスパートのタッチワーク司会術、
相変わらずの水準で面白かったなぁ。

終了後、
芸人話大好物の出川くん、ブラマヨ、Dちゃんに献本。

Dちゃん、他人行儀に。
「一度もサイン貰ったこと無いんでこれにもお願いします」
とiPadにもサインする。

TMCの出口で偶然いらっしゃった、
みのもんたさんに『藝人春秋』を手渡す。
『笑芸人』の連載では、みのさんの章もあった。
そしてご本人にも読んで頂き、
そのことがきっかけで対談もしたことがある。

「おお、君は、まだ書いていたの? へぇ〜!」

と後部座席で本を眺められる。

何時か、
『藝人春秋』ビヨンドで書くことになるのかも。

TMCに出待ちの女子……。
俺のファン?
と思ったら元マネージャーで、
現・消しゴム版画作家&イラストレーターの「とみこはん」。
処女作が出来たので、
相方宅とボクと回って本を持参してくれた。

そのまま車でお家まで送りながら互いのサイン会。

車でサイン会

「とみこはん」の処女作は、
消しゴムはんこのワークショップ形式のHOW TOと
これまでの作品集の2段構えの体裁だった。

あえて、アドバイスとして、
ボクが好きな作品の傾向、
本という流通商品の特性も具体的に。
マネージャー経験があるから、
タレント(才能)を売ることには慣れているはず。
肝は照れないことなのだ。

とみこはん『とみこのはんこ』

最近のボクの出演のラジオ音源をまとめてくれている。

↓Twitter↓
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Twitter RT @iijjiji: 【水道橋博士 @s_hakase 音源(1)】
すっぴん⇒ http://t.co/bNlQmfkU
ラジカントロプス⇒ http://t.co/WrEOQ1Lj
真夜中のハーリー&レイス⇒http://t.co/z5jr0msD http://t.co/zq5bniRN

Twitter RT @iijjiji: 【水道橋博士 @s_hakase 音源(2)】
マキタスポーツ ラジオ はたらくおじさん⇒ http://t.co/kzcyFmBT
上柳昌彦 ごごばん!⇒ http://t.co/27XiXQgz
サンデーフリッカーズ⇒ http://t.co/FrwuIum9

Twitter RT @iijjiji: 【水道橋博士 @s_hakase 音源(3)】
たまむすび(町山智浩)⇒ http://t.co/TbvWnhuJ (リンク切れ)
水道橋博士×土屋敏男×倉本美津留『テレビをほめるYESTV』
1回⇒ http://t.co/oGfBA7XO
2回⇒ http://t.co/nDtRfgAU

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Twitter RT @toyozakishatyou 石原慎太郎に関する朝日の記事、
ネットにもアップされたんだ。 http://t.co/50fvXBCF

(博士のコメント)↑豊崎社長の記事。これは興味深く面白い!
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帰宅後、
『映画秘宝』の『フラッシュバックメモリーズ3D』原稿を。
字数を押し込むのが難しい。
無限に書けるメルマガ病だ。

今日は師匠にお会いしたのが約8ヶ月ぶりだった。
50歳になってから、初めて。
50歳でも、今日、偶然にも会えると思っただけで、
この胸の高まりと緊張。

恍惚と不安、二つ我にあり。
年齢を重ねると職業的使命は磨かれる。
その心中に師匠を持つ悦びと尊さを、若い人にも伝えていきたいなぁ。


12月12日  水曜日
【園子温と共に番組】

5時起床。

ネットに、何故かひな壇がどうしたこうした、
ツイートが大量にあると思ったら、
『マキタスポーツ ラジオはたらくおじさん』での発言が
波紋を広げているのか?

