『藝人春秋』特設サイト




7月11日  木曜日

4時半、起床。
そんな時間に起きてどうする。

娘の7回目の誕生日だ。
寝顔に「行ってきます!」

ガン太の運転で、NHK入り。

8時、NHKラジオ第一『すっぴん!』生放送。
アンカー:藤井彩子アナ、ご一緒。
「つぶやき空模様」

「Newsまるかじり」。
高橋弘行解説委員。
テーマは『どうするスノーデン』。

「フードコート」「うまさ あふれる ミートマジック」
料理研究家の小田真規子さんとMeat Talk
今回のテーマは「鶏レバー」。
簡単レバーペースト、
これは「レバーボーデン」のアイスとして、
冷蔵庫に常備したくなった。

「博士の愛した日常」では、
30年前の妄想野球小説
『ユニバーサル野球協会』を取り上げる。
電話ゲストに、文庫本に解説を書いていた、
高橋源一郎さん。

10時台は、月に一度の特別企画。
【博士の愛した日常・番外編】

今回は、百獣の王を目指す、
タレントでマルチアスリート
武井壮がゲスト生出演。



Twitter RT @sosotakei(武井壮)
NHKラジオ『すっぴん!』で水道橋博士とトーク。
オレのトレーニング理論や
生き方を真っ直ぐ受け入れてくれる博士だからこそ
話す内容をお話した。
いつかその全てをお話できる時がくるかも。
今はホントにやるなアイツを積み重ねる。
やらない男の話を人は聞かないから。
今はやる時。。。

(博士のコメント)↑ありがと。
ずっと前から聞き取りしています。
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『すっぴん』生放送終了後、
恒例の反省会。

次回のゲストが漫画家・大橋裕之さんに決定!
やはり、会うことが定められている。

そのままマネージャーを乗せ帰宅。


13時から倉庫部屋で、
フジテレビの親バカSP(仮)の打ち合わせ。

この企画でボクが出演するのには、
かなり説明を要する――。

子供の映像を見せびらかす、
親バカとして自らが「出たい」わけではない、
入り時間する調整するからと、
「どうしても」と請われて出ることになった。

なのに、あくまで、テレビの上では、
自分から見せたがりの「バカ」を演じてくれ、
との要請……。

一瞬、無理です、と言いそうになる。
躊躇する。

いろいろ、テレビタレントも難しい。

しかし、今まで撮りためたまま忘れている
子供の映像も掘り起こせて良かった。


娘、帰宅。
今日は、文(ふみ)の7回目の誕生日。


推敲を遂行し、
この日に定めてゲラを読み終えた、
坂口恭平の『幻年時代』(幻冬舎)の書評を
『星星峡』に寄せる。
記憶を記録する文として。


実家からダンボール。
改装する実家から次々と貝塚が発掘されるが、
今度は創刊号のコレクションがどっと出てきた!

全て美品だ。
『鳩よ!』までも。
30年前の俺よ!
オマエは倉敷の大宅文庫か!


『en-taxi』の西村賢太さんとの対談。
起こしチェック。
敢えて誤記を改めるだけにとどめる。

確かに「起こし屋の青年」(@坪内祐三)
は、大変に上手いことがわかった。
要所をうまく繋げている。
自分が逃げることもしていない。


夜、坂口恭平の『幻年時代』のゲラを横に、
改めて、娘の文の誕生会。
子供たちの幻年時代の文を今日中に書く。


こんなニュースが。

> 窃盗容疑でお笑い芸人逮捕
> =事前にネット出品、落札後盗む
> 高級自転車被害・警視庁

Twitter RT @cinprecinpre(シンデラレエキスプレス渡辺くん)
芸人とは自転車操業なんだよ。
他人の自転車で操業してはいけない。

(博士のコメント)↑シンプレのナベちゃん。これ名言だよ。
そして漫才師は二人乗りの自転車。
――つまり『キッズリターン』のシーンへ結ばれる。
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Twitter RT @cinprecinpre (シンプレ渡辺くん)
メルマ旬報、
今号もじっくり読ませていただいております。
芸人の生理的な部分を理解して
書かれた読み物に心打たれております。
松竹の諸先輩のレジェンド・エレジーを
書かせていただきたいです。
それこそが上方演芸エレジーだと思うのです。

(博士のコメント)↑ナベちゃんも書いて下さい。
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7月12日  金曜日

5時起床。
夢現のまま机に。

昨晩以来、『星星峡』に寄稿する、
坂口恭平の新刊『幻年時代』の書評。

完全に没我して、
さながら夢か現(うつつ)かわからない境界線で、
文字を書いている。


カミさんに手を引かれ、
末っ子、園児の仲間と高尾山へ。

我が家の子供たちは幼年時代に、
のべ回数、何度行ったかわからぬほど
高尾山へ登っているわけだが、
あまりにも猛暑。

今日はお天道さまにお手柔らかに願う。
そしてボクは机上の幻年時代から下山する。


NHKラジオ第一『すっぴん!』
ボクの出演日ではないのだが、
リスナー投稿コーナー
「おべんとガーデン」に投稿する。

手羽先とオクラとしめじと
えのき氷たっぷりの極辛「カシミール・カレー」、
と「おいしんぼう麸」の輪切り添え。
食べれば食べるほど痩せるカレー。
高橋源一郎さんにメッセージ添え。


