5月11日  火曜

 13時、中野『フクロウ博士の日本家庭教師センター』へ。
 受験プロジェクトのために、
 冗談で言っていた玉袋と博士で
 『たまぶくろう博士の家庭教師センター』って話が
 本物のフクロウ博士と提携って
 形が実ったのだ。

 今日は面接。
 北野チャンネル『マキタの目』が同行。
 殿も教え子であると言う、
 面接の大野先生の話を真面目に聞いていると、
 口では「受験・受験と言っているが…」
 19年も前に経験している身としては、
 とても「出来るわけないぞ」と焦る。

 16時、ぶんか社「その子本」企画会議。
 「なか卯」できつねうどん、
 後楽園ホール、全日本キック興業観戦。
 格闘コロシアム司会陣とともに。
 目の前に伝説のチャンプ、藤原敏男氏。
 魔裟斗判定勝利。
 土屋ジョー復帰戦逆転勝利。

 新宿迎え、焼き肉「さわだ」食事。

 
 5月12日  水曜

 ビバ起床。
 『お笑い・男の星座』爆笑問題篇入稿。
 『Macがいちばん!』原稿。

 18時、アルカディア市ケ谷へ。
 ラジオたんぱ、ふくろう博士の家庭教師センター主催、
 「チャレンジ禁多浪』公開収録。
 まるでディナーショーのような公開受験勉強。
 我々の目の前には、「指圧の心は母心」の波越徳治郎氏が。
 真面目に答えるだけで客席からは失笑。
 ボケなくてもいいのだから楽だ。
 波越翁は十分ボケていたが。

 終了後、広末の不登校についてワイドショーの取材に答える。
 もし今年、受からなかったら3年後の、
 宇多田ひかるのコロンビア大学受験に合わせるとコメント。

 ドゥ スポーツで500メートル水泳。
 昨日のいさかいで全くやる気なし。
 
 夜、電話で修復に務める。
 
 『こんなところで僕は何をしてるんだろう』佐野史郎著(角川書店)

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 5月13日  木曜

 12時、テレビ東京『格闘コロシアム』収録。
 ゲストが魔裟斗。
 11日の後楽園ホールの試合をたっぷり放送なのだが‥‥。
 空き時間を楽屋でお昼寝。

 18時、南青山『マンダラ』で『カラオケ公開記念』ライブ。
 佐野史郎監督と楽屋でお話。
 奥方(石川真紀)さんが、佐野さんがあるタレントに対して
 「『あれで、なかなかいいヤツなんだよ〜』
  って言ってたじゃない。」と。

 「あれで、なかなかいいヤツなんだよ〜」との物言いは
 実に女々しくもあり佐野さんらしい。
 どんな人にも駄目だとか馬鹿だとか想わない。
 周囲の人間の悪口を決して口にしない。
 なんでも肯定的に、好意的に猛烈に影響を受ける。
 佐野さんの周りの雰囲気と人間性を現わす言葉だな〜と想う。
 で、佐野さん、自分は自分に対してものぐさではない。
 仕事をする姿勢は実に男らしい。

 昨日読んだ本もそうだが、
 映画も舞台もコンサートも、
 先人や周りのモノの影響への「感謝」に溢れてる。
 アマチュアには、多々こういう人格の方は多いだろう。
 だが、こういう姿勢でいて自分が「プロ」でいられる人は
 希少なのだ。
 ビートたけしイズムの間違った伝承は、「嘲笑」なのだ。

 映画『カラオケ』に使用した音楽を自分の番組で演奏しながら、
 我々はトークショー、ゲスト。
 最後にカルメン・マキさんの生歌
 『戦争は知らない』は確かに心に染み入る名曲。
 「時には母のない子のように」も初めて生で聴く。
 そういえば、今日、母、無事、成功したとのこと。
 シミジミ。

 帰宅後、東スポ原稿書いたら、また朝だよ。.
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5月14日  金曜

