4月21日  火曜

 夕方からドゥへ。
 リハビリ体操にしか見えないエアロビにヘトヘト。

 帰途坂上の漫画喫茶へ、生江有二の連載、
 週刊ポスト、出色のノンフィクション
 〜角川春樹と角川映画の20年『阿修羅を見たか』に釘つけ。
 常々、「日本3大キ印」と呼んでいる、
 アントニオ猪木、梶原一騎、角川春樹、の3Kなのだが、
 このとっぴょうしもねぇ、3人にオレなど、
 どれほど、思春期に人生観をかき回されたことか。

 そしてこの人たちの伝記は多々書かれたわけだが、
 なかでも激オモロなのは
 「評伝・梶原一騎・夕焼けを見ていた男」(斎藤貴男、新潮社)
 なのであるが、
 それに匹敵するような決定版ぶりなのだ。
 誰か角川の話、書いてくれない〜と思ってた時だけに。

 ちなみに週刊プレーボーイの前田日明の評伝、
 佐々木徹「無冠」もヒーヒー言うほどオモロいよ。
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 4月22日  水曜

 ようやく原稿書き終了。

 夜、江頭社長の接待で赤江くん共に3人でとキャバクラ巡業。
 赤江くん、ウーロン茶対応で、まともな人のままで。
 高円寺シルクロード。歌舞伎町グローブへ。
 ここらで、わしはダウン。酒豪二人はさらに朝まで。
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 4月23日  木曜

 二日酔いのまま、四谷スタジオ11時入り。
 「ガブリンチョ」収録。
 ラッシャーさん、極楽トンボと一緒。
 コマ姫伝のコーナーで「トゥナイト2」のレポーターがゲスト。
 わしゃあ〜この子の顏(菊池美穂だっけ)の大大フアンなので、
 じっとり魅入ったね。
 
 ところで、楽屋でキャバクラ名刺を広げても、
 昨日のお姉ちゃんの記憶がな〜い。
 誰が誰だかわからん、完全にシマ性健忘症だ。
 
 日経「ネットナビ」取材。
 せっかくの「HPは楽しい」主旨での取材なのだが
 「もうやめようと思ってる」だの
 「ネットは魔物が住んでるからもう面倒」
 「嫌になることのほうが多い」的な発言に終始して
 申し訳なくなる。

 でも、このページを、
 僕本人がせっせと楽しみに自作しているように思われてるんだな〜。
 ワシは日記付けてるだけ
 (かつ備忘録代わりの自己検閲済の感情制御バージョンで
  礼状代わりのありがとう及びリスペクツ・オンリーの内容)
 しかも、引用部分はほとんど、スズキくんが打ってるのに、
 しかも、このままでいけば、
 口述でスズキ君に「書いとけ」っていう位の
 志茂田景樹チックな無責任な他人まかせの関りあいなのだ。

 しかも、「内容が堅いんですね」とも。
 わかった。もっと自分だけが楽しい、欲望に忠実なことやります。
 前々から話があった俺は「ネットお見合いコーナー」、
 赤江くんは「ネット不倫コーナー」を作りましょう。
 できりゃあ、公開前提でやりたいんだけど。
 そうすりゃ、日々、キャバクラなど行かなくても済む。
 それから、スズキくんの「ハゲは治る」情報ページも作ろう。
 
 少年サンデー「ブルースブラザーズ」の取材。
 TOKYO-FMで打合わせ。次回ゲスト見城徹氏に。

 「紙プロ・ラディカル」明日には郵送されるであろうに、
 リングス高阪の男前の表紙に辛抱たまらず、書店で購入。
 しかし、ターザン山本と前田が同居。
 プロレス批判ぶちまける朝日昇と
 ホイラーに敗れた佐野友飛が隣り合せ。
 この犬猿の仲の呉越同舟ぶりには、目が皿。
 もう「紙プロ」全ページ、
 全活字を全興味を持って読む唯一の雑誌かもしれん。

 しかし、こういうジャンルを愛好してる人は朝日昇の
 「大した勢いでもないですよ。
  安室奈美恵から見たらまだ全然じゃないですか」
 発言くらい、正しい引きの視線で見るべきなのだろう。
 本当にたいしたことではないのだ。
 朝日選手が藤原紀香位とフォーカスされるようになって
 一般的な一人前のうらやましいと思われるジャンルであるし、
 価値観なのだと思う。
 (Jリーガーより、朝日の方が俺にはカッコいいんだから)

 「さらばプロレスマスコミ」との特集もあるが、
 わしゃあ、プロレスについて片手間に、
 しかも、関係者に気を使いながら、
 商業文を書くこともある職業の立場で言うが、
 わしが、わし程度で、専業プロレスライターなら
 紙プロの「その通り」ぶりに即座に筆を折るか、転職するな〜。
 猪木イズムやら雑誌魂なんちゅうもんは全部ここに解説されてある。 
 ま、解説できることがエライわけではないが。
 どう考えても解説されてる方がよりエライに決ってるんだが。
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4月24日  金曜
 
