『藝人春秋』特設サイト



10月11日  金曜日

8時起床。

Amazonに生い茂っているバナナ(ストレッチ用)を、
再び買い占める。
もう十分に持っているので、買う必要はない。

意味は無いけど。


TwitterRT @dnjbig(ダイノジ大谷くん)
水道橋博士さんに引導渡す日!
【TOUCH!WOWOW 2013】11/9(土)、10(日)
渋谷にてトークライブを音楽フェス形式で実施するトークフェス
「トークストック 2013」開催 
観覧希望の方はコチラから⇒ http://bit.ly/1bbdhOw
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TwitterRT @aizawaaa(相沢直くん)
これは、誰かの血が流れてもおかしくない戦いになりそう…。
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TwitterRT @dnjbig(ダイノジ大谷くん)
もがきまくってるときのインタビュー
[インタビュー] 大谷ノブ彦(ダイノジ)
| 全てはやるか、やらないか | CONTRAST
前編http://con-trast.jp/dialogue/59
後編http://con-trast.jp/dialogue/60

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SPIDERで昨晩の『アメトーーク!!』
(相方どうかしてるぜ芸人2)をタイムシフト視聴。

10月後半以降、
ライブスケジュールの依頼が目白押しで、
ボクもわかなくなってきているが、
このライブは本日、打ち合わせがあるので、
確実に出演します

→11月10日。草月ホール。
水道橋博士とブラマヨ吉田のライブ「門害不出」

TwitterRT @mimatadance(三又又三)
先日のアメトーク ブラマヨ、エグかったなぁ〜。
面白い超えてエグかった!
素晴らしいコンビ芸とはあの事です。
参った、アッパレ。
博士と吉田がトークライブやるんだぁ。
見に行きたくなった。

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帯コメントの依頼を受けていた
大見崇晴著
『テレビリアリティの時代』ゲラ読み。

400ページ規模の大著であり、
ボクが芸界に入り、
現場を知っている話では
違和感あるところもあるにはあるのだが、
それでも、凄く面白いことに変わりない。

テーマ的には『水道橋博士のメルマ旬報』
で掲載したいほどに。
帯文――。

テレビとは忘れさることなり――。
「今」を流すテレビに過去を遡り未来を問う『テレビ論』。
まさに「テレビを読む」テレビ史に残る必読の一大史書。


昼、ボクの出演の無くなった、
ガガガの舞台(改め園子温祭り)について、
伝言ゲームをやっていても、仕方がない。

園子温監督と直接電話でお話。

「あ、博士、来るなら、トークして行って」
「見るだけでいいですよ。
 むしろ、ボクの視線に照れるなら録画で見ます」
「照れるのは、博士だけでなく誰の視線にも照れるから、
 一緒のことだよ」

などと話しながら、突然、

「僕、もう『ニッポン・ダンディ』出られないんですか?」
「出られるに決まっているでしょ。
 監督レギュラーでしょ。
 今日も生放送ありますよ!」
「あっ、そうなんだ。
 今、新しいキャラがあるんですけど……
 カント君ってキャラです」
「何、それ? じゃあ出てくださいよ!」

――こんな会話 は本当に珍しい。

毎週、MXテレビの生放送
『ニッポン・ダンディ』金曜日の
レギュラー出演者の自由出勤ぶりを
ギャグのように語っているが、
本当にリアルに自由出勤なのが、
司会をしていても不思議で仕方ない。

ボク自身は本当にそこを笑っているし、
大いに面白がっている。

坂口恭平『東京一坪遺産』(集英社文庫)、届く。

坂口恭平はいろんなテーマを持ち、
多種多様なスタイルの本を出版している。
ボクは、この本を読んで、
坂口恭平が永遠に大好きになった。

坂口恭平をロマンチックだと認識できる。

石川直樹さんの装丁カッコイイ。
解説はボクが書いた。


『ローリングストーン』誌(日本版)11月号、買う。

岡村ちゃんファンは必読。グラビアも。

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本特集「本を読まないとバカになる」は
岡村靖幸、浅井健一、西寺郷太、タブゾンビ。
サンボマスター巻末1万字インタヴュー。
三宅洋平の新連載もスタート!


