9月21日 日曜

 ラッシャー板前さん結婚式。
 お相手はウガンダ・トラさんの奥さんの妹さん。
 東京プリンスホテルで盛大に。
 いやあ、ラッシャーさん大したもんだ。男の甲斐性だ。
 特番ができるほどの豪華な芸能人の顏触れ。
 そして、テレビ局要人の出席。
 しかし、こういう席では、有名人酔いと、
 下っ端根性に打ちのめされるのが我々の常だ。

 ダチョウ倶楽部の司会で進行。
 ダンカンさん、タカさんと続いた、恒例の仮装大会はなく、
 乱痴気騒ぎがあたりまえの軍団としては、真面目な式であった。
 最後に殿がマイクを自ら取り、挨拶。
 「私は子供がいます。その子供を愛しています。
  でも、軍団と仕事をしていると、子供以上に
  愛してると思うことがあります。ありがとう」と。
 声をつまらせて。
 もちろん、唐突な発言でありながら、
 連日の涙もろいたけし報道にギョッとしているものだから、
 今回はあちこちで、ズシ〜ンと涙、涙、タケシシストの我々なんか、
 男泣きしてたのだ。

 控室に戻って、殿
 「どうだ、最後の挨拶は?司会のダチョウに言って、
  泣かせる挨拶ちょっとやろうかってって演技してみたんだけど」と。
 「いやいや、みんな、泣いてましたよ。応えましたよ。そりゃあ」
 「世界のたけしは、笑いあり涙ありだから」「平成の藤山寛美!」
 「オレ、人情噺もいけるだろ」などと。
 最近の「泣きのたけし」の風評を逆手にとり、廻りの人をたばかる、
 わざとボケを演じる勝新、あるいは、森繁化してきたのか。
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 9月22日 月曜

 新宿高島屋の紀伊国屋で、大量に本購入。
 こんなに読むのか、オレ?と思いつつも、
 最近読んだ唐沢俊一「カルトな本棚」の影響で、
 ままよとドバドバと買い込む。
 とは言え、こういう本を読むかと言えば、読まないんだけどね。

 DOへ。ややオーバーワークか?
 夜、辛抱たまらず、北郷と中野のキャバクラへ。
 そこに、なにもないことを確認しにいったよう。
 「水道橋博士の全裸写真を持っている」と
 女の子をくどく芸能関係者の存在を聞き、
 そんなもんがウケるのか?と不思議に思う。.
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 9月23日 火曜

 幻冬社アウトロー文庫から、連続刊行されている、
 団鬼六のエッセイシリーズにはまる。
 特に、「果たしあい」「牡丹」の短編集は
 一遍一遍にため息をつくほど。
 SMの大家として、偏った認知しかされていなかった著者が
 「真剣師・小池重明」以降、広く、
 すご玉の文章家として再評価受けてるのはうなずける。

 DOへ。一時間のみ走る。

 X-JAPAN解散。
 オレにしてみりゃあ、XだとかLUNA-SEAだとか、
 どこがいいんだか、さっぱりわからんのだが。

 夜、高円寺の「ガブリ」で北郷の彼女と食事。
 若い女の子との話題に苦しむのは、
 本当に年齢を意識させられることだ。

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9月24日 水曜

 ビバリー起床。
 本日は飯島直子とチューブ前田の婚約発表が日本中の話題だ。

 歯医者の後、DOへ。最長不倒に挑戦。

 「たけしのD-1グランプリ」見る。
 我々のロケ分も残ってて良かった。
 石川三千花「顏が掟だ」読了。面白い。

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9月25日 木曜

 ビバリー起床。
 17時より、事務所で「an」の取材。アルバイト体験を話す。
 インタビュアーは旧知の佐藤ろまん君。
 ホームページをやってるようだから、のぞいてくれ。
 
 DOへ。
 帰宅、高田事務所の松田さん、来宅。
 ビールを飲みながら、団鬼六話。

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9月26日 金曜

 一時間睡眠で朝4時起床。テレ朝六本木センターへ。
 「リングの魂スペシャル」で来日中で山ごもりをしている
 ヒクソン・グレイシーに単独インタビュー出来ることになったのだ。

 リン魂本隊は、大部隊でサイパンロケに今日、出発だが、
 我々はディレクターもいないまま
 ( ADが臨時に付くが、彼はこのロケを最後に番組をやめるとのこと)
 ハイ・エースに乗り込み長野の山中を目指す。
 どちらの仕事が良いか?
 ってそりゃあヒクソンに決ってるだろう。
 前にリン魂の湯の里で、一度は会っているが、今回は単独なのだ。

 10時、小雨ふる、霧深い山中のコテージに到着。
 眠気眼をこすりながら、ロケバスの後ろを振り返ると、
 霧の中から、ウインド・ブレーカーを着込んで、
 走り込みから帰ってきた、ヒクソンとホイラーが現れた、
 ロストワールドのT-REXの出現みたいだった。

 雨のため、屋外トレーニングは中止、
 室内でのストレッチをのぞき、
 単独インタビューの後、
 「ボクは指相撲400戦無敗です」と名乗ると
 ヒクソンが対戦に応じてくれて、勝たせてくれる。
 つ、つ、遂にヒクソンに土をつけた日本人第一号の快挙をなしとげた!

