読書感想文 『お笑い"書評"の星座』

「芸能界は四角いジャングルか?」510こーじ

 読ませていただきました。お笑い男の星座。
 面白すぎるぞ|能界!。
 この本にでてくるレスラーの素晴らしさがすごい。
  
 芸能界で起こる戦いを、よくもここまで実況してくれました。
 古館さん、いやキッドのお二人!
 見てる(読んでる)こっちがもの凄く煽られています。
  
 特に印象に残ったのは、宮路社長です。 
 本を読んでると、忘れていた社長の顔が浮かんできます。
 あの優しそうな笑顔を思い出し、懐かしく、またさびしくもあります。

 「オマエが犯人やったんか!!」
 素晴らしい姿が、目に浮かびます。
 このとき坂本一生は、どんな顔だったんだろうか?
 
 「ええっ!!」って顔が浮かびます。
   
 男は、本気で生きているから、かっこいいんだ。
 宮路社長、坂本一生。
 笑いつつも、ちょっとかっこいいと思いました。

 キッドのお二人。 
 すてきなほんをありがとう。
 ふたりの勇姿も、ちゃんと見ていきます。
  
 「ガッツさんは、人間だよぉ!!」は、素晴らしい。
 ガッツ石松も、素晴らしい。



「お笑い男の星座」感想文  
大阪府・ひろこ

『お笑い男の星座』、本当に買ってよかったです。
私は今回初めて『本』というものを発売日に買いました。
それも期待大で、です。
だから人に「おもしろい、おもしろい」と言われ観に行った映画が
時として期待しすぎておもしろく感じないように、
「思ってたよりは...」となってしまうのではないか、と少し心配していました。
ましてテレビブロス誌上でもう充分読んでいたので、
手の内は知れている気がしていました。

しかし『お笑い男の星座』を読んで、
そんな心配が実にバカらしいものだったとまざまざと知らされました。
あぁ〜、この読み終わったあとの充実感はなんでしょう?
「気持ちいい」とかそんな簡単なものではなく、
ナントも表現できなく大満足なんです!
 
私は少し浅草キッドをなめていました
。『お笑い男の星座』のこともどこかで
「所詮タレント本の一冊」と思っていたかもしれません。
しかしこの本はそんなジャンル分け関係なく本当にいい本です。
 
「どの章が良かったか」、
はっきり言って甲乙つけがたくそれぞれの章が鬩ぎあっています。
宮路社長の”テレビに映らない”男の生きざまに感動、
島田洋七の芸人人生に感動、
爆笑問題とのガチンコ勝負話に感動、
前田日明のひたすらなカッコよさに感動、
岸部四郎の人並みはずれた厚かましい生命力に感動、
水野晴郎との一連の『ホモ戦争』に感動、
ターザン山本のカッコ悪い言動・恋愛・人生に感動、
そして何よりこんな魑魅魍魎の人々と日夜戦い、
一冊の恐ろしい本にまとめた浅草キッドの熱意に大感動、
大爆笑、大拍手です!
 
そんな中一番を挙げるなら、
やはり『15章 たけしイズム』でしょう。
この章はもう一言一言が凍みました!
浅草キッドにしか書けないたけしさんの姿は、ほんとにほんとにかっこいいです。
 
こんなスゴイ本を書き上げた浅草キッドはこのあとどうするのでしょうか。
第二章も始まりましたが、この本を読んでしまった以上
第二章もこれ以上のものじゃないと私は納得できません。
第二章でも『芸人・浅草キッド』として
さまざまな人々と良い戦いをしてください。
「それが出来なきゃ、男の子じゃない」です!! 




「お笑い男の星座」感想文 
文京区・原(院生)

面白く読ませていただきました。
特に、水野晴夫さんとガッツ石松さんのバトルの章は、
未来ナースで見ていたことであったので、
その舞台裏を知ることができて面白かったです。

ところで、未来ナースはどこまでが作り込まれたもので、
どこからがガチンコ、その場のハプニング、
自分たちも予想もしない展開になった結果なんでしょうか?