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伊藤信久著
『腰痛は医者の言葉を信じるな』(ワニブックス)、も購入。

腰痛は、腰痛という名の樹海だ。

だからこそ、興味深い。
そして、体験的に、
ここに書かれている療法もやってみたい。

事務所にこの本を渡し、
一週間の休息時間を持てるのか、どうか、
相談してみる。
結局、腰痛が悪化して歩けなくなったら、
全ての時間を失うのだから。



TwitterRT @arptheory ARP(アープ:卓球の身体運動理論)
山中教子提唱の卓球理論「アープ理論」
に基づいた卓球を学びたい方は、
巣鴨駅徒歩2分の「アープカレッジすがも」
http://arp-theory.com/?p=756
新所沢駅徒歩2分の「アープ卓球実習センター」http://arp-theory.com/?p=16
までお気軽にお越しください!


今、卓球ブーム到来。
当然、理論にも興味がある。

ピンポン!興味に対する正解!
卓球理論DVDを見つけて、
Amazonで購入。

今は、仕事に急かされて、
ゆっくり見ている暇もないのだが……。

そう言えば、
今週の『週刊文春』の連載「家の履歴書」が、
木村太郎さんだったのもピンポンだったなぁ!

16時半、仕事の前にY治療室へ。

腰痛治療。
毎日、段階的に良くはなっているが……。
踏み外しなどは変わらず。
お尻の筋肉、大臀筋の鍛え方を習う。


17時半、赤坂の事務所へ。

11月9日に草月ホールで開催する、
ブラマヨ吉田×水道橋博士
トークライブ『門害不出』の打ち合わせ。

スラッシュ・パイルの片山さん、
男の墓場の作家・佐藤くんと。
吉田くんとのLIVEは連続シリーズとして、
予定されているとのこと。

漢字一文字が提案され、
それを巡ってフリートークする。
今回のテーマは「性」とのこと。

ボクは長年、「性」について考えているし、
抑えつけられなく暴走するものだけに、
制御をしている。
かつては制御出来なく、散々な目にもあっている。

しかし、いくら面白くても、
これはTVでは話せないテーマなので、
LIVE向きだ。
誰にとっても興味深いだろう。

打ち合わせの段階から面白い。

TwitterRT @katayamashozo(片山勝三さん)
11月10日(日)に開催する水道橋博士さんと
ブラマヨ吉田さんのライブ「門害不出」の打ち合わせを
博士さんと行う。
テーマは「性」でお願いしますと提案。
湧き出る「性」のお話がもう面白い!
そして何よりブラマヨ吉田さんとのボケ同士の対峙!
15:30~草月ホール。只今ぴあにて発売中。


飛び出し移動、
半蔵門のMXテレビへ。

温水さん、山口監督と打ち合わせ。

しかし、園子温監督の席が用意されていない。

20時、園子温監督が
「来ちゃったけど大丈夫?」と到着。

レギュラーなのに飛び入り?!
ってなんなんだ!

TwitterRT @iijjiji
東京MX&ひかりTV
水道橋博の映画解釈番組『ニッポン・ダンディ』
21時、MXテレビ『ニッポン・ダンディ』生放送。
出演:関谷亜矢子、サヘル・ローズ、
ダイアナ・エクストラバガンザ、
特別ゲスト:温水洋一、ご一緒。
映画コーナーで取り上げる作品は、
山口雄大監督、
温水洋一主演の映画『アブダクティ』。


山口監督とお会いするのは実は2度目だ。

10年前、2002年の10月、
東京ファンタ映画祭で、
みうらじゅんさん、せいこうさんとイベントのあと、
「『地獄甲子園』を見てください!」
と言われて、その場で見ていったのだ。
監督も覚えていないだろう。

