6月11日 水曜

 大栗くん来宅、借金返済される。助かるわ〜ん。

 NYの田中正志さんより、TEL。
 20年前、オレは、プロレス狂で雑誌好きの田舎の少年だった。
 当時、プロレス同人誌の最高峰が同志社大学のプロ研からでていた、
 「レスリング・ダイジェスト」だった。
 その編集長が田中さんだった。
 熱心な読者だったオレに、田中さんは、
 はるばる倉敷まで訪ねてくれて、
 いろいろと、プロレスの魅力を語ってくれた。

 その頃、田中さんは「週刊ファイト」の
 タイガー・ジェット・シン特集号を、
 井上編集長の下で、通訳をしていた。

 時は流れ、一昨年、田中さんは、
 「プロレス・格闘技、縦横無尽」(集英社)を上梓した。
 360頁2段組の大作であり、ニューヨーク在住の著者による、
 比較文化論でもあり、MBA修了の証券マンによる、
 プロレス経営論としても、そうとう、
 奇抜なプロレスガイドブックということで、注目された。
 いや、もっと、注目されるべきだった。
 電話の要件は、その第2弾を書き下ろしたのだが、
 集英社との出版契約が不調に終わったとのこと。
 ま、あえて、これ、書いてんだけど、興味ある編集者はおらんかね。 

 夜、ナジーム・ハメドの試合を、鈴木くんと、観戦。
 いや〜、すんごいわ。


 6月12日  木曜

 事務所。六本木。



 6月13日  金曜

 福島営業。
 「ホテル・ニュー・塩原」で、企業の宴会。
 営業用の新ネタ披露のつもりが、宴たけなわ、
 泥酔無礼講からみ状態の客前で、ただただ、御酌係に。
 これで、ギャラ貰うのは、情けない。

 ナンシー関さんもホームページを始めていた。
 オレもそうなんだけどHP上の文章って、どうしても、
 デス、マス口調の丁寧な、
 ナンシーらしからぬ芸風の語り口になるのが気恥ずかしいね。
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 6月14日 土曜

 高田事務所の松田さん来宅。
 高田笑学校の回収した、アンケート用紙と、
 MD録音の舞台の音テープ頂く。

 MD聞いたら、オレたち36分もやってた。
 復帰してから、もっとも客受けのいいライブだったな。
 出番前、台本上は一番気に入ってないのに、不思議なもんだな。
 受けは最高。
 アンケートも、やっぱり、客は、
 断トツで浅草キッド評価しているではないか。
 くそ〜ビデオないのが、残念。
 ま、いいか。次だ。ネクストだ。
 今日から、7/26東京FMホールの独演会、チケット発売。
 
 渋谷、NHK前で、夕食。

 玉袋来宅。
 ダンカンさん、「しらさか」。ダチョウの竜さん合流。

 北郷、3泊4日の大阪遠征を終え、帰宅。土産話。
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 6月15日 日曜

 川崎実監督を通して、依頼のあった、
 「図書新聞」に、「最強論」400字8枚書く。
 「リングの魂」の朝まで討論を見て、ぜひお願いしたいとのこと。
 プロレス擁護で、書いて欲しいとのことだが、
 その新聞を読んだことないので、
 一体、誰に書いてるのか分からなくなる。
 なんだか、場違いなこと書いてる気がするんだよな。

 Kー1スイスビデオ観戦。
 アンディ勝利の瞬間に
 クイーンの「We are The Chanpion」 が流れるのは、笑ったな。
 フレディー・マーキュリー、どうしても、かぶるもんな〜。

 「知ってるつもり」アンディ・ウォーホール。
 オレ、もう、こういう虚無的な生き方って
 なんの興味も共感も感じなくなったな。
 結局、晩年の宗教画に向かう様子まで、
 結論づけて、描かれるんだもんね。
 「いつ見ても波乱万丈」せんだ光雄。
 名前は変わったが、芸風変わらず。
 オモロだけど、オレ、こういう、境地ってのも、
 なかなか、なれないだろうな。

 「父の日」で実家にTEL。

 深夜、「スターウォーズ」特番。
 キャリー・フィシャーって、レイア姫やったの、
 19歳だったんだ、ずいぶん老けてんだな〜。
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 6月16日 月曜

 悪夢で、目覚めイライラ。
 なんで、こんな、オレ自身の深層心理と戦わなきゃならんのか?

