著者が語る『みんな悩んで大きくなった』
オリコン the Ichibanより
聞き手:イノマー

語られることがなかった話にこそ本質が

――いや〜、素晴らしい本ですねぇ。平成を代表する一冊の完成ですね。
   取材殺到!!って感じじゃないですか?

博士 大変だよ。日々取材で。

玉袋 遅いんじゃない?来るの。

――いや、あまりの素晴らしさに腰が引けちゃって。
   取材とかっていう俗っぽい考えが飛んじゃってたんですよ。
   かたじけない。

博士 実はこういう本を待ってたでしよ?

――待ってたっていうか、これは、それこそ、コロンブスの卵ですよね。
   「何で誰もやらなかったんだろう?」っていう。

玉袋 味付け煮卵ぐらいに。コロンブスの。それぐらいよく染みてる。
   味が。

――そう。で、この本は表向きにはいわゆるオナ二一つていうものを。

博士 学術的にしかも小学生にでも涜めるように語り下ろした。

玉袋 ワニの豆本チックな本ですよね。

――はい。で、今日は特別!!世界初のオナニ一対談集をリリースした
   浅草キッドの2人から『The Ichiban』の読者に向けて、
   改めてオナニーとは何ぞや?という話を聞きたいんですが。
玉袋 これ読んでるのは若い層じゃないですか?
   皆、オナニーしてますよね。
   罪悪感を持ちながら、あるいは、
   「こんなにしてもいいんだろうか?」と。

――はい。オナニーについて、親身になって話を聞いてくれる親友がいる
  人はいいですけど、そうじゃない子は悩んでますよ。

博士 でも、男のオナニーの話は4コマのオチだっていう。
   みこすり半劇場があるがごとく。男のオナニーの話って、面白くて、
   やかて悲しぎ世界なんですよ。それかポイントなんですよ。笑える
   っていうのが。欲望のはけ口なんですけども、笑える自慢話。

――これ自慢話なんだ?(笑)

博士 皆、得意げに話してるじゃん。

玉袋 品評会。俺の車査定してみろ!!ってなもんだよ。
   手入れしてるぞっていう。

博士 車好きが集まった一冊。愛車自慢。

――だがらこそ、登場された方々、誰一入として罪悪感の欠片も無いんで
  しようね。

玉袋 無いね。

――2人はどうなんですか?

博士 だから、俺はオナニー過多、多過ぎるってことで悩んでたんだど、
   この本の中で先生に「全然回数多くないですよ」って言われたんで。

――博士の考案したオナニー指数(1週間のオナ二一の回数を7で割って
  算出した数字)についてですね。

博士 あれ、本では1.5って書いてるんだけど本当は2越えてるんだけど。
   さすがに。

玉袋 恥ずかしいなと.カッコわるいなと。37歳の男がそこまでね。

――考えるっていうのがすごいですよ。

博士 1日に2回もしてるってことをここまで考えつめた、語りつめた、
   思想まで持ってった、そして、人に語れるまでになった、オナニー
   道の追求、センズラーとしての境地の高さ。
   それに先生方の面々も負けじと答るツパぜり合い。
   素晴らしい。チンコのツパぜり合い。カンカンンカンと。

玉袋 カメ漬水飛び散ってる。

――そういう玉ちゃんはインポだとか?

玉袋 それはもう、僕は誇大広告ナシですから。
   もうパイアグラも出てることだし。

博士 「Mr.インポテンツ」っていう肩書きを。タスキをかけれるね。

――じゃあ、女性の身体をまさぐるのみ?

玉袋 僕の場合はそうですね。そこまでのプロセスですよね。
   飲み行って、散々、エロ話して、向こうもたまには土方に抱かれて
   みたいっていう、こういう土方にムチャされてみたいっていう、
   チャタレー夫人の恋人よろしく、チャタレー夫人の妄想を持たせる
   わけですよ。玉袋ってどんなことしてくれるんだろうか?っていう。

――それは思うでしようね。

玉袋 俺なんか性豪って感じするでしよ?

――キツイのお見舞いしそうですもんね。

玉袋 実際、ベッドインしてみたら弱い。そこの落差をね。

博士 ジェットコースターをね。楽しんでほしい。フリーホールを。

玉袋 それは俺はね、ベッドインするまでは相当、誘い込む男ですよ。

――Bが長いタイブ?

玉袋 Bもそりゃ、じっくりやりますよ。いざ!!っていう、
   「力づくにして!!」つてところで意外とここが力づくにならない。

――フィニッシュは手ですか?