 週間流行語大賞間違いなしの
 「今から突入します」に笑いつつ、
 今週のワイドショーは、
 ストーカー中原と気狂い林葉、将棋カップル一色に。

 俺、風邪引き。
 スズキくんが下北に『すっとこどっこい』を見に行き、
 私は出不精、ダメ男なまま時間を過ごす。
 北野井子ちゃんの『オールナイトニッポン』を聴く。

 朝方、桃太郎寿司にいた。
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 4月25日  土曜

 CDが鳴る機械なら、
 このマックを含めて部屋に12台もあるというのに、
 CDからカセットにRECする機能は全てどっちかが壊れている。
 そんな不良品を持ち続けているってのも、
 モノモチがいいんだか、悪いんだか。
 とにかく修理するより、新品買うほうが安いのだ。
 (例えば、日本人のウオークマン生涯のべ何台、
  買い替えるのか統計的数字知りたい)
 で、CDラジカセをドンキホーテで買うハメになる。

 ドゥで水泳。千メートル。
 
 「CSでゲーム!」なんと今回は無責任者、吉田真由子と司会。
 誰も見てないんだからって、ふざけてたら、こういう展開になった。

 朝、野方へ。

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 4月26日  日曜

 今日から赤江くんが役者で映画撮影(佐野史郎初監督作)に入り、
 俺は皆さんと同じく大型連休になった。
 が、やることがない。

 夕方再放送ドラマ「妹よ」の未見分をビデオで。
 「ガキ使い」の裏のTBSのドキュメント風番組
 「情熱大陸」にも日刊スポーツのインタビューにも
 爆笑問題が登場。
 本格的に「時代」に乗ってきた。(日テレの深夜のがオモロい)

 「爆問」については、立場上、最初から難癖を期待されて、
 感想を聞かれるので、もう一切書かないつもりだったが、一つだけ。
 これだけ露出がかさむと、同じ話がかぶることにになるのだが、
 「まわりは疲れててもボクは疲れないんですよね〜」
 と語る太田の一貫とした確信と強気な態度は、
 これはカリスマだけが持つたけし的資質である。
 ちなみに、「たけし」は、
 この状態でこの精神を20年やっているのだ。

 不眠症で、長電話。.
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..

 
4月27日  月曜
 
 昼に電話で起こされ、他人の雑誌原稿読まされる。オモロ。
 
 ドゥへ。
 漫画喫茶に。
 
 夜、ほとんど見ず知らずの方と長電話、
 晩酌相手代わりに、ナイトフライト。
 「ぶ、ぶぶっ壊れてる!」
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4月28日  火曜
 

 久々に中野ブロードウェイで買い物に。
 念願の17インチ、ナイトメアー人形を購入。
 店の主人は「明日、このシリーズの新作が出るんですよ」
 とレジでウイスパーしてくるのだが、
 俺がお気に入りのフィギュア集めなどやると、
 将来は確実に岸部の四郎だな。

 夜「めちゃいけ」収録後のエガちゃん来宅。
 いろいろとと話を聞くが、
 この人の芸人魂の盲信ぶり、私生活のハチャメチャぶりは他人に
 迷惑をかけるわけではなく、今時、本当にいないなー。
 (松村、江頭はそういう意味で、芸人以外の職業が成立するわけなく、
  そしてその選ばるざる人がなる芸人としてのなりわいに
  恩返しの意識が強い2大巨頭であろう、
  自分が裏方稼業・生江有二や大下英二であるなら、
  この二人には伝記を書いてあげたいほどだ)

 高円寺で二人で飲む。
 たまたま同席した地元っ娘に
 「江頭、巨乳スカウト高円寺地区担当」
 「水道橋高校生スチュワーデススカウト高円寺地区担当」
 を任命する極めてビジネスライクなトーキング。
 毎日夜な夜なフラフラと何をやっているのやら。
 完全にタコの糸が切れてる。
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 4月29日  水曜
 

 世間的には休日であり、俺的にも休日。
 ポカポカ陽気のなか、
 このところ恒例の外出することもなくお昼寝部に。
 浅い眠りの中で、トラウマとしか思えない、
 キテレツな夢を見るのが日課になってきてる
 〜タチの悪い阿片窟にいるようなものなのだ。

 夕方、飯田、井岡の世界戦、凡戦だった。その後ドゥへ。

 東京スポーツの客員編集長ネタ91〜98年を収めた
 「たけしの号外!」(洋泉社)は装丁はともかく、
 内容は、懐かしくもオモロであった。
 最近のたけし本のなかでも、「コマナチ」に続くくらい。
 個人的に「水道橋博士よくやった」の見出しで終わる後日コラムに、
 ああ、俺、この本を抱えたまま、
 あした交通事故で死んじゃてっもいいなあ〜と思う。
 