 赤江くんの家まで、迎えに行き、スクーターの二ケツで、
 新宿ビレッジで東宝映画「誘拐」。
 漫才のネタ探しで見ていたので普通より、楽しめない面もあったが、
 まあ〜頑張ってるな〜。
 特に前半は、撮影の木村大作。大口叩くだけの値打ちはある。
 でも、どっか、土曜ワイド劇場に見えるのは先行、
 逃げ切りの構成のせい?色調?
 
 夜、オレはビデオを見ようと思ってたら、
 赤江くん、来宅して一人で勝手に、テレビ見て、ビール飲んで、
 鈴木くん、北郷と、それぞれ、やりたいように勝手に、
 自分のことやってて、オレも勝手に時間過ごす。
 「ひとつ屋根の下に」のごとく合宿所に住んでるような、時間。
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 6月17日 火曜

 7/26の単独ライブの切符、一日で完売とのこと。
 嬉しいことだけど、でも、これじゃあ、
 従来の固定ファンに向けてしか、やってないことになる。
 なんとか、追加公演の可能性を考える。

 17時神楽坂、「角川書店」文庫担当の佐藤さんと面会。
 電話のやりとりだけで、初対面なのだが、
 風貌が、桜金造氏のクリソツなのに、笑いかみ殺す。
 「博士の異常な愛情」の文庫化について話し合いだったのだが、
 「リングス」のTシャツ姿の佐藤氏と思わず格闘技話になる。

 帰途、三光町でナイナイ岡村くんを偶然、目撃する。
 駐禁で、切符切られてるところだった。
 オレも車から、顔を出して
 「スイマセン。勘弁してやってください」一応、頼んでみたが、
 この道交法違反送検コンビじゃあ、
 お巡りさんも、許してくれないわな。

 北野誠さん珍しく、来宅。
 秋のサイキックイベントについての話。
 わが家のサイキッカー、マックスヘッドルーム鈴木くんが
 ダウンロードした、ニフティのサイキックフォーラムを
 「これ、おもろいな〜」
 「よーこんなこと、書いてるわ〜」
 などとつぶやきながら、興味深く、一つ一つ眺めていたが、
 (あんたの発言にみんな、意見しとるんじゃ!)
 と突っ込みたくなる。

 200件程眺めて、「後、なんけんあるの?」と。
 「あと、4000件程の書き込みあります。」と答えると、
 「もう、やめとくわ〜」と。
 ラジオやってる人間の醍醐味だろうな。
 自分の発言にこんなに、反応する人がいるなんて。
 嬉しいに決まってる。

 巨人、ヤクルトに延長14回で勝ち越す。
 ナオミキャンベル回復。
 いろんな人が回復、復活だ!
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6月18日 水曜

 雨天の上、風邪引く。
 朝から、咽に痛み、悪寒。
 栄養バランス考えながら自炊するようになって
 体調管理完ぺきだったのに。
 1年振りくらいか。

 17時、宝島社「遊ぶウインドウズ」取材。
 ネット犯罪について。
  
 7/26のライブ。
 同じ場所で、15時から、追加公演決定!!
 やっぱり、やればできるじゃん。
 なんでも、あきらめないことだ。
 
 松村くんからTEL。電波に爆笑問題がでた話。
 オレたちも明日電波ロケとは言えず、ひたすら、聞き役。
 
 「ナッティ・プロフェッサー」
 「エスケープ・フロムLA」ビデオで。

 夜、風邪薬服用したまま、長電話。
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 6月19日 木曜

 朝8時、日本テレビ集合。
 「電波少年」ロケ。
 もちろん、初めての出演。
 アポ無しとは、いったい、どこまでなのか?
 今日の時点で、ロケの内容をろくに教えて貰えないのだから、
 確かに、徹底しているんだな〜。
 全部で4本行くことになっているのだが、
 成功するかどうか、わからないし、
 これっぽっちの事前交渉はなく、現場で助けてくれることもなく、
 面白くなるかどうかも、いきあたりばったりだ。
 