昨日の放送では松野さんの不倫をめぐるやり取りがありましたが、
あれって全部ガチンコですか?それはちょっと信じられない気もします
が、世の中本当にいろんな人間がいるということを
自分がまだ知らないだけかもしれません。

自分としては、最近の未来ナースは
出演者全員のサービス精神の結晶であると思っています。
あれって本当なの、やらせなの、って効くのは野暮だと分かっていますが、
あまりに面白かったのでつい効いてしまいました。

男の星座第二弾に期待しております。



私の決意表明   
習志野市・バカ姉妹

発売日が1月22日だということはサイトを見て知っていた。
満を持し、22日に買いに行く。
ところがなんと売切れである。
結局5軒ほどはしごして、なんとか手に入れることができた。
発売日当日だし、すぐに手に入るだろうと思っていたが、
これほどまでに人気があるとは以外ナリ。
などと不埒なことを考えていたが、理由はすぐにわかった。

面白いのである。
読み出すと止まらないほどだ。
なるほどこれでは売り切れも納得である。
洒脱な文章、余韻を残す構成、そしてなにより、
著者の想いと、男達の輝きが共鳴しあい、
一つの美しい星座を形作っているのだ。
なかでも宮路社長の星は、意地と信義という輝きを放ち銀河を彩っている。

もちろん芸能史的にも興味深いエピソードは多い。
水野先生ホモ疑惑の顛末、
岸部四郎氏の意外な一面、ガッツ石松氏の偉大さ。
特に、ガッツ石松氏の野良部活動には大いに興奮させてもらった。

この本は、通俗な暴露本とは無縁に、男を、笑いを追い求めた物語だ。
そう、この「お笑い男の星座」は、焦がれるもの達の物語だ。
男に、笑いに、星に焦がれるもの達の物語だ。
ありきたりな芸能人本などより、はるかに挑発に満ち、
はるかに胸を熱くさせてくれる。
私もこの本が多くの人に読まれる事を願ってやまない。

崇高さも卑俗さも、強さも弱さも。
すべてを飲み干して、それでも歩きつづけて行く。
「迷わず行けよ、行けばわかるさ。」
この熱すぎる物語に、私はそう啓示を受けた。



「お笑い男の星座」感想文
 
茨城県・団地のオジサン

読む前は、もっとふざけた内容を想像していましたが、
読み進むうちに、かなり重厚な男の人生が、書かれている事に気付きました。
ただでさえ濃いキャラクターの人達が、浅草キッドというフィルターを通して、
さらに濃いキャラクターに描かれていて、
この作品は、たんなるタレント本ではなく、硬派なノンフィクション作品である。




この書は、平成の「一番星☆ブルース」なり!
                 
 
調布市・亀清水座

最終章にある師匠たけしさんの
「お前らは誰かを好きになり過ぎるんだよ」って言葉と、
「この商売はなぁ、てめぇが星だと思っていりゃあいいんだよ! 
 どんなに、てめぇが、小っちゃくても星くずだろうが、
 この人にだけは届かせようと一生懸命輝くこったよ」
って言葉がすごく良く、
普通の世界で生きる俺にもエールが送られてるようでじ〜んときた。

とりわけ、「この商売は〜」ってくだりを読んだ途端、
俺は、ふとある映画を思い出し、思わずそのテーマソングを口ずさんでいた。
それは、20年以上前にヒットした栄光のロードムービー!?
「トラック野郎」の主題歌「一番星☆ブルース」である。
当時、昭和の若者たち(おやじ世代)は、
あの映画に笑い、泣き、主題歌に勇気づけられた。
そして、今、俺たちは、浅草キッドがおりなすキッド人生劇場に
笑い、泣き、勇気づけられる。
歴史は繰り返されるのだ。

