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10月1日  木曜  

 ビバ起床。
 昼から雨のなか、新赤坂クリニックにて人間ドック入り。
 『北野チャンネル』の企画の一つとして。
 東京ダイナマイトと共に。

 人間ドックには3年ぶりだろうか。
 オレも赤江くんも不摂生を省みず人間ドック界から逃げ回る、
 札付きのお尋ね者だけに、
 とうとう捕まったって感じだろうか。
 結果は1週間後。
 (でも、胆嚢にポリープは発見、まだ良性とのこと)
 しかし昨日来の絶食、バリウム、注射などに身体弱り切る。
 人間ドックこそ不健康なり。

 その後、制作会社のハウフルスに移動。
 『タモリ倶楽部』の辻アナ、昇進パーティー用のコメント撮り。

 帰りの一心ラーメンで、トドメ、なんだかぐったり。

 夜、赤江くん経由で、
 『未だまだ見ぬ猪木』
 『モハメッド・アリ・かけがえのない日々』
 の必見2本立てビデオで。

 ブラジルのアントンハイセルの工場を訪ねる猪木と村松友視
 〜このシーンから始まる猪木ビデオは、
 『猪木とは何か?』と日頃から考えている人には、
 ある一つの解答の手掛かりを写し出している。

 プロレスの試合のシーンは平壌だけにもかかわらず、
 ああ、誰かに伝えなくては!残していかなければ
 と身もだえ、疼くような
 『猪木イズム』『猪木ワールド』爆裂の作品。
 「猪木だったら何をやってもいい」と認められる人には、
 「猪木に対してだったら何をいってもいい」とも思う。

 そしてモハメッド・アリのビデオは、
 アリの自伝のなかでキンシャサの奇跡までを描いた、
 アカデミー賞ドキュメンタリー部門を受賞した作品。
 最後の詩が胸を打つ。

 この2本を見ていたら23年前のアリ vs 猪木戦に頭が飛び、
 「猪木vsアリ戦の真実」(日本スポーツ出版社)を
 引っ張りだして読む。
 いくつかの新発見あり。
 例えば、当時のブラジルからの練習生、
 イワン・ゴメス(昭和のグレイシー?)が授けたアリ・キック。
 そしてあの「ほら吹きクレイ」のキャラの創始者、および先生が、
 フレッド・ブラッシーであったことなど。
 〜で、10日後のヒクソンvs高田戦に思いを馳せる。
 ああ、贅沢だ。

 テレビでは深夜、ARBのドキュメンタリー。
 確かに小便臭いのだが、それがまた素晴らしい。
 オレの人生に関りあう人で、
 今までビジュアル系バンドのフアンにはあったことがない、
 (と同時に赤川次郎の読者にも会ったことがないのだが)
 ARBのファンには、数々出会いがある。

 今日から11日まで本格的に禁酒することにする。 .
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10月2日  金曜  

 夕方、はるばる清瀬まで車で出掛け、
 女流漫画家(などという言い方あるのか、今でも)
 さかもと未明さんの宅兼仕事場に。
 ペントハウスのオナニー対談、今回で最終回。

 なんで我々がわざわざ出掛けなきゃあならぬのか〜と思いつつも、
 漫画家の仕事場を見てみたい気もあった。
 さかもと氏の文章は多々見かけるが、
 残念ながら マンガは一度も読んだことはない。
 相手も我々のことは、ほとんどご存知ないようすだった。
 が、対談が始まると、あけすけな性関係のコメントには、
 取材馴れしていて、ノンストップで、とうとうとまくし立て、
 喋りど〜しの独演会状態だった。
 「今の連載ペースだと、一分の暇もないの!」
 「SEXをする暇もないから、宅配で、結婚も望まぬ、
  自分からはクチきかないM男がいれば理想〜」
 などと、本音なんだろうな〜と。
 
 最後は〜アシスタントを抱え、彼女らを養いながら、
 女性の腰掛けと揶揄されないよう、振りきった仕事をする〜だの、
 作品至上主義を貫くため、そして生残るためには、
 何を犠牲にしてもいい〜なんて話で、
 ほとんど、打ち上げで我々が語っているような芸論のようだった。
 才能があるのだから、売れっ子になるのであろうが、
 締め切りに追われるってのは本当に熾烈なものだと、
 仕事場の様子を見ていても、実感したな。
 でもオレは嫌だな。もっとノホホンのほうがいいね。

