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12月11日  金曜  

 「男の星座」「東スポ」FAX。

 『紙のプロレス14号』刷りあがりホヤホヤを
 編集部のチョロくんがもってきてくれる。
 とにかくオモロ過ぎ。
 オレがオモロイと思う事とか 興奮する亊とか
 元気がでるとかの要素は、全てこの雑誌のなかにあるよ。
 全雑誌で一番好きだ。
 前田vsカレリン戦に向けてワアアと想いを馳せる。

 16時入り。
 WOWWOW『シネマDE晩餐』12/23分収録。
 喉の痛みがなくなったと思い気や、今度は極度の関節炎。
 コメンテーターが今回は伊集院に代わり小林千絵に。

 テーマ「クリスマスの見たい映画」
 小林『ザ・エージェント』
 キッド『すばらしき哉人生』
 鴻上さん『大脱走』、
 本番前から体調悪化でふらふら。何を喋っているのか?

 終了後、製作会社「Gー1」に移動。
 フジテレビ『WANTED』ロケ。
 警察の衣装に着替え、徹夜収録が予想される、
 「本音爆発、泥酔バスツアー」に。
 体がもつかいな〜と思っていたのだが、
 たまたま週プロ愛読者だったディレクターの中澤くんが、
 我々に『紙プロとは何か?』を聞いてきたので、
 ムヒョ〜と思わず熱弁!!
 それまでグッタリしていたのだが、
 この熱弁でイッキに「しんどい」感がなくなった。
 いったいいままで何錠の風邪クスリを飲んだことか!
 全然効かなかったではないか。
 それが「紙プロ」語るだけで…

 バスツアー同行は、久々の織田無道和尚。
 新橋・新宿を巡り、泥酔者をピック・アップして、
 バスに同乗させて、家まで送る。
 たまたまこの因果バスに乗合せる奇遇な乗客たちの人生や
 ある種の役割を演じながらも、
 酒のために与えられた役以上の醜態を晒すような人たちや、
 テレビの裏の裏のリアクションを
 心の裏でどこかで期待するスタッフの思惑など
 嫌が上にも覗いてしまい、
 つくづくと感じさせられることの多いロケだった。
 ロケはオモロイ!

 朝6時終了。.
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 12月12日  土曜  

 寝る暇もなく9時45分、マキタスポーツ・岩月秀樹を連れて。
 赤江くんの車で栃木へ。
 FM栃木『第2回浅草キッドの鳴り物選手権』
 昔のラジオスタッフだった堀越さんとの年に一度の仕事だ。
 だから現場は楽しい。
 しかしシロートを装ったマキタが、
 ちゃっかり入賞したのには笑った。
 岩月もイイ仕事っぷりだった。

 マキタも岩月もそれなりに歳をくってきた男なので、
 それなりの話が出来る。
 普段はあまり話もしないので、
 半分ウトウトしながらも静かにボソボソと話す車中も
 オツなものであった。

 スカイパーフェクトTV導入。
 今日より『北野チャンネル』が見れることに。
 何故に今まで未契約であったのか?
 たけしオタクのオレ達が面白がらないワケがない!

 夜、若者2人が実に微笑ましい土産話とともに帰京し来宅。
 他人の人生の一喜一憂にオレが酔うな!見とれるな!
 とは自戒をこめて思うことだが、
 「素晴らしき哉、人生」と思ってしまうわ。
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12月13日  日曜  

 朝8時起床。
 青山の製作会社のMENSへ。
 北野チャンネルの年末スペシャル、
 『北野武、全仕事』という
 12時間スペシャルの膨大なる企画の収録。
 もちろん放送日まで時間もないので、苦肉の策ではあろうが、
 殿の20年以上に渡る出演番組の全てを当時のラテ欄を使って、
 フリートークしてくれとの依頼。

 資料はユリイカ掲載分の文章のみ。
 約300番組を一本につき約一分強のトーク。
 このトークだけでも単純計算で5時間かかるのだ。
 「無理だよ!」とは言わず
 「オレ達以外に誰が出きる?」と思い込む。

 やってみると、もちろん、殿オタクの我々なので
 時間を忘れて没頭。ただし半日がかりでもまだ半分。
 フライデー事件まででタイムアップ。
 あっちゃんをピックアップして
 「君の親爺は働きすぎだよ!」
 「少しは仕事を減らせ!」などと文句をつけながら