これ、
『カンニング竹山の恋愛中毒』でも言っているし、
『Dropkick誌』でももっと過激に言っているから。
「若者は大志を抱け!」って単純な話だよ。


町山智浩さんと朝から往復書簡。
同じ50歳、新たなる仕事に向けて、互いに刺激になる。


外仕事へ。
今日は園子温と一緒の仕事。
ホント楽しみだなぁ。


9時半、半蔵門・MXテレビ入り。
年末特番(12月30日、23時〜24時)
『ニッポン・ダンディSP
 スピンオフ・映画で振り返る2012』収録。

出演:水道橋博士、モーリー・ロバートソン、
ポール、関谷亜矢子。

ゲスト:園子温監督、松江哲明監督。

『ニッポン・ダンディ・スピンオフ・映画で振り返る2012』

いやあ面白かったぁ!
園子温爆発! いやあ実に満足!
他に何処にもない番組になった。

「モーリー・ロバートソンvs園子温」
本番前から確実に開戦、炎上すると思われていたが、
途中、園子温の詩人、パフォーマーとしての経歴がわかると、
モーリーも青年時代に、
その経験があり俄然、二人の距離が縮まる。

最後まで意見の不一致はあっても、
罵り合うことすらなかった。

収録中、あんまり面白いから
「これだけ面白かったら、
 編集で切りたくないから多めに撮りたくない!」
と言っていたのだが、
撮れ高ありすぎて、
後半部分は、新年の通常放送で使うことに。

改めて、ボクは園子温監督とは温度が合う。
この歳で出会えて良かった。
影響を受けまくっている。

影響とは「影」が形に従い、
「響き」が音に応じることであり、
その実践を伴うことだ。

園監督は来年、
監督をやめて「芸人」になると言う。

「芸人から監督になった人はいるけど、
 監督から芸人になった人はないから」

楽屋話


園監督と楽屋話。

「メルマガ書いてくださいよ」
「いいよ!」
「題名は?」
「そっちが決めてよ」
「じゃあ、『芸人宣言』でお願いします!」

さらに楽屋話。

「倉本美津留さんとのビートルズの対談TVで見ましたよ!」
「ああ、彼とは古いんだよ。でも最近わかったよ。
 アイツは自覚的に狂っているんだって」
「向こうもそう言ってましたよ」
「やっぱり!」

松江哲明監督とも初対面だったが、
予想通りに実にナイスガイ。

今週、金曜日の『ニッポン・ダンディ』のゲストにも迎えて、
『フラッシュバックメモリーズ3D』を特集する。

↓Twitter↓
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Twitter RT @tiptop_matsue: (松江哲明)
ニッポンダンディに園さんと出演。水道橋博士とDの
「面白すぎるからこれ以上撮ってカットするなら撮らない!」
「ここからは年明けの放送に回します!」
という会話は僕がこれまで知ってるテレビでは
見たことない光景だけど、
制作者としてはまこれも正しい姿勢だなーと思って、
こっそり感動していた。

(博士のコメント)↑監督、あれは例外的です。
もちろん他の番組では言えませんしありえません。
あの番組の企画がボク発なので、
あそこのスタッフとボクとの信頼関係なんです。
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ニュース速報。

尼崎連続変死事件の角田美代子被告が
留置場で自殺を図り死亡、との報。
コレで幕引きなのか。


スマイリーキクチくんから連絡。

『世界仰天ニュース』で、
事件をとりあげるとのこと。期待。
あの事件は風化してはならない。

世の中には、
執拗なネガティブ・キャンペーンを匿名で繰り返す人がいる。

スマイリーくんのネット中傷被害事件で
書類送検された悪質書き込みの人たちは、
ごくごく普通の人達であった。
高学歴であったり、仕事もある、
良き家庭人も多く含まれていた。

