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投 稿 作 品 【 一 般 の 部 】No.1〜10
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更新:7月29日
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| No.010 |
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「お笑い男の星座2」、オマエも男だ!
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ハチベエ
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序章から番外編までの計8打席、
ピッチャー・浅草キッドはバッターの私を力でねじ伏せた。
かつて水道橋博士は島田紳助のトーク番組に出演した際、
自らの漫才スタイルを
「故意にビーンボールを投げている」と表現していた。
その日はマンザイブームの雄に対して、
芸の話とエロの話(8割これだったが)で五分に対峙していた。
早速、私はビデオ屋で関東高田組と
スチャラカバトルロイヤルの二本を借り、
彼らの本芸を堪能した。
驚愕した。
先述の客へのビーンボールの数々を。
毒舌、言葉遊び、玉袋の馬鹿馬鹿しさ・・・。
それまでは奇怪なタイツを着込んだ二人組の印象しか無かった
私のイメージが(私は浅ヤンを殆ど見ていなかった)、
この日を境に変わった。
私は漫才師として、浅草キッドを認知した。
文頭でピッチャーとバッターの関係に例えたけれど、
今回は緩急織り交ぜた展開と鋭い変化球、
そして胸元えぐるビーンボールが詰まってましたね。
追記すれば、もうもうみんなわかってるとは思うけど、
サクサク読めちゃう文章の巧さでしょう。
例えればコントロールが良いピッチャーかね??
さて昨今の若手がつまんねえ、と嘆いている人は多いと思うが、
それは彼らがバッティングセンターの
ピッチングマシーンのようであるからではないだろうか?
決まった玉数を一定の速度で投げるだけ・・。
針を振り切れないプロなんてプロじゃないです。
貴乃花は稀代の名横綱だとは思うが、
ホントに彼が面白かったのは
(1) 出世街道驀進中の若武者時代
(2) 洗脳狂時代
(3) 般若顔で優勝
(4) 引退相撲、この四つだと断言する。
理由は簡単だ。
貴乃花が他と比べて圧倒的に振り切れてたから。
ターザン山本氏がビートニクラジオに出演した際、
こんなコラムを残していた記憶がある。
「芸人になる為だけに芸人になった人とそうでないビートたけし。
ジャンルの枠を超えて活躍した彼と他の人との違いはそこである」と。
時は移ろい、このコラムの「ビートたけし」の文字を
「浅草キッド」に変えても良いと思う。
そう、「この漫才師は実在する!!」
後年俺達にそう言わしめてほしいと願う。
浅草キッドは本物だと思う。
「本物」とは、人の胸に響くものを持っているかどうか。
人の胸に響く言葉は、
きっと言葉に込められてるその人の魂の大きさだったり、
密度だったり、温度だったり、輝きだったり、その背景なんだと思う。
ひさしぶりに心にずんときた本だった。
「お笑い男の星座2〜私情最強編〜」には
芸人のどうしようもなさが充満している。
もちろん浅草キッド自身もどうしようもない。
どうしようもなくバカだし、
どうしようもなくダメだし、どうしようもなくくだらない。
そこがまたどうしようもなく悲しくてせつないんだけど、
でも、どうしようもなくおかしくて、どうしようもなく笑える。
そして、本に綴られているどうしようもなさには、
浅草キッドの愛が細部にまで満ちている。
浅草キッドの愛するどうしようもなさ、
どうしようもなくかっこよかったっすよ!