温水さんとは実は古くから知っている。
大人計画の看板役者時代。
『冗談画報』『新しもの』
に出演しているのを、当時、
駈け出しのお笑いものとして意識していた。

その後、椎間板ヘルニア仲間として、
腰痛を通じて知っているのだ。


本番前、面識のある、
園子温監督と山口雄大監督がバカ話。
あるプロデューサー宅で飲んだ、
精力剤の話。

以前から
「香港で25万円分もまとめて精力剤を買った」
と園子温監督は言っていた。
「ああ、何時も言っているのソレですか!」
「そう、今も持っているよ!」と、
その謎の強精剤を飲まされた。

レギュラーのはずなのに、
乱入扱いだった園子温監督。
しかも、今回より、
「カントくん」という新しいキャラで。

これが、間が悪くても、間が良くても、
どっちでも行けるので、良かった。


しかも園カントくん、なら、原カントくんと語呂も合う。

そこで、緊急速報!
『水道橋博士のメルマ旬報』の2代目編集長に就任決定?!

としたが、このパロディ、
元が既にわからないので辞めた。

紙プロ編集長の原タコヤキくんありきの話なのだ。


10月12日  土曜日

6時起床。

8時半、お台場・フジテレビ入り。

9時56分、今日から始まる新番組
『世界HOTジャーナル』生放送。
実に変則的だが、
今夜23時10分にもスペシャル版も放送される。

内容は実に興味深い。
世界のゴシップは言いたい放題だから。

TwitterRT @iijjiji
水道橋博士 出演!
【只今放送中】10/12(土)9:55〜10:45
フジテレビ『世界HOTジャーナル』
・全米騒然!イケメンの連続強盗犯を獄中直撃
・衝撃!中国人のマナー
・独・ビールの祭典が泥酔者だらけ
・ロシア発!聖火が消えた!


朝の生放送『世界HOTジャーナル』だったが、
そこで、紹介された、
イタリアのイケメン過ぎるパパラッチ受刑者、
ファブリツィオ・コロナの話題で盛り上がる。

スタイリスト、メグちゃんと。
番組では全ての女性ゲストを魅了した。



とにかく『世界HOTジャーナル』深夜のスペシャル版で、
放送されるであろうVTRは、
女子必見と断言できる。

世界のイケメンすぎる肩書きの……度合いが、
性別、職種を超えて見世物的で目を見張る。

生放送終了後、移動。
渋谷の『大盛堂』書店へ。

自主的『『藝人春秋』サイン会。
&特典用の「水道橋博士半生記年表」を渡す。
樋口毅宏さん、春日太一さんと一緒に。


TwitterRT @taiseido(渋谷・大盛堂書店)
【2F売場】本日、水道橋博士さん樋口毅宏さんが
ご来店され『藝人春秋』、『民宿雪国』など
大量のサイン本をお書き頂きました。
博士さんの御本をお買上げ の方にはもれなく年表をプレゼント。
後同じくご来店頂いた
春日太一さんの『あかんやつら』のチラシも配布中。
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TwitterRT @tkasuga1977(春日太一さん)
渋谷ハチ公口の大盛堂書店での水道橋博士さん、
樋口毅宏さんのゲリラサイン会に便乗して、
私も新刊「あかんやつら」の宣伝ビラを配っております。
お近くの方はぜひいらしてくださいね〜。
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TwitterRT @manaview(碇本学くん)
大盛堂渋谷店で水道橋博士&樋口毅宏フェア


帰途、ガン太と『魚がし日本一寿司』へ。
家族にお土産も。

しかしガン太、
今日は度が過ぎるウロウロ。
相変わらず名前にがんじがらめ振りで気の毒、
そこが本気に腹立ちつつも面白い。

帰宅後、マッサージ。
サッカー帰りの長男連れて、Y治療室。

子供が治療されながら、
擦り傷だらけの足を見つめ、
サッカーは怪我と共生していくのだなぁ、
とシミジミと。


昨日の『ニッポン・ダンディ』の楽屋で、
園子温監督と山口雄大監督が分け合った、
強精剤(NOTドラック)を半分飲まされたが、
今日は朝から「みんな!エスパーだよ」状態。
立ち往生、しばし。
どんだけー!と思う。