そう言えば、あの映画の主役は、
菅原文太と愛川欽也の凸凹コンビ(死語?)だったはず。
浅草キッドがだぶってくるのも仕方がない。
今じゃ映画の2人は、めっきり姿を見せなくなったが、
芸能界の星空の中では依然大御所としての輝きを放っている。

我らが浅草キッドは、 これからキッド人生劇場で
俺たちにどんな笑いと輝きを見せてくれるのか楽しみである。




「たけしx + 猪木y = 浅草キッド」
            
 
調布市・森岡春一番26歳

浅草キッドはノーマークでした。
ビートたけし、ダウンタウン、ナインティナインをマークしていました。
上記のお笑い芸人を世の中を測るものさしにしていました。
ビートたけしをものさしにしてみていた媒体のひとつに
T-FMのラジオがありました。

このHPにたどり着いたのはビートニクラジオがきっかけでした。
それまで浅草キッドは焚き付けか賑やかしとしか思ってませんでした。
さにあらず、このラジオで浅草キッドの位置付けが大きく変わりました。
たけしの番組でたけしがいないときの放送の方が楽しみな番組なんて
未だかつてあっただろうか、と思いました。
ビートニクラジオが放送を終了し欲求不満が募るなか、
地上波に浅草キッドを求めました。
TBS「夜のエクスプレス」で浅草キッド欲を満たせようか、いや満たされません。

そこで「お笑い男の星座」購入。
毎章、示唆に富んだ話ばかりが並ぶ。
なかでもミーハー心に惹かれたのが
・和田アキ子VSヨシキ
ヨシキが屈服するシーン。改めて和田アキ子の大きさが窺える。
・VS爆問
博士と太田の因縁を知ることができた。
冷や飯をくってきた芸人太田の強さを知る。
芸人のプライドがぶつかる。
今後の衝突が楽しみでしようがない。ニアミスなんてクソくらえだ。

琴線に触れたのが
・プロレスの章
前田、高田、船木、桜庭
浅草キッドがいなければ
私は一生プロレスを解釈することができなかっただろう。
「最高ですか」という呼びかけに答えるのと
「元気ですか」という呼びかけに答えるのに
どれほどの違いがあるというのだろうか。
意味においては差はあるが行動においては同じである。
そういう発想はまるで持っていなかった。

・たけしの章
「星を見るのが好きだ」
泣けた。

良い本だ。



「お笑い男の星座」によって 
江戸川区 まんぷくドラマー

私はもともとあまりキッドには興味がなかった。
好きでもなく、嫌いでもなく、テレビに出ていても
注目する事はなく、無関心だった。

ブロスの特集をみて「お笑い男の星座」をたまたま読んでみた。
キッドに興味がなかった私がキッドのことを
知りたくなり、今、ここ(ホームページ)に来ている。

もっと早くにキッドのことを知っていれば、
知ろうとしていれば良かったという後悔の念と、
これからのキッドを見つづけられるという
ワクワクするような期待感。

「桜庭和志」によってグレイシ−一族が崩壊したように
「お笑い男の星座」によって私の中の「キッドへの無関心」が
崩壊させられた。

ありがとう、浅草キッド。



「お笑い男の星座」感想文
 
ジャックと豆の木

文章下手なんで簡単な感想ですが、とりあえず面白かったです。
足立区に住んでいるのですが
近くの本屋に「男の星座」なかったんで、目白の本屋まで行きました。
でも、その苦労も吹っ飛ぶ位面白かったです。



「お笑い男の星座」感想文
 
渡辺

読後早々、アッコが「男の星座」に
すんなりと違和感無く入れられてたりとか、
細々としたところで、気が利いてるなと思いました。

この本に出てくる人々は、
なかなか適当な言葉が見付からないのであえて言葉を借りると
根本敬の著書「因果鉄道の夜」で
「しおさいの里」のオヤジが吐いたセリフである
「でもやるんだよ!」がなかなか適当であるような気がします。
窮地に陥ってる自分を認識しつつも、
でもやっちゃう人というのは、悲哀と笑いと不可解な根拠の力強い自信が
微妙に交錯する不思議な魅力を持ちあわせており、
なぜそれでもやっちゃうのか?その自信はどこから来るのか?
その核心に迫りたくて、気が付くと自分が聞き手の浅草キッドの気分で
読み進んでいることに気が付きました。