そういう人がネットでは匿名で“悪意”の仮面になりすます。
そして犯罪の自覚すらない。
そういうひとに実際会ってみたい。

↓Twitter↓
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Twitter RT @takehirohiguchi: (樋口毅宏)
『藝人春秋』がもう少しで読み終わってしまう。
一気読みがもったいなくて、
電車の中や眠る前に大事に大事に読んできたのに、
あと数章で宴が終わってしまう。
そしてここにきて、
あんなに腹を抱えながら読み進めてきたのに、
口を開けた数だけ重たい鉛を呑み込んできたことに気づく。
笑いながら読み進めていたこの本の恐ろしさが
徐々にわかってきたような気がする。
とんでもない人がたくさん出てくるけど、
博士は誰ひとり嫌いではないはずだ。
僕もそう。
本当に嫌いな人を、
自分の大切な本の中に出すわけがないから。
『藝人春秋』、一筋縄ではいかない本だよ。
面白くて、どこまでも深い。
読み終えたらまた、まとめてたくさんツイートします。

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Twitter RT @masayoshih (久田将義)
『藝人春秋』内容はむしろ藝人「血風録」の印象。
笑えて泣ける。
一瞬ご自身の思い出を辿っていく物語かと思いきや、
実は優れた人物ノンフィクション。
気取らない平易な文体が、
更に登場人物のキャラを浮きだたすのに成功している。
一言「面白かったです」

(博士のコメント)↑久田さんに認められ!嬉し!
編集者として久田さんの目から見たら誰の章がお好みですか?

Twitter RT @masayoshih: (久田将義)
はい、草野さん、(これまで余り好きじゃなかった)東国原さん、
ポール牧さん、爆笑「いじめ」問題さんです。
あ、でも石倉三郎さんの章もぐっときましたし
松本人志さんも良かったので…。
どれかと言うと難しいです(苦笑)。

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Twitter RT @yume_manga 水道橋博士の「藝人語り」 - fujipon
http://t.co/8d9Qy8cq

(博士のコメント)↑これは本格的な書評文で著者として大感激です!!
でもネタバレありなので、
本を未読の方は読後に読んで頂ければ幸いです。
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このところ、坂口恭平総理が回復してきた。
我が事のように嬉しい!
首相動静見守りたい。

ワタリウム美術館の未来編はもうやっているのかしら?
テレビタレントではない人。
坂口恭平とは何者か?
園子温とはどんな監督か?
知らない人に説明するのは時間がかかる。

例えば苫米地英人とは何者か?
『藝人春秋』で、
あれほどのページ数の言及が必要になる。
だからこそ人物評伝は面白い。


帰宅後、
早売りの『週刊文春』、『週刊新潮』入手。

『映画秘宝』の原稿仕上げて、
再び移動、緑山スタジオへ。

新春特番の司会だが、
流石に眠気が襲ってきた。

緑山までこんなにも遠かったか!
毎週、通っていた頃が嘘のようだ。
Twitterとメルマ旬報で暇つぶし出きて良かった。



東海テレビ
『もめごと一刀両断 芸能人お悩み相談所』収録。

司会:浅草キッド、白石美帆。
相談者:加藤茶・酒井敏也、おさる。
御意見番:木村健太郎。

東海テレビ『もめごと一刀両断 芸能人お悩み相談所』

東海テレビのドラマ『モメる門には福来る』
収録後に、そのセットを使ってバラエティ収録。
押し押しのスケジュールで、
スタッフを含めて皆さん大変な居残り仕事のなか、
深い時間になりながら、なんとか終了。

酒井敏也さん、初めてお話したが、
ボクにとっては、
つかこうへいさんのエッセーに頻繁に登場する
運転手さんのイメージが強い。
つかこうへいさんのお話をもっとしたかった。

緑山よりマネージャー3人を乗せて、
話をしながら帰京。

 

12月13日  木曜日
【休養、稲川淳二さんからのお手紙】


5時起床。

結局ね、起きてしまうんだよね。
寒いから子供の布団で温まろう!