『幻年時代』の書評
「こうこれ以上は書けない!」と
編集者の九龍ジョーに送稿した時点で、
ピンポンと宅配便。
『幻年時代』の単行本が届いた。


装丁の佇まい、銀箔の文字。

再び読み返し書き改める。

『すっぴん!』のお弁当ガーデンで、
ボクの投稿を高橋源一郎さんが
読み上げた所で脱稿。
ボクの今日の源年時代。


Twitter
RT @wannyan(九龍ジョー)
星の雑誌に、星の軌跡が読み解かれた原稿、
感激しました。
お忙しい中、本当にありがとうございました!

(博士のコメント)↑幻冬舎『星星峡』版、
坂口恭平『幻年時代』の
最初に書かれた書評として
星星峡の紙の上の文として読んで欲しいです。
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SPIDERで『アメトーーク!!』の
「本当は凄い!松村邦洋」を再生。
爆笑に次ぐ爆笑。
途中、爆死するかと思った。

永久保存版いや永久記憶版だが、
心底ノーカット版が欲しい。
いやー知らないエピソードも多々あり。
寄り引き自在のカメラも見事だった。

Twitter RT @mimatadance(三又又三)
あまちゃん最高〜!
まさか三又ダンスのプロモーションしてくれるなんて!
参った、ホステス達からの電話が止まらない。

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Twitter RT @mimatadance(三又又三)
ナイナイの岡村くんからメールが届いた。
三又さん きてますね!確実に時代が!と。
すかさずナイナイのオールナイトニッポンのスタジオで
三又ダンスさせてくれ!と返信した。
めちゃイケは三又ダンスwithオカザイルで決まり!
夢は叶う!?

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記録。
ナイナイのオールナイトニッポンで語られる三又又三。
http://www.youtube.com/watch?v=xk_PjQQ5AxE&list=TLg_BIIhJfpwc


メ〜テレ『哲人の告白』ナレーション収録。 

築地の共同テレビジョンの編集室へ。
今日からスポンサーさんの担当メンバー交代。

#67 大友克洋さん(漫画家・映画監督)
#68 遠藤功さん(ローランド・ベルガー会長)
#69 武田美保さん(スポーツ/教育コメンテーター)


この番組で大友克洋さんを
インタビューすると聞いて大興奮。

若いころ、大友作品の初出を集めていた。
今回、発掘で多数出てきた。

スタッフに79年出版の『ぱふ』
大友克洋特集号を渡す。

そして、今日、スタッフを通じて頂いた、
大友克洋先生のスケッチ入りのサインが届く。

しかも、サインを入れる瞬間を
映像に残してくれた。

どれほど軌跡の奇跡か。
ショート・ピースではない、
ロングピース!


赤坂、事務所、
読売テレビ『クチコミ新発見!旅プラ』の打ち合わせ。

再来週、
照英さんと共に博多・小倉へ行くことに。

初対面のスタッフだが現在の体調(腰痛)
認識、すり合わせ……
いろいろと話が盛り上がり、
打ち合わせなのに心が既に九州に飛んでいく。


「新政府の総理大臣を名乗った」
坂口恭平の新作の書評を書いた日に、
坪内祐三『総理大臣になりたい』(扶桑社)を購入する。



Twitter RT @nishinona(番組スタッフ西野さん)
今夜21時からはMXテレビ「ニッポン・ダンディ」生放送!
今週は「カルト映画」を特集。
カルト映画の定義から、
ロッキーホラーショーでファンが熱狂する様子&
その理由を分析したり、デヴィッド・リンチの映画や、
実はカルトなメジャー映画の数々など、
高橋ヨシキ、水道橋博士、園子温監督らが語る!

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19時、半蔵門・MXテレビ入り。

メーク室で関谷さんの昔の共演者のお話。
「それは知らなかった!」とボク。

本番前のリハーサルの時、
高山善廣さんの同級生のお話。
「それは知らなかった!調べます」とボク。

生放送で(ボクがリクエストした)、
サヘルさんの映画を超える生い立ちの話。
「それは知らなかった!」
と園子温他、皆さん。


出演:園子温、高山善廣、
関谷亜矢子、サヘル・ローズ、ご一緒。

映画解釈コーナーのテーマは「カルト映画」
ゲスト:高橋ヨシキさん。

『時計じかけのオレンジ』について、
初めて見た日のボクの日記も紹介。

生放送終わりに園子温監督と一緒に、
四谷の『アーバン』へ。

アーバン3周年の星の下、
岡村ちゃんは既にお店へ。

バッファロー吾郎A木村くん、
『千鳥』ノブもカウンターに。


木曜日にラジオで会う予定があった
漫画家の大橋裕之先生にも邂逅。

そして、九龍ジョー、井上くん、堀くん、
近藤さん、GINZAの岡村さんの担当さん、
アスペクト、スペリオール、柳下さん、
スタッフはフルメンバーで。
岐阜の女性と最後に語った。

ボクがここへ訪れる全ての夜に、
必ず居る「アーバンの主」の本のデザイナー井上さん。
全ての作家の行動が彼に
最後にデザインされているのか? 