そんな中でターザン山本の
「人生は所詮ギャグだ!」はたまらなく自分の心を揺さ振られました。
うまく言えないけど、この本はとてもあったかい本だなと思いました。
あと、よく「そういう星に生まれた」っていう言葉があるけれども、
こんなに多くの星に巡り会ってしまう浅草キッドこそぴったりな言葉だと思いました。



「お笑い男の星座」感想文 
てとらぽっと

「浅草キッドの奇跡を呼ぶラジオ」を
暗黒の浪人時代に聞きまくって以来のキッド信者の僕にとって、
「お笑い男の星座」は、はっきり言ってしびれました。

僕がキッドにしびれる理由のひとつがキッドのお笑い、
もしくは人生に対する「不器用さ」です。
キッドは芸能界を決して小器用に立ち回ろうとせず、
常にガチンコで勝負するがゆえに不遇の時代を過ごし、
僕はあれほどの才能がありながら何故と悲嘆にくれた時もありました。

でも、その「不器用さ」が
ターザン山本、水野晴郎、岸部シロー....等の芸能界のサブキャラ群から
素晴らしい魅力を引き出すことができる源になったのだと思います。
「人生は所詮ギャグだ!」
このターザンの叫びを胸に刻んで頑張っていこうと思います。
緊張しちゃってなんだかとりとめのない文章ですみません。
続編本当に期待してます!


「そんな事になってたんですか!!!」  ■ 大阪 明明

私は、ちゃんと発売日に、梅田の紀伊国屋書店で買いました。
でも、そういえば、平積みになってて、残りあと3冊くらいになってました。

一番面白かった章は、やっぱターザンのところ、
私も、ターザン大好きです。
週プロ編集長やったころは、巻頭カラー読んで、
ターザンの”ザッツ・レスラー”を読むのがめっちゃ楽しみでした。
(プロレスの良い勉強になるとおもってました。)

あと、個人的に印象深かった章は、ガッツのところ。
理由は、ガッツさんが、WBCライト級チャンピオンになった時の日
”昭和49年4月11日”が、わたしの誕生日だった事です。
誕生日が来る度、ガッツさんの幻の右を思い出しそうです。

博士さん、玉ちゃん、とっても本オモロでしたよ!


ほんとうにありがとうございました。  ■ 福岡市・にしかわ15画

ブロス連載の復活もさることながら、この本の出版心待ちにしてました。
書店で一緒に買い求めた殿の新刊(余生)を、
拝読させていただきながら、なんとも表現しがたい様々な
思いが込み上げてきました。
(すいません、殿の新刊本の感想文になってしまって・・・)
幹子夫人のまねをする為、1.0だった視力を
無理やり0.3にし、黒ブチめがねを買っておかっぱの
髪を耳にかきあげながら、教室で「離婚会見」を実演していた
「いたいけな少女時代」等々を走馬灯のように、思い出しました。

涙で頬をぬらし、殿への憧れの熱が沸点に達したところに
この、「お笑い男の星座」。

両氏の話術、文章のボキャブラリーの豊富さは、
心得ていたつもりでしたが、やっぱり、「つもり」でした。
小気味の良い、リズムを刻むかのような文体。
「芸能人本」にありがちな、写真の多用がまったくない
「濃縮還元本」。
原液で、グっと一息でいかしていただきました。

タブーといわれている事を、ネタにするには口には出せない
いろいろな障害、面倒事があると思いますが、
「笑われる芸人ではなく、笑わせる芸人浅草キッド」を、
これからも舞台、紙面、そしてテレビで多くの人々に知らしめて
いただきたいと懇願しております。

慶応ボーイのお二人にご多幸あれ!!