19時、TBS『さんまのからくりテレビ』
ロケの打ち合わせ。
ディレクターの高柳さん、
ADの阿部さんが倉庫部屋へ来宅。

ボクは、見学。
子供たちへの取材を眺めるのみ。

高柳さんは、『浅草お兄さん会』
も客席で見ていて、
『メルマ旬報』の読者でもあるので、
諸々、ボクの今回の番組への感慨も共有。
その後、学生時代、卓球部在籍と聞いて、
ピンポン外交。
11―9の接戦を制する。

長男のタケシの相手もしていただく。


この勢いのまま、
現王者の長澤に挑戦するも、
11―4のワンサイドで敗れる。
うーん、強いわ。


10月13日  日曜日

6時起床。

食卓にはお弁当の用意が……。
末っ子、幼稚園の運動会へ。

「パパぁ、ぜったい、みにきてよぉ!」
行かねばならない。
青空のもと、幼稚園運動会。


年中の末っ子も徒競走へ。

我が家のガンジーと呼ばれるほど、
順位に執着しないアキラが、
珍しく前日から練習していた。
本番、最後まで走りきり2等賞に。

感慨深い。


幼稚園の年長の剣道。
毎回、姿は見えないが、
所作を覚えて小さな体で
剣を打ち込む姿に感動。


親子で「変身デカパンジャー」に参加。
子どもをオンブして走らねばならない。
明日からのスケジュールを考えると、
ここでギックるわけにはいかない。

「パパぁ。コシわるいんだから、やめときな!」
と家族中に心配されつつ……。
なんとか出来たよ。


お昼の休憩。
青空の下、敷布は雲の上にお弁当を広げる。
真夏日かと思えるほどの日差し。


一足先に、ひとり腰痛リハビリで、
東中野からウォーキング。
何故か道に迷いつつ、
中野駅前で、
掟ポルシェに遭遇しながら。

腰痛リハビリウォーキング途中、
青空の下、中野の北口、セントラルパークが、
本当のセントラルパークのような人出。

ニッポン放送『ザ・ボイス』の、
ポッドキャスト聴きながら通り過ぎる。


幼稚園運動会、
出番を終えた末っ子を早退させて頂き、
帰宅。


家族全員、着替えて、
流星ワゴンに乗り、山梨へ向かう。

マキタスポーツのお父さんの
お通夜へ。

道中、ふとした事から、

ボクのお葬式とお墓の話をカミさんに振られる。

まさに『水中、それは苦しい』の
『芸人の墓』が脳内に流れ出す。

喪中、それは苦しい。

カミさんや子供たちに話したことはないのだが、
ボクは、ここ数年、色々と死について調べている。

50歳を過ぎて、
明確に「何になりたい?」という質問に、
「美しい死体になりたい」というイメージもある。

しっかりと僕自身の葬(とむら)い方の意志を伝える。

山梨の夕焼け。
「綺麗!」
と子供たち。

「でも夕焼けを見ているだけで
 涙が出るようになったら、
 もう老人なんだよ」
と俺が説明する。

子供たちが不思議そうに。
「わかんない」と連呼。

こんな機会でないと、ないだろう、
家族会議を繰り広げ、
予定よりも早く、2時間弱で山梨へ。


出かけに、黒の靴下を履き替えるため、
取りに戻ると、
黒い靴を履き忘れ、サンダル履きというミスのため、
現地調達をするという、
ズンドコありつつも、
アピオセレモニーホール山梨へ。