『水道橋博士のメルマ旬報』
自分の連載分を仕上げる。

以前、チュートリアルの徳井くんに
譲ってしまった作品社の
セックス文化の○○大全&○○史シリーズ。
なんと作品社の編集長の内田さんに再送して頂いた。

よし、子供の視線を怖がらず、
TENGAの横に並べよう。
手紙の追伸にあった『藝人春秋』評も、
見事な作品であった。

セックス文化の○○大全&○○史シリーズ

今日は体いたわる。
マッサージを済ませて、
カミさんと二人で歩いて、期日前投票へ。


靴屋さんで、カミさんにブーツを買って、
駅前の『あゆみブックス』へあゆみ、
サイン本30冊を作成。

あゆみブックスにて

子供らも合流。

我が家は、
「本だけは好きなものを買っていいよ」ルール。
サイン本作りを終え、外へ出たら、
演説中の山本太郎とバッタリ。

そしてSPに旧知の格闘家・大山峻護選手。
しばし立ち話。

帰宅後、
明後日収録の『たかじんNOマネー』の進行表を見て吃驚。

田原総一朗さんが生出演だが、
青山繁晴さんと対決!?
これ完全にガチだよ!

経緯を知らない人にはわからないと思うが、
今なら、お二人は確実にぶつかる。

寺門ジモンvs武井壮に続いて、
俺、また目撃者になれる。

『たかじんNOマネー』、
先週ON AIR分だが青山繁晴さんは、
拉致被害者と九条問題に触れ、
「『朝生』で田原総一朗さんが
 『憲法9条が改正されたら日本は戦争のできる国になる』
 と言ったのは許せない! あんなミスリードをして!」
声を震わせて激怒していた。
それ以前から二人は不穏なのだ。

家族で焼肉屋さんへ。
長男、旺盛な食欲、見ていて気持ち良い。
子供たち常連さんにも可愛がられる。

遊び部屋倉庫、片付けながら、皆でゴロゴロ。
広いのでのびのび出来て、相当に楽しい。
片付けのため、長く開かずの間であった押入れから、
次々とお宝が発掘される。

家を新築したときに、
「新築祝いだ!
 部屋が空いてるんだろ! 俺の記念館作れ!」
と殿に言われた頃に頂いたものだ。

↓Twitter↓
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Twitter RT @TomoMachi (町山智浩)
水道橋博士『藝人春秋』について http://t.co/hKTEzGA2

(博士のコメント)↑町山さんの『藝人春秋』書評。
的を射抜かれていて言外の言葉も聞こえてきて。
ドキドキ。
ありがとうございます! 
ボクにとって町山智浩さんがなんのアテもなく
海外へ移住したのは、
最大の一線を越えることだと思えるなぁ。

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Twitter RT @takehirohiguchi (樋口毅宏)
水道橋博士の『藝人春秋』、
読み終わってから数時間が経過しているけど、
溜め息ばかりで言葉にならない。
しかしこれだけは言える。
僕は確かに魂を受け取ったと。傑作中の傑作。

(博士のコメント)↑おお!樋口毅宏さんもありがと!

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Twitter RT @ibiru: (文春・目崎さん)
まとめを更新しました。
有名人だけでなく普通の人の感想ツイートも追加しました
「水道橋博士『藝人春秋』への各界の反応」
http://t.co/RlMF3TUQ

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『藝人春秋』に、多くの読書感想が寄せられありがたい。

しかし、本日、
稲川淳二さんから頂いたお手紙ほど、
感激したものはなかった。

10年間の空白、
いや暗闇へ投げたボールが今、投げ返されたよう。
本でしか描けなかった想いの漂流が、
手紙という文字を乗せる船で寄港した。

『藝人春秋』を書いて良かった。


12月14日  金曜日
【たけしとふみお復活のビバリー 星座のお話、松江哲明監督】


5時起床。

2ちゃんねる系で、
ボクがひな壇芸人批判したとの論説が続いているようだ。

まだやってるのか??
世の中には「ひな壇」という「論壇」でもあるのだろうか?

あれは「ひな壇芸人」への批判じゃない。
ひな壇芸人という位置が「ある」なら、
その座り方「姿勢」を自らを含め問うているのに。
早くひなから親鳥になって、この論壇から羽ばたきたい。

ネットの掲示板というのは、
標的にされると延々と吊るし上げられる、
公開処刑の場のようだけど、
例え匿名者に自分が標的にされ、
「あることないこと」書かれても、
「自由に言いたいことが言え」、
「反論もできる」そんな場がある方が、
「なくなる」よりずっと良いですよ。

↓Twitter↓
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Twitter RT @TomoMachi: (町山智浩)
樋口毅宏「ルックバックインアンガー」
読み始めたら止まらない!!!!!