 17時、東京ドームへ。
 駐車場で巨人・清原と遭遇、会釈。

 「Kー1グランプリ98決勝戦」
 第一試合でフィリォ、ベルナルドにKO負け。大ショック!!
 贔屓のレイ・セフォーもあっさりフグに負けた。
 優勝は怪童・ピーター・アーツ。
 3試合とも1ラウンド KOの圧倒的勝利。
 マイケル・バッファーのコール、嗚呼ゴージャス。

 6万8千人びっちり動員した客席がなんとも浅い熱狂で、
 プロレス的興奮からは程遠い世界になってしまった。
 だが、最後の表彰式の段取り、演出が猛烈に凄かった。
 「ここまでやるか!」「参った!」とねじ伏せられた。

 途中、トイレで試合後のフィリオにバッタリ。
 血ぶくれし、腫れた顔を鏡で覗いていた。
 極真100人組手を無敗で完遂した伝説の男が、
 味わう敗北の味とは?
 心の内を覗いてみたかったが、ついつい小便するところも
 ヒヨイと覗いてしまう。
 チューブトレーニングか。立派だった。

 佐藤ルミナ選手が隣の席だったのであっちゃんにサインを貰う。
 修斗の坂本プロデューサー、マッハに挨拶。
 帰途、ラーメン囃子へ。

 あっちゃんとプレステ、K-1対決。
 夜更かしせず早めに就寝。
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12月14日  月曜  

 10時発。御台場へ。
 連日朝早いのだが、すっかり風邪は全快で。
 まったく、ただ健康であるだけで
 世界はキラキラと輝くようだ。

 ビバリー生出演。
 久々に高田先生と対面。
 98振り返りベスト10トーク。
 『ぴあ』に移動。移動ついでにIDOの『情報ダイアル』収録。
 『なか卯』でうどん。

 15時より南青山、MENS「北野チャンネル」で、
 北野武全仕事収録。
 21時までぶっつづけで 総計10時間?
 今までやった全仕事のなかで浅草キッドが
 最も喋り続けている番組ではないか。
 その仕事は師匠の業績の何千分の一なのかと思うと、
 師匠の偉大さを痛感させてくれる仕事であった。

 昨日のKー1生放送はいったいどれほどの数字を叩き出したのか?
 と思っていたら15%だった。
 『からくりテレビ』の方が上なのだ。
 ムムム。信じられん。

 『さくま式人生ゲーム』が送られてくる。
 さっそくプレー、
 取材の時には作者のさくまさんに、
 「博士は血液型がA型だから…」と。
 ゲーム製作者の意図や仕掛けを読み込みがちのように言われたが、
 血液型主義者ではないオレは、
 心の中で「そんなことはない」と思っていた。

 取材だからこそ、わかりやすく、
 公的な博士を演じ、公的な玉袋を演じていた〜と思っていた。
 プライベートでは、しかも、たかがゲームごときなら、
 違う役を演じられると思っていた。
 だが、ボードゲームでさえも、
 相手に意地悪を強いるカードを使うのは、
 断じて、やりたくないものなのだな。
 例え鈴木にさえ、そんなモン使いたくない。
 他人にちょっかい出すくらいなら自分が前に進む!
 カードを使うなら進行形にかぎる。
 (しかし、これではこのゲームの面白さを堪能できてないではないか?)

 確かにこのゲーム性格がでるな〜。
 職業・お笑い芸人を選び結婚の際に一度はプロポーズに失敗するも、
 順風満帆でドクロますを一回も踏まぬまま、
 一番乗りで7千万の総資産になったが、
 ドクロを踏み続け子だくさんで学生結婚した
 職業・漫画家に最終的には2千万円差で負ける。
 そういうものだ。
 人生ゲームの後、人生チョイスを。
 とにかく進行形だ。
 素晴らしき哉、人生ゲーム。

 ラフォーレであった、みうらじゅん、オーケン参加の
 『がんばれ池田貴族ライブ』のお話。
 みうらじゅん「お見舞い」がマイブーム。
 でもこのお見舞いではないですよ。と、
 自分の手のアップでパンチを入れるスライド。
 オモロ。.
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 12月15日  火曜  

