『藝人春秋』特設サイト

 

2月26日  火曜日
【WOWOWアカデミー賞番組、町山智浩】


4時起床。
早いが……。
アカデミー賞を見ておかなければ!

昨日のWOWOWアカデミー賞、字幕版を視聴。
司会、セス・マクファーレンの
「おっぱい見えた!」の曲。

キャスト勢揃いの『レ・ミゼラブル』大合唱、
バーバラ・ストライサンドのメモリー熱唱、
ダニエル・デイ=ルイスのスピーチも、
クエンティン・タランティーノのボンクラ・スピーチも最高!

そして『アルゴ』の大逆転の作品賞受賞など、
見せ場だらけ。

ボクがWOWOWの事前番組で披露した願望
「ヒュー・ジャックマン手を差し伸べる瞬間が見たい」
というシーンそのものは現実化した、
ただし、
その相手はアン・ハサウェイではなく、
階段で躓いたジェニファー・ローレンスに
手を差し伸べたわけだが……。


食卓へ。
久々に子供達に会ったら、4才の末っ子

「……あ?……サザエさんじゃない?」と。

彼が呼ぶサザエさんは波平さんのことだけど、
確かに横の髪を切ったので、
髪型は変化している。

「WHO AM I !?」
今、毎日が自分探し真っ最中だ。


『マンスリーよしもと』休刊の報。
たまに読む機会があったが、
芸人というアイドル雑誌ではなく
一時の『月刊カドカワ』に似た文芸誌になっていた。

編集者に確実に活字好きがいた。
芸人に愛される樋口毅宏『民宿雪国』特集など、
ボクと反響することもあった。
芸人は文藝的だと思っているので残念。


TwitterRT @yasu_yasu1313
「水道橋博士 かつら 」http://t.co/H7eNftXZTT



(博士のコメント)↑ネットニュースのタイトルは扇情的だが、
いくらなんでもこのネーミングは無いだろ(笑)


11時、新宿リーガロイヤルホテル入り。
WOWOWのアカデミー賞特番、
控え室は、町山智浩さんと同室に……。

ボクに
「博士ぇ、ボンちゃんに似てきたねぇ」
とベッドに誘われる。


出番前、
『メルマ旬報』西寺郷太連載
「噂のメロディ・メイカー」第一話について
町山さんと雑談。

「その話、あり得るよ!」
と町山さん。


『WOWOWアカデミー賞徹底検証』収録。
出演:ジョン・カビラ、高島彩、町山智浩、ご一緒。

第一声。
「映画評論家と芸人のコンビとしては、
 水野晴郎とボンちゃん以来のコンビです!」

「収録だから……」
と前半から尻上がりに使えない話しを続け、
町山さんも
「この2人を呼ぶ方が悪いよ!」と開き直る。

アン・ハサウェイのドレスの乳首問題。
俺のアン・ハサウェイ=奈美悦子説に呆れられつつ
タップリと無駄話。

高島アナ
「アン・ハサウェイが助演女優賞を獲った瞬間、
 博士を想い出しましたよ」と言われて、
「ボクもアン・ハサウェイが好き過ぎて、
 レ・ミゼラブルを真似て坊主にしました!」
と言ってしまう。
言っていて、その方が辻褄が合うなぁ。

終盤になっても脱線トークしていたら、
15時からのラジオ生出演でケツカッチンの町山さんに
「もう使えないからヤメなさい!」
と初めてタシ舐められた(笑)
いつも俺が尻拭いしているのに(笑)


帰宅後、
アーノルド・シュワルツェネッガーの新作映画
『ラストスタンド』視聴。


正直、どうか?と思っていたが、
監督は、『悪魔を見た!』のキム・ジウン。
シュワ映画というよりジウン監督の画力に唸る。

シュワちゃんのハリウッド復帰作と同時に、
韓国の俊英・ジウン監督のハリウッドデビュー作だ。

ジョン・ウェインの古典『リオ・ブラボー』オマージュだが、
シュワちゃんの集大成『グラン・トリノ』でもある。
『ジャンゴ』も最高だと思ったが、
『ラストスタンド』も最高だ!

休刊決定の『BREAK MAX』の吉田豪による
TBS安東弘樹アナへのインタビュー。
自分の予想のレベルを超えた"告白"だった。
「尊敬する人=弟」以降の
クダリも恐るべき知られざる偉人伝。




2月27日  水曜日
【秩父へ ニコニコ生放送・閃乱カグラ特番】

5時半起床後、
即、仕事。

『水道橋博士のメルマ旬報』の締め切りが近づいている。
とにかく日記を仕上げるべく集中。
しかし、毎日、事件がありすぎてなかなか終わらない。
ぐったり。

この仕事に出口はある。
なぜなら、今日の夜は秩父温泉で、
巨乳アイドルと一緒に乱痴気騒ぎ宴会なのだ!