(博士のコメント)↑樋口毅宏『ルックバックインアンガー』は
ボクの正月休みへのモチベーションにとっています! 
南の島で誰に止められることなくノンストップで小説に浸り読むのだ。

Twitter RT @TomoMachi
樋口毅宏『ルック・バック・イン・アンガー』は
なぜ石原慎太郎に捧げられているか http://t.co/UscQAdeL

(博士のコメント)↑わー本より先に読んでしまった! 
早く俺に正月休みを!
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早起きして、
松江哲明監督『ライブテープ』初見。

松江哲明監督『ライブテープ』

2009年の元日に吉祥寺で行われた、
前野健太によるゲリラライブを、
1カット74分で撮影したドキュメンタリー映画。

松江監督33年前の正月のここから、
手法として、もっと前へ飛び出しているが、なるほど!
実にエモーショナル!! と唸る。

気合を入れて斎戒沐浴して、出勤の前に出勤。
今日は、移動の間も忙しいぞ。

11時、スズキ秘書ではなく佐竹チョイナ送りで、
有楽町のニッポン放送へ。

ボクにとっては、夢のタッグ復活を見学に。
まさに星と星の再会なのだ。

30分前に入り、スタジオに入り、高田先生と談笑。
「オマエのゲスト出演って今度の月曜だろ!」
「早く来ちゃいました!」
「なんで見るんだよ」
「お二人の見納めに!」
「オマエ言ってることキツイだろ!」

……殿はギリギリのいり時間の様。
「たけしさん、こなかったら、オマエ出ろよ!」

そして、生放送直前ギリギリに入った殿、オレを見つけて、
「オー水道橋、あの社長会だけどよぉ……。新年にする?」
「すいません、お話途中ですが、殿、もう本番3秒前です!」
で、ブースの中へ。


そして黄金バッテリーが復活!!
11時半、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』生放送。

「たけしとふみお」のコンビ復活。
頭から、往年の猛スピードの応酬。

中盤、
殿の年末番組で実現した、
桑田vs清原のKKコンビ最後の対決についてトーク。

ブースの外で小橋マネージャーが
「大丈夫です、オチまでは言いません」
と言っていたのに、
結末のネタバレまで殿が語りきり、
思わず小橋さん、ずっこける。

あの空気を読まないぶっちぎりのやりとり……。

ボクにとって夢のON砲のままなのだ。
長く生きていると50才のボクだって、
「いつだって14才になれるんだ!」
こんな瞬間がある。

東京マラソンで心肺停止した松村くんも加えて、
3人共に死に際から生き返った!

死に際から生き返った3人

今までも、自分が書いてきた本は、
そのたびに献上しているが、とりたてて、評されることはなかった。
しかし、『藝人春秋』は、

「よく出来てるなァ! あの本……」
と殿に初めて褒められた!!

殿に初めて褒められた!!

「三又又三の章が入っているのがいいよ!
 あれ、くだらないだけだもんな!」
と高田先生。

ボクは『あなたに褒められたくて』やっている。

『あなたに褒められたくて』やっている

↓Twitter↓
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Twitter @iijjiji: 【大推薦!お宝音源!】
ビートたけし×高田文夫、伝説の黄金コンビ復活!
12/14 ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』
たけしが代打出演時( http://t.co/xr8SnbhB )の
約束を果たしにやってくる!