芸人は「親の死に目に会えない」
職業とされている。

だからこそ芸人の親族のお葬式、
お通夜に関しては、数々の想いや、
エピソード、感慨が満ち溢れている。

今日のお通夜は、
お手伝いに駆けつけた若手や事務所側を除き、
東京から来たのは、
ボクら家族だけだった。

広い通夜ふるまいの部屋で想いに耽った。
マキタスポーツはお母さんの通夜にも行った。

まだ若くして両親をなくすのは、
さぞや辛いことだろう。

でも、言えることは、
ひとりで辛さを抱きしめるのが「辛抱」だ。

ボクは石倉三郎師匠に教わった。

マキタスポーツのお父さんはヅラ愛用者で、
そのことで何度も芸人同士のネタになった。

ボクらが司会していた、
チャンネル北野でも、そのネタで、
山梨までロケに行った。

いろいろ、ボクとも想い出はあるが、
カミさんと長男が生前会ったことがあるとは……
今日まで知らなかった。
マキタの長女の幼稚園の運動会で、
お会いしたとのこと。

そして今日は、突然の訃報だったなので、
我が家の末っ子の運動会を切り上げて、
山梨に向かった。

"スポーツ"だけに韻を踏んでいる!

芸人の通夜やお葬式を、
事務所や若手が仕切るのも恒例だ。

供花の配置も、
たけし軍団だけに序列があり、
さまざまに配慮が必要だ。

昔から、軍団関係のお葬式は、
つまみ枝豆、柳幽霊……などの芸名があり、
一歩間違えればコントだ。

今日も「浅知恵太郎」や「リア充(みつる)」、
「セクシーJ」、「馬鹿よ貴方は」「中村シュフ」
などが、事務方をお手伝いしている。
そのコント的光景を、
小さな声で一々、突っ込みながらも、
神妙に振る舞う。

訃報を聞いた時、マキタのハードスケジュールを思った。

しかし、今日は偶然空いた3日間の休みの初日だったと。
山梨在住の演芸プロデューサーの馬場さんと話。

「今みたいな売れっ子になる前に、
頼んだので良かったんだけど、
山梨放送のラジオレギュラーも今なら無理でした」

山梨放送のディレクターも挨拶に。
偶然だか、明日からボクも故郷・倉敷でロケだ。

「芸人は年を経て、やっぱり故郷でもやりたいもんです」
ボクも答える。

明日が正式のお葬式だが、
ボクは今日しか行けなかった。
そういう偶然を思う。

通夜ふるまいの部屋で、
カミさんが子供たちに貸していた
iPhoneが行方不明に。
全員でしばらく探す。

結局、マキタ父のズラを外した遺影の裏から出てきた。
子供たちが「ボクが隠したんじゃない!」と一斉に。

そんなわけはないのだが、
芸人の浅知恵太郎が、
「これはお父さんが隠したんでしょ。
 隠し事が好きなだけに!」
と THE・浅知恵!

通夜終了後、
帰途、渋滞になるのを踏み、
しばらく居残りしていたらマキタが不意に、

「ボクの実家へ寄りませんか?
 家業はもう家族が継がないので、
 古いスポーツ品を持って帰ってください」
と。

地方の商売の家の次男に生まれ、
結果、芸人になったのは、ボクもマキタも共通だ。




「博士、父の残したスポーツ用品、
 なんでも持って行ってください」

「じゃあ、お父さんのヅラを形見分けに」

「それ、既にダンカンさんの予約済みなんです」


マキタの「好きなだけ持ってって」の言葉に甘え、
年代物を運び出す我々一家5人が、
まるで強盗のようだった。

遠慮無く、賑やかに、皆笑いながら、
卓球のラケットや、古い帽子やら、
学生鞄や、asicsのシューズを頂く。


「ボクシンググッズありませんか……?」
と本物の来客があった。
それにマジメに応対する喪服のマキタ。

しばらくしてマキタの同級生たちも来店。

まるで映画のような時間だ。

完全に脳内に思い浮かべていたのは、
園子温監督の『ちゃんと伝える』であり、
井筒和幸監督の『宇宙の法則』だ。

最後に皆で記念撮影。

マキタスポーツ店の閉店。
これからは芸名が家を継ぐ。


TwitterRT @koheibaby(宇野コーヘーくん)
山梨から新宿へマッハスピード豪速球、
修行ライブの為一旦帰京。過去最高集客!
課題考えこのまま1月の300人ライブに向けてシフト。
打ち上げ飛び出し再び山梨に。