「お笑い男の星座」感想文
 
モリタタダシ

「お笑い 男の星座」発売前の週末、高円寺文庫センターの方で
フライングゲットさせていただきました

美文調のキッドの文体には
いつも感服していたクチなのですが
ブロスのような雑誌上で読むよりも
単行本でじっくりというほうが、
実にしっくり来るなぁと痛感した次第であります

そういった理由も併せ 連載時以上に楽しませていただき
寝不足の状態だったのですが 一気に読了させていただきました

以前からおっしゃっておられた
「ナンシー関的視線で芸能界内部」にいるという立場からの
いわゆる「プロレス的」見せ方=書き方で
実に絶妙な虚実皮膜を持った
新たなジャンルのエンタテインメント文学
(と言ってしまってイイと思います)の誕生を感じました

「未来ナース」同様に読み手のスキル次第で
いかようにも受け取れるというのも
ニンともカンともスリリング、でありました



何度でも読める! 
大阪府・るん

大阪市内の書店を探し回って、やっと見つけたこの一冊
「TV bros.」の連載を欠かさず読んでいたので、
「ちょこっと手直ししたくらいかなあ」と思っていたら、
かなり面白くなっていて、新たなエピソードも加わり、
非常に読み応えのあるものになっていました。
連載時のワクワクした気持ちも甦ってきました

帰りの電車で、そして家で、繰り返し読みましたが、
ついつい何度も手にとって読み返してしまいます
まさに「物語に終わりはないの」ですね。

連載も再開されたことですし、
この物語が続くことを心から願っています



「お笑い男の星座」感想文
 
宝塚市 ヨシ

2000年5月1日自宅でPPV観戦していたわたしは、
興奮と感動のあまりに、
人生で二度目の人前(オカンと愛犬)での涙を流してしまった。

「お笑い男の星座」を読んだ今日は、
浅草キッドのお二人にとても嫉妬してます。
2000年を代表する名勝負を最前列で観戦し、
なおかつ猪木さんに握手までしてもらえるなんて。




感動しました 
ミジンコ

それにしても宮路社長に鈴木その子さん、
惜しい人を亡くしたとあらためて思いました。
数々のエピソード、面白おかしく書いてあっても
キッドのその人達に対する愛情や尊敬の念がひしひしと感じられました。
単なる悪質な暴露本やお笑い本ではない感動的な本です。

それと、26歳にして初めて「ロール・スロイス」だと思っていたのが
「ロールス・ロイス」だということがわかりました。勉強になりました。



「お笑い男の星座」販売促進部・佐賀支部長を勝手に襲名!
                 
■ 千葉ロッテの326

たけしさんに
「おまえらは、ほかのヤツを好きになりすぎなんだよ」と深い弟子への愛情と、
あたたかみのある呆れを表した言葉をかけられたときの、
キッドのすごくうれしいけどなんとも照れくさかったであろう様子が、
ひしひしと伝わってきた。
 
この本は、たけしを愛し、たけしに愛された浅草キッドのまさに
「愛された部分」を濃厚かつ簡潔に表現し尽くした、ただ一つの作品である。

僕が購入した書店では、「男の星座」は三冊しか入荷しておらず、
僕が一冊買って10日たった現在も、二冊がひっそりと棚に残ったままだった。
その一方で、北野武「余生」は平積みで大量に入荷し、
立ち読みをしていく人間も多い。
隣には林真理子の新作、「ミスマッチ」がやはり平積みになっていた。
 
しかしこれはミスマッチならぬ「ミスキャスト」だろう。
そう思うやいなや、僕の手は男の星座二冊をミスマッチの上に重ね、
疑似平積み状態を作り上げていた。
偉大なる師匠の横という、
座るべき場所に腰を落ち着けた表紙のキッドの二人が「ありがとう」と、
ほほえんだように見えたのは、気のせいだったのだろうか・・・。