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胸いっぱいで、
ニッポン放送見学終了後、『小洞天』で麻婆豆腐ランチ。
ビックカメラで買い物。

移動の合間、BRUTUS新連載『はかせTV』校正、送稿。
『トーキョードリフター』をDVDで確認。
やたら忙しい。

『トーキョードリフター』


15時半、赤坂へ。

『水道橋博士のメルマ旬報』編集会議。
殿のご長男、篤くんが会議室へ。
昼間に殿に会い、夕方、息子さんに会う。

「今日、お父さんに会ったよ!」
「へ〜何処でですか?」
「ラジオビバリー昼ズで5年ぶりの共演!」
「へ〜そうですか。
 実は今日、僕と父の本が出来上がったんですよ!」

そして机の上に絵本を広げる。

広げた絵本

北野武『ほしのほなし』(ポプラ社)

作・絵 北野武
編集・構成 北野篤くんの合作!

北野武『ほしのほなし』(ポプラ社)

昨晩、ふたご座流星群は見ることが出来なかったが、
今日、会議室で『男の星座』を目撃した。

これ最高だよ! 絵も文もコラボの意味も!

今回は編集会議に文春・目崎さんが出席。
新連載、園子温ともうひとり確認。
雑誌『ケトル』に、スタイリストの伊賀大介さんの
『藝人春秋』と『博士のメルマ旬報』を絡ませた書評記事。

雑誌『ケトル』

ホントに嬉しいし励みになる。
彼は、もう10年近くずっと熱烈にサポーターで居てくれた。

俺達の本をぐっとくる文章で引き立てる、
文章のスタイリストでいてくれた。

今日は、ご一緒する予定であったが、
この擦れ違いも明日への演出だ。

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Twitter RT @inomsk ”この世のものとは思えぬあの世”。
/路傍の石は輝いて、天翔ける流星となる 
水道橋博士『藝人春秋』  | イノミス
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(博士のコメント)↑素晴らしい批評文をありがと。

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Twitter RT @hihiuedakojiro (Hi-Hi上田浩二郎)
わー!博士さんの本!凄い!
熱くなって危うく人前で涙を流すところだった!
僕もブルーハーツに14歳の頃撃ち抜かれた1人。
そして今39歳でこの本に撃ち抜かれました!

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(博士のコメント)↑上田くん。いつかその話をしよう!
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移動。
新橋の編集スタジオへ。

とみこはんの新刊にコメント寄せ。
本人の前でサプライズで流すらしい。

「才能を知っていました?」と聞かれて
「初めて見た時からプロになるべき」と思った話。
素直に、その実力者ぶりを語る。

メ〜テレ『哲人の告白』のナレーション録り。

#038 錦織良成さん 映画監督
#039 鈴木愛さん デザイン書道作家
#041 和田裕美さん 作家、コンサルタント、
3本のナレーション。

年末の打ち上げ、
乾杯挨拶、目の前のお寿司を前にして、
「移動です!」の非情の言葉。

移動の車で、
17日に生放送のBSスカパー『BAZOOKA!!!』
「松村邦洋、天才領域確認SP」(仮)の打ち合わせ。

現時点でも、展開が面白い。
岡宗Dもチカラ入っているなぁ。


さらに移動。

19時過ぎ、半蔵門・東京MX入り。

21時、『ニッポン・ダンディ』生放送。

出演:モーリー・ロバートソン、関谷亜矢子、
周、ポール、ご一緒。

「松江哲明のドキュメンタリー哲学」
ゲスト:松江哲明監督

「松江哲明のドキュメンタリー哲学」

若き才能、松江哲明監督の
明日に賭ける爽やかな回だった。
スタッフも出演者も皆、
世間の評価の先取りの気持ちを分かち合う。

この映画の感想は、ボクも映画秘宝に一文を寄せた。

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この映画との邂逅の記憶を遡れば偶然が重なる。
ボクが六本木で飲んでいる時のこと。

「テレビの収録で会ったスピリッチュアル女子大生CHIEが
予知能力を得るのに一時外傷性脳損傷状態で
全ての記憶を失った」という話をしていた、
丁度、その時、一緒に居た編集者の九龍ジョーが、
「まさにその映画があるんですよ!」と告げ、
「松江哲明監督は、失われた記憶部分のレイヤー(層)を変えて、
3D映画 として記憶の喪失を描いてるんです!」とのこと。