 夜、赤江君、来宅。 .
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10月3日  土曜  

 一睡もしないで羽田空港、
 カーステでARBを高らかに鳴らしながら、到着。
 酒抜きなので、体調良好。
 空港で、『コント山口くんと竹田くん』の山口さんと遭遇、お話。

 熊本営業、玉名市の街起しイベント、つまみ枝豆さんと一緒に。
 枝豆さんはクラシック・カーイベントの司会など。
 我々は、『男はつらいよ』と『HANA−BI』の
 上映会の合間でのトーク2回。
 湯布院の映画祭みたいなものかと思っていたら
 全然違って年配者ばかり。
 
 昼食に連れていってもらった、
 「博龍」ってラーメン屋さんが絶品、
 軍団の兄さんと一緒なのは、数ヵ月ぶりなのだが、
 オレがバカなこといって、
 「うるせ〜」などと突っ込まれるのは、久しくないことなので、
 最近はすっかり無口なオレが妙にはしゃいでしまう。 .
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 10月4日  日曜  

 本日も7時起きで羽田空港。
 石川、小松空港へ。

 テレビでは、早朝より和歌山毒物事件、
 林夫妻が遂に逮捕を伝えている。
 林・夫の方は、妻のほうの殺意を感じていただろうな〜。

 例え、段階的に殺されようとも、ひがな一日、
 麻雀に興じるほうがイイってな、自堕落な男ぶり、
 あのダボシャツ姿、「クサレ外道」なんて物言い、
 そしてその麻雀のメンツに付きあわざる終えない、
 どぐされ仲間というより、はみ出し者連中のしがなさに、
 哀れな男道を思う。
 ミキハウスのトレーナー、nWoで採用してほしい。

 加賀東芝祭りへ。
 ネタ30分、ゲーム司会30分、
 天候よく、気分よし。

 帰宅後、ネタ合わせの予定だったが、
 結局、明日のライブは漫才ネタなしに決定。
 高田・ヒクソン戦シュミレーションなどで乗りきることに。

 朝の2時に東京ダイナマイトに電話。
 「おい、二郎は高田だ。あしたマンジは丸坊主で来い、
  おまえヒクソンだから、チン毛も剃るように!」
 と命令されるほうも嫌だろうね。 .
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10月5日  月曜  

 「第11回・浅草お兄さん会」
 古巣、新宿シアター・モリエールで満員御礼。
 CS放送(北野チャンネル)もはいる。
 司会とトークで高みの見物。
 前座コーナーがなくなり、
 わが家の同居人・ハゲ鈴木と井上くんが本選、初出場。
 嬉しいでしょうに。
 
 古田古        フリー
 王様と私       フリー
 ときめき       フリー
 米粒写経       フリー
 良吉7番       フリー
 国井正勝       浅草お兄さん会
 スタミナジャック   フリー
 スピーク☆イ−ジ−  オフィス北野
 マキタスポーツ    浅草お兄さん会
 岩月秀樹       浅草お兄さん会
 骨太熱        大川興業
 ニトログリセリン   大川興業
 東京ダイナマイト   浅草お兄さん会

 優勝は、ニトログリセリンのV4、
 2位にスピーク・イージー、
 3位に東京ダイナマイト、
 今回はニトロぶっちぎり。
 打ち上げ。

 夜、
 バカボン及びオーケン風に言えば、
 西からのぼったお日さまが東へ沈む〜つまり、
 地球の自転が逆回転したのか!と思うようなことがあった。
 斜に構えれば、
 もはや、経験していない楽しいことなどありえない〜
 そして楽しいことなど長続きしない〜ってことで腹をくくって、
 曇天だらけの普通の生活は過ごすものなのだろうが、
 やってりゃいいこともある。

 この仕事、知らぬ間に、誰かが、見てるってことだい。
 たとえ、溺れていても、見上げれば青空であればいい。
 たどりついたら、いつも雨降りじゃあ、やってられないでしよ。

 やる気まんまんで東スポ原稿書き。 .
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10月6日  火曜  