(博士のコメント)↑入れ代わりだ。山梨→東京、大渋滞中。
運転がマッハスピード豪速球のガン太でなくて良かった(笑)
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TwitterRT @kaymiyazaki (宮崎くん)
マキタさんは芸名で今後も家業を継ぐ、と。素敵ですね。
今や売れっ子、お父さんもさぞや御喜びになっている事でしょう。
マキタスポーツ本店から、
博士は卓球のラケットとピンポン玉を引き継いで(予想)

(博士のコメント)↑正解!!ピンポン!!
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帰途の中央自動車道、
予想はしていたが、
渋滞30キロ以上……という大渋滞に巻き込まれる。

『NEWS』のシングルベストや、
『きみまろトランス』など聴きながらの4時間。


25時10分、自宅着。
明日から、倉敷、博多への旅ロケ準備。
ハードスケジュールに、
腰が持つかしらと心配。

10月14日  月曜日

6時起床。

マッハスピード豪速球のガン太迎えで、
羽田空港へ。

首都高から湾岸の車中、
『NEWS BEST all single』聴きながら。

俺はNEWSの曲をほとんど知らないのに、
ガン太がほとんど知っているのに驚く。
嗚呼、世代差。
「昔の彼女がファンだったんです」


9時50分、ANA便で岡山空港へ。

恒例になっている西日本放送『倉敷トラベルナビ』、
今日、明日と故郷・倉敷の名所を紹介する。
ANA便。
アクアパッツア風スープ。

岡山空港。
『倉敷トラベルナビ』3回目、
スタッフ顔合わせ。

空港内食堂でホルモンうどん。
毎回、岡山空港発ちの時に食べているので、
空港着で食べたのは初めて。

今回は、
フリーの南條高映アナと一緒に。

岡山空港から倉敷へ。
ロケバス移動。

倉敷物語館でオープニング。
番組では初めて風だが、
8月に帰郷した際に、
此処は案内されていた。


休日で大勢の人波が押し寄せた、
美観地区歩き。


帽子屋『シャボーグラフィー』へ。
最近、出店したお店。
帽子マニアとして、
倉敷人として現場で多数購入。


お店の外で
「山PとTVが来ている!」
大騒ぎの中、
お隣りの市民会館では、
山Pのコンサートが開催中、
まさに外れNEWSだ。

林源十郎商店裏の『In blue』へ。


児島のオーダーメードのデニムスーツを試着、
ファッションショーごっこ。

『モヤさま』でも三村くんが購入していて、
以前から、欲しかったが、
倉敷人として購入。

オーダーメードなので、お届けは一ヶ月後。


ロケの合間、
美観地区横にある「愛文社書店」に立ち寄る。
ボクにとって父と通った想い出の場所だ。
毎度、帰郷すれば此処へ訪れる。

自著『藝人春秋』と『キッドの素』を購入。
サインを入れて南條アナへ進呈。


空き時間、
Nマネと歩いて通学路を辿り、
改装中の実家へ。

しかしどの小路を抜けても、
どの町並みを見ても郷愁が込み上げる。

実家リフォームは、まだ完成前だ。


実家、先日、鑑定団で紹介したが、
家と蔵のリフォームに出土したお宝が多数あり。
まだまだお蔵出しされた
骨董品が無造作に残っている。


『パス・ザ・バトン』で、
展示要請があるので、もろもろ物色。


改装中の実家2階、