 2時半、荻窪。
 神代さん、古米さん同席。
 
 17時、ТーFM入り
 『ターザン』取材。大仁田厚について。
 芸能人企画で体脂肪率計の計測。
 23・6%もあるではないか。

 18時、『ビートニクラジオ』打ち合わせ。
 次回のネタは「カンヌ壮行会」に。
 帰途、新宿、博多天神ラーメン、
 今日は100点、

 帰宅後、お兄さん会用の原稿書き。

 実に久々に元浅ヤンチーフディレクター高須さんと電話で話。
 「もう田舎に帰るよ!」などと。
 いつもの話なのだろうが、
 浅ヤンの最大のヒット・メーカーであり、
 鬼監督のこの人がファイティング・ポーズを見せてくれないと
 困るのだ。

 毎日、毎日〆切だらけで、
 サブ君いわく「まるでイササカ先生のようですね」と。
 そのとうりだ。
 公園でタラちゃんと遊びたい。
 終日、一輪車に乗っていたい、
 とは想うが、
 絶え間なく続く冴えない毎日が労働なのだ。
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5月15日  土曜

 朝原稿。
 江頭2:50と池袋。
 丸井。

 高円寺、『蛇の穴・スネークピットジャパン』。
 開設パーティーへ、
 式が終わってからの間抜けな、出席。
 目の前に、嗚呼、あのビル・ロビンソン。
 かなり太った体躯のまま、
 操り人形にように動く。
 プロレス評論家の大家、流智美氏に初めてお会いする。

 偶然、出くわした金満福に連れられ、
 高田馬場『中国城』中華。
 浅ヤン想い出話。
 このさきがけチューヤン、いや、ぶさいくチューヤンとも言うべき、
 片言日本語の香港料理人が、
 実に驚くべき記憶力だった。
 ロケの細部までよく憶えているものだ。

 帰途、高須さんの部屋をのぞいてみると、
 今日に限って居るではないか。
 浅ヤンロケ終了時の合言葉、
 「輝きたいの!」ならぬ「加賀屋行きたいの!」を無理強い、
 で、久々の浅草キッドと江頭2:50、高須さん、
 このメンバーで加賀屋。
 懐古ではなく、起爆剤として、
 『蘇れ!浅ヤン伝説』のライブをやろうではないか!と力説。
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5月16日  日曜

 15時、TBSラジオ『伊集院光の日曜大将軍』
 「サマータイム」法案についての講釈。
 このコーナーの台本、書いてる人、
 本当に職業としてご立派だと思う。
 台本持ち帰り、
 サブに「こういうのをお仕事と言うのだ」と。

 事務所で時間つぶし、
 休日でどこもやってなく『ラーメンとん太』。

 三社祭が行われてる中を、浅草フランス座へ。
 『トウナイト2』誠さんロケ。
 「おぼちゃま芸人改造計画」のコーチ役。
 親が世界的な建築士で、2億円の豪邸を高校卒業祝いで貰った、
 吉本の新人金持ち芸人、水野くんがNSXで登場。
 なんだ、この間、新宿で千原兄と偶然一緒に飲んだとき、
 横に居たやつだった。

 ロケ終了後、葛飾へ。
 ネタ打ちあわせ。

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5月17日   月曜

 16時、ぴあ編集部。
 『IDO情報ダイアル』収録。

 16時半、ТーFM『ビートニクラジオ』収録。
 殿の到着が遅れ、またすっぽかしかとハラハラ。
 明日、カンヌへ旅立つ、殿、最後のお仕事に対して、
 カンヌ講座と記者会見シュミレージョン。
 「参加するだけで十分だよ」と。
 強気な発言はなし。
 帰途、ラーメン博多天神へ。今日は80点。

 赤江君来宅、軽くネタ合わせ。

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5月18日  火曜

 第18回、『浅草お兄さん会』。
 今回も満員御礼。
 お兄さん会が主戦場としたシアター・モリエール最終回。
 米粒写経の居島が、本番前に記念写真なぞ撮ってるのを、
 まるで別人かのように実に奇異に見る。