「レイヤー(見ている層)を変えれば
 世界は縦横にも奥にも広がる、」〜という概念は、
ボクが最近、信奉している坂口恭平の本の中でも、
繰り返している世界観だ。
そのことだけで俄然、興味を持ち、心をさらわれた。

そして10月21日――。

六本木ヒルズの『東京国際映画祭(TIFF)』
メーン部門のコンペティション作品のワールドプレミアへ駆けつけた。

正直、映画は、予想を遥かに越えて、
いや、突出して、素晴らしかった!!

主人公は日本のディジュリドゥ奏者GOMAさん。
ディジュリドゥとは豪州の先住民が使う木製の長大な管楽器。
GOMAさんはその第一人者であったが、
平成21年に追突事故に遭い、
高次脳機能障害となり記憶の一部が消えてしまう。

その後、妻や娘に支えられながら、
リハビリを続ける様子と、
記憶の再生部分のフラッシュバックで映画は構成される。

失われた記憶部分を3Dの奥行きで表現し、
GOMAさんの現実の演奏は3Dの手前に映される。
ロングフォン(ディジュリドゥ) は、
何よりも形状が長く飛び出しているからこそ、
3D表現に適しており、
圧倒的な音場感ある音楽映画として、
今まで見たこともない映像空間が現れた。

この日本製3D映画は、
記憶映画の最前線である、
『メメント』や『インセプション』の、
クリストファー・ノーランの千分の一の予算規模で、
世界第一線より一歩先に跳び出た。

監督本人が何処までも平な日本映画のシーンから、
世界へ飛び出した3Dを体現している!

この作品は後世に残る、
劇場体験すべき「映画」であることは間違いない。
映画の神様は、
この作品の記憶を永遠に消せない。


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来週分の打ち合わせを済ませ帰路へ。

明日は、名古屋生放送〜大阪3本撮り〜倉敷へ入り、
明後日、大阪でトークイベント〜サイン会のスケジュール。

まさに師走。走り回っている。
倒れるのではないだろうか?

帰宅後、
『タモリ倶楽部』で、カレー居酒屋「やるき」が特集されている。

ここはあまりに安い、美味い! 
で長く店名を書かなかったお店。
おお混まないでくれ!

今日は、松尾スズキの50才の誕生日。
20代から知っているが、50才になって12年ぶり邂逅。
メルマガも読んでいたから話が弾んだ。

朝日新聞の連載

ちょうど今、朝日新聞に小説を連載している!
ひとり舞台は見られないが、WOWOWの『ふくすけ』がある。
深夜、大人計画『ふくすけ』前半まで。悪夢ミュージカル。
後半を見られる計画が、今のところしばらくない。
とにかく寝る!

 

12月15日  土曜日
【名古屋〜大阪〜岡山〜倉敷従兄弟会。】

5時半、よし起きた!

パンパンと朝青龍の如くほっぺに気合を入れて。
今日は長いぞ。
まず、はじまりは尾張、名古屋だ。


行きの新幹線、有村昆くんと一緒。
「結婚おめでとう!」と。
MXテレビ『ニッポン・ダンディ』金曜日をチェックしているとは
流石、映画コメンテーター。

9時53分、東海テレビ『ぷれサタ!』生放送。
ゲストコメンテーター:
いとうあさこ、松尾陽介、福田彩乃、憲俊、
大矢真那(SKE48)、菅なな子(SKE48)、ご一緒。

【トコトン!】SKE48
【おでかけ☆ランキング】冬の最強温泉宿
【旅人照英】名鉄 佐屋駅

名古屋でも、『藝人春秋』のサイン会を、
と思っていたがスケジュールが合わなかったので、
もともと決まっていた
『旅人照英』サイン本のお渡し会に合体!

ボクの代わりに憲俊が本を渡してくれることに。
ありがと!