もうボクの部屋は跡形もなく、
切り出しの木の匂いに包まれる。
職人さんにもご挨拶。

しかし生家が取り壊されず、
新たに建て替えることなく、
昔の雰囲気のまま残るのは何よりだ。


ロケ再開。
時間レンタルもしてくれる「倉敷着物小町」で、
着付けしてもらって再び美観地区へ。


一日中晴天で水面にも夕景が映り込み幽玄。
これぞTHE・倉敷。


倉敷館での金曜コンサートを紹介。
川の畔の露天商と35年来の交流。

「これはピッタリだろう」と指指をはめられる。

今回の倉敷ロケ。
数ヶ月ぶりの腰の違和感なく撮影できた。

ロケ終わりで施設の母の元へ。
今日はデイケアで外出あったらしく、
極めて良好な様子。

「あんた食べとるん?
今、ご飯、何か作ってあげようか?」
といまだに。もう51歳なのに……。
毎回、故郷のロケのたびに母に会える。


食事の時間まで倉敷を散策。

改装中の『紙のカミヤ』や商店街を抜け、
阿智神社へ。
幼児の阿智神社のお祭りの興奮が蘇る。

暗闇に浮かび上がる露天が続き、
賑わう参道の坂道、
一度、子供たちを、
この日に合わせて呼んであげたい。


番組スタッフと共に、
恒例の『多幸半』
で瀬戸内の海の幸を堪能。




ディレクターが5人の子持ち、
未婚メンバーと共に男・女、子育て論しばし。

ホテルへ戻って温泉。
しっかりストレッチ。

腰痛が改善方向なので、
ロケも多幸感、満喫。

兄から「この本は東京で手に入らないから」と渡された、
『まぁ映画な、岡山じゃ県!』に吃驚。
ボクが年表作りの時、探していた事件の詳細が!
ルポタイター竹中労が
(ボクがバイトしていた映画館)千秋座の、
あるエロ事件を取材している話。

個人史の星座が繋がる。



10月15日  火曜日

5時起床。

旅先だが朝専用老眼で、
資料読みしながら『週刊藝人春秋』を前へ進める。
昨日の日記もひと通り。
朝温泉して腰をベストに整える。

ホテルでしっかり朝食。
岡山名物まつり寿司を自分でトッピング。

岡山生まれの人は定番すぎて飽きているが、
自分で調整できるなら俄然、美味い。
俺の場合、ママカリ少なめエビ多め。
アオサの味噌汁と共に完全食だ。


『倉敷トラベルナビ』2日目。

奈良萬小路の『倉敷ラーメン・升家』へ。


朝からキツいかと思いきや、
煮干し醤油と豚骨のWスープ。
麺は卵細麺。
メンマ、煮玉子、茎わかめ融合、
無化調ながら味も濃く実に美味い!
思わず完食。


『倉敷ラーメン』ボクのリクエストで、
「博士ラーメン」の作成することに……。

うどんは『本業』(文春文庫)で、
新中野『四国屋』で「はかせうどん」
が実現する流れは書いたので、
地元で実現すれば嬉しい。

2件目。
フルーツ三昧のスイーツ専門店『くらしき桃子』へ。



ガラス工芸家・1階はカラフル、
2階はエミール・ガレの展示のなかで、
シックな蔵屋敷の佇まい。
マスカット・オブ・アレクサンドリア話。


『くらしき桃子』のお店の可愛い店員さんが、
裏メニューとしてボクの高校の卒業アルバムを持参する。

お母さんが青陵高校の同級生であっとのこと。
すっかり記憶を奪われている高校時代の貝塚の発掘。
アルバムごとお借りする。


アイビースクエア裏のピンクの壁の『コバコーヒー』へ。
内装もアイデア。
焙煎士・小林さん、
サイフォン方式とドリップ方式を比較しながら、
裏メニュー『朝焼け』を楽しみながら。