岡村さんと園監督は、
『ザ・水道橋 in 座・高円寺』の楽屋挨拶以来の対面。

「カラオケやりましょうか?」
と岡村さん。

「カルアミルクを歌って下さい。
 そこには、意味があるので……」
「まだ酔ってないから……」

岡村ちゃんが自分で選曲。
合間、腰を抱かれ耳もとで囁きありの熱唱。
そして合唱。

玉置浩二×井上陽水
「夏の終わりのハーモニー」、
そして、ビリー・ジョエル
『JUST THE WAY YOU ARE(素顔のままで)』。

ほぼカラオケ童貞のボクが、
どれほど目眩したか。

酔生夢死――。



その歌詞にどれほど意味があるか。

「♪今日のささやきと
 昨日の争う声が
 二人だけの恋のハーモニー
 夢もあこがれも
 どこか違っているけど
 それが僕と君のハーモニー
 夜空をたださまようだけ
 誰よりもあなたが好きだから
 ステキな夢 あこがれを
 いつまでも ずっと 忘れずに
 今夜のお別れに
 最後の二人の歌は
 夏の夜を飾るハーモニー
 夜空をたださまようだけ
 星屑のあいだをゆれながら
 二人の夢 あこがれを
 いつまでも ずっと 想い出に
 真夏の夢 あこがれを
 いつまでも ずっと 忘れずに 」


坂口恭平の最側近編集者の九龍ジョーとは、
『幻年時代』について、
朝、原稿の入稿のやりとりをしたばかり。

そして、新たに教えてくれる。

つまり、こんな話。
昨日、娘の文(ふみ)の誕生日にこだわって、
『星星峡』に坂口恭平の『幻年時代』の書評を
ボクがこだわる『お笑い男の星座』
のひとつの星座として書いた。

何故、自分がこれほど、こだわったのか、
自分でも説明ができない。

編集者の九龍ジョーの説明。

この本が出来るには、まず、

星座の概念を説き"文の人"と呼ばれたドイツ人、
ヴァルター・ベンヤミンがいるのだと。

ヴァルター・ベンディクス・シェーンフリース・ベンヤミン
(1892年7月15日 - 1940年9月26日)は、
ドイツの文芸評論家、哲学者、翻訳家、社会学者。
フランクフルト学派の1人に数えられる。
第二次世界大戦中、ナチスの追っ手から逃亡中
ピレネーの山中で服毒自殺を遂げたとされてきたが、
近年暗殺説もあらわれ、いまだ真相は不明。

ハンナ・アーレントは、
彼を「homme de letters
(オム・ド・レットル/文の人)」と呼んだ。

文の人――。

後付けながら、また星座が繋がった。

そして、タイトルそのものも。

坂口恭平『幻年時代』の元ネタの一つが
ベンヤミン『ベルリンの幼年時代』――。
http://loggia52.exblog.jp/10067160/

「この積み木箱のゆえにかき立てられる憧れは、
 積み木箱がわたしの幼年時代と
 どんなに一体不可分のものであったからの証明なのだ。
 その積み木箱のなかにわたしが
 ほんとうに求めているのは、
 幼年時代そのものなのである。
 それは、手が活字を押していって枠縁のなかに
 順々に並べていたその指使いのうちに
 横たわっているような、
 幼年時代の全体なのである。
 手はその指の動きを夢想することはまだできるが、
 しかし目を醒まして、
 その動きを実際に実現することは、
 けっしてできない」

また、ベンヤミンの重要な概念の一つが
「星座」(コンステラチオン)――。

ベンヤミン自身は占星術にヒントを得て
この用語を使い出したそう。
なかなかズバッとその内容を言い表すのは
難しいところがあるが――。

http://uicp.blog123.fc2.com/blog-entry-36.html

「理念と事物(事象)の関係は、
 星座(Konstellation)と星の関係に等しい。
 …もろもろの理念はそれぞれに、
 永遠不変の星座なのであり、
 そして諸構成要素が
 そのような星座のなかに位置する点として
 捉えられることによって、
 諸現象は分割され、
 かつ同時に、救出されている。」

もともと、
坂口恭平『幻年時代』の元ネタの一つが、
ベンヤミン『ベルリンの幼年時代』であり、
題名は、その韻を踏み、さらにそこから捻っている。
ということを知らなかった。

が、ボクがそこに「星座」を見ているのは
正しかったのだ。

帰途、
『藝人春秋バンド』ライター井上くんと、
夜空に星が煌めく一夜を振り返り、
大原まで音合せを兼ねてランデブー。

毎日、楽しくて眠気はないが、
夢の中では生きられないので……。

寝なさい俺。

Twitter RT @nanouemilo(井上ダイスケくん)
今夜もアーバンでたくさんの奇跡を見た。

(博士のコメント)↑これも星の軌跡だと……。
あ、あくまでボクは星くずですけど。
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7月13日  土曜日