 12時、銀座トキノへ。
 『未来ナース〜その子の休日』4本撮り。
 なんとSP役にサミット警備保障のホイッスル渡辺さんがつく。
 土方人間力の塊の渡辺さんと、
 清い淡水を住み処とするトキノの方々との絡みを遠巻きに眺める。
 移動中、ロールスの車中でその子先生とお話。

 原宿竹下通りへ。その子先生は
 「40年ぶり、昔は進駐軍しか居なかったのに!」
 とオイシイ発言をされていたが、
 考えてみればオレもロケ以外では一度も来たことがない。

 人の群れに囲まれながら、
 入れ墨屋「スクラッチ&アディクション」
 クレープ屋「エンゼル・ハート」
 占い館「砂里由」
 CG写真屋「原宿スノークラブ」へ。
 年齢を考えると「老婆の休日」(失敬)であるにもかかわらず、
 その子先生の瑞々しさと元気ぶりは驚異的ではないか!

 帰途、歌舞伎町の「利尻」でおろちょんラーメン。
 ブロスの原稿直しだが、自分のマシーンの編集技術が未熟なのが
 わかった。
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12月16日  水曜  

 16時、ういすぱー、『SRS』打合わせ。
 17時、『シネマで晩餐』打合わせ。

 18時、中野小劇場「浅草お兄さん会B面・中央線大爆破」へ。
 浅草キッドはノータッチでお兄さん会メンバーによる、手打ち興業。
 褒めるべきところは200〜300とある。
 我らの傘下の連中のお笑い頭脳はたいしたもんである。
 貶すところは2〜3だ。
 観客動員ができてない〜興業がわかってないに尽きるかな。
 内容が素晴らしいのにもったいない。
 仲間内に見せるのがライブではない。
 あと舞台にあがって照れるな、
 普段がどんなに偏屈でも、ダメ人間でもかまわん。

 中野「香門」でラーメン

 夜、人生ゲーム。
 一億2千万の総資産で教師が優勝。
 コンピューターにも負けて俺は3位に終わる。
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12月17日  木曜  

 ビバ起床。
 朝から米英軍は、
 イラクに対して爆撃をおみまいしているではないか。

 オレは再び風邪に奇襲をうけ、
 鼻水、頭痛、下痢をおみまいされる。
 高瀬くん、鈴木を赤江家に派遣。
 ISDN工事。マック全取っ換え作業。

 13時50分発、新幹線名古屋行き。
 東海テレビ『新春ドリームマッチ ドラゴンズvsグランパス』
 総合司会進行。
 アシスタントの局アナ、宮澤桃子とともに。

 ドラゴンズより、山本昌広、山崎武司、中村武士。
 グランパスより、石川庚、岡山哲也、平野孝、
 スタジオで2時間収録のバラエティーだが、
 野球はともかくサッカー音痴の我々と
 スポーツ音痴の宮澤さんで仕切れるのか、心配であった
 (どれほど知らないかと言えば、平野選手が
  W杯代表だったことすらオレ達、知らなかったのだ)
 新幹線車内と本番前に超集中力で、
 選手のプロフィールを頭に叩き込む。
 本番はボロが出ることなく盛り上がり、
 付け焼き刃の知識でもなんとかなった。
 ボケ役に徹してくれた岡山選手ありがとうである。

 久々に長電話部。
 いつも辛口の人に「ブロス最高!」と言われ気分最高!.


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 12月18日  金曜  

 ビバ起床
 15時、お台場フジテレビへ。
 『WANTED』スタジオ収録。
 「本音爆発泥酔バスツアー」
 Vは大受け(放送は1月23日)。

 こーじんクリニックで点滴。注射。
 そのまま越知先生の友人の忘年会で挨拶。
 風邪のため約束とぶ。
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12月19日  土曜  

 年内最後の休みだが、
 一日中闘病及び看病、
 ワシもお見舞い・看病がマイブームか。
 味噌煮込みうどん。
 イカ墨のドリア。
 チゲ鍋。
 3食作る。

 ブロス原稿書き。
 ゲームでKー1選手を育成。
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12月20日  日曜  

 10時起床。
 横浜そごうTEPCO PLAZAへ。
 「言わんのバカクイズ」や漫才など2ステージ営業。
 帰宅後、謹慎中の東さん宅、面会。

 21日記す。時間なくて個条書きでスマン(誰に?)
 ヒマな時に書き足す。
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