 ロケバスで、サッカーの審判員に着替え、国立競技場へ。
 「国会議員対抗サッカー大会で国会議員を裁きたい」
 入口でもめることなく、入場。
 松浪健四郎、橋本聖子、馳浩、鳩山邦夫、森喜郎など、
 日ごろ、会えない先生連中に接触。
 宮沢元総理から「審判をまかせます」との
 こちらサイドとしてはオイシイ言葉を頂く。
 結局、審判として、出場はできなかったが、
 とりあえずは、このネタはクリアーか。

 2本目「マレーシア大使館の便所を確かめたい」
 入場できなかった。
 3本目「日本文芸大賞が欲しい」
 文芸春秋社に出向くが、おかど違いであった。
 4本目「週刊碁にいちゃもんをつける」
 玉袋、単独で行くが、うまく、撮れず。

 なんとあっさり2時にはロケ全修了。
 サッカーがなかったら、まずかったな。
 たぶん、スタジオで使うのはサッカーの一本だけだろう。
 しかし、この手法がOKならテレビってまだまだ、
 面白くできる要素あるんだな〜。

 「浅ヤン」やってるときは、
 テリー伊藤学校の卒業生、高須ディレクターと共に
 ドキュメンタリー・バラエティの手法として、
 一つのネタを事前に考えぬ抜いて、事前準備を万全にして、
 あらゆる事態を起こりうるように設定して、
 カメラに収めていたわけだけど、
 「電波」は、とりあえず、手当たりしだいに、
 カメラに収めたところから、番組構成が始まってるもんな。
 バラエティが煮詰まってると、言われながら、
 同じくテリー学校の卒業生であるプロデューサーの土屋さんが、
 いろんな雑誌で、「まだまだ、やりたい企画がありすぎる」って、
 発言してるのも、うなづけるな。

 19時半。大久保駅待ち合わせ。
 石丸元章夫妻、飛鳥新社の藤代さんと、中華の食事会。
 石丸氏の爆発女房oka-chang 初対面。
 172センチのモデルさん。
 大久保界隈をはしご酒。最後は記憶なくす。
 おい、変な薬、調合されなかっただろうな。
 そう言えば、石丸氏が中森文化新聞出身のライターについて、
 「ライターのビジュアル化にライターが
  テクニカルに応対してないと、すぐに底が知れる」と言ってたが、
 それ、すごくそう思う。
 外山恒一、安住真奈らの消息聞く。


 6月20日 金曜

 台風。咽痛。
 17時。東京スポーツ本社訪問。
 昨日の長州力に続いて、浅草キッド引退表明の記事に。

 「紙のプロレス・ラディカル」4月号。
 前田日明原理主義者の浅草キッドには今回の前田インタビュー最高!
 船木・鈴木の暴言に対しては、我慢してたんだろうな。
 若者たちへのメッセージとして、
 「俺を見るな!自分を見ろ!」
 まるで殿みたいだ。

 しかし、この紙プロ、誌面での毀誉褒貶の共存振りは、
 読んでて、息を飲むね〜。戦場だよ。
 前田がターザン山本を批判すれば、その反論が、
 ターザン自ら執筆、堂々、大きくでるのだから。
 それだけならともかく、
 北野誠・竹内義和「プロレス・論」に対する、
 罵倒振りは、どんなもんかな〜。
 お二人も、書評書いてる本人(吉田豪)も、
 俺的には、身内意識あるから、ヒヤリとするな〜。
 この雑誌読んでると、人生は戦いだ、内ゲバの連続、
 好むと好まざると、我が内なる敵との衝突だと実感するよ。

 「空手バカ一代の研究」木村修
 「最強最後の大山倍達」読了。


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