7時起床。

一週間前に地下室で、
「冷たくない熱帯魚」を子供たちが飼いだし、
しかも、水槽はボクのベッドの枕元にある。


朝から子供たちがひっきりなしに様子を見にやってくる。
ホントにひとり上手には何も出来ず、
油断ならない。


熱帯魚の鑑賞に起こされた朝から、
DVDで『恋の渦』を鑑賞。

自分の状態を小さく言えば二日「酔の渦」にあり、
大きく言えば腰痛が悪化していて「老の渦」の中にあり、
決して体調の良い状態の鑑賞ではなかったし、
出演する役者は誰ひとり知らない。

しかし映画『恋の渦』は巻き込まれた。
大傑作。
いまだに渦巻きが止まらないもの。


『恋の渦』を見終えたところ、
4歳、末っ子が
「パパぁ!ガブリボルバーとじゅうでんち、かってぇ!」
ともう一ヶ月以上、謎の呪文を唱えている。

「ボク、ラッコになったし、タカオザンものぼったから」
とプールの進級と高尾山登山が出来たようなので、
ご褒美に買ってやることにしたが、
いまだ言っていることが何かわからない。


「熱波」の中をアキラと歩いて中野へ。
頭の中は『BE MY BABY』が故意に渦巻きつつ、
4歳末っ子の幻年時代の謎の呪文
「ガブリボルバーのじゅうでんち」を求め、
中野ブロードウェイのおもちゃ屋へ。

彼が言っているのは、
『獣電戦隊キョウリュウジャー変身銃
 ガブリボルバーの獣電池』
とわかった。


「THE OUTSIDER」に出場する
選手たちを追ったドキュメンタリー。
『タイトロープ』視聴。

前田日明の星を継ぐものたちの軌跡――。
『パワー・オブ・ドリーム』
を追いかけるランブルフィッシュたち!

この映画は前田日明に直接電話を頂き、
「見てくれるかな?」と言われた。
「私は前田の兵隊だ」―当然これは使命だ。

興行を重ね、
もはやどこまでも宇宙が広がりすぎて見えなかったもの、
菊地成孔さん脳内を移行して見えていたもの、
このTHE OUTSIDERの星座も
夜空に浮かび上がった。


本当は園子温監督と6月9日に、
THE OUTSIDERを観戦予定だっただけに、
選手たちを描いた『タイトロープ』、
監督にも見て欲しい。

大橋裕之監督の短編『A・Y・A・K・O』
もDVDで見せてもらった。

スナック『アーバン』と下北沢の『B&B』が舞台。
もはや日常なかの非日常なのか。

昨晩、岡村ちゃんと歌った場所で、
しかも、このDVDを、
主演の木村綾子さんから貰ったのだから。




7月14日  日曜日

8時起床。

一度、4時に起きて「DOMMUNE」の
坂口恭平のギター弾き語りを見ていたら……。
再び、寝入る幻年時代。

子供部屋で2度寝。
気持ち良し。

子供らを甘噛しながら起こしていたら、
「きもちわりーよ!!」と。


朝の食卓。

「オマエ何係なの?」
「オレ、社長だよ」
「社長?小4で?」
「そう、総合の学習で会社を作ったの、
 で、俺、社長に選ばれたの」
「そうなんですか、社長!
 何を売られているんですか?」
「タオルとか……」
「そうですか」

とついつい社長に対して口調が変わる俺。
今更ながら『恋の渦』から興奮冷めやらず、
脚本の三浦大輔が気になり、
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』をレンタルしてきた。

三浦大輔監督
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(2010年)DVD視聴。


いやいやこれグッときましたぞ!
走り出したくなる……。
走れないけど今、腰痛だから。

主役は銀杏ボーイズ、峯田和伸くん。

この映画にも、マキタスポーツが……。
また出てきて個人的に笑った。
ソープの客引きだし。
ま、3年前だけど。

本棚から、
つかこうへい『ストリッパー物語』を取り出す。

本の最後の頁に、
(昭和59年6月27日読了)と書いているので、
22歳の時以来。

そしてボクが浅草のストリップ小屋で働く1年前だ。


今、この芝居、
やっていたはずだ!!