玉袋 手ですね。

――最近はそういう性生活と。

玉袋 合体して、お互い「いいわ、いいわ」でパーン!!っていうのは
   無いですよ。もう少し、相手のレスリングに合わせられるファイト
   をしたいと思うんですけどね。

――でも、それよりも、オナニーだと。そういう思いからの出飯ですよね。

博士 やっぱ、知りたがらないと。情報を提供されて、加工されたもの
   しか世の中に流通して行かないけど、本当はドブ板に流れてるこう
   いう匂いとかを知らないと。これは本当に世の中がよく見えるよ。
   特に女の子によく読んでほしい。男ってこういうもんだっていうの
   を。実は男ってこういう話をして、1人でこういうことをやってる
   っていうのを知ってもらいたい。

――そのための好テキストが一冊にグッと詰まってますからね。

玉袋 相当、煮込んでますよ。

――世界のたけしさんのオナニー話は最終的にアメリカ帝国主義から戦後
  民主主義のインチキにまで発展しますからね(笑)。

博士 オナニーの話からそこまて行くところがね。
   この本ではたけしさんをはじめ、そうそうたる面々、皆がやってた
   ということを赤裸々に語ってるわけですよ。
   その方法は自分が正しいのか、間違ってるのか、誰かに似ているの
   か、そういうことを全て先生方が語ってるっていうのを知って欲し
   いね。だって、ここ(【The Ichiban】)に出てくる人はオナニー
   の話しないでしよ?LUNA SEAはしないてしょ。

玉袋 宇多田ヒカルだってしないじゃん。

【マスコミ希望者は必読の一冊】

――いや、博士、玉ちゃん、実はね、これは種明かしみたいであんまり話
  したくないんですけど、そこに僕たち音楽業界を取り巻くマスコミの
  禁断のエア・スポット、落し穴かあるんですよ。
  「チンポの無いインタビューは八百長である」という。
  要するに取材相手から他誌でスッパ抜けない貴重な深い話を聞きたい
  なら、オナニーの話、下から入って行かないと到底不可能だっていう
  ことをこの本は痛いほど教えてくれてますよ。

博士 そう、そう、そう、そう!! 入り口が下衆に入って行かない話
   っていうのはね、薄っぺらになって行くんですよ。

――だから、僕の商売あがったりになっちゃうからあんまり広めたくない
  んですけど、この本はマジでライター志望者とか、マスコミ希望者は
  必読の書ですよ。

博士 そういうことなのよ。

玉袋 さすが副編集長!!小池イズム!!

――いや、小池イズムを世に知らしめる弟子としてもこの本ぱパイブルで
  すよ。インタビューする側、バックステージの人間こそが読むべき本
  ですね。安っぽいマスコミ希望者のための的なサブカル本じゃ何にも
  分からないとここに断言します。

博士 マスコミ側の人間が読むね。

玉袋 「こきげんよう」には無い。オナバナ(オナニー話)はのサイの
   目は無いから。

――いや、今日は僕の業務上のトップ・シークレットを初めて暴露します
  けど、この本でキッドの2人が自然と取っている会話のスタンスって
  いうのは、僕が10年間かかつて編み出したインタビュー・スタイル
  なんですよ。
  相手よりも下に下に潜って、自分をおとしめて話を聞くっていう。
  自分が下品な話をすれば、相手はそれ以上の下品な話を必ずしてくれ
  るじやないですが?

博士 うん、うん。でも、それはね、違う、惜しい。
   下に行って裏に回って話をしてる時にこういう世界が見えてくる。

――裏かぁ。そっか、裏は考えてなかった。

博士 でもそれは難しい。正直ガード固いですよ。いや、難しいわ。
   そういうテクニックはグレイシーと同じで。
   ちゃんとタクティクスがあるわけ。戦術が。だから、
   この本を読めば、インタビューってこういう風にやるのかって。

――不覚にもね。

博士 実は「インタビュアーの心得」っていうタイトルにしようかとも
   思ったの。

玉袋 最絡選考までね。

博士 それを破られたのは初めて。

玉袋 違うな。

博士 実はマスコミ志望の人が読まなくちゃいけない。
   あとは女の子の道徳の教科書にしようかなって思ってたんだけど。
   これ、あえてオナニーって何にも出してないでしよ?

――オナニーの「オ」の宇も無いですね。

博士 書店で女の子が買う時にレジに行くときに恥ずかしいじゃないか
   と。ここまで気使ってるわけですよ。

――装丁もオシャレですからね。白地で。

博士 女の子が読むべきだと思わない?