 急いで、引き返し、電車を乗り継ぎ、帰京。
 そのまま、西永福の駅前に待ち合わせ、
 ペントハウスの対談で、団鬼六邸に伺う。
 人物論を得意とし、相手を見抜き、
 その鋭いペン先で斬り付ける、そして立川流顧問の立場からも、
 芸人としてもしくじるわけにはいかない、
 この文士との語らいに我々、緊張気味。
 「いつ、無礼者、と日本刀で斬りかかられるかわからんぞ」と
 赤江くんも脅しておく。
 って言っても語らう内容はくだらないオナニーの話なのだ。

 実際、初対面で、部屋に通されると、
 好々爺とした子煩悩な愛妻家のおじいちゃんって風情で威圧感はなく、
 サービス精神満点で、御自身のオナニー体験を語ってくれる。
 その後、近くのカラオケ屋に招待を受ける、
 島田陽子よろしく、ここらで、100万円の借金を申し込んだら、
 いろいろとその事件の裏を教えてもらった。
 「米長邦夫の運と謎」にサインを頂く。
 同席のフリーライターの岡本さんがアマ4段だとわかると、
 「それを早く言いなさい。そうしたら、
  あんなくだらないオナニーの話などせず、一席交えたのに」と。
 あはは、面白い。

 団先生がお帰りの後、編集者のかたがたと朝4時まで、はしご酒。
 もう、ヒクソンと団鬼六とでヘトヘトで、
 何を喋ったか記憶にもないほど。

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9月27日 土曜

 トマト・ファルシ超豪華版作る、食す。
 デジタル・カメラで、写真を撮る、面白さがわかる。

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9月28日 日曜

 ネタ書き。
 能率上がらず。イライラ。
 
 神宮では、慶応、高橋が六大学新記録本塁打記録、
 サッカー、日本対韓国戦、1ー2で敗れ、
 ヤクルトが優勝したとさ。
 日本中の熱狂が一つの磁場に集中しているのは、
 凄いことだニャ〜。

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 9月29日 月曜

 リングス札幌大会、ビデオで。
 田村、ハンから初勝利。
 キングダムから、10月11日のドームの試合の
 10万円チケットが送られてきた。
 ラッシャーさんの結婚式で、向井さん(高田夫人)に
 「ぜひとも有料の10万円のチケットで行きたい」と
 お願いしていたのだ。
 
 しかし、当日は急遽「リン魂」の仕事が入ったので、
 チケットは不要になっていたのだ。う〜む。困った。
 この時期にこそ、「無理をしてでも10万円!」のチケットに
 意味があると赤江くんには言い続けたのだが、
 今のこういう状況だと、とてつもない散財に思える。
 それは承知の上で、乗っていかなきゃならないものもあるぜ。
 世の中、意味のないカネの使い方もあるのだよ。

 鈴木くんがいないので、一人でDOへ。
 「アジャパー」原稿書き。

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9月30日 火曜

 昨日の下北沢の「高田文夫杯争奪・お笑いゴールドラッシュ2」は、
 本命「ネプチューン」が負け、
 神田北陽とプラス・ドライバーが優勝したらしい。
 これは、番狂わせである。
 と言っても、一般性のない話ではあるが、

 ゴールドラッシュの第1回チャンピオンの浅草キッドとしては、
 我らの青春の甲子園であり、果たし合いの戦場であり、
 この下北沢の舞台には特別のこだわりがあるのだ。
 わが家のハゲ鈴木も北郷も観戦に行き、ずいぶんと興奮していた。
 見に行けば良かった。
 前回、ゲスト出演した時の審査員の吉川潮先生と揉めて以来、
 足が遠のくのだ。

 NYの田中正志さんから、TEL。
 読売新聞社から、刊行正式決定なのだが、
 ボクの出来るアドバイスは、
 「プロレス業界に活字の検閲があるとしたら、
  それは、前田日明の自我以外にありえない」と。
 ボクがこの本に協力できない一点は
 個人的な前田日明に対する敬意と義理そのものだ。

 ネタ書きにイライラしながらも、「ドゥ」へ。
 連日、部活のごとく、通っているのだが、
 ビールの量、食欲が増え体重は逆に増してるんだから、
 何のために行ってるんだか。

 帰宅後、高瀬くんのメールにヒントを得て、快調にネタ書き。
 友人から、外山恒一のホームページの存在を聞き、のぞく。
 九州に帰ってるのか。
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