昨日、衝動的に、
リリーさん担当の北井マネージャーに連絡。

そして、今日の朝、
なんと2席を確保してもらえた。

昼間までに、『週刊藝人春秋』の原稿を、
今回は2本いれなければならない。
しかも、それはリリー・フランキーさんの話だ。

池袋、東京芸術劇場『ストリッパー物語』、
作・つかこうへい、構成・演出、三浦大輔、
出演・リリー・フランキー、

このタイミング。
まさに星の引力で
いざなわれることになっている。


13時半、東京芸術劇場へ。
カミさんと一緒に。
子供たちはスズキ秘書に預かってもらう。


23歳〜24歳の時、
ストリップ小屋に住み込みで暮らしていた。

それ以前につかこうへい作品に
やられていた。

『ストリッパー物語』は、
まるで知っている人の人生が再演されているような。
そんな感覚が……。
そして、イーストウッドの映画のような
絶対時間があった。


ボクとカミさんのお隣に、
『凶悪』の白石監督がいらしていた。
前列には、
三谷幸喜さんの芝居の常連・近藤芳正さん。

そして、TBS『別冊アサ(秘)ジャーナル』の
スタッフのMくんも。
よっぽど好きなんだろう。

「明日、ロケありませんよ!」
知らなかった。
この一言が、その後の夜に繋がっている。


舞台後の楽屋で、
リリー・フランキーさんと再会。

「舞台の感想も万感の思いもあって、
 ここに至るまで積もる話もあるんですが……」
「……博士を見ると締め切りが……」
とリリーさん。

リリーさんの言うのは
『水道橋博士のメルマ旬報』の話だが、
瞬間、気がつかなかった。

他にも楽屋挨拶の方々が待っている。

ボクの胸には、みうらじゅんさんのSM嬢の
バッチをつけていた。

だから、暖簾の前で写真を撮った。
『ザ・水道橋 in 座・高円寺』
のDVDとパンフを渡して別れた。


楽屋口で、リリーさんと話しているところを、
でんでんさんに「おー!」と。

「初対面だよね、博士には感謝してんだよ!」
と話しかけられ、
「実は園子温との舞台に会田誠さんに、
 でんでんさんの絵を寄せてもらっています」
とパンフを拡げ「コレです!」と。

「あー俺だ!」と


でんでんさんは、
『お笑いスター誕生!』で、
初めて見て以来、(ビデオも持っているが)、
直接、お会いするのは初めて。

しかし初めて客席からステージを見たのは、
『星屑の町〜山田修とハローナイツ物語〜』
(1996年 本多劇場)なのだ。

これも星の引力を感じた。

楽屋裏、『ザ・水道橋 in 座・高円寺』
にいらしていた、渡辺真起子さんに会釈。

池袋の芸術劇場から外へ。
出ればゲリラ豪雨で立ち往生。
そこへリリーさんも……
「お茶でも……」
喫茶店は人がいっぱいで入れなかった。

再び立ち話。
「昨日から『恋の渦』を見て、
 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』見て、ここへ来ています、
 この後、『恋の渦』のトークショーです」
「え、じゃあ三浦大輔3本立てじゃない?」
という豪雨で雨滴が渦となる中の愛の渦。

「あのー。最近、日常を撮っているんです。
 『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』
 ってことで今、自分の行動を残すため、
 全部写真を撮ってるんですよ」
「あーそうなんだ」
とリリーさんが言いながら再び一緒に写真を。

「博士、今、POPEYEでいいとものこと書いてるんですよ」
「ボク、さっきぎりぎりまで
 リリーさんのその話を入稿していました。
 そう言えば、西村賢太とen-taxiで対談しました」
「へー!」

もともと、en-taxiには、
リリーさんに強く誘われていたのだ。


帰途。
今日は子供を預かってもらって、
カミさんとふたりで観劇しているのだが、
舞台終了後にリリーさんに、
『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』
って言い出しているボクに、
「急にあれどうしたの?」ってカミさんから言われる。

元ネタを振っておかないと、
何の話をしているかまるでわからない例だろう。

Twitter RT @bby_bokun
舞台観に行ったらロビーに水道橋博士が1人でいた。
目が合った気がしたけど、声はかけられなかった。
「メルマガずっと購読してます」
とか言いたかった気もしたけども。
基本、好きな有名人見かけても声かけられんわー。

(博士のコメント)↑ありがと!ボクもそうです。
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Twitter RT @igriega23
博士の人の繋げっぷりは正岡子規に通じると思います。
身を削って仕事をされている処も。
昔漱石鴎外、今園子温坂口恭平みたいな。

(博士のコメント)↑『坂の上の雲』ではなく『坂の上の星座』を。
今日の芝居の中でも星座の概念の話が出てきます。
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Twitter RT @knjI0703
客席に水道橋博士がいた。
泣いていたようだが…どのシーンで泣けたのか?と疑問

(博士のコメント)↑客席にストリップ小屋のデベソが設置されている時点で。
郷愁が始まっています。
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Twitter RT @zhtsss(坂口恭平総理)
そして、なぜかそこに
映画監督の園子温さんがいらっしゃって初邂逅。
僕の本をCDを全部持っていてくれた。
そんなことがあっていいのか。
園子温型の別の人間もしくはロボットと会話しているかと思った。
その後、何か大事な話をした記憶があるのだが
さっぱり覚えていない。
メモもない。歪んだ世界。

(博士のコメント)↑なんと、今日、
同時並行時間でこういうことが起きている
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ここ数日、連載している『週刊藝人春秋』、
2週先のものだが……。
リリー・フランキーさんのことを書いている。
その日に、リリー・フランキーさんに会っている。
その偶然。

