9月21日  月曜

 10時入り、新大久保のホテル海洋。
 TX「ミス・インターナショナル特番」のコーナー進行、 
 テレ東、アナウンサーの小島さんと。
 
 世界44カ国のミス代表を、よりによって新大久保に集めるとは、
 ホテルから外出すれば、よからぬ職業の人と、道行く人々は、
 勘違いするであろうに。
 ハイヒールを履くと2メーター級の大女に囲まれ腕相撲大会など。
 選ばれて、国を代表してミス・って名乗りを上げる、
 世界有数の美人達でも、2時間もたてば、慣〜れるね。
 だが、赤江くんも小島さんも
 自分よりでかい女性の美しさに目覚めた〜と興奮冷めやらず。
 
 荒井社長と会食会。
 「富翁」で、鳩、すっぽんを食す。

 中野のキャバクラ、珍しく赤江くんと二人で。
 お金を払いながらも、不愉快な我慢と忍耐。
 キャバクラとは修業の連続なり、また、出直しだ。.
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9月22日  火曜
 

 ビバ起床。
 フローレンス・ジョイナー死去。
 「婦人公論」によると薬師丸ひろ子は
 「年に何回か死にたくなる」との告白だが、
 オレは極度の二日酔い、本当に死ぬかと思う。

 TーFM打合わせ。油汗が出てくる。

 「四国屋」、台風の中をドライブ。 .
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9月23日  水曜
 

 ビバ起床。
 なかの芸能小劇場
 『東京ダイナマイト、単独ライブ・力道山』
 文字通りの小さな劇場だが130名の満員で。
 浅草キッドの弟子第1号の初単独ライブなのだが、
 師匠でありながら、中味は全くのノータッチ。

 それどころか、
 最近キャバクラで熱心に口説いていたおネエちゃんが、
 マンジの彼女であったことをこの日、初めて知り、
 師匠(ごっこ)の面目丸つぶれであった。

 でも芸人は「やりたい」ことを「やるべき」なのだ。
 「やらされる」ことなど「やらない」ほうがいい。
 そして上の人間はどう転がっても、どう注意しても
 「やらせる」ようになるのだから、
 最初からノータッチですよ。

 新ネタ4本、ピンネタ2本、スライド、ビデオで計2時間。
 デビュー作の「肉まん」の衝撃は、
 薄まっているが、デビュー1年としてはよくやってる。
 なんにしろ、初単独、満員ってのは気持ちのいいことだ。
 何度も味わえるもんじゃない。
 最後に懐かしのニューロティカの「東京ダイナマイト」、
 を流しながらのビデオ映像。
 これが、グッとくるのは、自分にも身に覚えがある。
 むしろ、こ〜いうもん、流したいからやってるようなもんなんだろう。
 打ち上げ。
 松田さん、赤江くんと朝まで酒。 .
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9月24日  木曜
 

 死ぬほどの二日酔い、ゲロゲロと吐きながら、
 胃腸薬などをガブガブ、飲み込みながら、
 浜松町まで辿り着く。
 「未来ナース」〜続その子の花園〜として存続することになった。
 制作スタッフを替えて4本撮り。
 今回より変身願望〜女装篇となる。

 KRSのオフィシャルマガジン『打倒!!グレーシー柔術』は、
 ヒクソン攻略方を各方面からの意見を求めていて、
 物語性主体の我々としては、目からウロコが落ちる状態であった。
 いつのまにか赤江くんとヒクソン攻略方を布団で試すほどだ。

 UFOの横浜での小川の乱闘も大いに結構。
 猪木の手の平なら、いくらでも乗りたいぜ〜。
 高田・ヒクソン戦に向けて
 もう待ちきれないほどにパンパンに期待膨らむ。

 夜中、岡田マネージャーとのいろいろな折衝あり、
 急遽、10月23日、大阪でのライブが決まる。 .
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9月25日  金曜
 

 午前中、刷り上がったばかりの
 「紙のプロレス12号」を持ってきてもらう。
 我々ごときが、さしでがましいことを言っていて、
 プロ選手に申し訳ないとは思うが、
 「ヒクソン・高田戦」に向けて8ページのインタビューが載ってある。
 とにかく買って読め!!
 
 T−FM『ビートニクラジオ』収録。
 本日2本目より、殿復帰。
 3か月ぶりにお会いすることになるので、
 本番前から、スタッフ含め変な緊張感漂う。
 いない時から、この威圧感ってのは、
 すごいことだが面倒だ。

 一本目、「ヒクソン・高田戦特集」
 わかりやすく語っていくと1時間では足らない。

 2本目、「殿復帰」〜スムースによもやま話。
 東スポ取材。ツービート襲名問題終結に。
 殿と赤江くんと3人きりで赤坂ですっぽんを御馳走になる。
 「プライベート・ライアンがすんごいことになってますよ、
  ああいうのこそ、映画館で見ないと!」と言うと、
 「見たら落ち込むからな〜、でも行こうかな」と。
 たけし論を書く人に、
 「ライオンの生き方は草食動物にはわからない」と。
 黒澤明について。ヴァーナル話。 .
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9月26日  土曜
 

 15時、新宿プラザの『プライベート・ライアン』初日。
 満員の観客に一人紛れ込む。
 今まで戦争映画は、しょせん、戦争ごっこだと思っていたが、
 世評に違わぬ、この映画は戦争そのものだ。
 確かに物語りのカタルシスってもんはないのだが、
 観客席にいれる幸福を確かめる。