 ドゥへ。水泳。

 16時より、ういすぱーで『TVブロス』打合わせ。
 ブロスで連載始めることになる。
 タイトルは梶原一騎に愛を込めて
 『キッド人生劇場、お笑い・男の星座』である。
 これで、週4本の締め切りになる
  (赤江君と共作だし、書いてないのもあるけど)
 少しもノホホンしないな。

 しかも、どう考えても、
 誰も望んでない、場違いなことを始めてる。
 しかも動機は、石川雄規のインタビューなんだから、
 我々って単純だ。

 17時、雑誌『デビュー』取材。
 浅草お兄さん会について、
 CSのカメラもはいる。

 18時、WOWOW 『映画DE晩餐』の打合わせ。
 北郷と福来飯店で食事。

 途中、ダンカンさん宴会の加賀屋へチラリと。
 話しあいをしながら「全身全霊」を誓う。.
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10月7日  水曜  

 朝刊、前田vsカレリン戦決定!! 万歳!!
 だが、今は11日のドームだ。

 新赤坂クリニックで人間ドッグの診断。
 東京ダイナマイトとともに。
 想像していたオレの体の具合に比べると、思ったより軽症なのだ。
 が、一箇所、肝血管腫の疑いありとのことで、
 26日、山王病院で更に精密検査することと言われる。

 赤江くんは予想どおり、飲みすぎ、肝硬変まっしぐらを。
 それでも大島ラーメン。

 部屋にあったはずの「男の星座」が行き先不明で、
 再発売を買い直す。
 
 夜、「赤」について。

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 10月8日  木曜  

 久々の秋晴れ。
 ビバリーで童謡
 「ブンブンブン蜂が飛ぶ〜」って歌が丁度かかっているとき、
 部屋の中に巨大スズメバチが飛び込んでくる。
 つい先日、スズメバチによる死亡増加のドキュメント、
 見たばかりなので、恐怖の退治劇。

 新宿、代々木公園。
 ドゥへ。

 甲子園で、横浜ベイスターズ38年ぶりの優勝!
 昨年に続き阪神戦で決める。
 そんなことより、明明後日のの東京ドームだ。
 
 長電話部。.
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 10月9日  金曜  

 ビバ起床。

 本日、『ビートニクラジオ』収録日。

 殿の時間がとれないとのことで、
 砧レモンスタジオ『誰でもピカソ』収録後の殿を、
 ハイ・エースに連れ込み、金大中よろしく拉致監禁。
 東京縦断しながら、車窓を眺めながらのトーク。

 目的地は、殿の家庭訪問でわが家に。
 とはいえ、ポスターその他、偶像崇拝しているのだから、
 恥ずかしに決まってる。
 スタジオを飛びだすと、とにかくポロポロと、
 我々でさえ、聞いたこともない話が出てくる。
 約4時間の収録後、わが家で酒宴。

 その後も、下の焼き肉屋でまた酒宴。
 約12時間、これだけ殿とお話ししたのは、
 初めてのことではないか。
 オレはすっかりタメ口を聞いていて、ヒンシュク者だったらしい。
 殿にどうしても東京ドームに来てもらいたいと、
 懇願したのだが、それはかなわず。

 本日はドームでSPEEDが公演やってるらしいが、
 SPEEDが楽々5万人呼んじゃうのか、
 たかが、中高生の女の子なのに。 .
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 10月10日  土曜  

 寝不足、二日酔い、フラフラで神宮前スタジオに。
 「特捜テレビ・ガブリンチョ生スペシャル」
 8人の巨乳嬢による、グラビア・アイドル・グランプリの司会。
 肥後さん、高野拳児さん、小久保アナとともに。
 リハーサルの長さにうんざりしながらも、
 だらける我々をしり目に、
 実況の小久保アナの本番前のプロ意識の高さと誠実さに感心。
 二日酔いとはいえ、
 テレビに手を抜く我々はプロのタレント失格だな。

 ところで、ビートたけしの指名試合、
 23日の大阪ライブはまだチケットがあるらしい。
 (たった797円の入場料なのだよ)

 いよいよ、明日、ヒクソンVS高田戦。
 夜、5時間、11・11、11・11。

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