『水道橋博士のメルマ旬報』に、
リリーさんは名前と一行詩を、
坂口恭平総理は日記を、
園子温監督は詩を寄せてもらっている。

大きく言えば、ここで星座が既に繋がっている。


帰宅後、『モテキ』も再見。


改めて『モテキ』のベースの言葉。

ゲーテ
「20代の恋は幻想である、30代の恋は浮気である」

三島由紀夫
「愛することに関しては女はプロで男は素人である」

芥川龍之介
「恋愛は性欲の詩的表現である」

――からの『恋の渦』だ。

恋の渦は"性欲"についての映画で、
そして、大根仁、三浦大輔の作家性そのものだ。
その確信を得る。

Twitter RT @cinema_impact: (シネクイント)
「恋の渦」@シネクイント、
7/14(日)20:00本日上映後は
大根監督×水道橋博士さんのアフタートーク!
まとめ http://bit.ly/11ae0IJ

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Twitter RT @CMyaro:
EYESCREAM (アイスクリーム) 2013年 07月号
特集 映画監督という生き方/対談 長谷川和彦×大根仁


Twitter RT @goji52(長谷川和彦監督)
『モテキ』の大根仁監督と対談した。
「面白い映画を撮るヤツは、本人も面白いんだ」と、
久し振りに実感した。彼の新作『恋の渦』も、ヨロシク!!

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Twitter RT @hitoshione(大根仁さん)
なんてったって天才三浦大輔(ポツドール)作品の中でも
1、2を争うクオリティ(オレ調べ)の戯曲が原作なんだから。
ほんとに面白いですよ。是非ご覧ください。

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ガン太運転で渋谷シネクイントへ。

楽屋で、プロデューサーの山本政志監督と初対面。
「知らないと思うけど一応、映画監督です」と。
知らないはずがない……。
我々の世代には伝説の監督だ。

トークの後には、
楽屋で、NHKラジオ第一『すっぴん!』で
対談した、「ピュ〜ぴる」さんの
ドキュメンタリーを監督した、
松永大司監督も紹介される。

なんとパンクラスのドキュメンタリーも撮られた。と。


シネクイントの『恋の渦』のトークショー。

自分が批評家や評論家として語りたくない。

三浦大輔の「SPA!」のコラムの影響もあった。
面白い話が出来る奴が、カッコイイ。

しかも『恋の渦』に喚起され、
「下衆で下世話で救いような無い最低の話なのに
 最高に笑える芸人の話をする」
という自分縛りを作った。

そいて、自分の人生で一度も話をしたことがない、
人生最低の恥部の語り下ろしをした。

これ以上の下衆の極みはないだろう。
Mちゃんの話。

墓場まで持って行って、
笑って下さいの気持ちで語る。

客席は一部ドン引きではあるし、
皆、ここまで語るかと何度も引きつつも、
本当あったノンフィクションなので、
最後まで興味津々で、
何度も爆笑をとった。

岡村ちゃんのライブに現れた、魔女の話も。



Twitter RT @bu_ha
博士、お疲れ様でした!恋の渦トークショー拝見してました。
大根監督さえも引かせる感じ凄かったっす(笑)
俺は終始ゲラゲラ笑ってましたが、
隣席の女性は徐々にドン引きしたのをヒシヒシと感じました。
劇場ならではの体験をさせて頂きました!(笑)

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Twitter RT @bu_ha
「恋の渦」2回目終了!
下衆い登場人物だらけの作品のトークショーで、
一番下衆いのは水道橋博士だったという、
驚愕のオチが(笑)
最初は笑っていた女性客が、
どんどん引いていく感じ凄かったわー。
博士の話は一文字も書けません(笑)

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Twitter RT @takatan8
「恋の渦」観終わった。
終了後のトークショーの水道橋博士のゲスな話が
映画の人物と被り過ぎて吹いた
予定になかった出演者の挨拶とお見送りもあり大満足。

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【恋の渦】
登場人物全員がモテキの主役幸世(森山未來)と正対。
モテキではありえないほど感情移入し、
もんどり打って一喜一憂して見ていたけど、
恋の渦は2時間20分の1秒たりとも
共感することなく完全なる地蔵で終わる。
悪い映画という意味ではなく(強調)、
作風がきちんと吹っ切れている証拠。

あまちゃんを連続20話追っかけ再生で、
僕の頭が能年玲奈の純朴な笑顔で
占拠されていることを差し引いても、
本当に出演者全員が
下衆くて下衆くて嗚咽、
モテキにのめり込んでいる人程、
確実な不快感を伴うだろう。
ここまで極端だと、この不快な映画体験を
一度経験して欲しいと思えてくる。

逆にモテキに全くシンパシーを感じなかった人程、
"あるある"と今、目の前にある現実との共通性を見出す可能性も。
そして踏み絵映画として、
特に携帯メールで告る世代のカップルに推薦したい。
男女間に"危うさ"が生息した場合は、
瞬く間にその猜疑心が膨れ上がり、
表出するだろう。