『AERA』連載の「現代の肖像」会田誠。

紙面では数々見ているが、
森美術館の個展『天才でごめんなさい』は、
3月いっぱいまでだ。
とにかく「行けよ!俺!」と呼びかける。

まさか、その前にお会いするとは……。
この間の『オトナの!』の収録の時に一枚撮ったのだ。


『ゴング格闘技』最新号(2013.4月号)
茂田浩司さんによる、
石井館長のロングインタビュー読了。

谷川貞治さんの著書『平謝り』に真っ向からの反論。
『水道橋博士のメルマ旬報』では
谷川さんも茂田さんも連載している。

石井館長
「塀の中で『仁』って言葉を知って考えが変わりましたね……
 人に二つと書いて仁……」

「自分の考え方はこうだと思ってても、
 対面の相手は逆のことを考えてる。
 何が真実なのかといえば、
 相手の言っていることも真実だし、
 もちろん私の言っていることも真実ですよ。
 その二つで一つなんです。
 仁は他者に対する慈しみの心だけども、
 『自分自身だけが正しい』と考えるのは間違い……」


先日の帰郷、倉敷の写真が出てきた。


『キッドのもと』にも書いた40年も前、
父に連れられて通った本屋さん。
今も同じ佇まいのまま。

「ま〜坊ちゃん、懐かしい。
 お父さんがいらっしゃってた時と変わらないんですよ」

「おばさん、俺、もう50歳ですよ!」

父の口癖。
「子供が贅沢をするな!
 男の苦労はこうてでもせぇ!(買ってでもしろ)
 子供にはおもちゃは何もこうちゃらん!(買わない)
 でもな、本だけは好きなだけこうちゃる!(買ってやる!)」

父の子供だから、ボクはこう育ったのだ。
「苦労はこうてでもせぇ!」が今も響く。


13時、池袋集合、
ロケバスで秩父温泉へ向かう。

深夜、ニコニコ生放送で、
『閃乱カグラ』の発売記念、
乱痴気イベント。再び、だ。

去年の夏にやったときは、
ユリオカ超特Qとのコンビだったが、
今回は更に、イジリー岡田くんも参戦。

車中、ほぼ25年ぶりに共演する、
イジリー岡田くんと思い出話。

45歳、48歳、50歳の3人。
懐かし楽しすぎる。
高速のサービスエリアで一枚。


イジリーくんと、思い出話をロケバスで。

四半世紀も前、平成元年の1月、
銀座小劇場で松竹梅の司会で、
ホリプロライブの第一回が開催され、
その一番手が「キットカット」だった(後のイジリー岡田)。

客席でボクは見ていて隣には、
まだデビュー前のバカルディがいた〜なんて話、
懐かしいな〜。

その後、毎月ホリプロライブが、
新宿ビブランシアターで開催。
YOKOHAMA、
シューティング、
ブレーメン大島、
広川ひかる、
佐伯玲子(元・野上彰夫 人)、
ラストチャップ、
ブルドック(後の三井三太郎)
……なんかが常連だった。
(後にバカルディ、テンションが加わる)

あの頃は、まだネットがないから、
その頃の詳細を書いているものは、
残っていないだろう。


ギュウギュウ詰めのバスに揺られ、
想い出話に浸ったところで、
子鹿野温泉、須崎旅館へ到着。

エロ坊主2人で入浴。
「ユリオカぁ、ボンちゃんに似てきたねぇ」
と今度は自分から誘ってみる。


老舗温泉でお泊りロケ。
イジリー岡田と巨乳アイドルの部屋でお隣り。
完全に寝起きドッキリのシチュエーション。
バブルの頃はこういう構図は頻繁にあった。
「エロ企画」って、
テレビから無くなったのだな〜とシミジミ。


食事後、リハーサル。

前回放送分、1時間上映されたあと、
23時より、ニコニコ生放送本番。

『閃乱カグラ 真夜中パイランドの生(乳)討論
 VOL・2 IN秩父温泉』

司会:水道橋博士、川奈栞、
論客・イジリー岡田、ユリオカ超特Q、
爆乳プロデューサー高木謙一郎、
KNU(寿エリカ、小湊あや、北条佳奈、山咲まりな)、
一緒に。


まず、前回のダイジェスト映像を流した後、
今回の生中継に。

前回の入場者数(5万人)をさらに倍、
「10万人に入場者数を増やす!」
という高いハードルを掲げ、
25時40分までゲームの内容に即して、
水着ギャルとの乱痴気騒ぎが続く……

配信終了間際に、ノルマの数字を達成!!!