| No.008 |
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『お笑い男の星座』2を読んで
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ちょっと太刀魚
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2を読了。
やはり第5章「江頭グラン・ブルー」は、
「浅ヤン」を毎週欠かさず見ていた僕にとって、特別編だった。
まず、手始めに談志師匠だ。
「こちらの焦りなど、どこ吹く風で、
スイ〜ッ、スイ〜ッとアメンボのように知らんぷりで〜」の文章には、
当時の映像が鮮明に思い出されて大いに笑わせていただいた。
これも正真正銘のドキュメントだったんだ。
その他のエピソードについては、あえて実話と証しなくても、
真剣にあのコーナーを見ていた人なら、
演者任せのガチンコだと分っていたし、
それだからこそ、談志師匠のずっこけや、ルーの飛び入り参加なども、
物語のスパイスとしてツーンと効いたのだ。
ただ、エンゾ清水の梨の話は、
このコーナーの終了後、間をおかずにNHKかどこかで、
ダイバーのブラックアウトについての特集番組を思い出し、
背筋が寒くなったのも事実。
とにかく、キッド太陽によって
初めて輝き出す小惑星奇譚(主にジモン)は文句なく面白い。
「河童のカータン」も、こんなに時間差で笑わせてもらえるとは思わなかった。
7月10日の発売日は、そわそわしっぱなしでした。
会社員であるので、仕事が終わらなきゃ買いに行けねえ。
いつでも買うことできるかもしれないが、
前作「お笑い男の星座」で楽しませてもらったからには、
そういうわけにはいかないって。
仕事が終わって本屋に行ったら、本を見つけたうれしさと、
目立った所に置いてない本屋のバカさに、
まだわかってねえのかと少しだけ腹立たしい気持ちになりました。
読み終えると、そんな腹立たしさも吹っ飛びましたけどね。
昭和は遠くになりにけり。
懐古主義と言われようが、あの頃が恋しい。
あの頃に引き戻してくれ、昭和の匂いを嗅がせてくれる
絶滅寸前の稀有な芸人浅草キッドよ、ありがとう。
優れた作品というのは世の中にはたくさん存在する。
映画でも音楽でも小説でも絵画でも
――そう星の数ほど優れた作品は存在する。
その中でこの「お笑い男の星座」は優れた作品のひとつといえるか―?
数限りない満天の夜の輝く星のような作品のひとつだろうか?
もちろんYES!!である。
秀逸な文章能力 題材となる登場人物が読み終えた後に
抜群に愛しくなるストーリー展開
そして蒼くいることを承知で浅草キッドであることを証明するパワー。
これは素晴らしい。この作品は素晴らしい。
表現者と当事者と傍観者 が一体となる
浅草キッドスタイルの第一ステージはこの作品で完成した。
読み終えた人の多くは ヴァイブを感じ
そして百瀬さんを追いつづけるかもしれない・・。
| No.005 |
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もはや活字というレベルを超えている
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吉田 真祐
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数多く出版されているタレント本、その中には
テレビ番組の中ですでに公表した事のあるネタや
地方での営業ネタを掲載しているものが多々とある。
しかしそれらのほとんどは活字にする事で威力やリズムを失い、
タレント自身の能力を、営業や番組出演時と同等のレベルまで出していない。
かの有名な『北野ファンクラブ』や『たけしメモ』でさえそうであった。
いずれも名著であるが、本人の口から発せられる言葉には到底かなわない。
しかしそれが現実だ。。。と、今日まで私は思ってきたのだが
『お笑い男の星座2〜私情最強編〜』によって全てが打ち崩された。
過去数回、私は『変装免許事件』や『江頭とオウム』における
キッドのネタをライブなどを通して直接目にしてきたのだが、
毎回会場はものすごい笑いに包まれていたし、
私もキッドに感嘆していた。
そしてこの時はまだこれらのネタが
本になって出版されるとは思っても見なかった。
なぜなら前作『お笑い男の星座〜芸能私闘編〜』は、
ある種、自伝的なつくりになっていたし、
多少なりとも読者を泣かせる部分があったりもした。
なので、私はおそらく今回もそのような形になるであろうと思っていたのだ。
数週間前、この本が出版されるにあたりHPの方では
『〜私情最強編〜』の詳細が宣伝と共に明らかになっていったのだが、
同時に私の中では今回は読みごたえがないかも
などと一人勘違いにふけっていた。
それはすでに『変装免許事件』や『江頭グラン・ブルー』の内容を
多少なりとも知っていたからであり、
漫才ネタとしての方が面白いだろうと勝手に決めつけていたからだ。
今となればそんな自分が恥ずかしい。