上映終了後は、
大根仁監督と水道橋博士のトークショー。
今や博士の定番ネタ"途中退席&小銭稼ぎ"も程々に、
本作を傑作と太鼓判を押し、
原作者である三浦大輔の才覚を賞賛。
水道橋博士の率直な感想は
"昔の俺の話"と。
本作がゲーテの
「20代の恋は幻想、30代の恋は浮気」の言葉通り、

性欲についての映画であると捉え、
今はこの映画のようにならないように
(性欲を)ちゃんとコントロールしていると、
堂々と浮気していない宣言。
そして貴重な連休のレイトショーに
足を運んでくれたお客さんの為に、
水道橋博士自身の過ぎ去った(強調)
"恋の渦"をセキララに告白。

下世話な話が続く劇中でも、
笑いが絶えない客席だったんだけど
(僕は一度も笑わず、ツボの違いを実感)、
水道橋博士の"恋の渦"のあまりの下世話さに、
客席はみるみる内にどん引き。
それもそのはず、博士自身も
最低過ぎる話だと自覚していて、
今日まで他人に話すのを自粛していたと。

水道橋博士の"恋の渦"、
分かりやすく言うと、
ネット中継がないイベントで、
吉田豪が取って置きの話として、
時々お客さんにプレゼントしてくれる話級の強度。
客席を引かせたものの、最後はちゃんと
「誰しもが経験する、意識下(の性欲)を描いていて、世界的に通用する」
と賛辞を贈る。

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最後に、
この映画に出演の若手俳優とご挨拶。
皆さんで、毎回、
お見送りをしているようだ。

大根監督に
「今日は夜開いていますか?」と尋ねた。
忙しいだろうから、一杯だけでも、
二人で飲みに行けたらと思っていた。

大根監督、
「丁度、浅草で岡村さんが飲んでいるところなんで……」
とのこと。

しかし、もう23時だ。
誰から見ても、始まりが遅すぎる。


楽屋には、スタイリスト伊賀大介くん。
忍者の如く現れ、「行くでしょ?」とボクの誘いに頷く。

大根さん、伊賀くんとボクの「流星ワゴン」に乗り込み、
浅草の岡村さんの宴へ。


浅草到着。
岡村さんと一緒に待ち受けていたのは……。

岡村ちゃんだけではない。
松田美由紀さん、森山未來さん、小出恵介さん、

此処へ大根仁さん、伊賀大介くんと共に合流。
いったい何から話せば良いのか!と思った。


お隣の松田美由紀さんには積もる話がある。
何から聞けば良いのか?

松田美由紀さんは、芸能プロの社長さんでもある。
坂口恭平を見出した人でもある。(今は離れた)

その出会いやらもろもろ。

そして、松田美由紀さんの殿への手紙。
偶然、ボクは知っていた。
「その話はダメ〜!」
と言いながら、その頃の話を。
なんとチャーミングなのだ。

話は勝新話に。
結局、芸能史を変えるような
エピソードの数々を発掘し大興奮。

森山未來くんは、10月から、
海外留学で、その送別も兼ねている。

ボクは、カミさんが大ファンであり、
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
のお芝居まで追っかけている。

もっと言えば、『苦役列車』の西村賢太の役だ。

小出さんが明日の舞台ため早退、
残ったメンバーでカラオケへ行くことに。

深夜26時から、カラオケ???
もはや、何も考えていない。

カラオケ屋へ。
席を喫煙できる広いスペースへ変えてもらった。

岡村さんオリジナルラブ『接吻』絶唱から口火に。
森山未來×岡村靖幸の見つめ合いながらの
『ワインレッドの心』を。


ボクは、固辞しながらも、
大根さんに入れられた、
『抱いた腰がチャッチャッチャッ』から
完全にカラオケ解禁。

驚いたのは本人の前で、
森山くんの堂々たる完コピ!
『パラシュート・ガール』

リクエストを入れられ、
ボクが生まれて初めて歌った『浅草キッド』――。

浅草で浅草キッドだ。

『いとしのクラウディア』
『別れ話は最後に』
『襟裳岬』
『月光』
『三日月』
『踊り子』
『愛の讃歌』
『昔の侍』
『ファイティングマン』
『JUST THE WAY YOU ARE.』
『赤いスィートピィ』
『ガールフレンド(ルースターズ)』
『美しき狼たち』
『水色の雨』
『ミスター・サマータイム』
『追憶』
『過ぎ去りし日々』{60's Dream}
『指切り』
『戦士の休息』などなど。

伊賀大介くんと合間、合間に語り合う。
「出会いに照れない」
を言い聞かして、
伊賀くんもボクに聞いている。
ボクも、照れないで応える。

最後は全員で
『カルアミルク』の大合唱。

お店を出たら外は朝。
浅草で朝。
「いやぁ青春してんなぁ!」
と散会。

岡村さんが最後まで手を振る。

そして、ボクの車で酔い潰れた皆さんを
ひとりひとりお送りする。
完全に美由紀さんは眠りこけている。

最後は、ガソリンスタンドだった。

みんなで握手して、手を振った。

今日の夜中の
「闇のカーニバル」が語り尽くせない、

朝6時に帰途。
宵の渦。
酔の渦へ吸い込まれた。

森山「未來」くんが歌った、
『過ぎ去りし日々』{60's Dream}
の歌詞が蘇る。

この一日だった、
過ぎ去りし日々なのだ。

帰って来やしない
夢を見てるだけ
見てるだけ、
見てるだけさ。

Twitter RT @MATSUDA_MIYUKI(松田美由紀さん)
水道橋さーーん!昨日はごちそうさまでした!最高でした!