打ち上げ。『閃乱カグラ』の高木謙一郎Pが
35歳の若さながら、倉敷市連島の出身と判明。

日曜日の倉敷市のシンポジウムの様子など
郷土話をしばし。

流石に27時半を過ぎて就寝。

エロ坊主秩父温泉で乱痴気騒ぎ。
とうとう見た目で永六輔さんと呼ばれるようになった。



2月28日  木曜日
【病床の田原総一朗と対談、Wanted!! ゲスト中条省平】


朝、旅館朝食。

秩父から池袋へ一旦帰宅。
流石に、皆、疲れて無言のロケバス。

昨日来、長時間のバス移動、
狭い座席で腰痛悪化し、
中国マッサージとバンテリンで応急処置。


14時、ニッポン放送『ごごばん』。
田原総一朗さんゲスト生出演を聴きながら、
田原さんの入院先の病院へ、車、走らせる。

田原総一朗さん、現在入院中。
それも転倒して怪我をして、
顔面、内出血してしまったとか。
病院に行ったら、発熱があり、
どうやら食あたりを併発させ、
そのまま入院と相成った。

それなのに、ニッポン放送には、
点滴を外して出演。

俺には、病室まで「とにかく来てくれ!」と。

その真意は……
病室で寝ている姿を水道橋博士なら、
そのままレポートしてくれるだろう、というニーズなのだ。

本来、政治家やタレントは、
入院している姿は見せないものだが、
逆に「見せたい」のだ。

それなら2ショットを撮るしかないだろう。
本来、そっくりながのだが……。
俺はハゲ坊主、田原さんは内出血で、似ても似つかない。

しかし、田原さんの姿が、
晩年、病で寝たきりだった父にそっくりで
目を疑うほどだった。


面会後、
国際大学が始める新しいWEBサイトの対談。

田原総一朗さんがSPIDERについて、
熟知されていたので吃驚。

「お持ちなんですか?」
「いや使ってはいない……」

その後、ボクがSPIDERの未来像を説明。
「完全に理解できる。正しいよ!」

78歳で機械音痴、ATMすら使えないのに
概念だけ説明してもこの吸収力!

(ちなみに、このところ情報が薄かったが……
 SPIDERの開発は今も一般用発売に動いています!)

元気そうでなりより。

移動、TBSラジオ入り。

20時、『水道橋博士の木曜WANTED!!』生放送。
山内あゆアナ、ご一緒。

OPで、田原総一朗のお見舞いの話。

テーマは"子供に見せたい映画"
ゲスト:中条省平

シネフィル・イマジカの『浅草映画研究所』で
共演していた学習院大学教授の中条省平先生とは、
約1年半ぶりの再会。


生放送終了後もお話。

「せめて自分の著作は、
 書評を集めて書評空間を残しておきたいんです」

「江戸川乱歩の『貼雑年譜(はりまぜねんぷ)』だね。
 乱歩は自分の記事を全て切り取り
 ファイルしていたんだよ」

「早すぎたエゴサーチですね!」

ボクは15年も一日も欠かさず、
『博士の悪童日記』というブログを続けていて、
今、Twitterで随時、日記に繋がるよう、
短く頻繁に一日を報告しているが……。
なるほど『ライフログ』って概念が既にあるのだなぁ。


今日の特集が
「子供と一緒に見る映画」だったので、
ボクが4〜5年前に連載していた
「R5 子どもと一緒に見る映画」の原稿、
13回分を発掘。
我ながら今、読んだら心洗われた。
構想中の一冊にシフトできるな。



園子温との「ふたり会」開催が正式決定。
『ザ・水道橋 in 座・高円寺 vol.1 〜園子温芸人デビュー〜』
昼夜公演開催決定!

日時:4月30日(火)昼14時〜/夜19時〜
会場:座・高円寺2
チケット:ローソンチケット


『藝人春秋』が、10刷り8万部に。
読者に心より深謝。

書評が反響を生む口コミと共に、
全国の書店の棚を書評空間へ誘いたい。

書店の文芸棚担当さんへ。
こちらが各媒体の『藝人春秋』書評一覧です。
よろしくお願いします。http://t.co/bu3cxO3MGN


TwitterRT @KOKAMIShoji (鴻上尚史さん)
途中まで読んで仕事で手つかずだった
博士の『芸人春秋』をやっと読む。
先日は読んでいた部分の石倉三郎さんにあって
「辛抱は辛さを抱きしめることですね」
と確認した。
全編敗者への優しい肯定感に溢れている。
それがこの本の一番の魅力に感じる。

(博士のコメント)↑鴻上さん、感謝!

2011年 12年

 

 

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