 今回は
 東京ダイナマイトvsターザン山本のタイトルマッチがメイン。
 ターザン山本の前回のあばれっぷりから、
 入場時には、ドクター・レクターよろしく、
 拘束着、さるぐつわ。この衣装が絶品!
 さるぐつわを取ると、ツバを吐きかける。
 中身も絶品!!
 50を越えた元、編集長とは思えぬ。
 
 賞金マッチ。
 優勝、鳥肌実、
 2位、ニトログリセリン、
 3位、マキタスポーツ
 4位、米粒写経
 5位、殿方充 の順位。

 鳥肌は文句なし。
 彼の舞台は全レスラー(芸人)の嫉妬を買うだろう。
 タイトルマッチ。
 ターザン山本が仕込んだターザン軍団とは、
 なんと我々、浅草キッドであった(笑)
 迷走しながら、25分の舞台。
 集計結果は、なぜだかターザン軍団の勝利。

 しかし、53歳のターザンの炎上ぶりは見事、天晴れであった。
 この人のなりふりかまわぬ醜態ぶりには、
 舞台の上で吹き出しつつも、ジーンと来てしまった。
 最後は、名物キャラ、粗チン王のカエルさん久々の登場。

 打ち上げ、ターザン上機嫌。
 俺は53歳の時に、このように若者に囲まれて、
 「かっこわるいことはなんてかっこいい」
 老人でいられるであろうか。
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5月19日   水曜

 新宿買い物。
 荻窪迎え、
 中野小劇場『鬼畜寄席』。
 この寄席は、早稲田大学の落研の主催。
 お兄さん会から米粒写経の二人、岩月秀樹が出演。
 鳥肌実がゲスト。
 彼らは昨日から連投ってことだ。
 お客にもお兄さん会芸人多数。

 漫才以外は、誰が凄いとか、上手いとか、名人とか、
 わからないと思っているのだが、
 鳥肌実は、初めて長いネタを見たがやっぱり正真正銘本物だ。
 イッセイ尾形や、吹越満を初めて見たとき位。
 激オモロ。
 テレビやドラマや映画にいくのか、いけるのかどうか、
 これから彼が何処に向かうのかはわからないが、
 この位の小屋で空席ありで見られるのも今のうちだけだろう。

 居島一平の『道具屋』も、
 落語通ではない、俺でも、
 割合『道具屋』は、見る機会が多いのだが、
 今までで最も面白かったと言ってもいいくらい。

 ライブ終了後、荻窪送り、家に帰る。
 いいもの見れて遊ぶ気になれん。
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5月20日  木曜

 寝坊。
 我が家の3人、揃いも揃って。
 
 12時、テレビ東京
 『格闘コロシアム』収録。
 タイの江頭2:50、ランバー・ソムデートM16、
 ルミナvs宇野戦特集。

 楽屋で『ホット・ドック・プレス』取材。
 「アンゴルモアの大王とは誰か?」
 もちろん、それはUFOに乗った小川直也に決まってる。

 21時20分より、中野武蔵野ホールレイトショー、
 『神様の愛い奴』上映。
 整理券を貰い、立ち見。
 いやはや聞きしに勝る超ウルトラど級の傑作。
 これだけ役者を揃えれば、悪趣味もここに極まれり。
 V&Rのビデオのいかがわしさと原一男のドキュメンタリーと
 仁義なき戦い興奮が一緒になった様だ。

 たまたま、一人で来ていた、
 米粒写経・居島と、
 「これは飲んで話さないではいられないな」
 と『味よし』へ。
 「ひよっとしたら『ゆきゆきて神軍』を越えてる」などと。
 
 その後、キャバクラに行ったこともないと言う、
 居島を連れてはしご。
 居島泊。
 我々が武蔵野ホールで興奮している間に、
 海の向こうカンヌでは『菊次郎の夏』が
 スタンディング・オべージョンで迎えられ、
 殿は思わず男泣きしたそうな。
 かっこいいとはこういうことだ。
 

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