――レディース文庫ですよ。

博士 15〜16歳の女の子が男への幻想を持ってる時に男の実像、等身大
   とは何か?っていう。チンコの大きさっていうのは何か?男には大
   きさが2つある。身長とチンコの大きさ。その2こを見ないと実像
   っていうのは見えてこない。

玉袋 心の大きさが見えてこないな。

――そこで心の大きさが見えてくるんだ。

玉袋 見えてくる。ぶらさげたものにはその人の歴史が染みついてるわけ
   だから。チン相っていう中国古来からあるんだけど、性格づけされ
   るんだよね。

博士 今は廃れた学問だけど、それを今、僕らが復興させたのは意味が
   あるね。

玉袋 ドクターコパみてーなもんだ。

――風水でもあるわけだ。

博士 占い本ですよ。あとね、自分の好きな人と最後まで読み終えたら、
   好きな人と結ばれるっていう信仰が読者から来てるの。そういう
   効用があるの。

玉袋 俺たちのパワーが入ってる。

博士 あと、本読めない人でも読めるようにね、漢字はあんまり使って
   ないからさ。

――それも大切な編集心得のひとつ。字も大きいし。スラスラ読めちゃう、
  だからかもしれないですけど、読んだ後にも何回も読んじゃう。
  ケチで言ってるわけじゃないけど、人に貸したくない本。 だから、
  買ってあげちゃう。 プレゼント本に最適。この感動を一人占めする
  のは国民として恥ずかしいもの。
  女の子にとってはレディコミよりも生々しいハードなズリネタにもな
  ること必至。

博士 読者からの声でビックリしたんだけど、
   男の性の妄想が女の性を引き出す効用があるってことを気づかなか
   った。 女性読者の8割ぐらいがそうだから。そこまで予測してな
   かった。

――おそろしい反響ですね。でも、ポクも過去に出版されたキッド本は全
  て読んでる人聞なんですけど、ハッキリ言って、本作が出色の出来。
  最高傑作ですよね。

玉袋 濃縮ジュースが出てる。

博士 いや、かつて、今まで出した本っていうのは無意味だったね。
   これ1冊で兼ねてるもん。余てを。これに向かうために書いてきた
   のかなーって思う。

玉袋 総合力っていったらコレでしよう。

――たけしさんの名著【たけし!】も越えた?

博士 超えてるんじゃない? 殿の本は全部超えてると思うよ。
   ビートたけし論を語るのにこの本を欠かすわけには行かないでしょ?

――はい。この本で直接語られるたけしイズムっていうのは痛烈ですよ。
  特に後半のくだりはドキトキハラハラもん。

博士 あと、女の子にはその子(鈴木その子)の話なんていうのはね。
   テレビでは出ない鈴木その子の秘密が全部あるじゃん。

――ぼくは恋人同士で読んでもらいたい。
  男っていうどうしようもない生き物をどうコントロールして行くべき
  かがよくわかる。

博士 特に女子高生は読むべきだね。



 【少年犯罪の抑止本でもある一冊】


――あと、音楽業界、ロック業界にいて、これは常に思ってるんですけど、
  オナニーとセックスって違うじゃないですか?ボクはオナニーこそが
  ロックだと思うんですよ。セックスもロックンロールなんですけど、
  そこには初期衝動が欠如してるんですよ。

玉袋 セックスを語ってるロックンローラーって安岡力也さんだけだから
   ね(笑)。

博士 あのね、日本はドラッグがないからドラッグ&セックス&ロック
   ンロールじゃないんだよね。それが分かってないから。実はいち
   ばん前、セックスの前にオナニーが必ずあるの。

――その通り!!まさにそうなんですよ。だからこそ、
  赤裸々にオナニーを語ったこの本を読み終えたあとって、
  アルバム一枚聴き終えた感覚と一緒だったんですね。
  しかも、もっと深いところの。

博士 歌詞にこぼれた人生の真実がここにあるよね。
   メロディとかに乗せられない。音楽からこぼれたもので大切なもの
   がここにあるんじゃない?

――それこそが、この本の中で語られる、みうらじゅんさんのチンカス論
  ですね。

博士 そう!!みうらじゅんイズムの最後の言葉が好きでね。
   モテない男はチンカスまで語ってる。でも、カスにこそ面白さがあ
   るんだよっていうね。 カスを知らずして生きてる人たちって言う
   のは面白さが分かってない。

――確かにチンカスまで話ちゃいますね。

博士 うん。そう。だからモテないのよ。

玉袋 そりゃモテない。だけど、モテなくたっていいじゃねー!!