『〜私情最強編〜』を読み終わって、
私はキッドの漫才が見たくなった。
この本によって伝わってきたキッドのリズムが
私を生の漫才へと駆り立てる。
今まさに、私の気分は『浅草キッドの浅草キッド』で
ツービートが舞台に上がるところで
画面が切り替わるのを惜しむ視聴者の一人だ。
読後、全ての読者がキッドの漫才を見る事、
少なくともHPの『漫才ネタ台本』を読む事を強く望む。
それによって初めて『〜私情最強編〜』が
己にとって最強な物へと変貌するであろう。
すなわち、この本はキッドの漫才と表裏をなすものであり、
必要不可欠であるからだ。
朝刊の三面記事の一面で見慣れた名前を見つけたとき、鳥肌が立った。
記事の内容を読む前にもう浅草キッドは解散なのか、
幻の芸人になってしまうのかと愕然とした。
当時看護学生だった私は、
授業中もあの三面記事の文字を思い出し、先生の声は耳に入らなかった。
この感覚って以前にもあったなーと思い出した。
そうだ、高校2年生の夏休みで
書道部の合宿で飛び込んできたビートたけしバイク事故のときだ。
部活の仲間に何度も
「たけし事故にあったんだよね?」と合宿中何度も問いただしていた。
なぜこんなにも自分は他人の一大事に心をかき乱されているのか・・・
疑問に思いながら・・・お笑い男の星座2は、
そんな当時の自分を思い出させてくれる。
笑いと戦っている人々
その生き様を遠くからみつめて大きくなっている自分。
そんな自分を思い出させてくれた。
| No.003 |
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「かっこいいとは、かっこ悪いこと」
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たなか
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いやあ、マジ泣けたっすよ。
3回泣きました今回は!
鈴木その子の章での、「知ってるつもり?!」出演時の秘話。
江頭2:50グラン・ブルー悲話。
変装免許証事件悲話。
どれもこれも
「かっこ悪いとは、かっこいい。
かっこいいとは、かっこ悪い」(前田日明)である。
浅草キッド好きです!花くまゆうさく好きです!
前田日明好きでス!クロスオーバーしてますね、この本でも。
「たけし軍団をリングス・ジャパンに例えるなら、
浅草キッドは高阪剛」の花くま説には、共感を超え、感動したもんですよ。
でもヤマノリは誰? ダンカンか?
田村は爆笑問題になってしまうのか?
整合性がもてないので、これくらいにしときますね。
さて、「お笑い男の星座2」の話しだが、
「パート1」の最後に、師匠たけしがキッドに贈った
「バカ野郎! お前らは誰かを好きになりすぎるんだよ」
のメッセージに対し、省みるところか、過剰さは増すばかりである。
梶原一騎直撃世代の36歳童貞(二人の子持ち)の小生には、
電波がビシビシ伝わってきます。
石原慎太郎のことば、プライドの怪人の言葉、
そして「事実は真実の敵なり」は座右の名になることだろう!
平成の語り部は、
古館でも爆笑問題でもなく間違いなく「浅草キッド」である。
あっ、k-1MAXで優勝した、まさと(おち じゃないよ)をみて
「かっこいいのに、かっこいい」というフレーズが頭をよぎりましたでちゅ。
| No.002 |
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「お笑い男の星座2」へ捧げる駄文
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竹内 浩太郎
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昭和の男達への熱きエール、それがこの本を貫く本質だと思う。
作中の登場人物しかり、そして読み手である私も。
もう語られすぎておもしろみが無いかもしれませんが、
ホントに最近のモノ(プロレス、野球、芸人あまたのetc)が
つまらない、という事実。
そんな世間に対して昭和者イズムを投げかける浅草キッド。
この構図はもはやお二人の永遠のテーマでしょう。
免許証事件の顛末は「いろもん2」と併せて、
より楽しませていただきました。
ダンカンさんと博士のやり取り、
警官と犬岩石、玉ちゃんの酒飲み時間の推移・・・最高です。
写真の載せ方も圧巻。
この事件のお陰でホームページもできた事ですし、
自分の中ではフライデー事件と並ぶ芸能事件史とさせていただきます。
早朝読了。
この全てが欺瞞、偽善、羞恥とい場所に回収させられる世界の中で
これほど「笑い泣きの真実」とは剥き出しで美しくも輝くものなのか。
間違いなく今年度ナンバーワンの書籍
2作目に突入して私は確信している。
ハイカルチャー/サブカルチャーが
水平に存在しているこの状況において
これは一つの新しい文学の誕生だ。
キッドありがとう。
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