何故か、ユーミンの曲『デスティニー』を口ずさみ、
歌詞を確認しながら。

奈良萬小路の『多幸半』へ向かう。
昨日食事したのとは、別の新しい店だ。

そして、ボクは8月に一度、来ている。

昨日との繋がりで、南條アナが和服に着替える間、
空き時間、
Nマネを連れて、
阿智神社の本殿まで登りお参り。

いろいろと懐かしすぎる。
子供時代が蘇る。
数年前に、長男と登って以来だ。


子供時代に子供相撲をとった、
土俵が懐かしい。


山頂にあった、
猿の檻もなくなって久しいのだ。

『多幸半』で食事。


寄島直送の瀬戸内の幸、
秋の鰆のたたき、ワタリガニ、蛸の唐揚げ。
メバルの煮付け。
大将と話ながら。

至高なり。
下津井生まれで魚介に舌が肥えている
南條アナも唸るほど。



くらしき、のあいうえお作文をおもてなしで。
即興で。

お、岡山県では
も、桃が有名ですが、
て、天領、
な、ナンバーワンの……
し、市は、くらしきし。

と文字面、意味不明になるが。

ボクが口にしたら、
天領って何?って話になる。
「天領」の概念が若い人にはないらしい。
天領・倉敷は、地元の誇りの概念だ。

♪くらしき、代官、代官、百姓み〜か〜た〜。

という盆踊りで歌っていた歌詞も、
今や、歌われていないという話も板前さんから。

アイビースクエア内のはんこ店『京遊印本舗』で、
旅の記念印を掘ってもらって2日間終了。

隣の土産物屋で、
カモイのマスキングテープを娘にお土産。
南條アナと「かわいいー」から言葉を形容詞に絞って、
「形容しー」ごっこしながら。

アイビースクエアにあった地図。


アイビースクエア内に飾られた岡本直樹さんのイラスト。
『倉敷バーズアイビュー・オブ・クラシキセントラル』
市販のポスターの方には、
ボクの実家発見できなかったが別版には発見。
これは頒布しないのかしら。


倉敷ロケ、17時アップ。
2日間、ふざけすぎていたが、
あまりに楽しいロケであった。

ロケバスで岡山駅へ。
そのまま福岡へ移動する。

「これから柳川の競艇学校へ行くんです」
と伝えると、
「私、明日、丸亀ボートです!」と。
南條アナ。
実は競艇通なのに吃驚。

全く知らなかった。
もし、最初からわかっていたら、
もっと聞けば良かった。

Nマネとふたりで、
九州新幹線みずほで博多へ。

駅でつばめに乗り換え筑後船小屋駅へ。
駅よりタクシーで柳川の宿へ。

乗り継ぎ、長旅だったが、
腰の状態が悪化しなかったことはなによりだ。

東京は大型台風接近中で、
風雲急を告げている。

宿の大浴場に浸かって、
スタッフ・小林くんと四方山話。

気遣いしてくれていて、
もろもろ事情通の小林くんだが、

知っているようで、知らない。

意識下を含めて、
全ては、この日記に正直に書いている――。
とボクは思っている。

しかし、日記に書いたから、
自分の行動や想いの、
全てが伝わるわけでもない。

それは傲慢であり、
逆もまた真なりだ。

ボクこそボク以外の他人の状況を、
知っているようで、知らない。

Twitterなどあるから、
ボクも以前より他人がわかっているように
思えるがわかっていない。

誰もがネットの発明、
そしてSNSに出現で、
フォローすれば、
わかりあえている、
と思っているのだが、
現実は、ますます、
わからくなっている。

ボクは意志を持って、
敢えて自分の日常の全てを、
SEX以外は透明化しようとしているが、
こんなに長い日記を、
このメルマを購読している人が、
全員、読んでいるわけでもない。

むしろ、最も読まれていないかも。

そういうものだ。

この日記を読みながら、
ここまで辿り着いた人は
「そういうものだ」
と声を出して欲しい。

明日は4時起きで一日中ロケ。

とにかく、無理矢理でも寝ることだ。

とにかく寝る暇がなく生きている。
「芸人の墓」に向かって。

2011年 12年

 

 

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