大人になりたい。 ■ ますらおぶり

たけしさんのオールナイトを聞いていた頃を思い出すすばらしい本だった。
あのころの私は大人になりたい
はやくたけしさんとかが楽しんでいる大人の世界に 入りたいと
強く強く念じながらAMラジオの前にたたずんでいた。
そんなわたしも大人という年齢になった。
しかし今、この世の中にあのころのたけしさんのような、
大人に出会う機会がかなり難しくなっていた。
そこにこの男の星座発売。

私はこの世の中に本当の大人、ここでいう星達の生き様を見て、
またこんな大人になりたいと強く思わされた。
それが生きる希望になり、明日への活力になるのである。
個性が大切、とか自分らしさ、とか言ってる輩にはこの本を読めといいたい。
ここまでの生き方こそに本当の個性がああるのだと。
ここまでいかないやつは凡庸であり、タダの人だと。
だから我々は彼らのような星になりたいと願い、生きていくのである。



LET IT BLEED
 
■ 江東区・氷川清話

「お笑い 男の星座」読中読後、
渋谷陽一氏のあるアルバム評での文章を幾度となく思い起こしていた。

そのアルバムとは、ローリングストーンズが69年に発表した
「レット・イット・ブリード」。

曰く、「レット・イット・ブリード」は、
ストーンズの音楽への熱い想いが全篇をおおって確かな手応えを聴く者に与える。

      <<中略>>

ミック・テイラーが参加した初めてのアルバムとしてこれは、
初期のストーンズに顕著にみられた暴力性は
確かな構成力によって抑えられ、過剰な肉付きのない単純さでまとめられている。
 
      <<中略>>

「レット・イット・ブリード」は、ビートルズの「レット・イット・ビー」という
アルバムを想い浮かべなければ一つもおもしろくないタイトル。

       <<中略>>

(題名曲の)”レット・イット・ブリード”で歌われるメッセージは、
もっと徹底してやり抜かねば駄目になる、という事で、
甘えきったラブ・ソングとは訳が違う。

ミック・ジャガーの哀切でソウルフルなヴォーカルは
ロバート・ジョンソンの名曲をとりあげた”むなしき愛/Love in vain”に結実されている。

愛した女が青年のもとから離れてゆく、
青年はプラットホームまで彼女の鞄を持って見送るしかすべがない。
ミックはその喪失感をつき離すように歌う。

ストーンズが、初期から築きあげてきた技巧のすべてが注ぎこまれ
その出来ばえは永遠にみずみずしい。

 (出典「ロック ベスト・アルバム・セレクション」渋谷陽一著 新潮社文庫刊)

他人の文章を借りて自分の感想を述べるなぞ、卑しい限りだが、
いくつかの単語を置き換えるだけで、
確かにそっくりそのまま「お笑い男の星座」の書評に当てはまるのだ。

そして「すべての終りは、すべての始まりなんだよ」という
ターザン山本の強烈な自己肯定の言葉とエピソードにこそ、
この本で紹介されている敗れざる(闘い続ける)者たちの姿が
象徴されているようで、ひときわ印象深く光り渡るのである。

とにかく面白かった。それに尽きる。



ある種の嫉妬さえ感じたわけです。
■ もりふらち

夢や希望に満ち溢れた男の子の多くは、
挫折や妥協を繰り返し経験することで、
いつの日かカッコ悪い大人の男へと成長してしまうものです。
しかし、キッドのお二人は名前があらわすように、
いまだ男の子部分をきちんと持ったまま、
日々の生活を過ごされているのでしょう。

その分の苦労は生半可なものではないと思いますが、
陰ながら応援させていただきますので、
これからもカッコイイお仕事を見せてください。



その1その2/その3その4その5その6その7その8その9その10

 

 

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