 松尾スズキ著
 「星の遠さ 寿命の長さ〜大人計画全仕事〜」(太田出版)を読了。
 個人的に大人計画の芝居を、
 一本も見たことはない(「冗談画報」で見たくらい)のだが、
 「不幸」に吸い寄せられる喜劇を指向するような気分に
 ダメ人間としてシンクロしてムムムと思う。
 (昔、俺が椎間板ヘルニアに苦しんでる時、
  同じ病気に苦しむ大人計画の看板役者、温水洋一さんを
  相談相手に紹介されたことがあったが、電話しなかった。
  それが唯一の接点だったな)

 この本の中で(爆笑、太田の十八番となっているが)、
 カート・ヴォネガットへの敬愛を松尾氏も表明してるのだが、
 しかも、俺が色紙に書く、唯一の言葉
 「愛は敗れるけど親切は勝つ」(「ジェイル・バード」に出てくる)
 ってフレーズをモチーフに芝居を書いてることを初めて知る。
 ふ〜ん。

 ところで冒頭の鶴見済との対談の最後に、
 「鶴見さんの場合、生きやすくなるためには?」の質問に
  鶴見「シャブですよ。結局クスリ、クスリ」
  松尾「シャブから副作用みたいなものを抜いたものを、
     早く発明してほしよね。科学力を総動員して。
     火星調べてる場合じゃないだろうって(笑)」
 で締めくくるられるのだが。
 一昨日の4月28日 読売新聞だけこういう記事が出ていた。


 覚せい剤で「人格改造」はダメ
 所持の著者に1年6月求刑
 

 「完全自殺マニュアル」や「人格改造マニュアル」の著者で、
 覚せい剤やLSDなどを所持していたとして、
 覚せい剤取締法違反などの罪に間われたフリーライター、
 鶴見済被告(33)の初公判が東京地裁(下山芳晴裁判宮)で開かれ、
 鶴見被告は起訴事実を全面的に認めた。

 検察側は、論告の中で
 「被告人は興味本位で覚せい剤などを入手したと供述しているが、
 著書の中で『覚せい剤は素晴らしい』などと記載しており、
 薬物に斌す−る規範意識がまひしている」などと指滴し、
 懲役一年六月を求刑した。判決は五月六日に言い渡される。

 起訴状などによると、
 鶴見被告は今年二月、東京都新宿区高田馬場の路上で、
 覚せい剤一・二七五グラムと、
 LSDを含む紙片O・O03グラムを所持していた。
 鶴見被告は、東京大学文学部を卒業し、電気メーカー、
 出版社勤務を経てフリーフイターになった。
 一九九三年に出した「完全自殺マニュアル」がベストセラーとなり、
 九六年には「人格改造マニュアル」を出版した

 
と。
 報道が極たんに少ないと思うのだが、なんでだろう。
 俺の免許証事件も知る人は少なかったが、
 あの対談の内容から殻見ても、確信犯だと思うのだが。
 鶴見、出所後は、石丸元章と共著か?
 タイトルは「スピード・マイグラジエーション」?
 「人間更生マニュアル」?

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4月30日 木曜

 11時半、ういすぱーで「キャバクラ道」について雑誌取材、
 インタビュアーはカワウソ民夫、〜と言うのは以前、
 浅草キッドのラジオの作家などをしていた若者なのだが、
 無断欠勤などの不義理を重ねていた奴なのであるが、
 それは若気の至りと過去は水に流し、にこやかに応答。

 13時にぶんか社「ペントハウス」でオナニー対談、ゲストは江頭。
 ここんとこ毎日会ってるような気が。
 お馴染みのお話をこちらの創作を交えて聞く。

 15時、TOKYO FM入りで「ビートニクラジオ」収録。
 「ダディ」で評判の幻冬社の仕掛け人、
 見城徹氏をゲストに迎えてのトーク。

 見城氏と言えば、かって角川春樹の右腕として知られ、
 直木賞作家を続出させた名編集者であり、
 またその名前はつかこうへい腹黒日記の登場人物、
 そして某芸能人との交際相手としても有名である。
 実はこのラジオのディレクターの服部さんのお父さんがその昔、
 角川書店の「野性時代」の編集長をしており(現在は退職)
 見城さんの上司であったという
 サイドストーリーが内部的にはありつつ
 (そのお父さんが60歳を超えてから初恋の女性と駆け落ちした
  〜というなんとも人間の証明?チックな話もあったりしつつ)
 ざっくばらんな業界暴露話も多くて実に興味深い内容であった。
 5月3日分、10日分として収録。
 3時間廻しているので3本分あるかも。
 どういう振り分けになるのかわからないが、
 今回は活字オタク系、雑誌好き、出版業界通には、
 非常に満足していただけると思います。

 番組終了後、赤坂で殿とお食事。

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