(博士のコメント)↑いやはや、いろんな話を聞かせて頂いて、
最高な夜をありがとうございます。
ご体調大丈夫ですか?
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7月15日  月曜日

11時起床。

酔の渦のフラフラが続く。
今日は、『世界まる見え!特捜部』へ。

23年も続く長寿番組だが初めての出演だ。
ちなみに共演者は、城田優、佐藤かよ、吉田豪。
ん? 吉田豪……?
吉田豪が、世界まる見え!にで・る・の??

しかし、家臣の俺も殿様との面会だ。
体調不良ではならぬ。
ならぬものはなりませぬ。

なんとか、水を大量に飲み、
風呂に入り、とにかく体調を整える。


15時半、麹町・日テレ入り。

司会、ビートたけし、所ジョージ、杉野アナ、
共演:城田優、佐藤かよ、吉田豪、ご一緒。

打ち合わせは、ほとんどない。

本番前に殿と面会。

前回、銀座の喫茶店でお話した、
殿が既に守護霊になっている、
例の本を献上する。

「なんでこんなになってんの?」
と殿が大笑いしてウケるので嬉しい。


収録前、
ステージ横に吉田豪ちゃん。

いつものTシャツ衣装で
「明らかなアウェイですよ」と。

ゴールデンタイムの看板番組、
テレビショーの前列に豪ちゃん。
その違和感が面白すぎた。


収録のオープニング、
教祖の扮装になった殿。
懺悔する玉袋。
殿のピコピコハンマーのフルスイングに吃驚。

次に鉄槌が振り下ろされる番はボクだが、
先日、銀座でお会いした際に、
ぎっくり腰なのを振っている。
アイコンタクト。
ボクにはフルスイングはなかった。


番組は世界の仰天ニュース映像。

サプライズ告白、
性同一性障害の子供たち、
ウイキリークスの話などのVTR。

全部最近、ボクの番組でも取り上げた、
語れば長々と語れる、
ストライクゾーンなのだが、
そこを詳しく語るよりも、
テレビ的な反射コメントを心掛ける。

こういうことなんだ。
勉強になる。


収録後、
所さん、殿がスタジオを出る際に、
お二人にポルシェの話の取材部分を当てる。

早く終わったので、
帰り道に食事でもと思って、
ギューゾーの『鯨人』に向ったが
あいにく連休で休み。

豪ちゃん、アーバンの臼井ママに連絡。

臼井ママのお薦めで、
荒木町の元「北の屋」のすぐ横にある、
『Kitchen428』へ。

臼井ママのお連れのアーバンの方、
自転車でそのまま帰り道の吉田豪、
運転手のガン太も。
一緒にイタリアン。

飯は美味い。
ワインを飲みたくなるが控える。

豪ちゃんともろもろと最近の四方山話の照合、
どれもこれも興味深い。

昨日の『恋の渦』にまつわる下衆過ぎる『濃い話』、
通称『Mちゃんの話』
一回きりで話たつもりだった。
しかし、昨日、浅草の宴会でも、
大根さんに振られてウケた。

そして今日は豪ちゃんにも語る。
さらに思い出した、一連の更なる下衆な話に。
これは絶対にテレビやラジオでは出来ないが……。

臼井ママはお店に。
豪ちゃんは自転車に、
ボクも明日からのスケジュールを考えて
まっすぐ家に帰る。


帰宅後、
パンクラスの元バンタム級世界王者の、
井上学くんが来宅。

自作Tシャツをプレゼントしてくれる。
もろもろと文化系の話。


夜、小4の長男、タケシの宿題に付き添う。

国語の音読の宿題を4日分もためていた。
泣きながら、
ボクの隣で読んでいた『かげ』――。

ニコライ=スラトコワ作。
子グマが自分の「かげ」を
「かげ」として認識出来ない話だ。

なんと象徴的な話なんだろう。


改装中の実家から
「平沼騏一郎の書」
「犬養木堂の軸」(小野の為書きあり)、
などが送られてくる。
かつての首相の書なので貴重に決っている。

兄は、しかるべきところに鑑定してもらって、
本人のものとはわかっているが、
飾るところもないので処分すると。
処分するくらいならボクが欲しいと申し出たわけだが……。

然るべきところに何処かに寄付したいほどだ。


現状では額装や飾ることも無いだけに。
こうなったら、
以前に、個人的に面識もある、
平沼赳夫さんのところへ持って行こうかしら。


明日から、
今までに経験のないほどの
超ハードスケジュールが押し寄せる。
もう五〇歳を超えている。
体が持つかしら?

休む暇は一切ない。
濃厚で煌めきすぎる夏は始まっている――。

2011年 12年

 

 

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