 ドゥへ。
 
 朝日ニュースター
 『CSでゲーム!』全26回の最終回。
 「信長の野望」。テレゴングで兵力を募るのだが、
 思うような展開になってくれないのは残念。
 田町で打ち上げ。
 伊集院の家族関係の話しがオモロ。
 顔出しだけで帰るつもりであったが、朝まで。 .
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9月27日  日曜
 

 結局、一睡もできないまま、朝6時の新幹線に。
 大阪ドームの「Kー1グランプリ98開幕戦」へ。
 到着後、『SRS』で藤原紀香嬢楽屋潜入のみがお仕事。
 長嶋一茂氏と同じ楽屋でお話。
 いつもと変わらぬトンパチ一茂節に聞き惚れる。
 本日放送のゴールデン中継に向けて、テレビスタッフの要員は、
 忙しく動き回る。

 試合は、13時より、18時まで5時間以上に渡るが、
 我々はじっくり座り込む。
 前の席に藤原紀香嬢家族。
 いくらなんでも、この長さは観客の体力の限界を越えている。
 フェイトーザが負けたのは意外。
 ヘトヘトになって帰途につく。

 新幹線のなか眠って帰るつもりが、
 松永光弘著『ミスター・デンジャー』(長崎出版)が、
 ある種のプロレスファンに(しか)たまらない大バカ本で、
 寝かしてくれない。
 『ブギー・ナイツ』で描かれるポルノ映画界が、
 思い込みの激しいはみ出し者(股間も、はみ出し者)による、
 疑似家族の大河ドラマであるがごとく、
 インディープロレス界も、
 聞き分けのない、イカレタ人たちの、
 はみ出し者(思想のない神軍平等兵)の、
 天からの啓示を聞いてしまった人達の、
 ドタバタ疑似家族ゲームなのだ。

 武蔵屋でラーメン食べて帰ってきたら、
 松田さんが待ち受け、中田のペルージャ戦を見て帰る。

 大相撲は、貴が優勝。
 マグワイアーの70号などあり、
 従来スポーツは異常に元気だな。 .
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9月28日 月曜
 

 『グッド・ウイル・ハンティング』ビデオで。
 天才青年の青春モノ、甘ったるいですね。
 ただし、映画の裏話として、
 同じ役者仲間で、一緒に脚本を書きながら、
 マット・デイモン(今やスター街道ばく進中)に主役を譲った、
 ベン・アフレックの映画と現実がシンクロするような
 最後の表情などは、グッと肝にきます。

 K−1、リングスのビデオなど。

 ズンドコ、東スポ月曜テレビ欄新連載原稿など。 .
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9月29日  火曜
 

 ニキビを潰すくらいしかない低調な一日。
 『野良犬』ビデオで。

 紙プロ、販促公約強化月間として書いておきます。
 紙プロ11号、12号のバトラーツ石川雄規のインタビューが面白い。

 11号は、4年前の再録だが、
 (敢えて再録したくなるのも、
  当然だと思えるような猪木論の応酬あって)

 猪木イズムについて「芯があって弾力性があるもの」と定義づけ、
 「それを守るためだったら、いくらでもフニャフニャ曲がりますよ」
 と明快に答える。
 自分の夢に触れ、
 「人の人生に影響を与えてしまうようなレスラーです」と即座に。
 野上彰に読ませてやりたい言葉。

 12号では、猪木イズムについて、
 「ロマンをとことん追及するヤツラをとことん追及すること、
  そしてそれを否定する奴等をとことん追いかけていく、
  これは「猪木イズム」ですよ。
  猪木イズムというのは、例えば自分が天国にいて、
  憎いやつが地獄にいるとしたら、
  わざわざ天国を捨てて地獄にぶん殴りに行く!
  そういうエネルギーですよ!!」と。

 今のプロレスは答えがわかりすぎちゃいますよね?の質問に
 「目の前にある虎の巻を渡してるようなモンですよね」と。
 「ウチなんか『解答さえない問題集』ですからね」
 「つまり、それが芸術になるんですよ!
  『さぁ描きな』って真っ白なキャンパスだけ渡されて、
  一問一答じゃないんですよ。
  『好きに描け!』『好きに感じろ!』というか」と。

 最後はありきたりかもしれないが、今のレスラーの発言としては、
 実に忘れ去られた、置き去りにされた、言葉なのだ。
 よって11月23日のバトラーツ両国国技館ってのも期待大なのだ。
 女子高生ライターの武田いずみにも注目!
 こういうグッド・ウィル・ハンティングは
 中森明夫にハンティングされる前に巣立ちましょう。 .
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9月30日  水曜
 

 散髪。
 東スポに「浅草キッド、たけしに謝罪」記事。
 写真の殿の無表情が、
 まるでイタリアン・マフィアのようだ。
 (ジョー・ペシ風!)

 江頭出演で、去年の7月、
 オレが年間最高バラエティーって呼んでた、フジテレビの
 『人類みな兄弟・世界の秘境で友達作っちゃいました』の第3弾、
 江頭ニューギニア再び篇、ただならぬ面白さ。
 巨乳女村、巨大ペニスケース族、あたりは、
 山上たつひこの漫画そのもの。
 しかもカメラ割りなど見ると、
 十分に演出計算済みなのに、激オモロ、
 だが、唐突に終わるが、また何かトラブルなのか?

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