生放送終了後、
飛び出しで移動、大阪へ。


13時、テレビ大阪『たかじんNOマネー』生放送、
飛び込み。

出演:大谷昭宏、須田慎一郎、岸博幸、眞鍋かをり。
ゲスト:田原総一朗、長谷川幸洋。

今日の生放送、
「青山繁晴vs田原総一朗」は、
お金払っても見届けたいほどの一騎打ち。
二人共、本当にガチだから。

冒頭から「昼から生テレビ」……。
憲法九条解釈を巡って激しく火花。

青山vs田原対決。

「表に出ろ!」という論戦はテレビで行われている。
生放送のテレビは「宇宙の裁判所」だ。
ある意味、二人のフェアーな口論は清々しさすら感じる。

2本目:「世界悪ごとハウマッチ2」チーム戦で。

・岸、大谷
・青山、眞鍋
・田原、八代
・須田、水道橋の4チームのペアが、
以下の問題
「インドネシアのポルノの罰金」
「中国の偽札」
「シー・シェパードの寄付金」
「韓国の売春市場」
「脱税最高金額」
「対人地雷の最安値」
などに答える。

3本目:「儲け話2013」

ゲスト:荻原博子、八代英輝。
レギュラー&ゲストのお年玉、お金儲け企画。

ボクは米国の『アイスロード・トラッカーズ』の話を。

大阪番組特有と言っていいのだろうか、
出演陣のホントに歯に衣を着せない「正直さ」に、
毎回感心する。
タレントとしてはデメリットでしか無いが、
皆、素っ裸で湯船に浸かっている。
とにかくタレントの衣を脱ぎたい、ボクにとっても
この『たかじんNOマネー』の本音トークの湯は、
実にイイ湯加減。

Nマネと別れて、
そぼ降る雨の中、新大阪から岡山で乗り換え、
在来線に揺られて、倉敷へ無事、帰郷。


そのまま駅からタクシーで、
一人、「倉敷アイビースクエア」へ。
実家に戻らず投宿。

片時の滞在になるが、
部屋にたどり着くと、流石にクタクタだ。
兄が迎えに、美観地区にある居酒屋『八重』へ、
兄と従兄弟たちと集まった。

皆50歳を超えていてボクが一番年下。
それでも親密な距離は少年時代のままだ。
お正月に集まって、
遊んでもらっていた記憶に胸いっぱいになる。
鰆の刺身や黄ニラや渡り蟹など、
地のものを食べながら昔話。

田舎で仕事の話はほとんどしない。
語ったところでわかる話ではないから。
2歳年上のユッくんに

「一度も見たことないから、
いつかマサちゃんの漫才やっている姿を見たいなぁ!」
と言われて思わず、
「ボク、タレントはイマイチだけど、
漫才は東京でもソコソコにやってるんですよ!」
と珍しくちょっとだけ胸を張る。

エッちゃんが
「カラオケ行きたい!」と言い張って、
従兄弟5人で美観地区を歩いて
倉敷川沿いの瀟洒な蔵屋敷を改装した、スナックへ。

ボクよりも何倍も何倍もシャイな兄が、
従兄弟に促されてマイクを持つ。
兄が初めてカラオケを歌う姿を初めて見た。
『街の灯』〜調子外れだったけど……感無量。

その後の2曲目に、
「どうしても歌いたかったんじゃ〜」
と選曲したのが、
クイーンの『ウィー・アー・ザ・チャンピオン』
笑ったなぁ……選りに選って。なんで?
でも、兄の部屋にあった、クイーンのLPを想い出す。

ボクも数年ぶりに何曲も歌った。
兄に「吉田拓郎を歌って!」ってリクエストして、
兄弟で『人生を語らず』、
かぐや姫の『妹』やスチャダラをリクエストする。
歌詞で「アニ」のパーツを聞きたいだけ。

兄は当然歌えないんだけど、
でも、ボクのスチャ好きも全部、兄の影響なんだ。

深夜26時まで歌って解散。
アイビースクエアの一室で力尽きる。


2011年 12年

 

 

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