博士 オナニーがある。

――そうだ!!

玉袋 そんな浮かれた、すかした奴のチューの話より、
   こっちはモテなくてもカスの話をしてたいんだよ。

――そんな二人の最近のオナニーは?

博士 昨日、ビデオで。たけしさんに編集してる。表ビデオ。
   女子高生5〜6人の。

――SOD(AVメーカー)とか?

玉袋 それ僕ですね。今朝、マジックミラー号(SODの人気シリーズに
   登場するカスタム・カー)で。乗り込んできました。

――(笑)SODから最近出た「ウブな女のちんちん研究」って見ました?

玉袋 まだそれ見てないねぇ。それ良い?

――良かった。絡みとか一切ないんですけど興奮した。妙な興奮。

玉袋 俺はいつか、この本が売れたら、印税ね、そんなもらう気はない
   んですけど、皆さんに還元するためにはマジックミラー号を買い
   取ろうと思ってるんですよ。

――アハハハハハハハ!(笑)

玉袋 買い取って、常に女の子を乗せておいて、全国を行脚して。
   土地土地のね、これを読んでくれた人のとこに行って、
   童貞なり、セックスのはけ口にしてもらおうと。

博士 印税を受け取ると思ったら大間違いですよ。
   僕らはマジックミラー号を買うためにやってるんです。
   公共の乗り物にしようと思ってるから。24時間テレビでよくやる
   じゃないですか?

――お風呂カーみたいな?

博士 巡回お風呂カーの代わりに、巡回マジックミラー号を。
   オナニーをする少年のために。童貞少年のために。

――全国の童貞読者の諸君!! 浅章キッドのお兄さんたちがやってくれ
  るからね!!  そのためにはこの本を買いましょう。読みましょう。
  友達に片思いの彼女にプレゼントしましょう!!まずはそれからです。

博士 キャバクラでモテるね。女の子にモテるエロ話の極意。
   どこまでがチンで、どこからがカスかっていうのが分かるから。

――ジャッジメントがね。
  でも、二人は分かっていながらもカスまでいくと。

博士 それはオナニーがしたいから。

――真顔でいわれても(笑)。

玉袋 でも、巡回マジックミラー号っていうのは夢があるな〜。
   それは俺が買い取りますよ。うん。印税でね。常に女の子を3人
   ぐらい用意して。

――芸能人は夢を得る商売ですからね。でも、ギャルの人件費がかかり
  そうですけど。

博士 それが還元でしょう。印税成金とかって言われたくないからね。

――オナニー成金とかね(笑)。

玉袋 でも、性犯罪はオナニーでなくなるんですよ。この巡回マジック
   ミラー号で。

博士 オナニーの強要。本番強要じゃなく。

――罰金100万円なしと。お国のため。今のこの病んだ日本の若者を
  救うのは何よりもオナニー。
  そのための一冊。でも、実際、そうなんですよね。
  凶悪な犯罪が起こるたびにもっとオナニーしてればって。加害者で
  あり被害者であるわけですよ。

博士 本のタイトルの「みんな悩んで大きくなった!」ってそういう
   こと。 皆、悩んでるんだよね。若いときの性犯罪者になるん
   じゃないか?って妄想。これは誰しもが行く。

玉袋 学校教育の中に、授業の一環でオナニーもあっていいんじゃない
   かな〜。

――国語、算数、理科、オナニー。

博士 自主学習じゃなく自慰学習。教育の現場に絶対必要だから。

――なくなる、なくなる!!
  欲望っていうのは抑制されるほど増長していくもんだから、オナニー
  っていうのは治療なんですよ。

――そう考えると、軽率にオナニーしてる人っていうのは多いですよね。

博士 残念だね。
   でも、良い本書いたな。100万部ぐらい行きそうな感じがするな。

――オナニー人口はそれ以上ですからね。ユーザーは数えきれないですよ。

博士 そう、そう、そう!!競技人口は多いんだから。

玉袋 しかも、選手寿命長いでしょ?

博士 本当に全員がやってることで、これぐらい語られてないことはない
   ですよ。

玉袋 皆、ズルイよな。

博士 いや、むしろ、そこにチャンスがあったね。

――ビジネスチャンスが。
  隙間産業!!いろんなことを考えさせてくれる一冊。

玉袋 喋ってるうちにアツクなってきた。

博士 じゃあ、皆でオナニーでもしようか。 

 

 

 

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